円谷プロ創立十周年記念番組『ファイヤーマン』から参戦。
「怪獣特撮番組の原点に還る」というコンセプトで制作されたが、人気は伸び悩んで30話で打ち切りとなった。
ウルトラマンタロウやジャンボーグAと同じ1973年に放映。
パイロット
- 岬大介
SP:忍耐, 1, 激闘, 11, 復活, 18, 必中, 25, 熱血, 30, ひらめき, 39
アップグレード
ファイヤーマン
↓
ファイヤーマン(ファイヤーダッシュ)
運用
大型双胴戦闘機マリンゴンで出撃し、撃墜・脱出後は等身大ユニットへ。
そしてマグマエネルギーを力の源とする超人ファイヤーマンに変身するという、いわゆるウルトラマン系ギミックのユニット。
時間制限が付くのも同じで、3ターン後に変身解除される。
ただしウルトラマンと異なり、地上マップでも宇宙マップでも変わらずターン制限が付く。*1
そのため変身のタイミングはしっかりと見極めて行う必要があるので注意しよう。
変身後のファイヤーマンは空適応のみBだが他は全てA。
空中移動はもちろん水中移動も可能という、この手のユニットでは珍しく水中戦にも対応している万能グレー系ユニット。
『ファイヤーマン』の名前通り火属性武器が多いが、殆どの地形適応はAAAAなので問題なく使用可能。
ただし最強武器のファイヤーフラッシュ以外射程1-3と短く、遠距離戦はやや不得手。
準最強武器のファイヤースパークと威力0のファイヤーストップはS属性を持ち、一応縛り屋としての役割も持てる。
とはいえ技量値は並みなのでザコはともかくボス相手には期待できない。
反撃してる間に動けなくなった敵がいたらラッキー程度に考えた方が良いだろう。
覚悟、底力、不屈と瀕死技能が充実している。
それでいて最終的に忍耐ひらめきで体力状態を維持しやすく、また復活で保険も掛けられるのも強み。
集団戦では装甲の低さが響いて長くはもたないが、対ボス戦には高い適正を持つ。
アップグレードすると変身後の性能が強化される。
基本性能が一回り上昇した以外ではダブルシュート、ファイヤーフラッシュの威力が上昇。
さらに武装が増えて全体的な戦闘能力が向上。
追加武装の中でも弾数制のファイヤーナイフやファイヤージャックが扱いやすい。
最強武装のファイヤーダッシュは使用時にENだけでなく気力も消費する非常に重い技だが、無改造3300の高威力で貫通属性。
対ボス用の切り札としては申し分ない必殺技となっている。
ただし必要気力が140と高いにもかかわらず気合や気迫を持たない。激励を持つユニットと一緒に出撃させよう。
マリンゴン・等身大岬大介の戦闘力は低いのであまりアテにはできず、
マップ問わず3ターンまでなので、やはりどのタイミングで変身を切るかが一番の課題。
上述の通り地形を問わず戦える万能さがウリなので、
手持ちの味方と戦況を見極め、ここぞという場面で投入していくといいだろう。
パーツ
スロットは2。
武装のほとんどがEN制なので1枠はEN系が欲しい。
特に消費の重いファイヤーダッシュは補強無しでは必要気力を満たしてもEN不足で撃てないという事態があり得る。
残りは装甲系や移動力、または反撃しやすいよう射程を伸ばすなど。
必要気力を満たしやすくするため、狼の紋章などの気力系も有効。
備考
- 変身アビリティはウルトラマン系と同じく、使用後8ターンは充填状態になる。
変身終了後、残り5ターンは生身で過ごす必要があるので再変身はほぼ無理と考えた方が良い。 - 岬大介を演じた誠直也氏は、ファイヤーマン放送終了から約2年後に『秘密戦隊ゴレンジャー』で「アカレンジャー/海城剛」役を演じ、初代スーパー戦隊レッドとなる。