サンブキーナ・ソーンダイク

Last-modified: 2016-04-30 (土) 00:35:31

「アタシにゃコレしかねーのさ……根性ォ!」

Sambucina Thorndike

プロフィール
シンボル白い花咲く茨と拳骨 [添付]
種族
武器オニノテ
性別
年齢17歳
外見
服の色
アクセサリー耳にピアス
肌の色黄色系、やや日焼け
身長160cm台
髪の色栗色
瞳の色
モチーフ能『羅生門』の鬼
センブランス根性
ステータス
所属ビーコンアカデミー
元所属ヴェイル市街の小不良少年団
職業生徒
チームCSDR
-チェリ・マザード
-ドレ・アイヴァン・テオドール
-ラディウス・ヴァダ
パートナーラディウス・ヴァダ
関連人物ドロッズ・ドロッセルマイヤ(友人)
クラスニー・カナワ
作者:魚頭圭

外見

[添付]
栗色の柔らかい髪をベリーショート。おでこが広い。
露出した耳にひとつずつピアスが光る。
アーモンド形の黒い眼。メンチを切る時は下から睨みあげるように。
笑う時は犬歯を剥いて笑う。
やや筋肉質のトランジスタグラマ。胸は豊かである。
右腕が肩甲骨から義手。材質が剥き出し、メタルが光る。
右の義手を晒すのはタトゥー感覚。コンプレックスなし。
ビーコンの制服のブレザーもブラウスも右袖を千切ってしまった。校則違反?

大サイズの男物、緑のアーミーパンツ。ベルトで腰に縛るように穿く。
足元は編上げのミリタリーブーツ。だぼだぼの裾を絞るように履く。
背中の開いた黒のタンクトップ。ヴェイルでは一般的ではない形意文字プリントを白抜き。
文字プリントは日替わり。『必殺』『度胸』『根性』のみっつがお気に入り。
丈の短い、右袖を千切った詰襟の白いジャケット。戦闘時は脱いでタンクトップ一枚。

人物

大した理由もなく幼少期からグレていて、不良仲間と小規模のチームを組んでいた。
大型ギャングとの抗争で右腕一本を失い、仲間を守れず逮捕者や入院者を出し、チームは壊滅。
この一件で己の無力を知る。
以後、誰よりも強くなると誓いを立て、グレた世界から一応は足を洗い、戦う者を――ハントレスを志す。
単車弄りで磨いた機械工学センスで、義手を戦闘用噴射拳に改造。
路地裏の野試合で実践を重ね(違法、賭博)、我流のロケットパンチ戦闘術を開拓。
路地裏の野試合に通っていたドロッズ・ドロッセルマイヤは、友人だと思っている。

性格

不良少女。
二言目には仲間の事、単車に乗って風になった気分が大切、などなど、グレている。
捨て猫捨て犬、お年寄りや子どもに極端に優しい所もグレている。
仲間のために根性を入れると無敵になる理想的な不良。
ハッキリしない事が嫌い。
自分は頭が悪いと思っている。
暴力的な気分を高めたい時は威嚇する。また、そうでなければ暴力を使えない。
なにせ不良なので周囲から怖がられるが、上記の性格要素から、ハッキリとして判り易い人間とは、良好な関係を築く事が出来る。
そうでない人間とはとことんまで対立する事を辞さない。
ポリシーや美学が大切だと思っている。
突っ張って男言葉をぶっきらぼうに話す。男女の恋愛についてなどはとことん奥手。
顔真っ赤になるのを隠すために尻を蹴ってくる。
仲間と同じ方向を観ている時が、かけがえのない時。
仲間と一緒にいる事が無上の喜び。
共感が好き。
仲間の為に命を懸ける、と自分の生命の使い道を信じて疑わない。

手先が器用。ハントレスを志す前は、バイク屋の工員になろうと思っていた。
バイクの嗜好は大型エンジンのクルーザー、それもハンドルが高くシートの低いストリートチョッパー。カウルなし。
ぶっちゃけてバイクとしては様式美の世界。小回りとか知らない。
燃料タンクにエアブラシで、茨と白い花を描く。大変派手な意匠だが、筆致は玄人。

能力

文字通り、根性を入れた右腕の義手、ロケットパンチを武器に戦う。
幻肢痛知らず。
義肢に違和感を覚えない、天然の才能である。

センブランス『根性』。
片腕を失ってから覚醒したオーラ特性。
身体の形をしたオーラが、強固に形を保つ性質。
オーラの強い発揮、彼女の言う所の『根性を入れた時』に、より強く現れる。
彼女にとって新しい能力であり、全貌をいまいち理解していないが、主な特性は以下の三つに大別できる。
1.身体性
右腕を失った今でも、右腕の形をした『意識=オーラ』が存在し、人工物である義手を自分の肉体として、強く認識する事が出来る。
かつての右腕と変わらず、義手による精密作業が可能。
2.回復能力
オーラが身体の現状を強く維持しようとするため、傷の治癒などが非常に速い。
本人は、根性を入れて耐えると痛みはない、と思っているようだが、実際には傷つくと同時に回復している。
3.身体拡張性
彼女が選択した武器、ロケットパンチの使用に際して強く現れる特性。
義手などの人造の躰が、人間の形から逸脱したものであっても、自身の肉体として強く認識する事が出来る。
根性の集中の程度では、感覚器を備えない金属やセラミックの義手にも、触感や熱感を得る事がある。
義手と肉体がワイヤーのように細いものでも接続さえされていれば、オーラを通わせる事が出来る。義手にオーラで守られた生身の肉体のような頑健性を与え、生身の肉体のような遠隔操作を可能にする。
さながら、増強したオーラが肉体を拡張するようなもの。理屈だけなら、自動車やバイクなどの非人間的なデザインの機械を肉体と有線接続し、自分の肉体として操る事も出来るのかも知れない。