作品集14

Last-modified: 2012-01-21 (土) 15:44:50
道草 風城一希氏

【作品集】14
【作品】道草
【作者】風城一希氏
【あらすじ】
霊夢と魔理沙の、里の帰り道。

【感想】
あらすじのまんまな話です。
ですが、霊夢と魔理沙の二人の会話が非常にそのキャラらしくて良い感じ。
三月精の霊夢と魔理沙みたいで、雰囲気がすばらしい話でした。

【5段階評価】
文章★★★★☆
構成★★★★☆
総合評価★★★★☆

東方狂魔館 Completed(前・後)  michisato 氏

【作品集14】
【タイトル】東方狂魔館 Completed(前・後)
【書いた人】michisato 氏
【サイズ】計116.37KB
【URL】前:ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1116199041&log=14
    後:ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1116199365&log=14
【あらすじ】
 冥界に異変が起きていた。最近やってきた数人の霊が、「吸血鬼に殺された」と口を揃えて言うのだ。幽々子に命じられた妖夢、天性の勘で異変に感づいていた霊夢、そして何故か知っていた魔理沙の三人はその異変を解決するため、紅魔館へと向かう。

【感想】
 永遠亭直後のお話です。月の魔力によって、元から『陰』の気質しか持っていなかったレミリアの心は、さらに『陰』の側に傾いてしまいました。すなわち、吸血鬼性の暴走。しかし、いくつかの異変を経て人間たちと触れ合うようになった彼女の理性は、吸血行動を否定します。
 紅魔館に乗り込んだ三人と、主人に従う住人たちのバトル。格好良いレミリアさんでした。

【五段階評価】
★★★★☆(弾幕無しのバトルものです。嫌いなら-1.0)

狐の出稼ぎ  おやつ氏

【作品集】14
【作品名】狐の出稼ぎ
【作者名】おやつ氏
【あらすじ】
狐、とあるように主演は藍様。出稼ぎ、と言うタイトルに偽りはなく、八雲家の家計が心許なくなった藍は
マヨヒガを離れ、一時資金稼ぎに金をもってそうな場所で奉公することを決める。
その際に色々あって妖夢も引き連れる。まるで社会科の職場体験である。向かった先は紅魔館。
そこで待っていたのは門番である紅美鈴の奇襲。なんとか事なきを経た藍と妖夢。
ところがそのすぐあと、美鈴と妖夢の間で(というか一方的に妖夢が)一触即発の状態。
その場をなんとかおさめ、結果的に紅魔館で働くことが決定されるが……。
【感想】
ここから感想。最初の美鈴があまりにも自然すぎて、腹の底でそんなこと考えてたとは、誰も気付くまい。
数ある美鈴像の中でも一際奇抜な描写がなされている。おやつさんの美鈴はどこか、というか本当に、「らしい」
私も、それなりに「らしい」美鈴を書いてきたつもりではあるが、この人の美鈴は遥かにそれを凌ぐ。
前後編と外伝がある。外伝は完全に美鈴に主点を置いているので必見。美鈴が何故「そう」なのかが判る。
あと、妖夢は完全にオマケ。

ミルクティはお早めに  村人。氏

【作品集】14
【タイトル】ミルクティはお早めに
【書いた人】村人。氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1115765179&log=14
【あらすじ】
いつものように博麗神社を訪れた魔理沙は階段に腰掛けている霊夢を見つける。
特に何をするでもなくぼーっとしているように見えたが、少し様子がおかしい。
霊夢は常なら上を向いて放心する。なのに下を向いている。
「……どうかしたのか?」問いへの答えは、想像を遥かに超える危急のものだった。
「飛べなくなっちゃった」

【感想】
れいまり。この一言に尽きる。ある理由からいつになく気弱な霊夢と逆に積極的な魔理沙の容赦ない桃色空間は百合好きなら悶えながら読み進められるだろう。非常にテンポがよく50kb近い容量もまるで気にならない。かなり昔の作品ではあるが改めて読んでみるのも一興。読んだことのない人も

是非。

【五段階評価】★★★★★(百合百合なので苦手な人は注意)