蟲符「リトルバグストーム」

解説

湖上の氷精「チルノ」のコストが1上がった分、捨て札のカード1枚をデッキの一番上に置く効果がついてきた。
本家ドミニオンでは、ゴミあさり(パッケージ:暗黒時代)が同じ効果を持つ。
ここまで制限が少ない積み込み効果は他になく、次のターンに一番欲しいカードをほぼ確実に使える。

利用法

コストが高いことを除くと湖上の氷精「チルノ」のほぼ上位互換*1であるため、「チルノ」にできることは大体これでもできる。

デッキを捨て札に置く効果のおかげで、手札/プレイエリアにあるカードでなければなんでも次のターンに確実に引けてしまう。
毎ターン使いたい手札破壊、禁忌「レーヴァテイン」や桜符「完全なる墨染の桜」などの早く使いたいアタックカードと組み合わせるとなおよい。これ自身が2コインを出すため、5コストの強力なアクション、アタックを購入しやすい。
「チルノ」と同様の使い方をするのも十分あり。単純に御神酒を積み込むだけでも結構強い。
ただし、捨て札にしなくても積み込みを行うのは強制である点には注意。

2枚目のこれ自身を積み込むのもよい。これ自身が2コインを出すターミナルアクションであるため、4コインならほぼ出る。地下室戦法、有頂天戦法に有効。
各種リアクションとの相性も良好。リアクションを2枚入れれば、これを使うたびに次のターンにほぼ確実にリアクションカードを引ける。
「幻想風靡」と組み合わせると、3枚のカードを積み込むことができる。「リトルバグストーム」2枚、「幻想風靡」2枚、奉納米(幻想郷場なら御神札)2枚がデッキにあれば、手札被りを起こさない限り毎ターン手札に「リトルバグストーム、幻想風靡、奉納米(御神札)」が揃い、8コイン?(11コイン)が確定してしまう。

デッキを捨て札に置く効果のおかげで、四季のフラワーマスター「風見幽香」などの山札攻撃には比較的強い。
一方、せっかく積み込んだカードを問答無用で捨てさせてしまう神槍「スピア・ザ・グングニル」の手札破壊効果には弱い。上記の各コンボもこれ1枚で破綻する。

詳細なルール

• 先にデッキを捨て札に置くかどうかを選び、実行する。
• 捨て札は通常枚数も含めて確認してはいけないが、蟲符「リトルバグストーム」を使用した時は確認してもよい。
  • デッキを捨て札に置いたか置かなかったかにかかわらず、捨て札のカード1枚をデッキの一番上に置く効果は強制である。
• 無縁塚のリアクション条件である『このカードを捨て札にする』を発動させることは出来ない。
  • デッキの中に無縁塚があるかどうかを「リトルバグストーム」では確認することができるが、それでもリアクション条件は満たさない。
  • 「リトルバグストーム」の効果はあくまで『捨て札に置く』である。

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