【作品集】本家100・プチ47
【タイトル】ショートギャグ100連発
【書いた人】智高氏
【URL】
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_p/?mode=read&key=1248528655&log=47
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265700347&log=100
【あらすじ & 感想】
ショートギャグ、合わせて200本。
1つ1つは微小サイズだが、数を利かせて襲い掛かってくる。
つまり、アリス理論。読んでいると、ネタの繰り返しがじわじわと効いてくる。
数が数だけに、読者の数だけ楽しみ方があるのかもしれない、そんなより取り見取りな作品。
ある意味、作品集100にふさわしいとも言える作品。プチの方も合わせて、言葉遊び系が好きな方に強く勧めたい。
【作品集】100
【タイトル】稲田姫様にごめんなさい
【書いた人】蛸擬 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265733371&log=100
【あらすじ&感想】
少女たちの目の前の水槽に生きた二匹のイカが入っている。
それは海の無い幻想郷では珍しく、少女たちの興味を大いに誘った――
朝とか昼とか、夕飯を決める前に読むことをオススメします。
理由はイカ略。
【五段階評価】
★★★★☆(三・五くらい)
【作品集】100
【タイトル】女王の仕立て屋-salto finito
【書いた人】電気羊 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265743135&log=100
【あらすじ&感想】
定期的に開催される紅魔館のパーティー。
その帰り道、パーティーに呼ばれた命蓮寺の面々は何処か気落ちした様子で……?
アリスさんとナズーリンの掛け合いがいい味出しています。仄かに香るナズ星も(私には)嬉しい限り。
細やかな描写と軽快な文体で非常に読みやすく、容量も30kbより少なめなのもポイント高。
この安定感は流石の一言です。
専門用語がやや多めですが、レビュワーは多分2割も理解してません。が、理解してなくとも楽しむには十分な作品だと思われました。
しかし霊夢さん……。
【五段階評価】
★★★★☆
【作品集】100
【タイトル】幻想科学読本
【書いた人】如月日向氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265898723&log=100
【あらすじ&感想】
幻想郷の住人が使う様々なスペルカードの数々に、朝倉理科子が科学のメスを叩き込む!
「夢想封印 瞬」で放たれる御札の数々! 実は1秒に15400円もの金をバラ撒いている計算だ!
文の飛行速度はリニアモーターカー並! 萃香が巨大化すると、何と体重は○○○キロ!
科学と幻想が交わる時、抱腹絶倒間違いなしの新たなる真実が明らかとなる!
とまあこんな感じに、霊夢・文・萃香の技を科学的に考えるというSSです
図や表を入れる事で読者に分かりやすくしているので作品の世界に入り込める
氏には是非続編を作って頂きたい。そんな事を期待してしまう作品でした。
【五段階評価】
★★★★ + ★半分
【作品集】100
【タイトル】平和を愛した虎の話
【書いた人】はるか氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265893177&log=100
【あらすじ&感想】
寅丸星は平和を愛していた。不要な傷を生まない平和こそが、救世に必要だと信じていたからだ。
だが、愛する白蓮はそんな星に対し「平和の対極」を目指せと告げる。
実現出来なければ、毘沙門天の弟子は破門されてしまう。
虎の妖怪に、試練が訪れようとしていた。
巧妙に張られた伏線がお見事。
一度読んだ後、もう一度最初から読み直すと作者の仕掛けたトリックに唸ってしまいます。
【五段階評価】
★★★★☆
【作品集】100
【タイトル】おりんりんタクシー
【書いた人】八重結界氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265899179&log=100
【あらすじ&感想】
地霊殿の経済状況は切迫していた。夕食のおかずがパンの耳になったのだ。
この状況を何とかするべく、お燐は自慢の猫車で人を運ぶタクシー、名付けて「おりんりんタクシー」を開業する。
乗客のパルスィを乗せておりんりんタクシーは幻想郷を行く。
お代は千円。コースは旧都~妖怪の山~紅魔館の観光コースだ。
さあ、出発しよう。
八重結界氏だけあり、文章力は非常に高い。
ネタとしてほのぼの・ギャグ系。さあ、パルスィと一緒に観光へ行きましょう。
お代は千円ぽっきりです。
【五段階評価】
★★★★☆
「『夢』、ときどき小傘ちゃん」 (梯子のぼり氏)
早苗さんが楽しそう。ときどき出てくる小傘ちゃんはかわいそう…
夢の中じゃなくてもイブイブで子供出来るよね多分
「メリーキッス」(沙月氏)
別にちゅっちゅしてたから100点入れた訳じゃない
ちゅっちゅとは関係なしに良いSSだと思うちゅっちゅ!
「あたいは不器用だから……」(pys氏)
おりんくうちゅっちゅ。風邪引きたい
タイトルがちょっと書くのこっぱずかしかった
「守矢さん家の早苗さん」 (わおん氏)
氷精と地獄烏と火車と風祝の居場所の話
早苗さんは慣れたというより成長したなぁという印象
「月姫ペダル」 (水性ペン氏)
儚はよく知らないけどよっちゃんがとよねえ大好きなのはよく分かった
思い出が現在に繋がる話はいいなぁ
【作品集】100
【作品名】鬼の暴れた日
【作者】白麦氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265710142&log=100
【感想】タグの通り短い話。一発小ネタなのでSSなのに四コママンガのような感じで読めた。
オチでクスリと笑うことができた、さらりと読めるSSでした。
【作品集】100
【タイトル】鬼の暴れた日
【書いた人】白麦氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265710142&log=100
【あらすじ】
二月。博麗神社と守矢神社は、どっちも閑古鳥が鳴いていた。
【感想】
前作とノリの変わらないショートショート。サクッと読める点は変わらず。
節分ネタと言う事で、やっぱり標的になるのは鬼二人。
オチはまぁ予想のつく物ですが、やっぱりクスリとしたい時に読む物です。
【作品集】100
【タイトル】半信半疑
【書いた人】司馬漬け氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1266074072&log=100
まず司馬漬けさんの文を読んでいて思うのが、楽しいということ
ぽんぽんぽんと流れるように読み進められるのは、それだけで爽快感のようなものを与えてくれる
斜め読みしない、というか勿体なくて出来ない数少ない作者さんの一人
そして今回の作品、まずお空の性格が俺のツボだった
お空は馬鹿丸出しで幼い感じというよりは、外見に見合って結構真面目な思考が出来るんだけど、どこかがズレててちょっと残念という感じというか
そんな俺の思うお空が余すところなく描かれていてもうこの時点でハートキャッチ
そして脇を固めるキャラ達の行動もこれまたとても魅力的
ミステリアスな主、痛快な閻魔、渋い爺さん
これらの関係に取り巻かれて揺れるお空の心が、非常に気持ちよく描かれている
読んだ後には夜食を食べようと思える、そんな作品
お空大好きな人は是非ご一読をおすすめしたい
【作品集】100
【タイトル】紅魔館メイド妹紅ヒストリー
【書いた人】イムス氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265671920&log=100
【あらすじ】
妹紅が紅魔館にメイドとして勤めている未来の話。
館の住人がそれぞれ少しずつ変わっていくなか、レミリアは再び紅霧異変を起こす。
【感想】
軽妙な文体とテンポの良い会話で描かれる日常は、読んでいて楽しくさせられます。
一転して、不意に訪れるシリアスな場面では胸を締め付けられるような描写が光り。
しかしその相反する雰囲気が、ごっちゃになる事なく自然に同居しているのもまた素晴らしい。
紅魔館好きにも妹紅好きにも未来の話が好きな人にも、それぞれにオススメ出来る良作だと思います。
【作品集】100
【タイトル】紅魔館メイド妹紅ヒストリー
【書いた人】イムスさん
【タグ】妹紅 レミリア フランドール 魔理沙 紅魔館 ほのぼの
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265671920&log=100
【あらすじ】
うららかな午後の空を眺めて、明日は霧が出ると思う人などいるのだろうか。
紅魔館のメイドとして働いている妹紅と、彼女を取り巻く人(?)々。
様々な想いとともに、第二次紅霧異変、スタート──
【感想】
不親切な作品です。後書きまで、前作のことを思い出さなかった自分が悪いのですが。
ただ、読者のための余計な説明を省いているので、物語の描写はとてもスムーズです。
会話もテンポ良く、随所の小ネタも面白い。細かいところはさておいて、と思わせる
勢いがあり、最後の着地も綺麗に決めれば10.0(×10)とするしかありません。
ただ、はまらない人は最後まで無理でしょうね。ちょっと読んで判断するが吉。
【作品集】100
【タイトル】秋姉妹が現代入りしたようですってなんやそれ!?
【書いた人】バームクーヘン(B・G・M氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265673867&log=100
【あらすじ】
朝起きたらそこは摩耶観光ホテルだった。
隣には何故か秋姉妹が寝ていた。(原文より)
【感想】
終始テンション高めの文で語られる、現代人の主人公と秋姉妹の脱出劇(?)
分類としてはギャグに入る、と思う。
ただテンションで押し切れる程密度の来いギャグではなく、また話が広がる前に終わってしまうのも残念。
唯一、ラストだけは良い話っぽい。まさか実話だったりしないよな……?
【作品集】100
【タイトル】100年目の東方世界
【書いた人】策謀琥珀氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265676885&log=100
【あらすじ】
「東方」が誕生してから百年目。
東方を取り巻く世界は大きく変わり、また世界その物も変わりつつあった。
【感想】
と言ってもそんな大仰な話ではなく、近未来になっても続いてる東方ってスゲエ!そんなお話。
現代に東方projectが生み出されてから100周年。東方キャラも出ないメタなお話ですが、個人的にはアリ。
しかし、100年目にしてそそわ作品集がまだ105ってのだけは首を傾げる。このままのペースで作者が増えたら、
100周年にはゼロを二つ位足した作品集になるんじゃないだろうか。それとも創想「和」だからこれで良いのか?
【作品集】100
【タイトル】盲目少女と太陽の光
【書いた人】ふじいつき氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265695079&log=100
【あらすじ】
目の見えない、人間の少女。
外を一人で歩く事すら怖がっていた少女に、ふとしたきっかけから変わった友達が出来る。
【感想】
綺麗な話です。描写が綺麗とか地の文が綺麗とか、そういうのに限らず作品を通しての雰囲気が綺麗。
特に、クライマックスでのチルノの、少女の眼を形容する一言。この台詞が全部持ってった。
個人的にはもっと評価されてしかるべき作品。
【作品集】100
【タイトル】盲目少女と太陽の光
【書いた人】ふじいつきさん
【タグ】チルノ オリキャラ
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265695079&log=100
【あらすじ】
生まれつき目の見えない少女は、当然ながら、色を知らない。
そんな彼女が初めて色を「知った」きっかけとは、何だったのだろうか。
とある氷精との邂逅、そして──
【感想】
文体、話の進み方、構成のどれにも無理がなく、安心して読むことができました。
結末が判っていても、ついつい惹き込まれて読み進めてしまうのは流石といったところ。
もっとも、語り手が盲目であることに細心の注意を払って書かれているのですが、
ごくたまに、もう少し工夫できたかな、と思うことがありました。惜しい!
【作品集】100
【タイトル】盲目少女と太陽の光
【書いた人】ふじいつき氏
【容量】約55kb
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265695079&log=100
【あらすじ&感想】
オリキャラである盲目の少女はとある日診療所で長時間待たされ、外へと足を向けた。
そこでチルノの雪だるまを蹴っ飛ばしてしまうが、チルノとしゃべり友達となる。
初めてわけへだてなく話せる友達を得た彼女だがその後日、もうその目が治る見込みは無いと宣告されてしまう。
チルノを前にして泣き出してしまった彼女に、チルノはとっておきの場所へと連れて行ってくれると言う。
しかしその道中獣に襲われてしまい―
おてんば恋娘、正にコメの通りおてんばで優しいチルノの可愛らしさ、微笑ましさを描いた物語。
単純に言うならイイナハシダナーですが、問題はどんな話なのかというところでしょう。
感動ものの長編は廃れることは無いのだと思います。人は優しいものが好きなのですから。
目で見えない世界の描写にも注目して読むと更に作品の良さが浮かんで感じられます。
★★★★★(良い話でどんな感動を呼び込むか、というのが大事なのでしょうか)
【作品集】100
【タイトル】「俺」
【書いた人】ムラサキ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265696971&log=100
【あらすじ】
いつも通り博麗神社でお茶を飲む霊夢と魔理沙。変わらない日常。
しかし魔理沙は一つだけ、違和感を感じていた。どうして霊夢の一人称が「俺」なんだろう?
【感想】
住人の一人称が「俺」になった幻想郷を舞台にした……ホラー?ギャグ?どっちだろう。
一人違和感を感じる魔理沙からしてみれば、これは間違いなくホラー。
とりあえず、「俺」がゲシュタルト崩壊する事は間違いない。
【作品集】100
【タイトル】おくらいり作品
【書いた人】ずわいがに氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265698706&log=100
【あらすじ】
レミリアはフランのテーブルマナーをチェックしようと食卓を共にする。
どうにも険悪な雰囲気の二人だが、タイミング良く咲夜が料理を運んでくる。
しかし、この料理こそが何よりも問題だったのである。
【感想】
ギャグです。色々と粘っこいギャグです。
こんな食卓絶対嫌だ。そりゃフランちゃんも涙目でぶっ倒れます。
そして妖精メイドが不憫でなりません。おいしくいただけたのかどうか、甚だ疑問。
【作品集】 100
【タイトル】 おくらいり作品 【書いた人】 ずわいがに 氏
【URL】 ttp://coolier-new.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265698706&log=100
【あらすじ&感想】
――「和・洋・中のフルオクラコースをご用意致しました」
レミリアは妹にテーブルマナーを教えようとディナーに誘う。引きこもりの妹のためにも、貴族の嗜みって
やつを身につけてもらわないといけない。で、ケンカ真っ最中の二人に、咲夜がすげえ料理を運んできた。
16.61kb。タイトルうめぇ。オチもうめぇ。オクラはまじぃ。ってなわけで、紅魔館の三人のお話しである。
原作でも意図不明な言動をとることがあるらしい咲夜、その思惑、まさに完璧で瀟洒なメイドでありました。
【作品集】100
【タイトル】9=8号外【フランちゃんカバディ編】 ~芸術=爆発であるなら、三段論法によりベースボール=爆発の公式も成り立つのではないか? その予想と証明について~
【書いた人】ねじ巻き式ウーパールーパー氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265699251&log=100
【あらすじ】
野球が好きで好きでたまらないレミリアは、どうにか紅魔館を野球っぽくリフォームしたいと考える。
【感想】
叫んだ後の続き。いや、結局試合がどうなったかはわからずじまいだけれど。
スレで話題になった智弘氏の爆発ネタリスペクトとも言える。が、勿論それだけに留まらない。
野球にかける情熱、歩み寄りの大切さ、そしてオチ。クオリティの高いギャグの連続。
作家の内輪ネタだと思って読んでない人がいるのなら、それは凄く勿体無いと思う。
【作品集】100
【タイトル】あめあめふれふれ
【書いた人】八重結界氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265701662&log=100
【あらすじ】
咲夜は、過去にテレビで見たキスの仕方に憧れていた。
額にするそのキスを自分もやってみたいと考える。さて、問題はどうやってキスするかだ。
【感想】
あっさりと、簡潔に、かつ甘く。王道ですね。安定感があります。
あまりベタベタな恋愛と言う感じではないので、どちらかと言うと可愛い咲夜さんや美鈴を見たい人にオススメ。
ちゅっちゅも良いけど、こういうキスもまた良いと思うのです。
【作品集】100
【タイトル】『月姫』
【書いた人】OCTPAS氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265702823&log=100
【あらすじ】
いつか見た、父の仇の姿を克明に覚えてしまっている妹紅。
憎しみなのか一目惚れなのかわからない感情を抱き、妹紅は輝夜を想う。
【感想】
タイトルからわかる通り、文章の雰囲気は奈須っぽいなぁ……と思わせられます。主に「――」の多さとか。
ただ、雰囲気止まり。突っ込んだ内容を味わうには物足りないので、雰囲気を楽しむだけの物になってしまってます。
どうせ奈須を真似るなら文体だけでなく、話の運びや伏線の張り方なんかも盗むつもりでやって欲しいです。
雰囲気の作り方は模倣とは言え悪くなかったと思うので、次作で頑張って貰いたい。
【作品集】100
【タイトル】主と従者の愛って美しいよね。それがどんな形でも。
【書いた人】香由知凪氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265717844&log=100
【あらすじ】
レミリアの部屋に入った咲夜は、目の前の光景に驚く。
【感想】
ふがふが。これに尽きます。
タグにある通り、そそわじゃお馴染みな傾向のシュールギャグですが、それは安定感の裏返しでもあります。
……いや、これがお馴染みと言われて違和感無いって言うのが、なんつーかもうカリスマブレイクの極地だけど。
【作品集】100
【タイトル】霊夢が藍様無しじゃいられない身体にされちゃう話
【書いた人】手負い氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265722228&log=100
【あらすじ】
何の前触れもなく藍に押さえ込まれてしまった霊夢。
慰めて欲しいと言う藍に霊夢は反発するが、妖怪の力に叶う筈も無く……。
【感想】
と、出だしはとっても危うげな雰囲気ですが、ご心配なく。全年齢対象です。
作中の雰囲気も、まさにこの作品のテーマを体現しているかのように温かな物。
何か辛い事があったりしたら、この藍様に癒して貰えば良いんじゃないでしょうか。
【作品集】100
【タイトル】さとりいとし、君こいし
【書いた人】ワレモノ中尉氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265728832&log=100
【あらすじ】
季節は冬。こたつに入ったさとりとこいし。
幸せを感じる温もりの中、こいしはふとした事をさとりに尋ねる。
【感想】
タグにはギャグとありますが、腹筋を破壊するような物ではないです。
全体的にゆるい雰囲気の漂うほのぼのギャグ。後半はそれに更に甘みが加わる。
仲の良い古明地姉妹が好きなら、とりあえず読んでおいて損は無いでしょう。
【作品集】100
【タイトル】朱鷺子デラックス
【書いた人】白々燈氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265729658&log=100
【あらすじ】
朱鷺子の名前は、今日から朱鷺子デラックスとなる。
【感想】
終始テンポの良い掛け合いで繰り広げられるギャグ。
とりあえず朱鷺子は可愛い。なんか可愛い。
そして霖之助の眼鏡が欲しくなる、そんなお話。
【作品集】100
【タイトル】海に咲く花(前)
【書いた人】esplia氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265736931&log=100
【あらすじ】
念縛霊として船を沈める日々を送る村紗。
そんな村紗は、一輪からある高名な僧侶の話を聞く。
【感想】
「我が顔は殺し人の」から続く村紗の話。続けて読む事を強く推奨。
浸水していく船のように、じわりじわりと話が進む。テンポが悪いと言えばそうかもしれないが、それで切り捨てるには惜しい。
惜しむらくはこの村紗に纏わる一連の話、完結にはまだまだ程遠そうな事である。もうちょっと纏めて投稿しても良いのでは。
長編シリアス好き、独自解釈・設定万歳な身としては、続きを楽しみにしている。
【作品集】100
【タイトル】男の、戦い
【書いた人】音無氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265739499&log=100
【あらすじ】
戦場でただひたすら殴りあい、弾幕を撃ち合う男たち。
理由はただ一つ。最後の一人になるために。
【感想】
「これ東方かよ?」と出だしで思う方も結構いると思いますが、実際胸を張って「これ東方だよ!」と言えるかどうかは微妙。
しかし、これも東方の在り方の一つであるとは言える……気がする。
色んな意味で東方への愛が迸っているのは間違いない。例え作中登場人物の9割がオリキャラ男らだとしても。
【作品集】100
【タイトル】友符
【書いた人】八重結界氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265774948&log=100
【あらすじ】
霊夢と霖之助の結婚式の二次会にて、アリスは魔理沙の様子がおかしい事に気付く。
一つの恋が終わり、別の恋が始まり。そんな中、マスタースパークの調子が狂う。
【感想】
丁寧な心理描写で魅せる、アリス視点の恋のお話。
アリスの苦悩、恋符のギミック、それらが最後にどう言った結末を迎えるのか気にならずにはいられない。
若干脇の甘い印象を受けるかもしれませんが、個人的には読後の余韻の良さに比べれば微々たる物です。
【作品集】100
【タイトル】アルバイト輝夜9
【書いた人】久我拓人氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265774902&log=100
【あらすじ】
そして今日も霖之助は屋台へと赴く。
今回のゲストは、にとり。
【感想】
ほのぼのと小ネタと若干のニヤニヤ、或いはパルパル。安定感があります。
言葉遊びの豊富な会話の面白さが、一層知的な雰囲気を演出してくれます。
シリーズ全作目を通した自分の感想としては、夜にグラス片手に読むSSとしてはうってつけなシリーズじゃないかなぁ、と。
【作品集】100
【タイトル】時を止めた少女
【書いた人】毛玉おにぎり氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265776997&log=100
【あらすじ】
「月が眩しくて眠れないよ。何か話をしておくれ」(原文より)
咲夜さんが語り手となって語る、絵本チックな物語。
【感想】
絵本のような柔らかい文体で語られる、咲夜とレミリアの時間にまつわるお話。
話自体は若干ありがちに感じる部分もあるが、上手い具合に短く纏められ、サクッと読める。
不思議な気分に浸りたい時や、眠れない夜なんかにどうぞ。
【作品集】100
【タイトル】時を止めた少女
【書いた人】毛玉おにぎりさん
【タグ】レミリア 咲夜 絵本風
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265776997&log=100
【あらすじ】
彼女のお嬢様は、今日も彼女に話をせがむ。
リクエストは、うんと暗くて寂しい話。
さて、彼女の紡ぐ昔話は、はたしてお嬢様のお気に召すのだろうか。
【感想】
絵本というか、童話調です。薄く残酷性が見え隠れするところとか。
淡々とした流れに、読み手が色々なことを自分で補完しまうのが良い方に作用しているのでしょうか。
作者さんの解釈には違和感も覚えますが、そこをとやかく言う作品ではないでしょう。
【作品集】100
【タイトル】古明地ゆかり
【書いた人】TAM氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265790967&log=100
【あらすじ】
地霊殿の時の異変にて、さとりに弾幕を真似された事でプライドを傷付けられた紫。
紫によるさとりへの復讐が始まる。
【感想】
理不尽極まりない理由で巻き込まれるさとりが不憫でしょうがない、そんなギャグ。
ギャグ自体も安定感があり、安心して読める。
でもゆかりんに般若とか言っちゃダメだぞ、絶対だぞ!
【作品集】100
【タイトル】大と並の境5
【書いた人】アクアリウム氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265785911&log=100
【あらすじ】
大妖怪候補、最後はレティ。四人はレティを探しに幻想郷を巡る。
一方その頃、レティは妖怪の山に足を踏み入れていた。
【感想】
幻想郷縁起の改編をテーマにした長編の五話目。
妙にSっ気のあるレティさん。余り見ないキャラ造形だが、これがどう活きてくるのかは続きが無いとどうにも言えない。
個人的にはそこそこ期待しても良いシリーズだと思う。作者の成長を楽しみにしている趣きも、多少はある。
【作品集】100
【タイトル】魔理沙マジ俺と代われ
【書いた人】白 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1266062630&log=100
【あらすじ&感想】
小傘ちゃんは魔理沙に驚いてもらおうと、ガラスをブチ破っておしかけ女房にやってきます。
常識にとらわれない小傘ちゃんは魔理沙にハーレム系漫画のような攻撃を仕掛けますが…
百合入ったコメディーです。魔理沙×小傘という取り合わせがレア。糖分劇高。
そういった味付けのSSが読みたい時にお勧め。
【五段階評価】★★☆☆☆
【作品集】100
【タイトル】魔理沙マジ俺と代われ
【書いた人】白氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1266062630&log=100
【あらすじ】
一人暮らしの筈の魔理沙。それなのに家に帰ると聞こえてきた声。
「お帰りなさいませご主人さま~」
【感想】
ラノベやエロゲによくある「平凡な男子学生の○○の元に、いきなり美少女が現れて」的な展開に近い物がある。
感想としては、魔理沙マジ俺と代われ。この一言に集約される。タイトルに偽りなし。小傘好きなら読んで悶えろ。
【作品集】100
【タイトル】魔理沙マジ俺と代われ
【書いた人】白さん
【タグ】魔理沙 小傘 ほのぼの
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1266062630&log=100
【あらすじ】
誰もいないはずの家に、ついつい「ただいま」と呟く主人公。
ところが、返ってきたのは「お帰りなさいませご主人さま~」の声。
おいおい、何で女が玄関で三つ指ついてるんだよ──
【感想】
感想はタイトル通りですね。キャラは意外と壊れておらず、きちんと一定の範囲内に収まっている印象です。
展開はベタなので、そういう意味でも安全に楽しめる作品です。予定調和というか何というか。
脳内でギャルゲー風に進行させていくとより良い感じになるかもしれません。
【作品集】100
【タイトル】晦朔を知らず(前・中・後)
【書いた人】反魂氏
【URL】前編:ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813722&log=100
中編:ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813772&log=100
後編:ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813819&log=100
【あらすじ】
正月、稗田邸に現れた霊夢。後から来た早苗も合わせて雑煮を振舞った後、阿求は霊夢に一つ申し出をする。
並行して語られる回想。繰り返される転生の中に秘めた稗田の想いとは。
【感想】
派手な話じゃない、決して。でも、ただひたすら丁寧で綺麗で、少しだけ残酷かもしれない話。
阿求の繊細な内面が、反魂氏の愛と確かな文章力によって描かれています。とりあえず、もっと読まれるべき話だと思う。
【作品集】100
【タイトル】晦朔を知らず
【書いた人】反魂さん
【タグ】稗田阿求 博麗霊夢 作品集100記念作品 (前編)東風谷早苗 (中編)森近霖之助
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813722&log=100 (前編)
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813772&log=100 (中編)
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265813819&log=100 (後編)
【あらすじ】
人里にやってきた巫女。彼女をもてなすのは、当代の阿礼乙女その人であった。
不意に去来する遠い記憶。それは一体、何を意味するのか。
幻想郷縁起の完成を目前に控え、彼女たちの物語も一つの節目を迎える。
【感想】
合計90KBを超える容量表示の割には長さを感じませんでした。
文章の読みやすさに加えて、内容に没頭できたからでしょう。敬遠する必要はありません。
ここで終わりか、という思いと、ここが終わりだ、という想いが混じり合った不思議な感覚になりました。
ちなみに、タイトルを見て魔理沙の話と勘違いしたのはここだけの秘密。
【作品集】100
【タイトル】おうちに帰ってチョコレート
【書いた人】深山咲氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265815568&log=100
【あらすじ】
ふとした事からさとりと喧嘩したこいしは、守矢神社に行く。
そこで居合わせたぬえと二人、早苗からバレンタインの話を聞き、一つ悪戯事を思いつく。
【感想】
バレンタインと言う題材を上手い具合に調理した話。苦みも甘みも程よく作られています。
個人的にはハートフルな命蓮寺が中々にツボ。ぬえは幸せ者だなぁ……。
【作品集】100
【タイトル】めんどくさい静葉
【書いた人】バームクーヘン(B・G・M氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265823865&log=100
【あらすじ】
その日穣子が朝起きたら姉が分裂していた。一体何事だ。(原文より)
【感想】
この静葉は何と言えば良いのだろう。……ウザ癒し系? 穣子は癒される気配すら無いけれど。
腹筋を鍛える方面ではないが、肩の力を抜いて読めるギャグの佳作。
【作品集】100
【タイトル】うちのメイド事情 体験版
【書いた人】大崎屋平蔵氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265860176&log=100
【あらすじ】
風邪を引いたのに仕事を休もうとしない咲夜。
そんな咲夜を美鈴から預かる羽目になった魔理沙。さてどうしたものか。
【感想】
甘めな咲マリ。何か甘いの読みたいって人はとりあえず読めば良いと思う。
風邪を引いた咲夜さんの可愛さも中々。幼児退行の良さがわからない魔理沙は不憫だ。
で、製品版はいつになるんでしょう?
【作品集】100
【タイトル】百は偉い
【書いた人】ハリー氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265866640&log=100
【あらすじ】
ごく自然な流れから、幻想郷にある「百」を探そうと思い立った霊夢と魔理沙。
幻想郷には一体どんな百があるのだろうか。
【感想】
テンポ良く話が進み、飽きさせない。合間合間に挟まれるギャグも良い。
オチも綺麗だし、言葉遊びも面白い。問題があるとするならば、一部のキャラの味覚ぐらいである。
【作品集】100
【タイトル】白線の外側から、あなただけに届けたいもの
【書いた人】pys氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265868732&log=100
【あらすじ】
小悪魔の日記を見つけたパチュリーとレミリア。
そのあんまりな内容に、二人は小悪魔に罰を与える事を考える。
他の勢力の従者と勝負し、司書として相応しくなければ解雇されてしまう。小悪魔の運命やいかに。
【感想】
紅魔館の従者勢の品格は、色々な意味で流石としか。でも日記を勝手に見る主も主。
小悪魔も咲夜さんも、もう少し主に対する愛情をオブラートに包んだほうが良い。
こんなこと書いてるけれど、実は普通に良い話です。
【作品集】100
【タイトル】白線の外側から、あなただけに届けたいもの
【書いた人】pys氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265868732&log=100
【あらすじ】
小悪魔のアレ過ぎる日記を発見したパチュリーとレミリア。それが発端となり、紅魔館の司書の座を賭けて他勢力の従者たちと勝負をすることになった小悪魔。果たして小悪魔は勝負に勝ち残り、これからもパチュリーと共に過ごす事が出来るのだろうか……
【感想】
基本的にギャグ。でも読んだ後はほっこりした。
物語の柱である司書対決については、カンのいい人ならルール説明の時点で結末は予想がつくかも知れない。ただ、自分もうっすら結末の予想がついた人間だが、がっかりはしなかった。むしろ、こうあって欲しいというところに、ストンと綺麗にはまったとすら思う。とにかく、最初のノリからは想像出来ないほど綺麗に終わっている作品という印象。
【作品集】100
【タイトル】十五夜のいたづら
【書いた人】鵜氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265868901&log=100
【あらすじ】
十五夜なのに、餅が無い。
その事に気付いた「麻理沙」は、永遠亭に餅を頂きにいく事を考える。
【感想】
とりあえずコメントで言われている通り、人名の誤字ってのは致命的だと思うのですよ。
それも一回や二回ではなく、全編に渡って。話自体も目新しさは感じず、キャラ崩壊ばかりが目に付いてしまう。
もう少し深く東方に触れてから書いても、バチは当たりません。次は頑張ってください。
【作品集】100
【タイトル】幻想に境なし
【書いた人】英氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265869900&log=100
【あらすじ】
博麗神社では、紀元節を祝う宴会が開かれていた。
【感想】
流石に短い。もっと一つ一つの動きを深く掘り下げていけば、面白く出来るテーマだとは思うのだが。
そのテーマで何を見せたいか、作者さんは次はそこを意識して文章を増やしていくと良いんじゃないでしょうか。
【作品集】100
【タイトル】不死物語 ―うぶウブメ―
【書いた人】負け猫亭氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265874867&log=100
【あらすじ】
いつもの殺し合いの後、輝夜は妹紅に提案を持ちかける。
「私たちも妖怪退治をしよう」そう言う輝夜に、妹紅はなし崩し的に巻き込まれていき……。
【感想】
東方で化物語をやりたかったんだろうなぁと思っていたら、案の定そうだった。
テンポも文章もさすがに本家と比べられる物ではないが、シリアス目なストーリーの合間にギャグを挟む構成は悪くない。
所々冗長に感じる部分もあるが、「気楽なシリアス」を読みたい時には候補に入るかもしれない。
【作品集】100
【タイトル】アクアリウムの月
【書いた人】猫井はかま氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265877059&log=100
【あらすじ】
紫の気まぐれで、夜中の水族館に連れてこられた藍。
人も妖怪もいない館内での、二人の穏やかなやり取り。
【感想】
上手い。水槽をこういう風に使うとはなぁ……と感心しました。
感心した後は、紫と藍のやり取りに心を温められます。ああ良い話。
余談ですが、近所の水族館はクラゲの研究で有名らしいです。藍様が見に来たりしないだろうか。
#regin(パチュリーの語る、美鈴との過去話。)
【作品集】100
【タイトル】MPSS:1953;
【書いた人】□ボ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265878281&log=100
【あらすじ】
パチュリーの語る、美鈴との過去話。
【感想】
あらすじをどう説明すれば良いかわからない……。とりあえずパチュリーさんエロい。
魔法の仕組み関連の設定、及び描写が妙に力入ってて格好良い。これは良い中二だ。
癖のある独自設定が大好物だぜって人には結構オススメ出来るかもしれません。
【作品集】100
【タイトル】MPSS:1953;
【書いた人】□ボ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265878281&log=100
【あらすじ】
「良いわよ、別に。と言うか、隠すことでも無いしね」
言うと、レミリアは吐息。
「パチェは美鈴の元愛人だ」
(本文より抜粋)
【感想】
正直文章は読みにくい。魔理沙やレミリアがいるシーンは特に。でも困ったことに、話がとても面白い。
ざっくり言うと、パチュリーと紅美鈴の過去話。外の世界の話がメインで、わりと現代東方じみてる。
最強美鈴は個人的に苦手気味です。しかし面白い。なんでこんなに面白いんだろうなーと考えてみると、まず一つは、パチュリーと美鈴の関係性……新しければいいってわけじゃないけれど、まあ新しい。パチュリーが美鈴に「ベタ惚れ」で、普通に乙女やってると。美鈴最強系というか紅魔館のみんなに慕われてるよ系の話において、パチュリーから見た美鈴って、なんだかんだで信頼してるのよフフッ的な感じに落とすことが多い感じ。なのでやっぱりまず新鮮さはある。
あとパチュリーがベタ惚れるのって、だいたい魔理沙や強いて言えば小悪魔で、その惚れる過程もわりとテンプレできてるところがある気がするんだけど……さてこの話、「パチュリーが美鈴にベタ惚れる過程」ってのを、すっごいシンプルにかつ必要なところはわりときっちり描いてる。しかもこれ、魔理沙や小悪魔との話でよく出てくる「過程」とも差別化できてる感じで、まあようするに、美鈴に恋する乙女パチュリーがちゃんと書けてる感じ。
──話が逸れるが、この「過程」の描き方になにかデジャヴがあったので考えてみたら、ラノベ作家の川原礫が浮かんできた。ベッタベタなのに何故か面白いという、勝手に「ベタの天才」みたいに思ってる作家なのだけど、この人がまた、「ヒロインが主人公に惹かれる過程」を描くのがバカに上手い。『アクセル・ワールド』の黒雪姫なんか特にそう。ヒロインが抱える諸々+主人公になんやかんやされる→主人公に惹かれる、というこのシンプルな図式に、妙に説得力が宿ってる……おそらく、ヒロインが抱える諸々(ヒロインの性質)と、主人公がヒロインに対してやったこと、この両者のベクトルがかなり近いからなのだけど。
さて「MPSS:1953;」に話を戻すと、個人的に、この「惚れる過程」は、パチュリー・ノーレッジというキャラクターに……まあ作中で付加されてる設定も込みだけど、すごくしっくりくる。まだ半人前……人間の側からそこまで脱し切れてない時期のパチュリーだということも込みで、すごくそれっぽい。そして、おそらくだけど、この「理由」は、魔理沙相手とかだと書きにくいんじゃないかなぁと感じた。霧雨魔理沙というキャラクターで、パチュリー・ノーレッジというキャラクターを描き出すことは果たして出来るのだろうか……なんてとこまで思考が飛躍してしまったりもするのだが、まあそれはさておこう。
最後に。下品ってタグがついてるけども、このあけっぴろげなキャラ描写はなかなかバランスよくて、きっちり作品の魅力の一つになってるかと。こういうのってやりすぎるとほんとにただ下品なだけになるんだけど、これは「下ネタ」の領域まで行かず、「ぶっちゃけトーク」あるいは「ギャグ」の域に留まっている感じ。このバランス感覚は上手い。
……とまあ、珍しいタイプのパチュリーが見れたりして、総じて面白いと思うのだけども、「※タグを見て一つでも合わないと思ったら引き返して下さい」という注意書きの通り、設定に対して神経質だと自覚がある人は、まあ自衛した方がいいかもしれない。ある程度許容範囲広いよって人にはオススメよ。
【五段階評価では分け足りないので百段階評価】64/100点
【作品集】100
【タイトル】一瞬を忘れずに。
【書いた人】ああああ。氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265884221&log=100
【あらすじ】
お空が抱える深刻な悩み。
「なんだか周囲と比べて、ほんのちょっとだけ記憶力が悪い気がする」
【感想】
おばかなお空は可愛い。そんなお空が見れて時折クスリと出来れば良いと思います。
そういうSSですコレ。短いから気軽に読めるし、軽くお空分を補いたい時にはちょうど良い。
【作品集】100
【タイトル】こんな命蓮寺~ねずみんきゅ~ぴっと~ 第2章
【書いた人】高機動型ユボン3号氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265884020&log=100
【あらすじ】
色々な事があった結果、ナズーリンは思索に耽る。はたして恋とはなんぞや。
【感想】
前回の際どさは鳴りを潜め、今回はちょっとだけギャグとは違う方面も顔を見せます。
いや、相変わらず船長は自重しないんだけどね。気持ちはよくわかるんだけどね。
毘沙門天の人生も、別にEasyモードと言うほどでは無かったらしい。それでも羨ましい事に変わりは無い。畜生。
【作品集】100
【タイトル】誰かさんのメッセージ
【書いた人】ムラサキ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265888918&log=100
【あらすじ】
ある日の紅魔館にて、ぬえとこいしはフランに料理を振舞うと言う。
【感想】
果たしてハンバーグに籠められたメッセージとは。これ以上は言わないでおきます。
にしてもレビューってのは思ったより頭を使うんだなぁ。どこまで踏み込んで良いのか、線引きが難しい。
【作品集】100
【タイトル】二人のための日
【書いた人】みをしん氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265889839&log=100
【あらすじ】
二月十四日、朝。
目を開けると幽香の顔があった。
夢だと思ったので抱き寄せてキスをしてしまった。(原文より)
【感想】
甘くて良質な幽アリ。他に形容のしようが無い。
とにかく糖分が足りないって時に読むべき物。そうじゃないと砂糖を吐いて倒れる。
最初からカップリング成立しているので、そこが気にならない人向け。
【作品集】100
【タイトル】二人のための日
【書いた人】みおしんさん
【タグ】幽香 アリス 幽アリバレンタイン
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265889839&log=100
【あらすじに代えて本文より抜粋】
二月十四日、朝。
目を開けると幽香の顔があった。
夢だと思ったので抱き寄せてキスをしてしまった。
【感想】
甘い。甘すぎる。ここまで甘いと逆に癖になります。まるでマックスコーヒーじゃないか。
頑張って攻めに出るアリスと受けに回ると弱い幽香が上手に書かれていて幸せな気分になれます。
たまにはこういうのもいいよねぇ、という気分転換にぜひ。
【作品集】100
【タイトル】少女が恋した魅惑の小箱
【書いた人】葉月ヴァンホーテン氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265895687&log=100
【あらすじ】
昨日の居酒屋での事が気になって仕方ない二人。
天然食材の謎を解き明かそうと、昼休みに二人は先生を探す。
【感想】
「幻想美食夜行」の続き。ひたすら美味そうな描写が続くのを退屈と思うかどうかで評価は多分変わる。
満腹の時か、家に食材がある時に読むのを強く推奨。腹が減ります。
【作品集】100
【タイトル】野球しようよ! SeasonⅡ
【書いた人】和坊氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265896413&log=100
【あらすじ】
こいしチームの練習風景と、フランチームのメンバー集め。
少しずつ話が進んでいく中で、こいしチームには一つの不安要素が。
【感想】
前回からの続き。
ともすれば退屈になってしまいそうなメンバー集めの回ですが、その中でも少しずつドラマが進んでいくので飽きさせない。
野球好きなら期待出来るかもしれません。スポーツからっきしな自分が先を楽しみにしてるくらいですから。
【作品集】100
【タイトル】カエルになった魔理沙様
【書いた人】時計屋
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265901063&log=100
【あらすじ】
魔理沙が朝起きると、自分がカエルになっている事に気がついた。
【感想】
ギャグ方面でのキャラ崩壊でなく、腹黒かったり常識知らずな方面でのキャラ崩壊が苦手な人は読まない方が良いかも。
逆に、そう言った部分が気にならない人には普通に面白い作品だと思います。
とりあえず酒癖の悪い人は自覚を持って飲み過ぎないようにしましょう。可愛い諏訪子様は見れても後で心が痛みます。
【作品集】100
【タイトル】このままだとなんやかんやで妹様が爆発します。つまりフランドーンッ!(by小悪魔)
【書いた人】白々燈氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265903919&log=100
【あらすじ】
レミリアとフランは、小悪魔の行う健康診断にて、ある宣告を受ける。
「このままだと、なんやかんやでお二人とも爆発します」
【感想】
美鈴の面倒見の良さと、爆発するフラン。良いお話です。
小悪魔が茶目っ気のある悪魔っぽさを醸し出しているのも良い。良い高笑いだ……。
【作品集】100
【タイトル】不在
【書いた人】aho氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265905709&log=100
【あらすじ】
“私”と“お館様”の、ちょっとしたやり取り。
【感想】
そのちょっとしたやり取りの中に、色々な想いが渦巻いているのです。
余り多くを語るようなSSではないと思います。長さ自体は短めなので、とりあえず読んでみると言うのでも良いのではないでしょうか。
【作品集】100
【タイトル】星と恋の機関車 ~完~
【書いた人】夜イカロ景氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265947825&log=100
【あらすじ】
自分の本当の気持ちに困惑する霊夢。
そして三人の恋の行方は?
【感想】
恋です。見てるこっちが恥ずかしくなりそうな恋です。
前二作を読んで気になったなら、とりあえず最後まで読んでおこう。
【作品集】100
【タイトル】しもやけ、とうしょう、ちるぶれいん
【書いた人】おぎ@暇同氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265976091&log=100
【あらすじ】
目が覚めると、家の中が一面の銀世界になっていた。(原文より)
【感想】
オリキャラ男とレティの……何だろうこれは。とりあえず俺に男を殴る権利はあると思います。
もう二月も終わり、春が近いんでしょうか。レティさん行って欲しくないなぁ。
【作品集】100
【タイトル】小悪魔取扱説明書
【書いた人】白々燈氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265981699&log=100
【あらすじ】
ある日フランは図書館には「小悪魔取扱説明書」なる本を見つける。
【感想】
悪戯好きな小悪魔と、どこぞの魔界の神が可愛い一作。
にしても悪戯の度を越えている気もするが、それもまた小悪魔の魅力なのです、多分。
【作品集】100
【タイトル】いつか月の紅い日に
【書いた人】ロディー氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265982656&log=100
【あらすじ】
過去の話。世界を嫌って閉じこもった妹に外に出て欲しいと考えたレミリア。
自分でも好きになれない世界を、さぞ楽園であるかのようにフランに語る。
【感想】
素晴らしき姉妹愛。それ以外に何が言えようか。
ストレートなちゅっちゅに飽きたのなら、この話を薦めよう。それくらい美しいスカーレット姉妹なのである。
【作品集】100
【タイトル】黒い固形物
【書いた人】醤油氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265986461&log=100
【あらすじ】
食事当番の村紗は、その日の献立に悩んでいた。
結果シーフードカレーに決定、さてまずは材料の買出しからだ。
【感想】
ノリとテンポは良い。ただ、かなーり文章が読みにくい。字を詰めるなら句読点くらいは使っても良いんじゃないだろうか。
ところで、グレイズ的な味ってどんな味なんだろう。紙一重で美味いのか不味いのか。
【作品集】100
【タイトル】パチュリー様が友人のために苦しみを背負われました
【書いた人】ぜくたん氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265992052&log=100
【あらすじ】
「お嬢様、これから学業に専念してもらいます」
色々とアレなレミリアに対して咲夜の持ち掛けた提案。そんな咲夜に当然の如くレミリアは反発するが……。
【感想】
全員が程度の差はあれどおかしくなってる気がしてなりません。特にパチュリー。
フランちゃんの黒い一面は恐ろしい。レミリアのノンカリスマも筋金入り。
そんなお話です。きっとシリアス? ……確かに一部のキャラにとってはシリアスかもしれない。
【作品集】100
【タイトル】ハッピー? バレンタイン!
【書いた人】西風氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265993069&log=100
【あらすじ】
バレンタイン前日にチョコを作る早苗を見て、どうも落ち着かない神奈子。
当日に義理を配りに行くという早苗の後をつける事にする。
【感想】
バレンタインネタとして非常にわかりやすい部類に入ると思います。テンポの良いギャグ。
過保護な保護者って傍から見たらギャグなんですが、実際被害を受ける方はたまったもんじゃない。
【作品集】100
【タイトル】私とあなたの東方風神録
【書いた人】神田たつきち氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265993745&log=100
【あらすじ】
妖怪の山の面々の視点でお送りする秋の祭り。
【感想】
風神録メンバーがどのようにして秋祭りを過ごすのか、それぞれの視点がショートショートで描かれます。
マイナー気味な組み合わせが多いですが、内容は良質です、ご安心を。
何と言うか、祭りの風景が脳裏に浮かびます。特に最後の一組、個人的に結構ツボかもしれない……。
【作品集】100
【タイトル】私とあなたの東方風神録
【書いた人】神田たつきちさん
【タグ】マイナーな組み合わせでも良いじゃない 早苗アリス ミスティア妹紅 穣子諏訪子 文雛 にとり椛 +α
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265889839&log=100
【あらすじ】
題名のない、秋のお祭り。酒を飲んで、みんなで楽しめばそれだけで満たされる。
そんな喧騒の中、各所で繰り広げられる二人の世界。
普段は見ることのできないその姿、どれだけその眼に収めることができるでしょうか。
【感想】
この作品単体でというより、シリーズ全体を読むべきです。世界観は一貫していて好感が持てます。
これくらい突き抜けるとそういうものだと受け入れることができますね。まぁ作品に文句はありません。
問題はタグです。さなアリがマイナーだと……許せんっ!
【作品集】100
【タイトル】【そこに座っているならば】
【書いた人】歪な夜の星空観察倶楽部氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265996871&log=100
【あらすじ】
椅子が壊れた。新しいのを調達しないといけないが……。
【感想】
物凄いドラマやギャグがあるわけではなく、静かに話が進みます。
が、その静かな話の中から何を読み取る事が出来るのか。この話の醍醐味は恐らくそれ。
独特な雰囲気、多くを語らない文章。ツボな人にはとことんツボかもしれません。
【作品集】100
【タイトル】故に妹紅は慧音を愛す
【書いた人】Taku氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1265997615&log=100
【あらすじ】
凄惨な殺し合いの時間と、何の変哲も無い幸せな時間。
それらが交差する日常の中で、妹紅が考える事とは……。
【感想】
展開が若干荒っぽい感じも受けますが、妹紅の苦悩を正面から描いた話は中々の迫力。
特にトリッキーな部分の無い、良く言えば王道、悪く言えばありがちなのかもしれませんが、それを押し切る熱さは感じます。