イクスブラウ

Last-modified: 2022-03-31 (木) 01:31:59

フロムソフトウェアが制作したロボットアクションゲーム『Another Century's Episode 3 THE FINAL』に登場するゲームオリジナルの主役機。

オリジナルキャラクターデザインはペルソナシリーズでお馴染みの副島成記が担当した。

 

パイロット

  • バレル=オーランド
    SP:幸運, 1, 集中, 5, ひらめき, 12, 熱血, 21, 感応, 26, 魂, 37
  • フェイ=ロシュナンテ
    SP:偵察, 1, 応援, 10, 必中, 18, 信頼, 25, 激励, 35, 愛, 45

アップグレード

イクスブラウ

イクスブラウ(換装追加)

運用

イクスブラウ

初期型。空飛べる以外はごく普通のリアルロボット、と見せて

①唯一シールドを持つのでパイロット側の高いS防御を活用できる
②ミサイルの弾数が2つ多い、
③スティールワイヤーの引き寄せからの連携により実質射程3まで剣攻撃を届かせられる

と、この形態にしかないメリットもあるので、他の形態が解放されてからも充分出番はある。
ただし最大火力の低さは如何ともしがたいので、対雑魚戦が中心になる。
前線にたって反撃削り戦法をする際の継戦力こそが最大の強み。
あと、切り払われるとスティールワイヤーが使えなくなるのにもご用心。
まれに低レベルの切り払い持ち雑魚がいたりするので、敵の所持技能は一応チェックしておこう。
強化する際は運動性を上げるのが最上。SPでカバーできない移動力や射程を補うのも手。

 

メインパイロットはバレル=オーランド。
LV1でいきなり幸運が使える。
それ以外にも集中ひらめき熱血3点セットをきっちり揃えて、感応と魂という強力なものも習得する。
ステータスもフェイのサポートを反映させたのか、技量が並以外全体的に高い。
切り払いもLv5、S防御は8まで育ち、バンプレオリ枠としては充分なリアル系エースである。

サポートパイロットのフェイ=ロシュナンテはサポート系のSP要員として、応援・信頼・必中・激励を使っていこう。
ただしフェイの必中を除けば「戦闘用はバレル、サポート用はフェイ」とSPの分担がはっきりと分かれている事が、本機にとっては弱点にもなっている。
SP負担を分け合う事ができないので、SP方面での継戦能力は低くなってしまっている。
できればフェイにはリアル系としてバレルの持たない加速や突撃をフォローして欲しかったのだが。

 

アップグレード後に様々な換装形態が解禁され、本領を発揮できる。
以下は各形態の使用感。

 

イクスブラウform-B

格闘戦形態。ただし、マシンガン、ミサイル等の遠距離武装も
威力や弾数が低下したものの健在で、遠距離にもきっちり対応可能。
さりげなくHPも4200と微増しているが、まあ誤差の範囲。
決してイメージほど破壊力が飛びぬけているわけではなく、最大2100とほどほど。
むしろそれが20という良燃費で使えることが売り。
射程3で飛ばせる斬撃波と組み合わせ、運動性・シールド等のぶん低下した生存性を
向上した移動後火力でカバーしにいく、通常形態と同じような運用が良いだろう。
2回行動が可能になった際は、切り込みからマップ兵器ツーハンデッドストームを狙うのもアリ。
(射程が2しかないので2回行動可能になるまでは使い勝手が悪い)
……もっとも、2回行動を可能にする強化パーツは非常に貴重な物なので、持たせる余裕があるかは微妙ではあるが。

強化する際は運動性が5下がった分底上げするか、移動力を増やして移動後攻撃を使いやすくするのがいい。

 

イクスブラウform-G

強襲用。素の打たれ強さ最低ながら、運動性は全形態で最高。移動力も唯一5。
また、気力110という制限ながら対ビーム用フィールドLv2も持っているのでモビルスーツ等には殊更強い。
また、武装に関してもSR-99という狙撃銃にライフルを持ち替え、これを高出力モードで使うと
弾数が一度に2発減るが威力1900、射程5となかなかに強力。
更に近接に関しても、気力110必要ながら2300と、イクスブラウの武装の中で4番目に強力(格闘技では最強)な
攻撃手段であるプラズマコーティングモードが使える。
総合的には遠近で高めの火力を持ち、対雑魚、対強敵共に活用できるユニット。
迷ったらコレかform-Tを選択すればほぼ間違いない。原作再現
強化する際は当たったらほぼアウトという欠陥を、より運動性を上げるかアーマー系パーツで守りを上げるかしてカバーする、
あるいはマガジン系を装備させてライフルとミサイルだけで勝負するのもいいだろう。

 

イクスブラウform-H

重装砲撃戦機体。武装を山ほど積んでいて、HP、装甲も最大であるが、
お察しのとおり運動性最低で、ついに格闘武装もなくなり、生存性は
無印イクスブラウと比べると泣けてくるレベル。ただ、移動力は4をキープしているし、
空中移動も健在なので、ガンダムヘビーアームズ等の砲台ユニットと比べて取り回しは悪くない。
射程4以上をキープし、ミサイルやペネトレイトキャノンで狙い撃ちしていくべし。

そしてこの機体の本当の最大の売りは最強武装ハイブリッドオープン。
射程3とちょっと短いのが残念だが、M扇L3となかなか広範囲に巻き込める。威力も2400と申し分ない。
バレルが幸運持ち、フェイが応援(努力)持ちのため、一挙に経験値と資金の荒稼ぎを行うチャンスだ。
斉属性のため、一発で全武装の弾数が半減するが、フリーダムのフルバーストと違いENをまったく
消費しないので、全部撃ち尽くしてもEN制のペネトレイトキャノンは使用不能にならないという長所がある。
強化する際は運動性や耐久を少々底上げしても苦しいので、いっその事武装をより活用するため、射程延長や弾数増加に割り切った方がいいだろう。

 

イクスブラウform-T

原作では最後に解放される対エース用最強形態。といってもエクサランスみたいな完全上位互換というわけでもない。
運動性はGに負けるし、継戦力もノーマルやHに負ける。
肝心なのはトータルバランスと最大の攻撃力。
運動性120による無双運用を基本にし、最大の特徴であるビット系武装を強敵に活用すべし。

注意点は最大の単発火力(2500)を誇るセイバーダンスレーザーが2-3と若干使いにくい射程をしていること。
200威力が下がるものの、射程1-5のディスパーションセイバーのほうが多用されるだろう。
強化する際は高性能レーダーをつけるとセイバーダンスレーザーが使いやすくなる。
あと、最大弾数増加もあるといいかもしれないが、補給装置や母艦でカバーできる範囲なので、結局運動性の強化が最優先か。
ちなみに良い意味で原作再現されなかったので、原作よりセイバーダンスレーザーが気軽に撃てる*1

 

逆にクロスモードでは近距離・遠距離両方の武器にも援護対応が可能という事で、セイバーダンスレーザーの独特な射程がむしろ有用となっている。

 

総合

最初から前線でバリバリ戦え、対強雑魚、対中ボス、マップ屋など様々な使い方の試せる優秀なユニット。
継戦力もおおむね高くそつがない。
ただ、バンプレオリ枠だけ見てもアシュクリーフヒュッケバイン、換装機で見てもエクサランス()その他といった、
高い火力や特徴的な点を持つリアル系・グレー系がゴロゴロいるので、その中ではやや小さくまとまりすぎてる感もある。
一点突破型に対して汎用性を高めた代償だろうか。地味と言わないであげて。
ただ、汎用性特化型の換装という事は他の機体の足りない要素を穴埋めできるという特徴でもある。
とりあえず出撃予定の他機体と別の性能の形態に換装すれば、間違いなく確実に仕事をこなしてくれる。

パーツ

スロットは2。
各形態で欲しいパーツが変わるので、運用欄参照。
ただどの形態でも困ったら基本的に運動性を強化しておけば間違いはない。
通常形態、B、Hの三形態ではスクリューモジュールも選択肢に入る。ちなみにGとTでも使えなくはないが、そちらは相性的に微妙なので他機に水中戦を任せた方がいい。

備考

  • ロボダンとも原作とも関係ない話になるので詳細は記載しないが、何故か原作の主題歌だけはとある界隈の間で有名なゲームである。

*1 原作では撃墜されてセイバーが減ってしまった場合、それが一基だけだったとしても使用不可になる。