プチ作品集36

Last-modified: 2010-05-10 (月) 21:59:15
枯葉 B・G・M氏

【プチ】36
【タイトル】枯葉
【書いた人】B・G・M氏
【あらすじ&感想】
妖怪の山の中腹にあるあばら屋に住む静葉と穣子。
ところがそこに「彼女」がやって来て……。

ありがちな話だけど、静葉のノリにちまちま笑わされる作品。
ただ、オチが弱かったのが残念。
あと、行間空けるのが嫌いな人は注意。

文章力★★★☆☆(読みやすかった)
構成力★★★★☆(静葉ナイス。もう少し捻りが欲しかった)
妹の苦労★★★★★(みのりん……)
総合評価★★★☆☆(可もなく、不可もなく、普通)

流行とか、祭りとか、そういうのにも乗っかるのにも良いけれど、あえて逆行してみるっていうのも有りなんじゃないかと思うんだ。 喚く狂人氏

【プチ】36
【タイトル】流行とか、祭りとか、そういうのにも乗っかるのにも良いけれど、あえて逆行してみるっていうのも有りなんじゃないかと思うんだ。
【書いた人】喚く狂人氏
【あらすじ&感想】
一ヶ月もの間、射命丸を監視し続けた毛玉。その目的とは……。

ずいぶん久しぶりに喚く狂人氏を見かけた気がする。
流行とか祭りっていうのは、前作品集のアレのこと。
毛玉が俺達の心を代弁してくれている。
オチが貧弱だったのが残念。

文章力★★★★☆(だいぶ考えて書いたらしい跡)
構成力★★★★☆(大体いいけど、オチに捻りが欲しかった)
紳士力★★★★★(康夫という名の紳士だよ!)
総合評価★★★★☆(もう少し何かあれば五つにしても良かった)

無意識を視る三つの方法 メガネとパーマ氏

【プチ】36
【タイトル】無意識を視る三つの方法
【書いた人】メガネとパーマ氏
【あらすじ&感想】
突然さとりに押し倒されたこいし。わけが分からず、とりあえず説得を試みるも、息が荒く、三十徹したさとりには全く効かず……
内容としては前半と後半のギャップを楽しむ感じ。長さ・内容共に悪くない。安定の面白さ。
【五段階評価】
文章力★★☆☆☆(ギャグのテンポや文章進行が三点リーダー多用で悪くなってしまっている)
和み★★★★☆(さとりの前半と後半のギャップにやられた)
構成バランス★★★★☆(長さと内容がサクッと入り込めるバランス)
総合評価★★★☆☆(悪くない内容だが、三点リーダー多用を気にする方はオススメし辛い為、個人的には4だが客観的に見て3)

『最強のペット』 フォボス氏

『最強のペット』 フォボス氏

メインキャラ さとり チルノ こいし

あらすじ
こいしがさとりのもとに新しいペットを連れてきた。
それはなんと……。

――チルノに対するさとりの困惑がなかなか面白いです。
しかし、チルノはみんなに愛されてるんだなぁ。

『モノトーンスタイル』 モスー氏

『モノトーンスタイル』 モスー氏

メインキャラ 藍 橙

あらすじ
藍は気がつくと地べたに横たわっていた。その理由は……

――藍視点の地の文がタイトルどおり淡々としています。
淡々としていますが、やってることは、いたってほのぼのです。

『とある人間どうしのとある休日』 ノイン氏

『とある人間どうしのとある休日』 ノイン氏

メインキャラ 霊夢 咲夜

あらすじ
霊夢の神社に咲夜が遊びにきた。

――タグ通り、会話のみで成り立っている作品です。
すなわちどういう情景かは、読んだ人の脳内で補完してという事です。
こういう作風が平気な人はぜひ一読ください。二人のじゃれ合いが微笑ましいです。

『暴れん坊レミリア』 寝っぱなし人生 氏

『暴れん坊レミリア』 
         作者 寝っぱなし人生 氏

レミリア+暴れん坊将軍+クリスマスというテーマで描かれたお話。
冒頭の馬のくだりは、ある意味コテコテ。
随所に顔を出す例の名ゼリフの数々が笑いを誘うような、誘わないような。
あと、咲夜GJ!
ていうか作者絶対、このスレ見て書いただろこれ。
とりあえず「成敗!」

『黒妖夢』 白 氏

『黒妖夢』
     作者 白 氏

題名通り妖夢がメイン。
彼女のキャラがあまり固まっていない所を逆手に取ったような作品。
こういうキャラの妖夢も悪くない。っていうか彼女は何色にでも染まりそうな気がする。
これを読んでそれを改めて確認させられた。

 

作品名:黒妖夢
作者(敬称略):白
妖夢がとにかく毒を吐くのだが、そこはかとなくエロい。イメージとのギャップと言うのか夜の蝶々やら幼娼の香りがプンプン。
欠点はやはりネタと展開の安易なこと。
作中の視点など細かいところにスパイスは見られるが、後二捻りくらい欲しい。テンポの良さはプチならでは。
犯罪臭★★★★☆
狡猾さ★★★☆☆
テンポ★★★★☆
総合★★★★☆

『同一犯』 yuz氏

『同一犯』
     作者 yuz氏

ニュースの記事が延々と続けられる作品。
というかそれしかない。
それしかないのになんでこんなに面白い?
事件の内容から犯人を捜し出すという、ある意味推理小説っぽい楽しみ方ができる。
さあ、あなたは犯人わかりましたか?

『彼女が知れること』 S氏

『彼女が知れること』
           作者 S氏

主役は魔理沙。フランドールのお話。
彼女はなぜ外にでないのか。
断片的に各キャラから彼女の事についての情報を得ながら、ついに本人のもとへ!
さあ、はたしてその真相は? ……と思いきや、おいおいそりゃねーだろ!
みたいな感じ。見事に肩透かし。これはやられた。
なんつーか、盛り上がる前に打ち切りを食らった作品のような印象。

『風邪をひいた時は』 木を森に隠す程度の能力 氏

『風邪をひいた時は』
           作者 木を森に隠す程度の能力 氏

あるキャラの独白のような、だれかとの会話のようなお話。
それにしても彼女はあまり題材として扱われないような印象……。
面白そうな能力持ってるんだけどねえ。勿体ない

『ドロリとひとつ』 B・G・M氏

『ドロリとひとつ』
          作者 B・G・M氏
秋姉妹。
この二人は悪いもんでも飲んだんだろう。
随所に出てくる奇抜な表現の列は、そんな彼女らの見た幻か。
面白いというより、ああそう。としか思えなかった。

「想い出 ~友達~」 楸氏

「想い出 ~友達~」
作者:楸氏
作品集:プチ36
あらすじ:
太陽の花畑。風見幽香はふと、昔の事を思い出す。
「友達」である、人間の少女の慣れ初めの事を。
感想:
オリキャラの少女と幽香との絆のお話。
「いい人」で「お姉さん」な幽香がいいですね。
らしくない、けれどだからこそ「らしい」幽香の行動だと思いました。
読了した時にはほのぼのと心暖まるかと。
五段階評価:
文章力 ★★★☆☆(「…」を未使用なの以外は十分。「・・・」と書くよりすっきりするので、三点リーダを使う事をお勧めします)
ほのぼの度 ★★★★☆(正統派な良い話)
総合 ★★★☆☆(盛り上がりがちょっと寂しい気もするので星三つで)

妖夢サンタ警報 暇人KZ氏

作品:妖夢サンタ警報
作者:暇人KZ氏
作品集:プチ36
感想:真面目な子はからかわれる。
そこを極限まで突っ走る。オチもしっかり。クリスマスは過ぎたが、読む価値あり。
短くてスッキリ。

藍の警告~秘密の花園は危険な香り~ お腹が病気氏

作品:藍の警告~秘密の花園は危険な香り~
作者:お腹が病気氏
作品集:プチ36
感想:一言で言うと、ババア。プチはババアネタが冴える傾向にある。
爆発力はやや足りないものの安心して見られるババア。コメ数も多いし、36をまだ見てないのならこの辺からがいいかも。

札  yuz 氏

【プチ】36
【タイトル】札   【書いた人】yuz 氏
【あらすじ&感想】
幻想郷にトランプが伝わった。長い年月を経て、そのルールが様変わりしていき、そして……。

「yuz氏の行方を誰か知らんか?」
これだけ言えば何が起きたかは伝わるだろう。これ以上書くことも無い。
読んで、意味が分かって、クスッと笑ったら、貴方の負けだ。
そこから先は考えるな。余計な事を考えたらスk

『彼女が~』 Sさん

【プチ】36、38、41、43、44、46
【タイトル】『彼女が~』 全8作
【書いた人】Sさん
【URL】
彼女が知れること
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1229588462&log=36
彼女が聞けること
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1229701395&log=36
彼女が感じること
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1232362584&log=38
彼女が選べること
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1238149351&log=41
彼女だから知れたこと
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1241541544&log=43
彼女だから聞けたこと
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1242114436&log=43
彼女だから感じたこと
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1243762623&log=44
彼女だから選べたこと
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1247472119&log=46
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1247472464&log=46
【感想】
★★★★☆
紅魔郷→緋想天でレミリアがなぜ変わったかを描いた作品。
『彼女だから選べたこと』と他の作品はリンクしており、一つ読んだだけでは意味がわからない。だが、一度全部読むともう一度読み返してしまう。
なんとなく童話風味の文章であり、それがシリアスなようでそうでないような微妙で麻薬的な雰囲気を醸し出している。
ふと気になったののが、なんで作者はあとがきでずっと低姿勢なんだろう?

天国は地獄だった sirokuma氏

【作品集】プチ36
【作品】天国は地獄だった
【作者】sirokuma氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1229866836&log=36
【あらすじ】
永江衣玖が天空を散歩していると、一人の大きな幼稚園児を見かける。
【感想】
さとりんと衣玖さんの話
とにかくさとりんがかわいくて、衣玖さんがSすぎる
弄られるさとりんが好きならば是非読むべきだと思う

変子心母  yuz 氏

【ジェネ】36
【タイトル】変子心母
【書いた人】yuz 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1229756998&log=36
【あらすじ】
酒盛りをしていた永琳の元に、心臓発作を起こした青年が運ばれてきた。
処置するしか無い。
【感想・ここが面白い・私的評価】
お話の最後のオチもしくは元ネタ自体は俺の知らないバンドの曲のネタらしく
あまり理解できなかったが
事なかれ主義な永琳と、師匠に迷惑をかけようと努力している(ようにすら見える)鈴仙のかけあいが面白い
酔うことでリズミカルとなった一人称とふざけた医療と意味不明なオチを楽しむべし
グロレベルは医療行為を淡々と描写してるだけで限りなく低い でもブラックジャックすらダメな人はダメかも
【五段階評価】★★★★☆(その言葉が聞きたかった)