【作品集】191
【タイトル】お前らのマリアリで世界がヤバイ 【書いた人】らいじう氏
【分類タグ】マリアリ 霊夢 紫 魔理沙 アリス 妖夢 幽々子 百合
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385604410
【概要】
お前らのジャスティスだろ、早くなんとかしろよ
【感想】
甘いカップルのイチャイチャに対する揶揄は、しばしば歓迎の意を込めて誇張的に表現されるものである。
それを極限まで推し進めたのがこの作品。
胃を馬鹿にするようなデミタスコーヒーのブラックが、マックスコーヒーのホットになるようなマリアリ空間。
適度なボリュームで、ちょっと百合でも見てテンションあげたい人にお勧め。
時間は、永夜抄。
見事、異変も解決してくれます。
【作品集】191
【タイトル】穣りへの兆し 【書いた人】こうず氏
【分類タグ】秋静葉
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385558236
【概要】
なかったよ^^
【感想】
明示的に東方のキャラクターが出てきて活躍するというお話ではない。
東方のキャラクターや世界観についての作者の見解を、東方の世界で実際に起こるであろうワンシーンを切り抜くことで示そうとした作品。
多くを語らないシャープさが、秋姉妹の存在を浮かび上がらせていて良い。
着眼と語り口に妙のある作品で、たまにはこういう話を読みたくなるような、味わい深さがある。
こうした類の作品を、どういうジャンルとして考えて良いのかはちょっとわからない。
つまりは、オンリーワンということ……かと思ったけど、全く類似の作品がないというわけではない気がする。
似た雰囲気の作品があれば、どなたかレビューなどして教えていただきたいものである。
【作品集】191
【タイトル】穣りへの兆し 【書いた人】こうず氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385558236
【タグ】秋静葉
【概要】なし
もうレビューあるけどこれもすごく良い。短めだから多く語らないけど
センスあふれる文章によって直接的じゃないけどびしびし伝わってくるものがある。
長編も面白いし短編もこんなのかけるのはすごい!
こちらは質に見合ってぐんぐん点数入ってると思う。
【作品集】191
【タイトル】トマトはおやつに入りますか? 【書いた人】水上 歩氏
【分類タグ】咲夜 レミリア 日常の謎
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385539868
【概要】
トマトゼリーをフランに食べられてしまったレミリア。
レミリアはフランを問い詰めるが、フランは『絶対に食べていない』と言って譲らない――。
【感想】
トマトゼリーの真相はいかに!?
咲夜がメイドになってから一年ほど経ったときのワンシーンで、咲夜がどうして紅魔館でメイドとして働くようになったのかというきっかけを描いた作品。
場所はオール紅魔館の、紅魔館物としては王道的な題材。
あまり多くを語ると骨抜きになるのが手の平サイズなので、ここは語らぬが吉と心得た。
ただ、作者は投稿数も多く、安定した評価を得ている方なので、この作者の作品が未読の場合は、むしろ優先して過去の評価が高い作品を読んだほうが良いかもしれない。
もちろん、これは他の作者の作品にも言えること。
同人誌即売会では、新刊よりも既刊を買うと喜ばれるんだって!
【作品集】191
【タイトル】人里一の愛されキャラ 【書いた人】道楽氏
【分類タグ】上白沢慧音 稗田阿求 藤原妹紅
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385520378
【概要】
慧音先生は、親友の稗田阿求が藤原妹紅に恋していることを知り、応援してあげたくなったようです。
【感想】
聖人とはこんな感じらしい。
思い込みが激しく、行動力があり、突飛で、大胆で、人が良くて、素直で、おそらくは聡明で美人で巨乳であろう慧音先生を描いた作品。
というかふと思ったのだが、終始一貫してガチ百合ではあるものの、全然百合展開にならない作品って他にあったろうか?
ジャンル的には、ギャグ? だと思うけど、見たことのないギャグ。
ラノベとかギャルゲの鈍感主人公の鈍感なところを抜き出して一人称で描いている。
とにかくオンリーワンであることは間違いない。
【作品集】191
【タイトル】鏡に映る雪 【書いた人】つつみ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1385738852
【タグ】地霊殿
【概要】異変の少し後です
上にかいてたから見てみたらすごくよかった。
さとりこいしの話なんだけど表現っていうか言葉が秀逸。ラストはタイトルの意味もわかってぐっとくる。
ほんとに質の高さのわりにポイントが低いと思った。
独特の世界観があっておススメ
【作品集】191
【タイトル】源平創想話 【書いた人】平安座氏
【分類タグ】弁々 八橋 パルスィ
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/ssw_l/191/1386167275
【POINT】約2000 (2014/02/23時点) 【容量】21.04KB
【あらすじ&感想】
歴史文学と東方を絡めるといえばこうず氏というイメージなのだけど、本SSもなかなかエキセントリックな絡め方で面白い。平家物語と源氏物語をネタにしたコメディです。
両物語を全然知らず興味もない人には面白さは半減してしまうことは否めませんが、逆に一通り知っている人には面白さは倍増するでしょう。(ネットで流行ってるものについてのパロネタが豊富。ということは、ジャストヒットする読者というのは、そういったものと古典文学、両方に知識と興味がある人ということに……)
もっと点数が高めでもいいかも? いや、読者層がそうだったということでは妥当なものかと。より高くするなら、古典文学をまったく知らない人にも面白く感じさせる作りにしないとならないでしょうね。でも、そうすると本SSの味も消えてしまうかもしれないので、悩ましいところです。
今まで誰も扱ってこなかったものを形にするのはシンドイですね。このSSがちゃんと形になっているのは素晴らしいです。
(ちなみに「歴史ネタ」タグで検索すると、6件ヒットする。全てデン氏のSS。「東方曹操話」とか。歴史文学と東方、こういう絡め方もあるのか)
【作品集】191
【タイトル】さよなら私のイデオローグ 【書いた人】夏後冬前氏
【URL】ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/191/1387473032
【あらすじ&感想】
疎まれ者の住む地底でさえ遠ざけられていた水橋パルスィと鬼人正邪
2人の同志の居場所を求めるための戦いをパルスィ視点で書かれた作品
今まで見たことがないかっこいい正邪だった
誠実で正直で弱者のために戦う姿はまるで物語のヒーローのようにすら感じるほど
ただ物語のヒーローとの大きな違いは、敵が大きな社会のシステムでそれが問題なく回っていたことだろう
居場所がないものを排斥しながら
この作品を読むと「幻想郷にだって『しかたないから居る』奴らはいるんだろうなー」なんて考えてしまった