基本データ
日本語説明 | F2Aは1938年実装した短く太い機体を持つ単葉艦載戦闘機だった。就役初期の性能は悪くはなかったが、設備の増加によりF2Aの飛行性能は大幅に効果した。F2Aはアメリカ初期の艦戦だったが、太平洋戦争で零戦に圧倒された。ミッドウェーの戦いの後F2Aは前線から引き上げられた。 |
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中国語説明 | F2A水牛是美国35年战斗机评审的胜利者,这是一架外形粗短的单翼舰载战斗机。服役初期性能还算不错,但是随着设备的增多,F2A的飞行性能开始下降。F2A是美国初期的舰载战斗机,但是在太平洋战争中表现并不好,并不是零战的对手。F2A水牛在中途岛战役之后就退出了一线。 |
入手方法
性能や運用について
- 九六式艦戦と並んで、開発のハズレ枠。せめてF4Fか零戦二一型にはしたいところ。
- 九六式艦戦と比較すると、
対空とコストが1ずつ高い。ただそれだけ。17/4のアップデートによりコストが1高いだけの下位互換になってしまった。 - 初期装備として持ってくる者が居るので、開発しなくてもいつの間にか溜まっていたりする。さっさと破棄して資源にしよう。
元ネタ解説
運用 | アメリカ海軍United States Navy, 海兵隊United States Marine Corps, 陸軍航空隊Army Air Forces 王立イギリス空軍Royal Air Force, 艦隊航空隊Fleet Air Arm 王立オーストラリア空軍Royal Australian Air Force 王立ニュージーランド空軍Royal New Zealand Air Force フィンランド空軍Suomen ilmavoimat 王立オランダ東インド陸軍航空隊Militaire Luchtvaart van het Koninklijk Nederlandsch-Indisch Leger |
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正式名称 | Brewster F2A Buffalo) |
製造会社 | Brewster Aeronautical Corporation |
分類 | 艦上戦闘機 |
初飛行(生産開始) | 1937年(1939年) |
乗員 | 1名 |
出力(離昇,高度) | Wright R-1820-40 Cyclone 空冷29.88L単列星型9気筒OHV1段2速メカニカル・スーパーチャージャーエンジン1基 (1200HP,1000HP/2100m,900HP/4640m)(F2A-2) |
最高速度 | 520.0km/h 高度-m(F2A-2) |
航続距離 | 1553km |
武装 | M2 Browning 12.7mm機関銃x4(F2A-2) |
- イラストは塗装からF2A-1もしくはF2A-2であると思われる。
- F2A バッファロー。アメリカ、ブルースター社が制作した近代的な単葉機である。
グラマン社、セバスキー社とともに、米海軍に提出されたのち、最優秀として採用。因みにこの時にグラマン社が提出したのがXF4F-1、後のF4Fである。
試作競争の中では最優秀だったF2Aだったが、諸外国の戦闘機と比較すると満足のいく性能持っていなかった、
1939年に米軍に55機納入されたが、サラトガのVF-3に10機が配備されただけで残りはB-239にダウングレードしてフィンランドに売却された。
しかし、全金属製単葉戦闘機の需要は高く、イギリス、ベルギー、オランダ東インド諸島などに数100機の輸出モデルが販売された。
アメリカ海軍
- ブルースターは生産が滞る事が多く、改良型の生産もなかなかうまく行かなかった。同時に生産していたSB2Aも大幅な生産遅延を起こしていた。
1940年代に入っても運用はされていた。しかし、後継のF4Fのほうが優秀で、F2A-3の納入が始まった頃に海軍は見切りをつけ、引退させることを決断した。
残っていた機体は訓練機として使われた。- ミッドウェー海戦では海兵隊所属の20機のF2A-3が参加。13機が撃墜されており、この戦闘を最後に一戦から退いた。
このときの米海兵隊パイロットたちからF2A-3の性能は「flying coffin(飛行棺)」と嘲笑された。
- ミッドウェー海戦では海兵隊所属の20機のF2A-3が参加。13機が撃墜されており、この戦闘を最後に一戦から退いた。
フィンランド空軍
- 1939年にフィンランド政府は近代的な戦闘機を手に入れるべく、時の大統領ルーズベルトに話を持ち込んだ。
そして、米海軍はF2A-2の発注と引き換えに余剰だったF2A-1をダウングレード化してフィンランドに売却することにした。
艦載機用の装備や燃料タンク、操縦席の防弾板が取り外され、照準器やエンジンも性能を落としたものに変えられた。
フィンランド軍はB-239を44機購入。保守部品合わせて340万$だった。納入後、即座に改修を始め、照準器の変更、12.7mm機関銃の追加などを行った。 - B-239はフィンランドでは単に企業名のブルースター(ブリュースター)と呼ばれ、時にはニワニ族の言葉 Taivaan helmi タウバーン・ヘルミ(空の真珠)や Pohjoisten taivaiden helmi ポヒョステン・タイバイデン・ヘルミ(北の空の真珠)と呼ばれていた。
ニックネームとして空飛ぶビール瓶やアメリカンハードウェア、アメリカンカーと呼ばれることもあったという。 - 性能そのものは列強の機体と比べると高くはなかったものの、フィンランド空軍の中では比較的長距離を飛べる機体として重宝された。
また、エンジンの冷却問題も北方の寒い地域での運用だったことから問題にならなかった。
そのため、フィンランド空軍では成功した戦闘機の一つとして高い評価を得ることになった。
少し前に購入していたFiat G.50相手にキルレート33/1という結果も出していることもからも、素晴らしい買い物ができたと言えるだろう。 - 第二次世界大戦(継続戦争)中、ソビエト空軍と戦闘。フィンランド軍側には4年で19機の損耗に対して477機のソビエト機を撃墜した記録が残っている。
キルレートは25/1となり素晴らしい結果を残した。 - 機体が損耗していく中で新たな修理部品を購入することはできなくなっていた。すでにブルースターは生産終了しており、部品は残っていなかったからである。
自前で用意できるものはなんとかしたものの稼働率はどんどん下がり、戦後、最終的に残っていたB-239はたったの8機になっていた。 - 残った8機のうち、5機が1948年まで飛行を続け、同年9月14日にラストフライト。1953年に完全に引退した。
- 俗説としてB-239は艦載機用装備を外しており機体が軽かったため良好な結果を残したという話がある。
しかし、機体重量は弾薬込みで2640kg(F2A-1は2700kg)で60kgほどしか変わらない上に、低出力エンジンを使っていたことから「軽かったことで鈍重な本国仕様より活躍できた」という話は疑問の残る説である。
ベルギー
- 第二次大戦前、ベルギーは空軍の近代化のためにB-339(F2A-2ベースの輸出版)を40機発注した。
エンジンのダウングレード化と艦載機用装備が外れたモデルとなっている。
しかし、納入する頃にドイツ軍がフランスに侵攻していまい、ベルギーも占領されたためB-339が6機届いたものの飛行することは叶わず、残りの発注分はイギリス空軍に納入された。
イギリス連邦
- 1940年に戦闘機が不足していたため、国内生産を補完するためにアメリカ戦闘機に目をつけた。
そこでベルギーに納入予定だった32機のB-339がイギリスに納入された。
イギリス空軍では武装が貧弱で、防弾装備もなく、高高度性能が低く、エンジンの冷却不足、他国機であることからくるメンテナンスの問題、操縦席での扱いにくさなどたくさんの問題点で批判した。
しかし、操縦性、操縦席の広さ、鈍足ながら長い航続距離といった点を評価され、太平洋アジア圏で戦闘機が足りず必死になっていたイギリスはB-339Eを170機購入した。
B-339Eはベルギーが購入したモンキーモデルとは違いできる限りのアップグレードが施された。それでも本国仕様のF2A-2より性能は低かった。
これらの機体は太平洋戦前にアジアに展開するイギリス空軍、ニュージーランド空軍などに送られ、シンガポール、ビルマなどに配備された。 - 送られた150機以上のB-339Eが東南アジアにおけるイギリス空軍の主力戦闘機となっており、戦力不足は明らかだった。
当時のパイロットは不十分なスペアパーツとサポートスタッフ、空襲に対する防衛能力の低い飛行場、明確かつ一貫した指揮系統の欠如、日本人のスパイ、空軍と陸軍航空隊との敵対行動、経験の浅い新参パイロット多数を占めるためB-339Eのパフォーマンスは哀れなものだったと語っている。 - このような状況下で日本の陸軍、海軍の新型戦闘機とまともに戦うのは不可能で、散々な結果となった。
ビルマに日本軍が侵攻したとき、当時ビルマにいたイギリス空軍の部隊が30機のB-339Eを持って、アメリカのボランティアグループ「フライング・タイガース」と合流した。
フライング・タイガースにはP-40が配備されていた。フライング・タイガースのメンバーはB-339Eに感銘を受け、お互いの機体で模擬戦闘を行った。
結果は火を見るより明らかで、P-40が優れていることが証明された。このときのパイロットは50年後再開。元イギリス空軍のパイロットは「あなたのために私の機体を交換できたら良かったのになぁ」と語っている。 - ビルマにいたこの第67戦闘機隊は日本軍に善戦し、8人と8機が犠牲となったものの日本機27機を撃墜したという記録を残した。
オランダ東インド軍
- オランダは東インドの近代化を図るために、B-339C(旧式エンジン)とB-339D(新型エンジン)を合わせて144機購入した。
開戦時にはすべての機体が間に合わず、71機が配備されていた。
他のモンキーモデルとは違い新型エンジンで機体も軽くかったことから、同じ地域にいたイギリス連邦のB-339Eよりも性能がよく、初期の隼や零戦とは互角以上に戦えた。
戦闘機としての役割だけでなく、急降下爆撃にも使用された。
その後、1942年に東インド諸島から撤退したオランダ軍の機体はオーストラリアのアメリカ海軍に移管された。
すべての機体がイギリス空軍に貸し出され、最前線を除いた防空、偵察、訓練に使用された。 - F2Aは全体で509機が生産された。派生型は以下の通り
- XF2A-1:試作機。エンジンはWright R-1820-22(950hp)を搭載。
F2A-1:初の量産型。Wright R-1820-34に換装し、M2 12.7mm機関銃を2つ装備した。海軍向けに11機生産。
F2A-2:エンジンをWright R-1820-40(1200hp)に換装し、M2 12.7mm機関銃を4つに増やした改良型。海軍と海兵隊に43機が生産された。
F2A-3:F2A-2の改良型。航続距離を伸ばし、主翼下に100lb爆弾を2つ搭載できるようになった。108機生産。
XF2A-4:F2A-3を1機改造して作られた試作機。プロペラを4枚ブレード化、キャノピーの変更などが行われた。 - B-239:F2A-1のフィンランド向けの輸出型。エンジンはWright R-1820-G5(950hp)で、M2 12.7mm機関銃を4丁装備していた。44機生産。
B-339B:ベルギーが発注した輸出型。40機発注したものの受領する前にドイツに占領されたため、2機受け取ったが残りはイギリス海軍艦隊航空隊に送られた。
B-339C:オランダ東インド陸軍向けの輸出型。エンジンはWright GR-1820-G-105(1000hp)が搭載されていた。24機生産。
B-339D:オランダ東インド陸軍向けの輸出型。エンジンをWright R-1820-40(1200hp)に換装。48機生産され47機が納入された。
B-339E(Buffalo Mk.I):F2A-2のイギリス空軍向け輸出型。エンジンはWright GR-1820-G-105(1000hp)を搭載。170機生産。
B-339-23(B-439):F2A-3のオランダ東インド陸軍向けの輸出型。エンジンはWright GR-1820-G205A(1200hp)を搭載。20機生産されたが17機がイギリス空軍とアメリカ陸軍航空隊で使われた。
- XF2A-1:試作機。エンジンはWright R-1820-22(950hp)を搭載。
コメント
- フィンランドで、大活躍して、キルレシオ 1:21ぐらいだっけ。 -- 2017-04-19 (水) 18:34:29
- ユーティライネンとかカタヤイネンとか、何かがおかしいエースパイロットいっぱいフィンランド。 -- 2017-04-29 (土) 05:41:57
- フィンランド仕様は上にもあるようにもはや別の機なんだよなぁ・・・ダウングレードして馬力は下がったけど軽量化したおかげで格闘性能が上がったのが功を奏したとか -- 2018-05-13 (日) 11:44:35
カード一覧/種類別装備一覧表
装備一覧表
各欄の下段は日本版未実装
副砲 | |
カテゴリ | 装備名 |
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射程短 | 日本八九式12.7cm連装高角砲、イギリス三連装4inch火砲、イギリス連装4.5inch高角砲 |
射程中 | 日本四一式15.2cm単装砲 |
爆撃機 | |
カテゴリ | 装備名 |
---|---|
コスト3 | пo-2(588航空連隊) |
コスト4 | 九九式艦爆、彗星、零戦六二型、瑞雲、晴嵐、九七式艦攻(八〇番五号)、LN.401、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、PZL M-15 |
コスト5 | Ju87C、スクア、フルマー、SBD-3、BTD-1、SB2C、ファイアフライ、SBD-3(マクラスキー隊)、SBD(ベスト機)、SB2U(フレミング機)、サーブ 17、瑞雲12型、惑星、流星(射出)、スカイレイダー、HA-139、Br.960、ワスプヘリコプター(AS.12)、バラクーダ(720kg)、BTD-1デストロイヤー(2000lb)、SG-104無反動砲(JU-288)、景雲改(80番) |
コスト6 | 景雲改、He 119、F4U-7、ファイアフライAS.Mk5、JU-87(地中海)、SBD(VS10)、SBD(ベスト)、FW190(BT)、Me-163(BT)、F2G(ティニー・ティム)、F4U-7(ロケット弾)、TA-4練習機 |
コスト7 | ワイバーン、AM-1モーラー、Me.P1099、XBTC、P.1099、ワイヴァーンS.4、AD-4、A-1、XA-32 |
コスト8 | AD-5Q |
コスト9 | PBJ爆撃機、PBJ-1J、XTB2Dスカイパイレート(vb) |
Бе-6水上飞机(轰炸) | |
コスト10 | AJ-2(空中給油機)、A4D |
コスト12 | FJ-4B(16) |
コスト14 | ブラックバーン・バッカニア |
コスト15 | B-25(ドーリットル隊)、AJ、XA2J |
コスト17 | A-3 スカイウォーリアー |
航巡・航戦装備可 | 瑞雲、晴嵐、サーブ 17、He 119、瑞雲12型、流星(射出)、彗星(誉型)、H-34武装ヘリコプター、HA-139、ワスプヘリコプター(AS.12) |
Бе-6水上飞机(轰炸) |
偵察機 | |
カテゴリ | 装備名 |
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コスト2 | ロッキード「シリウス」 |
コスト4 | 零式水上偵察機、二式艦上偵察機、彩雲、スーパーマリーンS.6、ソードフィッシュ(ウォースパイト)、カタパルト戦闘機、シーガル |
コスト5 | シーオッター、ウォーラス、OS2U-3、Ar196、TALIEDO STIPA、「寧海」艦上偵察機、Бе-4艦上偵察機、R-4、Fl-265、紫雲 |