「テンペスト・オブ・メイヘム」

Last-modified: 2023-06-18 (日) 23:01:01

Togetterまとめ

◆まとめ◆#1#2#3#4#5#6#7#8#9
◆実況付◆#1#2#3#4#5#6#7#8#9
◆note版(要ニンジャスレイヤープラス購読)◆全セクション#2#3#4#5#6#7#8#9

登場人物


あらすじ

「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」ニンジャスレイヤーはオジギした。メイヘムは一瞬たりとも蛇の目の凝視をそらすことなく、自らもオジギを行った。
「……ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。メイヘムです」KA-DOOOM!黒い稲妻が空を割った。01ノイズの風が荒れ狂い、彼女の白い髪が揺れた。

 

アヴァリスによって邪悪な緑に侵食されるネオサイタマの中にあって、未だその存在を誇示するがごとく聳え立つカスミガセキ・ジグラット。二人の戦士はそこで対峙した。
ニンジャ殺しのニンジャ、ニンジャスレイヤー。『ドクノキバ』の勇士、メイヘム。共に凄まじいカラテを秘めた二人は、真っ向から激突する。

 

激闘の背後では、更にいくつもの戦いが交錯していく。
マルノウチ・スゴイタカイビルに陣取るアヴァリスのもとを訪れるティアマト
陰謀を巡らせ合うダークカラテエンパイアの怪物達の間隙を縫い、決死のハッキングを試みるナンシー・リン
マルノウチ・スゴイタカイビルの地下に眠るギンカクを目指して潜入に挑むコトブキ
恐るべきリアルニンジャ達とその尖兵の激しい妨害に晒されながら、ネオサイタマを救うべく戦い続けるザナドゥ

 

そして、多くの意思がぶつかり合ったその果て。因縁の再会は成る。

 

「……ながき時を経て、オヌシと相まみえる時が来たか」サツバツナイトは呟いた。
「フジキド」赤黒の死神は燃える目を歪め、名を呼んだ。

 

繰り広げられる怒涛の展開、凄絶なるイクサの数々に刮目せよ。


解説

第4部シーズン4の7話。前エピソードのラストから続くニンジャスレイヤーとメイヘムとの闘いを皮切りに、複数の場面が目まぐるしく切り替わる形で進行するエピソードである。
狂気と淫靡に満ちたアヴァリスとティアマトの絡み。リアルニンジャ達の狭間で翻弄されつつも真実に近づいていくナンシー・リン。予期せぬ再会に見舞われるコトブキ。己の意志を貫き渦中に飛び込んでいくザナドゥ。
いくつもの見どころを抱えながら、物語は約6年の時を経てついに描かれた、あの予告の場面へと収束していく。
読者の眼前で乱舞する展開のその先、「騒乱の嵐」の向こうで待ち受ける、誰にも予測できない瞬間をその目で確かめよう。



コメント欄な
  • 東南アジアから来たメイヘム=サンと、南アメリカから来たザナドゥ=サンが、地元のマスラダと一緒に合作でアートを作り、それがネオサイタマを救う話? 国際的かつ、感動的な話な。 -- 2022-10-16 (日) 21:37:33
  • 濃密だった。横槍なしのカラテ真向勝負、マスラダ以外の久しぶりの話し相手にエキサイトするナラク、終始面白すぎる総帥、神話的災害に立ち向かうアートの力、そして因縁の対決と衝撃的決着。満腹です -- 2022-10-16 (日) 21:57:37
  • タイトルのメイヘムの扱いが思ったよりも軽かった。いやまあ、最強説なんて親バカ総帥の妄言で狩人の中でそんなズバ抜けた存在である訳が無い事はメタ的に分かってはいたんだが、エピソードのメインとして扱われないのは意外だった -- 2022-10-17 (月) 12:12:11
  • ぶっちゃけ後ろの2夜くらいは「あ、そういやメイヘムと戦ったんだった」ってレベルというか、もういっそこの2夜だけでも別話扱いでいいのではという程の激熱展開が待っていた訳だが……おお、ゴウランガ! -- 2022-10-17 (月) 13:14:14
  • 扱い軽いかな?9セクション中5セクションかけて戦ったなら半分はメインと言っていいのでは? -- 2022-10-17 (月) 22:29:18
  • エピソード前半のメインはメイヘムだったけど、エピソード全体で見るとメイン扱いだったとは言えないと思う -- 2022-10-17 (月) 23:00:38
  • ↑2順番回って来る前にトラブルで退場した人たちよりはマシだが、ちゃんと順番回って来たこれまでの狩人と比べたらエピソード内の扱い軽いと言って良くね?マークスリーサロウは勿論の事ベルゼブブも直接の登場は遅め目だったがセクションの殆どに蠅討伐が絡んでたし -- 2022-10-17 (月) 23:59:19
  • メイヘム=サンが前半にしか絡んでいないのは間違いないから他の狩人と比べると実際不遇な。ザナドゥ=サンの絵の具にされたみたいなものだしな -- 2022-10-18 (火) 01:30:45
  • おお!ゴウランガ!ゴウランガ! -- 2022-10-18 (火) 17:34:11
  • カリュドーン編で今のところ個人的には一番面白いエピソード。メイヘム=サンとアイアンコブラ=サンの、ある意味暴力で解決するのが一番メソッドの思想も、策略を弄する他のリアルニンジャ達とは一線を画していて逆に新鮮だった。メイヘム=サン、師弟愛と抜け殻に包まれてあれ! -- 2022-10-18 (火) 19:19:28
  • 突然のキュンデスに腹筋が爆発四散。令嬢たちの中にドラゴン・カラテの配信を録画してるマニアがいなかったのが敗因な -- 2022-10-18 (火) 21:20:31
  • 「わからせてくれる!」のパワたるや -- 2022-10-20 (木) 14:59:49
  • ツヨイ・スリケンをヘルタツマキするナラクはヤバイ、そして迎撃と回避に加えてスパルタカス=サンめいたスリケン踏みジャンプをこなすフジキドも十分スゴイ。 -- 2022-10-20 (木) 19:03:12
  • なんで旧時代b級アクションVHSでコブラカラテの対策できちゃうんですかね…コブラカラテがモータルの表社会に漏れてるってことだが、アイアンコブラ=サンやコブラ・ニンジャクランの情報リテラシーがガバガバなのか? -- 2022-10-21 (金) 07:57:55
  • 実際多くのニンジャ輩出したクランってことはそれだけ漏れる余地あるって事でもあるんじゃない?あるいはミームとして強すぎた結果統制効かなくなってるとか -- 2023-01-23 (月) 03:43:22
  • マスラダの分析力と理解力が高すぎてモータル向けに脚色されたフィクションから実践的知識を予習できたのは例外的な状況過ぎて…コトブキがビデオ収集してるのも含めて -- 2023-04-18 (火) 22:34:03
  • 濃厚だった…!コトブキからのインストラクションはマスラダのカラテの特徴の一つだけど、今回フィクションの悪影響で情報戦を制したのもそれと同じ文脈で、要はモータルの創造性によってイモータルの不変性に打ち勝つって事なんでしょうなー -- 2023-05-01 (月) 22:28:48