イングラム1号機

Last-modified: 2021-02-25 (木) 03:10:14

98式AV、通称イングラム。全高8.02メートル、重量6.02トン。
動力SCB、駆動系にSCLMを採用。
37ミリリボルバーカノン、スタンスティック等のオプション装備を自在に扱う器用さと、抜群の運動性能を誇る。
見る者に与える心理的影響までも考慮して設計された、警察用パトロールレイバーである。

 

パイロット

  • 泉野明
    SP:努力, 1, 集中, 1, ひらめき, 4, ド根性, 7, 決意, 24, 勇気, 32
  • 篠原遊馬
    SP:挑発, 1, 信頼, 4, 熱血, 8, 助言, 10, 激励, 15, 再動, 40

アップグレード

イングラム1号機

イングラム1号機(リアクティブアーマー)

運用

運動性はサイズ込みでそこそこだが、紙装甲で火力も低い。
シールドと切り払いはあるが、前者は小型なので軽減値が小さく、どちらの技能もあまり高くまでは伸びない。
パイロットの能力も並なので、そのままだと非常に使いにくい。

 

利点としてはまず装備スロットの多さがある。
4つのスロットがあり、V-upユニット(W)を一つ装備するだけでも、火力が大幅に改善される。
パイロットが強力なガンダムスコープドッグと比べると、それでもなお力不足だが、武装面でまた異なる活躍ができる。
状態異常系の武装がかなり充実しており、V-upユニット(W)込みだと並のユニットと同程度の火力になるため失敗のリスクが小さい。
威力0だが先属性付きの攻撃不能武器、同じく威力0だが射程3で永属性の撹乱武器、近接用のS・縛武器とそれぞれ燃費も良好で雑魚相手にはめっぽう強い。
2Pの射撃武器もあるので、威力さえ補ってやれば武装面はそう悪くない。

 

もうひとつの利点としては、SPの高さがあげられる。
初期値は並だが、レベルアップ時の上昇率が高いため、後半になるにつれ使い勝手がよくなる。
熱血は遊馬側でも使えるため、集中をかけっぱなしにする余裕も生まれる。
ボスを相手にするには無駄が多いので、基本的にはHPの高い雑魚を縛ったり、集中をかけて敵陣に突っ込み、かき回すのが主になる。

挑発とひらめきを分担してもっているため、雑魚掃除のあとはボスの囮役として用いるとよい。
二人乗りなのでひとみのペンダントを持たせてもそれなりに効果を実感しやすい。
決意や勇気で多少の火力は補えるため、攻撃に参加する事も可能である。

 

アップグレードすると追加装甲を得る。
運動性が下がるかわり、装甲が上がるがそれでも低い。
撃墜されても通常形態に戻る事ができるため、むしろ保険的な役割のほうが大きいだろう。
ただ、武装も変わらないので、充分に回避を高められるのであれば急いでアップグレードする必要はない。

パーツ

最低ひとつ以上のV-upユニット(W)、あるいはW-upユニットが欲しい。
街・ビルに適応があり、射撃武器に関しては影響がないものの、状態異常系が空の敵に当たらないのは厳しいためミノフスキークラフトかアダプター系も必須。
残りは運動性や武器攻撃力をさらに強化するか、ひとみのペンダントを。
射程アップや弾数アップは状態異常系に恩恵が小さく、これがなければやはり他の4スロット機に劣るので優先度は低い。

備考

  • 設定上、性能がかなり低い機体だったのだがスパロボには参戦済である。
    • 実際に参戦したスパロボOEでは、ロボダンのイングラムと同じく単機では火力が非常に低く*1、性能もそこまで高くないという原作再現……だったのだがこれでもかというほど*2デバフを叩き込む攻撃であるワイヤー捕縛攻撃が入る度に一定確率で脱力が涙目になるほど気力をがっつり減少させる特殊能力のパトランプで機体性能の低さを全て帳消しに出来るほどの凄まじい機体だった。

*1 中盤で2号機及び零式との合体攻撃が追加されるので改善される
*2 命中時にイングラムに対して反撃不可を付与しながら1ターンの間攻撃、命中、回避を大幅に低下させる