【プチ】39
【作品】蓮子さんの憂鬱な一日
【作者】樽合歓氏
【あらすじ】
『不肖私、宇佐見蓮子は、本日の呪われたイベント、バレンタインデーが大嫌いである!』
【感想】
百合物+バレンタイン物+秘封倶楽部物な作品。
甘くてベタ、だがそれがいい! 実に良い!
バレンタインらしい甘い作品です。
プチ作品集39
題名:隠居してみた
作者:脇役氏
某氏が現役を退いて隠居するお話。
武辺者が四苦八苦しながら周囲の者に助けられ、
家事に雑事に手間取りながらも少しずつ適応していく様は、
年季から漂う渋さと僅かばかりの哀愁を感じた。
ネタが面白いだけに、もうちょっとボリュームが欲しかった。
いろいろな角度から眺めてみたいお話でした。
【プチ】39
【作品】ペット通信
【作者】yuz氏
【あらすじ】
「突然のお手紙、失礼します。
幻想ペット通信の、先生が書かれているコーナー「瀟洒なペット講座」をいつも楽しく読ませていただいています。
ツェペシュというものです。」
今回は飼い犬が懐かないという、P.Nツェペシュさんからのお便りです。
【感想】
全編通して『ツェペシュ』と『満月先生』の手紙のやり取り。
さすがのyuzワールドと言うか、ニヤニヤとクスクスが所々に溢れてる。
手紙のやり取りから見えてくる、二人の思惑の違いを読んでみるのも面白い。
【5段階評価】
文章★★★★☆
構成★★★★☆
瀟洒★★★★★
総合★★★★☆
【プチ】39
【タイトル】美鈴がおかあさんおかあさんしてる話
【書いた人】樽合歓 氏
【あらすじ】
読んでタイトルの如く。美鈴お母さん。
紅魔館の日常。一日。
美鈴が愛されている。いや、美鈴がみんなを愛してるんだよ!
と叫びたくなるお話。
【感想】
おかーさーん。
ほわほわしてて温かい作品だと思いました。
みんな可愛いなチクショウ!
パチュリーとの絡みも見たかったな。
改行がちょっと気になるかもしれない。
僕の貧弱な頭ではこれ以上の感想は思いつきません。
それにしても、この門番ヘンな方向に万能。
美鈴なら仕方ないか。
【プチ】39
【作品】キスメ
【作者】のっとふぁうんず氏
【あらすじ】
キスメは基本的に内気で引っ込み思案だが、
地下の妖怪からは「誘い受けの女王」と呼ばれているらしい。
【感想】
オチはなんとなく読めるかもしれませんがキスメがかわいいので
それはそれとしてのっとふぁうんずさんGJ。
キスメの魔性に堕とされた者たちによるコメント欄の争いも見所。
【5段階評価】
文章★★★★☆
構成★★★★☆
魅力★★★★★
総合評価★★★★☆
【プチ】39
【タイトル】キスメ
【書いた人】のっとふぁうんず氏
【あらすじ】キスメ
【感想】
氏曰く、落ち以外は「神奈子さまのあんよ」らしいが、冒頭からなかなかどうしてしっかりした解釈が。
あげてあげてあげて、落とす。まさしく釣瓶落としな一品。
【五段階評価】
★★★☆☆
『ある日、アリスが戦闘服を着た』
作者:脇役氏
ギャグかつ微シリアス。しかしその境界が割とはっきりしている作品。
真面目な方向だけで語れば普通にいい話。物語上、某四人の扱いは悪いがw
だけど、オチは幾らなんでもマイナーすぎると思った。
【プチ】39
【タイトル】やくい
【書いた人】八重結界氏
【あらすじ】
ひなひなとふわが飛んでいた。もとい、ふわふわと雛が飛んでいた。
(本文冒頭より)
【感想】
雛が悲劇の流し雛軍団の長である、という事は当然軍団員(?)もいるわけで。
そんな軍団員にスポットを当てているというわけでもない、大変やくい厄集めの話。
八重結界氏の特定過去作を読んでないとオチを予測不可能。
読んでても不可能。
でも波長が合ってたら予測可能。
きっと。
【五段階評価】
やくい★★★★★
【プチ】39
【タイトル】幻想郷最強は誰だ 【書いた人】ななす氏
【あらすじ】
幻想郷最強は誰か!? その問いに今、博麗霊夢が答える……
【感想】
「誰が最強か」についての話ではなく「『誰が最強か』についての話」についての話
子どもッポイとわかっていながらも「誰が最強か」を論じたくなる男心と
それに対して笑いながら「どうでもいい」と言える霊夢
二間の温度差が何だかほのぼのと、とても平和な雰囲気を醸し出している様に感じられます
淡々と霊夢が話をするだけで盛り上がりも捻ったオチも無いけれど
ある意味とても霊夢らしい、幻想郷らしい、東方らしい話と思いました
【作品】『博麗幻恋記 狼』
【作品集】プチ39
【作者】 BLS氏
【あらすじ】
霊夢の元に「付き人」として白狼天狗の犬走椛が派遣されてきた。
博麗の巫女が妖怪の山で新参の神(神奈子)を抑えてくれたことに対する、天狗たちからの
感謝と誠意の証だという。
人当たりがよく、真面目で働き者の椛だったが、霊夢はこの人事に不審なものを感じ取る。
【感想】
プチの投稿作品にしては長めです。無印創想話なら中編クラスの文章量。
更に内容がプチらしからぬ(失礼)シリアスさなので読み応えがありますけど、良い意味で
癖の無い文章なのですらすら読めるでしょう。
天狗の組織の内情が物語の重要な要素になっているのですが、地霊殿の異変を上手く
絡める等して状況描写に説得力を出しています。
組織の中で生きてきた椛と、自由人の霊夢。対照的な二人が(以下ネタバレにつき自粛)
【五段階評価】
百合★★☆☆☆
文章★★★☆☆
総合★★★★☆
【プチ】39
【タイトル】パルパル人気にリリーが嫉妬したようです
【書いた人】潔白氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1235168225&log=39
【あらすじ】
『我が命
無視されようと
構わない
貫いてこそ
春告げの道 離離威・保羽威斗』(抜粋)
最近、リリーの手紙が紙束になった。
【感想】
霊夢の一人称、場面を変えて3人称。
リリーの手紙には笑った。
一方後半は、どーんと落ちすぎに思う。
狙った落差なのかもしれないが、個人的な感想としてはアンバランスな感じが。
【作品集】プチ39
【タイトル】夜雀の鰻ダレ
【作者】脇役氏
【あらすじ】
名も無きお客がミスチーの御店で飲んでいたとき
ふとした拍子に、屋台で出される秘伝のタレの話を聞く
そこには、ミスチーが料理を作る事になったあるお爺ちゃんの存在があった
【感想】
ミスチーの一人語り形式の御話
話自体は平凡な感じの御話であるが
だが、話を読み終えてからの脇役氏の後書きに全て納得させられた
毎回読んでみて思う事は一つ
『初心忘れるべからず』
さて、焼き鰻を作って食べようじゃないか
【評価】★★★☆☆
【作品集】 ジェネ39-40
【タイトル】影、二つ――前編
影、二つ――後編
【書いた人】 喉飴 氏
【URL】
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1235914391&log=39
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1236727586&log=40
【あらすじ】
全く地上に降りてこない天子が気になり天子の部屋へ現れる紫だが
異変後に謹慎処分を受けていた事を知り、毎日天子を訪れる。
そんな中風呂に侵入した紫は天子にあるものを見てしまい・・・
【感想】
シリアスだがちょっとしたギャグをはさむことで息を詰まらせずに読むことが出来る。
また、所々に挟まる天子の独白により天子の心情も知れ、一層感情移入出来る。
味方がおらず、強くなろうと意地を張り孤独に頑張る天子と
もう独りじゃないと諭す慈愛に満ちた紫の両者の魅力あふれる作品。
「お疲れ様……天子」
【五段階評価】
★★★★
【ジェネリック】39
【タイトル】この世で最も恐ろしい妖怪
【書いた人】量産型氏
【URL】ttp://coolier-new.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1235946001&log=39
【あらすじ&感想】
その妖怪はあなたの、いや誰の傍にも居るのです…