【ジェネリック】86
【タイトル】新着コメントが一件あります!
【書いた人】村人。氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1309062209&log=86
【あらすじ】
文の新聞が出るたびに、はたてはペンネームで必ず手紙を書いている。
写真は憧れてしまうほど魅力的、だけど記事の内容は三流なライバル紙、文文。新聞をもっと改善してほしいのだ。
文を嫌う感情と、文の撮る写真が好きだという感情がぐちゃぐちゃに混じり合っているはたて。
きつく書きすぎたかな、と反省し、単なるファンレターかよ、と自分で突っ込んだりしながら何度も書き直す。
はたての鉛筆を持つ手にも自然と力がこもる。
そんなある日、自分の出した手紙の内容がはじめて文文。新聞の編集後記で言及された。
つい嬉しくてにやにやしている様子を、たまたま通りかかった文に見られてしまう。
動揺しつつも憎まれ口を叩くはたてだが…?
【感想】
はたてのころころと転がるような心の動きが、一人称の軽妙でかわいい語りによって手に取るように伝わってくる。
全体にはほのぼのとしたコメディ調の話なんだけど、キャラクター描写からテンプレ感は不思議と感じなかった。
新聞のライバルである文を嫌いつつも「文の写真は好き」なはたて。
だからこそ、「自分の好きな写真を撮る文にも惹かれている」という彼女の感情にもリアルさを感じてしまう。
そうした複雑な感情の、たぶんどれも嘘ではない。
これを単に甘いカップリングものと言ってしまうのはもったいない気がする。
はたての感情はライバルとの友情か、恋か、憧れか。たぶんどれも少しずつ正しくて、少しだけずれているのだろう。
この独特の関係性ははたてと文だからこそ。
本作は、そんなはたてのアンビバレントな感情を
記事へのコメントを何度も書き直し、投函し、反応を待つという物語の流れによって見事に表現している。
創想話にコメントつけるときも、ちょっとだけはたてと同じようなこと考えることあるよね!
結論:はたてさんかわいい。
【五段階評価】
★★★★☆
普段カップリングもの読まない人でも楽しめると思う。
積極的にカップリングものを避けているわけでなければ一度読んでみては?
【ジェネリック】86
【タイトル】お嬢様はトマトがお嫌い? 【書いた人】中華妖精氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1309852164&log=86
【紹介】
嫌いな食べ物がある人にはわかるだろう
何故こんなものが世の中に食べ物として受け入れられている?
瞋恚と共に浮かぶ疑問。そのものさえも飛び越えて、それがこの世に食べ物として存在していることにすら噴き出す憎悪
それを好んで食べるものに対してさえ敵意を湧き上がらせずにはいられない
しかしいつか理解するだろう、それはどうあれ食べ物なのだ、それを好む者がいることは仕方がないのだ
ならばその事実に対してどう立ち向かえばいいというのか?
その答えを見出したときこそ彼女は、真にトマトを喰らう者――トマトイーターレミリアとしての目覚めを迎えることとなるだろう
【五段階評価】
★★★☆☆(嫌いな食べ物がある人にお勧め)
【ジェネリック】86
【タイトル】えくり
【書いた人】めるくまーる氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1311093507&log=86
【あらすじ】
古明地さとりが朝起きると、目の前に『朝』が浮かんでいた。
何故だか心が読めなくなった代わりに、誰彼構わず思い浮かべた
言葉が胸元から飛び出るようになっていたのだ。
不可思議な現象にそこそこ受け入れつつ、地霊殿の朝が過ぎる。
その最中でさとりは、ある一つの期待をしていた。
心の読めない己の妹、古明地こいし。彼女の心境をこの不可思議
な現象を以て見ることが出来るのでは、ないのかと――。
【感想】
どこかファンタスティックで童話的な世界観。
独特なセンスと柔らかくも残酷な雰囲気は、それこそ童話の原本の
ような雰囲気が感じ取れると思う。
のんびりと進む中から展開する話も、短いながら緩急がつけられて
いて、すらすらと読み進めることが出来た。
地霊殿のメンバー、とくにさとりとこいしが好きなら、是非読んで
みてはいかがだろうか。短さの気にならない作品だと感じた。
【ジェネリック】86
【タイトル】稗田阿求ちゃん自機化おめでとう!!
【書いた人】生煮え氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1311337313&log=86
【あらすじ&感想】
タイトルで出オチかと思いきやそれから続くシュールでなぜか笑える会話
阿求がぶっ飛んでいて面白いと思っていたら・・・