モーターカワイイ

登場エピソード

• 「レプリカ・ミッシング・リンク」
• 「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」
• 「スルー・ザ・ゴールデン・レーン」

「私は無慈悲です」

機体概要

• オムラ・インダストリの子会社であるオムラ・メディテックが、傾いた経営を打開すべく開発した暗殺用オイランドロイド。ヘッズ間の愛称はモーターオモチ。
  • 「戦闘オイランドロイドナンデ？」と思うヘッズもいるかもしれないが、「マーメイド・フロム・ブラックウォーター」を一読いただければその疑問も氷解するであろう。
     
• 開発の背景には、
  • ピグマリオン・コシモト兄弟カンパニーとの提携を本社の一存という名の脳筋思考で勝手に打ち切られ、主力製品になり得たネコネコカワイイとその発展系の新型ドロイド開発の道を閉ざされた
  • 以前から進めてきた「記憶の機械への移行による不死」技術研究のために研究費を突っ込みすぎた上に、義体へのニューロチップ移植技術が確立できず株価が急下落し、メディテックの存立自体が危うくなった

• という二つの事情がある。
   
• モータードクロ開発チームから研究員を招聘するなど、モーター理念に則って制作することでとりあえずオムラ本社から予算を取る腹づもりだったようだが、モーティマー社長に「火力に関係ない」という理由で激怒され、商品化は却下となった。
• もっとも同じ頃にオムラ本社の命運が尽きたため、ちゃんと予算を貰えても量産化は間に合ったかどうか……。
   
• 本編では、プレゼン用か性能実証試験用に作られたと思しき通常型が2機、スペシャルなカスタマイズを施された超高性能型1機の合計3機が登場している。

スペック・武装

• 見た目は通常の美しいオイランであるが、オモチシリコンの下には強化カーボンボディが隠れている。
• オイランとしての挙動を制御するマイコ回路の他、モーターシリーズのAIであるモーター回路を戦闘用AIとして搭載しており、モーター回路起動後の戦闘力はモーターシリーズのそれ。テックカラテの能力もカラテ十段のブラックベルトに相当する。
• なお、判断力や認識力はポンコツより上であり、ボディーガードとしての任務を的確に実行できる程度には性能が高い。
   
• もちろんモーターシリーズのお約束として「全身之火器塊」。全力展開モードの「ゼンメツ・アクション・モード」もモータードクロから継承している。
• 通常型は両腕に暴徒鎮圧用小型アサルトライフル（両脛に予備弾倉と再装填機構を搭載）を、両ふくらはぎに超小型ミサイルポッドを搭載。
  • カスタム型は左腕のライフルが超小型ZAPライフルに置き換えられている。
     
• オイランドロイドとして潜入し、隙を見て内蔵火器で抹殺、ニンジャはゼンメツモードで何とかする……というプランだったのだろうか。

試作機

• いずれもオムラ製戦闘用オイランドロイド試作機であり、第3部時点では廃棄処分されている。

モーターカワイイMk-0ヘヴィファイア型

• 通常型と同様前腕部に内蔵型マシンガンを、両脚に極小ミサイルポッドを搭載している。
• ヘヴィファイア型プロト・モーターカワイイとも呼ばれており、本機の武装が通常型に採用されたとみられる。

モーターカワイイMk-0タント＝アサシン型

• ほとんど裸同然の姿。腕に鋭利な隠し刃を何本も搭載している。
• こちらの武装は非採用となったのはモーター理念に則っていないという判断か。

ストーリー中での活躍

一言コメント