ラブリーエンゼル号

Last-modified: 2021-04-18 (日) 04:46:49

高千穂遙氏のSF小説「ダーティペア」、及びそれを原作としたTVアニメ版より参戦。
22世紀の宇宙を舞台に犯罪トラブルコンサルタントの美女ニ人組、
コードネーム・ラブリーエンゼルもとい通称ダーティペアの傍迷惑な活躍を描くスペースオペラ。

 

パイロット

  • ケイ
    SP:激怒, 1, 魅惑, 1, 挑発, 5, 根性, 10, 熱血, 14, 直撃, 21
  • ユリ
    SP:魅惑, 1, 激怒, 1, 必中, 5, 突撃, 14, 痛撃, 25, 奇襲, 36

運用

低装甲低運動性、防御SPは奇襲に含まれるひらめきのみと素では厳しいユニット。
主力武装も低威力のミサイルか燃費劣悪な大型レーザー砲の二択で扱いに少々悩まされる。

 

ただ癖は強いが少し変わった武装や能力が存在。

一つは低威力だが移動後使用可能、広範囲にノックバックをバラまけるマップ兵器の船外白兵戦。
補正値は非常に高く、ユニットがLサイズなので高確率で相手を吹き飛ばせる。
山や基地に陣取った敵を追い出してやるといい。

与ダメージは武装攻撃力と同値で固定。改造の効果やクリティカルの与ダメ上昇もないためマップ屋としては弱いが、
逆に言えばダメージ計算を行いやすいので説得や他ユニット育成用の削り要員としては十分使える。
また低ダメージで固定されていることを利用し、あえて味方に撃てば移動距離を稼いだり底力や覚悟用の調整も可能。
色々な利用法があるため試してみよう。

ちなみに、変形扱いでパイロットを交代することで性能が変化する。
ケイがメインパイロット(ユリの船外白兵戦)の際はB属性でバリア無視、範囲は1-3の扇状。
ユリがメインパイロット(ケイの船外白兵戦)の際はシールドのダメージ減少量が半減し、範囲は狭い代わりに射程1-4。
攻撃力は後者の方が200だけ高め。

 

二つ目はユリがパイロット時に使える要気力130の過負荷大型レーザー砲。
この武装、一発撃つとENが底を突くものの代わりに武装攻撃力に+(現在EN量-50)×5の修正が入る。
無改造では最大攻撃力2750止まりで、ENを消費する度に修正値も減っていくため一見微妙に見えるのだが
強化パーツでENを底上げすることでも修正値が上昇する。そして本ユニットのパーツスロットは3。

……これを悪用しメガジェネレーターを3つ積めば、
無改造で攻撃力5000、フル改造で6500という出るゲームを間違えてるだろと言いたくなる数値に達してしまう。
タチの悪いことにユリは痛撃+奇襲の重ねがけができるため与ダメージはさらに上昇。
理論上単発50000ダメージとか出してしまう全ユニット屈指のバ火力に化ける。

実際のところは色々足りないユニットなので他の性能を強化したいし、
気合も持たないので使いこなすのは難しいが、大ダメージのロマンを求めるなら試してみよう。

なおケイがパイロット時には過負荷大型レーザー砲の代わりにミサイル全弾発射が使えるものの、
名前の通りミサイルの弾数を使い切る上に攻撃力も400しか変わらないので忘れていい。

 

三つ目は特殊能力によるSP消費減少。ケイとユリは二人とも魅惑・激怒のSP消費量が3割引き。
特にユリの技量はロボダン上位の180で、ボスや説得対象にも魅惑を刺しやすく非常に便利。
ケイの技量も決して低くはないので厄介な雑魚を封じるには十分。

スロット数を利用しドンキーのパンなどを積んでやれば魅惑激怒撒きとしてこの上ない働きを見せてくれる。

 

総じて正攻法では厳しいが尖った性能を持つ。
補助枠(もしくは対ボスの一発屋)として出してみると面白いだろう。ECMもあるし。

パーツ

前述の通りスロット3。
Lサイズで低運動性なので装甲、命中率を中心に。

過負荷大型レーザー砲、もしくは魅惑を使いたいなら運用欄で述べた通り。気力は激励でも回してやろう。
ちなみに光の勲章を持たせると集中力がSPの消費減と重複したりする。操縦を交代すれば無駄なく使える。

備考

  • 作品のタイトルでもあり特殊能力名にもなっている「ダーティペア」だが、
    本人達はこの名を不服としており迂闊に口に出すとキレる。一度激怒を使ってみよう。