収録パッケージ | コスト | カード種別 | 効果 | イラスト |
東方永夜抄編 | 5 | アクション | +1カードを引く +1アクション +1● あなたがこのカードをプレイエリアから捨て札にするとき、 あなたがこのターン勝利点カードを購入していない場合、このカードをデッキの一番上に置いてもよい。 | 浪咲ゆか |
解説
勝利点を購入しなければデッキの一番上に戻せる、1コインを出すキャントリップ。
本家ドミニオンでは、宝物庫(パッケージ:海辺)が同じ効果を持つ。
効果そのものは紅魔館のメイド「十六夜咲夜」の下位互換だが、一度使えば勝利点を購入しない限り、毎ターンの再利用が可能。
利用法
獲得した後は勝利点を購入するまで毎ターン使える。通常の手札に加えてこれ1枚あたり1コインが常に得られるようなものである。
出来る限り早く獲得し、長い間使えるようにしたい。当然だがステロイド寄りの速攻戦術よりも後から追い上げるコンボデッキの方が相性が良い。
ゲーム終了までが長い幻想郷場では価値が高まるだろう。また完全で瀟洒な従者「十六夜咲夜」で得られる手札3枚のターンもこれのおかげで有意義になる。
中盤以降はコインが余る可能性も出てくるため、+購入もあるとなおよい。
自身が半永久に使えるキャントリップであるため、香霖堂店主「森近霖之助」、火水木金土符「賢者の石」との相性も良い。また「幻想風靡」が単体で来る事故を大幅に減らせる。
禁呪の詠唱チームかき集め、「森近霖之助」+秘術「グレイソーマタージ」などの購入以外の方法で勝利点を獲得する戦術も、これを長く使うことに貢献してくれるだろう。
一方で特殊勝利点戦術が強いサプライでは早々に再利用ができなくなるため、紅魔館のメイド「十六夜咲夜」の下位互換になってしまう。
また、問答無用で手札を交換させる神槍「スピア・ザ・グングニル」は天敵。そうでなくともキャントリップの常として使うまで引くカードがわからないだけでなく、捨ててしまうと再利用ができなくなるため、咒詛「魔彩光の上海人形」以外の手札破壊全般にも弱い。
デッキに戻すのを忘れないように注意しよう。詳細なルールにもあるが、うっかり捨て札にしてしまうと取り返しがつかない。
詳細なルール
- 複数枚のカードを購入し、その中に1枚でも勝利点カードがある場合、永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」をデッキの一番上に置くことはできない。
- 複数枚の永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」を使用し、1枚も勝利点を購入していない場合は、このターンに使用した永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」のうち好きな枚数をデッキの上に置くことができる。
- 永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」をデッキに置くことを忘れて捨て札に置いてしまった場合、任意の能力の使用を選択しなかったとみなされ、後から捨て札から探して回収することはできない。
- ミニ八卦炉、禁呪の詠唱チームの効果など、購入以外で獲得した勝利点カードは、永遠と須臾の罪人「蓬莱山輝夜」を山札の上に置くことの妨げにならない。