咒詛「魔彩光の上海人形」

解説

カードを2枚引きつつ、相手には手札が3枚になるまで手札のカードを山札の上に戻させる手札破壊系のアタックスペル。
本家ドミニオンでは、幽霊船(パッケージ:海辺)が同じ効果を持つ。
手札が3枚になるまで手札を捨てさせる恋符「マスタースパーク」や神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」と違い、山札へカードを戻させるため山札の回転速度が遅くなり、購入したカードが再度使用出来るようになるまでのターンが伸びる。

利用法

恋符「マスタースパーク」等と同様に、相手を止めつつこちらのデッキを成長させるのに用いられる。
永遠に紅い幼き月「レミリア・スカーレット」と魔法の森系を組み合わせ、デメリットを帳消しにするコンボは勿論、特に2～3人戦では毎ターン上海人形を使い続けて相手の手札を3枚に固定する上海人形ロックが強力な戦術となる。
(4人戦で全員がこのカードを使っている場合、全員が疑似的なロック状態になることが多く、わざわざ自分が毎ターン使う必要性が無い。)

一方で

• 信仰を量る賽銭箱や夢幻の紅魔チームのような、手札を一定枚数まで補充するアクション
• 手札が少なければ少ないほど追加効果が発生しやすくなる氷の妖怪「チルノ」
• ある種類のカードのみをサーチする里に最も近い天狗「射命丸文」や山坂と湖の権化「八坂神奈子」等
• 山札に置いた弱いカードを捨て札にできる創符「ペインフロー」
• 山札の上のカードを容易に廃棄できる半分幻の庭師「魂魄妖夢」と楽園の最高裁判長「四季映姫・ヤマザナドゥ」

に対しては効果が薄い、あるいはお手伝いになることもある。
そのようなカードが無い場合も、強いカードと弱いカードが混じった手札から強いカードだけを山札に戻され、次のターンに強力な手札を作られる可能性があるため、過信は禁物。

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