SCP-ONJ/邪神アッカシ

Last-modified: 2018-02-17 (土) 10:45:40

SCP-182-ONJ 邪神アッカシ

 

Object Class: Euclid Keter

 

画像:SCP-182-ONJと思われていた個体
画像:SCP-182-ONJ

 

取扱方:

SCP-182-ONJの出現が確認された場合、干渉を受けた観測者はすぐさまSCP-182-ONJの勧誘に則り電脳エリア-KCへの課金を行ってください。 代案を提示し、勧誘を断固として拒否してください。SCP-182-ONJが提示する条件は一般的に他の手法によって代替が可能であるか、そもそも必要ではありません。
SCP-182-ONJは事態の解決、或いは提示した条件の承諾を受けるとその場から消滅します。観測者はそれまでに確保、収容を行ってください。
電脳エリア-Jにおいて『足りない』という言葉を発する場合、SCP-182-ONJの干渉を防ぐ為、その解決策も発言前に準備してください。

概要:

SCP-182-ONJは、電脳エリア-KCに在籍するエージェント・■■に酷似した外見を持つ、人型女性生命体です。
SCP-182-ONJは、電脳エリア-Jにおいて物資などの不足や、不足に対する危機感を抱いている人物の前に現れ、鶯色の瞳で淡々と見つめてきます。その際、対象となった人物の脳内には『課金』に対する警戒が緩和し、予定外の出費を無意識下で行います。
SCP-182-ONJのその特性は精神汚染ミームによる物と考えられ、事前に対処法を熟知している必要があります。もしも対処法を知らない人物が影響下に置かれている状況を目撃した場合、周囲の観測者はすぐさま代案を提示するべきです。
SCP-182-ONJは現在、財団が保有する■■工廠に収容されています。 SCP-182-ONJは如何なる警備、収用法にも関わらず工廠を脱出、頻繁に電脳エリア-Jに来訪しています。駐在する職員はSCP-182-ONJの到来に常時注意して下さい。

実験記録:

  • 実験1
    発言者:Dクラス職員
    発言内容:「燃料が足りない」
    実験結果:発言後13秒でSCP-182-ONJが出現。300円以上の課金を強要した。
     
  • 実験2
    発言者:Dクラス職員
    発言内容:「ネジが足りない」
    実験結果:発言後21秒でSCP-182-ONJが出現。300円以上の課金を強要した。
     
  • 実験3
    発言者:Dクラス職員
    発言内容:「保有枠が足りない」
    実験結果:発言後7秒でSCP-182-ONJが出現。1000円以上の課金を強要した。
     
  • 実験4
    発言者:SCP-046-ONJ感染者
    発言内容:「大型やろう」
    実験結果:発言後19秒でSCP-182-ONJが出現。30000円の課金を強要した。
    ――『足りない』以外の言葉でも来るんだな、こいつ。 ■■博士
     
  • 実験5
    発言者:■■博士
    発言内容:「牛丼でも食べに行くか」
    実験結果:発言後2秒でSCP-182-ONJが出現。[編集済]へ行くよう強要した。
    ――マーケティングもばっちりかよ。 ■■博士
     
  • 実験6
    発言者:SCP-232-ONJ
    発言内容:「指輪が足りない」
    実験結果:出現せず。

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