ドーラ・ネイビア

Last-modified: 2017-02-11 (土) 05:55:01

「私はガルについていく。ガルの隣で戦って、ガルがすることを手伝う。ただ、それだけだ」

Dora Navier

プロフィール
シンボル2本ずつX字に交差する4本の爪痕
種族ファウナス(ネコ)
武器HSoPS
コンバットナイフ
性別
年齢?(書類上は17歳)
外見
服の色
アクセサリー黒のマント
肌の色
身長161.3
髪の色濃紺
瞳の色深紅
モチーフ
センブランス尖銃
ステータス
所属ビーコンアカデミー
元所属
職業学生
チームINDG
-イカルガ・ヘリオドール
-ノゾミ・シノノメ
-グレイ・メイヤー
パートナーイカルガ・ヘリオドール
関連人物ゼノリス・ラット?

外見

[添付]
濃紺のセミロングを1つ結びにし、その先端も纏めている。服は真っ白或いは白にアクセントで軽く色が入っているものを好み、スカートは好まずジーンズを使う。さらにその上から分厚いフードが付いた真っ黒なマントかローブを羽織っていることが多く、外出時はフードを被って猫耳を頭ごと隠している(戦闘時にはフードを外す)。夏場はさすがに暑いのでどうにかしたいらしい。両腰には武器を納めるホルダーを付けている。
ビーコンアカデミーの制服については、スカートが苦手ではあるがわざわざ崩す気もないので、入学当初は下にスパッツを履いて妥協していたが、後に男子用制服のズボンに取り替えている。

人物

【猫にして忠犬、忠犬にして人、人にして猫。そしてその何れにも非ず】

人間からの差別と暴力を受け続け、極度の人間不信と恐怖症に陥っていた猫科ファウナスの少女。
路上生活であったこともあり、自身の未来にさえも絶望していた。しかし、自分を救い出してくれたイカルガに、最初は警戒していたものの心を開き、付いていくことを決意。その関係は完全に家族や友人のような状態。後述のこともあり、周りから見るとイカルガに好意を抱いているようにしか見えないが、実際のところイカルガへ向けているのは兄への親愛感情に近く、恋愛感情はない。
人間のファウナス差別については、当然良い感情は持っていないが半ば『仕方ないこと』と諦めている節がある。むしろ毛嫌いしているのは現在のホワイトファングであり、曰く『自らファウナスの立場を悪い方向に進ませ首を締めてくる馬鹿共で迷惑極まりない』とのこと。
ビーコンアカデミーへの入学もイカルガに付いてきただけで、目的もはっきりしていなかったが、やがてビーコンアカデミー襲撃事件をきっかけに、燻っていたホワイトファングへの嫌悪感と怒りが爆発し、同時に『自分自身の手で人々を救うことでファウナスへの評価を変える』という、自分がハンターとなる目的を見出だした。また、イカルガに拾われたことやビーコンアカデミーでの暮らしにより視野が広がっており、個人の思想感情の範囲内でなら種族差別も軽く受け流すほどのメンタルを手に入れている。が、それを行動に移された場合は別で、それに応じた対処を行う。
襲撃事件後、それまで友人としか思っていなかったジン?に対して、ただ会えないだけのことに感じる異常な寂しさから恋心を自覚。ジンがいない間に1人で気持ちの整理をつけてしまったこともあり、後に帰ってきた彼に、どう思われるかを完全に度外視して直球で告白、恋人になる。口調や見かけ上の態度は変わっていないが、その実ジンにはデレデレであり、羞恥心が飛んでしまったのかイカルガとライザの影響なのか、スキンシップも積極的。同時に心配もしており、ジンが溜め込んでしまったものを自分にぶつけることで一時的にでも気が晴れるのなら、衝動に任せたような形でもいいからぶつけて欲しいと思っている。
年齢については、本人曰く『10歳まで数えていたのは覚えているが、気付いたら数えなくなっていたのでもはやわからない』とのこと。どうやら生年月日をまるごと忘れたらしく、実年齢を知るには本人が思い出すか、何らかの手掛かりを見つけるしかないのが現状。10代であろうことを除いて真相は闇の中である。入学手続き等に困るため、書類上は17歳とし、誕生日はイカルガに拾われた日付を使用してでっち上げた。
ファウナスであることについて彼女なりの拘りがあるらしく、時折自分が『猫である』ことを強調することがある。が、安心している時に寝ると丸まる、猫じゃらしに反応する、マタタビに弱い等、本人が思っている以上に猫要素が強い。また、寝起きにはよく猫の面が表に出るようで、特にジンに対しては寝ぼけ眼で指を甘噛みしたり、普段は見せないようなふにゃふにゃとした笑顔を見せることも。

性格

やや男勝りな性格。基本的に他人にはネイビアと名乗り苗字で呼ぶよう要求。現状はイカルガと、告白後はジンとの2人にのみドーラと名前で呼ぶことを容認、むしろ要求している。が、シェリーのように、いくら訂正しても名前で呼んでくる者もいる。
冷静でしっかりしているように見えて子供っぽい部分もあり、イカルガやジンに構ってもらえると内心非常に喜ぶ。また、天然ボケ気味な部分もあり、澄ました顔でズレた発言をすることも。
イカルガのことは『ガル』と愛称で呼ぶ。イカルガ本人は気にしていないが、ドーラ自身は自分以外にこの愛称を使われると機嫌を僅かに損ねる。が、イカルガのおかげですぐに機嫌がよくなる。ちなみにこの呼び名、イカルガが母親から呼ばれていた愛称(ガルちゃん)と同じであり、初めて呼ばれた時は明かしていなかったこともありイカルガも仰天した。
猫耳に触ろうとするノゾミの襲撃(?)をことごとくかわし続けているのだが、寝込みは襲わないという点は分かっており、性格も悪くないので不信感はなく、話す時は普通に話す。
前述のようにジンに対してはかなり積極的なスキンシップを図る。その理由の一部には、恋愛面で参考になる相手で最も近くにいるのがイカルガとライザであるという事情も存在するようだが、どうにも本人の性格も理由であるらしい。

能力

センブランスは『尖銃』。手に持った尖っている物体の先端からオーラの弾を発射するというもの。つまり、尖っているものを何でもかんでも自分専用の銃にしてしまうセンブランスである。彼女が差別と暴力を受け続けても結果的に無事でいられたのはこのセンブランスによるところが大きい。弾数はオーラの残量に比例し、攻撃力はオーラの強さに比例するため、弾数と攻撃力は日々上昇中。威力は調整でき、連射間隔も任意で縮め放題なのでマシンガンのようにすることも可能(ただし消耗も激しくなる)。最初は市販のサバイバルナイフから発射していたが、ノゾミに武器のHSoPSを作ってもらって以降はそちらから放つ。なお、尖っていれば何でもいいため、緊急時はナイフだろうが鉛筆だろうが裁縫針だろうが利用して戦える。
身体能力はチーム随一なのだが、戦闘技術はチーム内ワースト。しかし、その高い身体能力から繰り出される荒々しくも華麗な格闘攻撃の数々は強力。
猫科ファウナスであるため他のファウナスと比較しても非常に夜目が利き、周囲の気配を直感的に察知して動くことができる。ただし、猫だけに暗闇では目が文字通り物理的に光ってしまい、目を開いていると夜中でも位置が丸わかりという問題がある。味方からの誤爆はなくなるのだが、敵からも丸見えである。
また、感情が昂ると瞳孔が縦長の所謂『猫目』になる。