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添付◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ツキヨシ】 ◆殺◆
登場エピソード 
「ここで失態なら、全員クビでオナタカミ社員にすげ替えられる！その時……我々のネコネコカワイイは死ぬ！何としても回避する！我々はオムラだ！」
人物
- 元オムラ・メディテック社のネコネコカワイイ開発チームの主任。オムラが解体されて同社がオナタカミ社に吸収された後も、ネコネコカワイイの制御チームの主任を務める。
- 「どこか陰のある四十絡みのエンジニア・サラリマン」と描写されるが、高い決断力と指揮力、テックへの信奉、何よりも「私の忠誠心は永遠にオムラだ」と断言する不屈のシャチク・マインドにより、会社亡き後もチームを一つにまとめ続けた実際優秀な主任である。
- 47歳児の社長には「破壊力に関係しない」と発展の道を絶たれてしまったネコネコカワイイだが、ツキヨシ主任は彼女たちもまたオムラらしいテックの結晶であると考えていた。
「小さいでしょう。私はオムラを愛している」主任は言った。「巨大なピストンの駆動。ジェネレーターの唸り。そして破壊力。それら全てを。そして彼女らは、極限まで圧縮された超高密度のテックなのです。密度で言えば原子力空母にも負けないテックと愛社精神が籠っています。つまり強いのです」
――「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」#3より。強調は引用者による
- ……彼らネコネコカワイイ制御チームもまた、モーター理念の熱狂的な信奉者と言えるのかもしれない。主任曰く「力のコンセプトが違う」だけで。
ストーリー中での活躍
- 「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」において、ネコネコカワイイの大規模ライブの最中、ナンシーと喧嘩別れしたユンコと偶然出会う。
- オムラ・メディテックの社章に興味を示したユンコを、大規模ライブに備えた重労働で疲れ果てていた主任はつい、本来はプレスも立入禁止の制御室に招待してしまう。
- 上述の「カワイイは強い」発言は、ネコネコカワイイの予備機体を見て思わずマイコ回路をときめかせたユンコに対して、誇らしげに語ったもの。
- イッキ・ウチコワシの乱入による暴動とネコネコカワイイのハッキングにも動揺せず即座に対応を指示し、自らはネコネコカワイイを直接再起動すべく、ニンジャや暴徒の待つステージ上へと先陣を切って飛び出していった。
- 冒頭の台詞は、その時チームメンバーに飛ばした檄である。
- 「「「オムラ！！」」」の掛け声の元、社歌を斉唱しながら必死で事態に対処する制御チーム達を、過去の亡霊に縋る狂人と言うこともできるだろう。だが少なくとも、「あんな、リップシンクで、紛い物で、言いなりの人形とは違う」とオイランドロイドに扮する作戦を拒絶したユンコの心は、確かに動かされた。
- オムラ・メディテックの起死回生の策となるはずだったモーターカワイイの事も知っており、うっかりユンコが漏らした父の名前や
バレバレ特徴的な欺瞞プロトコル等から彼女の正体を察し、「我々のやってきた事は無駄ではなかった！何ひとつも！」と感極まった。 - ユンコと高速垂直リフト射出された我らが殺戮者によってウチコワシニンジャが排除された後、破壊された予備機体の代役を務めることを自ら申し出たユンコと共にライブを再開し、暴動を沈静化させることに成功した。
- 全てが終わった後、「自分たちは既に多くのものをモーターユンコから貰った」と奥ゆかしく語り、ユンコ達を最敬礼で送り出した。
- 「モーターカワイイ」ではなく、一人の人間・ユンコとして接し、敬意を表したのである。マグロとは違うのだよマグロとは！
- また、いつか整備などに困る事があれば、いつでもコンタクトを取ってほしいとも告げている。
- 「ニンジャスレイヤー：ネヴァーダイズ」にて再登場。ツキジ・ダンジョンに逃れた彼ら制御チームはユンコのボディを完璧にメンテナンスし、更には可能な限り元のボディを覆う形に設計したアーマー・ドレスをも作り上げ、最終決戦に多大な貢献を果たした。
一言コメント
- 冷静に聞けば台詞の端々に狂気が感じられるのだが、その事に全く嫌悪感を感じさせないのはその生き様ゆえか -- 2014-03-28 (金) 09:29:59
- 誰かを傷つけない狂気はただの粋狂や酔狂だから。我々重篤ヘッズみたいなもんでしょう -- 2014-03-29 (土) 13:44:32
- リーじゃないアラキ先生も「弱さや狂気を他人への攻撃に変える人がコワイ」と言ってましたねー -- 2014-03-29 (土) 14:52:01
- モーターカワイイに連なるテックと先人のみならず、ユンコちゃんの人格へ敬意を表し感謝する姿勢は実際奥ゆかしい -- 2014-04-09 (水) 12:43:32
- 何かを攻撃し破壊することは対象をよく知らなくてもできるが、何かを構築し創造することは対象にまつわる様々な要素を知悉しないとうまくいかない。だから往々にして破壊者は愚かに見え、ツキヨシ＝サンのような「作る狂気」は奥ゆかしく見えるのだろう -- 2014-04-10 (木) 21:17:26
- ↑イヒヒーッ！それはつまり我々の活動もズンビーとニンジャソウルの深淵に挑む奥ゆかしい研究と評価されていると、そう受け取って構わんわけだネェ？ -- 2014-06-11 (水) 14:11:01
- ↑その発言は君の私情が多分に含まれている故、採用しないねェ -- 2014-06-11 (水) 14:49:10
- シマナガシといいこの人といい、３部に入ってから単なる被害者とも加害者とも違う、自らの道を強い意志で歩むタイプのキャラが増えてきた気もするな。おいしい展開だ -- 2014-06-11 (水) 15:03:58
- この人も髪型は攻撃的なバーコードヘアなんだろうか？ -- 2014-09-01 (月) 23:23:16
- ↑バーコードヘアはテックとファッションの融合。つまりサイバーゴスファッションであり中年の身体の一部の砂漠化をごまかしているわけじゃない。いいね？ -- 2014-11-14 (金) 16:59:41
- ↑アッハゲ -- 2015-03-08 (日) 10:02:41
- ↑3オムラは経営は創業者一族だけど技術者はそうとは限らないので違う可能性もあるのでは？ -- 2015-03-08 (日) 15:17:52
- ↑6 一番ニンジャ真実に近づいてる点リー先生も間違いなく評価されるべき。バイオ方面かテック方面かという違いはあれど極めることは素晴らしいっ -- 2015-03-10 (火) 09:43:51
- 彼らは数多の歯車が噛み合い途方もない力を生み出すモーターを作り上げようとしてるんだなぁ。かつて彼らに稲妻を授けたニンジャの意図から逸脱し始めてるのかもしれない。 -- 2015-07-14 (火) 18:32:45
- 「テックと愛社精神が宿ってるから強い」というモーター理念のコペルニクス的転回。オムラのテックと父の愛がたっぷり詰まったユンコはまさに究極の理想形と言えよう -- 2015-07-19 (日) 09:16:13
- 自分の仕事に誇りが持てるって良いことだと思う。オームーラ！オームーラ！オームーラ！ -- 2015-08-24 (月) 05:12:00
- 客観的に見れば割に合わない事に命を賭けてるが、そこに至った人間はそれはそれで愛おしい事だなー -- 2016-03-30 (水) 23:39:44
- 「力のコンセプトが違う」の部分が何故か一瞬「バカのコンセプトが違う」に見えアバーッ！ -- 2016-03-31 (木) 00:25:10
- やっぱりこの人もオムラだった -- 2016-10-10 (月) 22:10:56
- カワイイは正義と、古事記にもそう書かれている -- 2016-12-28 (水) 19:35:51
- 結局テクノロジーの向かう先は無軌道な巨大化か突き詰めた小型化な -- 2018-06-01 (金) 07:11:02
- ↑4だいたい合ってるような気がすることですね「バカのコンセプト」 -- 2018-09-16 (日) 16:17:44
- この人には長生きしてほしいと思う。この人が死んだらユンコも・・・・以下略 -- 2018-09-16 (日) 16:47:13
