ジェネリック作品集76

Last-modified: 2011-03-07 (月) 21:36:29
ある日の門にて  るくにゃん氏

【作品集】ジェネリック(76)
【タイトル】ある日の門にて
【書いた人】るくにゃん氏
【あらすじ&感想】
いつものように美鈴が門番中に昼寝をしていると頬に痛みが走った
目を開けるとそこには仁王立ちで美鈴を睨みつけているレミリアの姿が……

美鈴いじめ物ではない
たぶん作家さんとしては「霊夢にちょっかいかけてボコボコにされてスマキで逆さ吊りにされるゆかりん」とか
「うっかりミスして罰として永琳の薬の実験台にされる鈴仙」とかそういうタイプのものをおもしろおかしく書きたかったんじゃないかと思う
しかし、ただ淡々と進んで美鈴がきちんとダメージを受けてオチがすべったのが悪かった
そのせいで美鈴がレミリアに殴られているということが強く印象に残ってしまう
美鈴とレミリアの会話のオチに引っかかる部分の不自然さや、あとがきの内容を見る限りよっぽどオチに悩んだのだろう
もっとバカバカしい会話があったら、あるいは美鈴が一目でギャグだとわかるようなぶっ飛ばされ方をしていたらもうちょっと違うコメントもついていたかもしれない
やりかったであろうことは好みなので今後に期待

素直になれない腹ぺこガール  白木の水夫人形氏

【作品集】ジェネ76
【タイトル】素直になれない腹ぺこガール
【書いた人】白木の水夫人形氏
【URL】
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1286781183&log=76
【あらすじ】
静葉は行方の知れなくなった穣子を待ちぼんやりとしていたところに
文が荷物運びの途中偶然通りかかる。
少し話した後突然文は静葉を収穫祭へ連れ出す。
【感想】
静葉と文という珍しい組み合わせ。
淡々と進み、穣子の失踪による静葉の寂しさ、変化に気づかない人々の不気味さなど
徐々に暗くなってゆくが毒舌ながらも所々にある文のわかりにくい優しさが癒しになっていて
鬱々とした感じにはならなかった。
全て読み終わったあとにはちょっと爽やかな気分になれる。

だがしかし後書きがすべてをぶち壊す\(^o^)/

【五段階評価】
★★☆ 2.5 (後書きで笑えれば+1)

「あらあら、事件ですよ! 穣子様のお団子が消えちゃいました」

こっそりと夜食べに行くラーメンはうまい  名も無き脇役 氏

【作品集】ジェネリック76
【作品名】『こっそりと夜食べに行くラーメンはうまい』
【書いた人】名も無き脇役 氏
【内容】
「あ、御嬢様?久しぶりに夜にラーメン食べに行きませんか?」
「食べに行く~!」
【感想】
 上で紹介した『ラーメン食べに行きますよ?』の設定を受け継いでいるのですが
 これ単品でみても楽しめます。
 御嬢様が実に可愛らしいのと咲夜さんがヌイグルミ抱かせると九時に寝ると言う所にクスッとなった
 そして、この作品から脇役氏の『プロレスラーっぽい』屋台の御話が始まる事になったと思う