作品集28

Last-modified: 2010-10-18 (月) 21:04:28
メロンパンな彼女  木村圭 氏

【作品集】28
【タイトル】メロンパンな彼女
【書いた人】木村圭 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1147295551&log=28
【あらすじ】
今日は子供の日。レミリアに(物理的に)暇を出された咲夜は……。

【感想】
お母さんレミリアと娘咲夜。なんとも素晴らしい主従だ。個人的に理想的だったものだから、点数以上にツボってしまった。
合間にやってくるアリス、神綺さま、夢子さんの掛け合いも素晴らしい。頬が緩むだけでなく、何とも温かな気持ちになれる。
そして、落ちとあとがき。タイトルに思わず納得してしまった。
余すとこなく楽しめる作品だと思う。
【五段階評価】
★★★★★

竹林の怪 ~in the dark~  床間たろひ氏

【作品集】28
【タイトル】竹林の怪 ~in the dark~
【書いた人】床間たろひ氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1146852822&log=28
【あらすじ&感想】
 竹林の奥深くにある、普段は誰も決して近づかない納骨堂。
 真夜中に遊び半分で肝試しに来た子供の首筋に、赤い鉄扉の隙間から青白い手が!!
 「うひゃぁぁぁああああああ!」
 そんな感じの怪談話で、今宵も主人とその友人達からいいように弄られる妖夢。
 怖くなんかない怖くなんかないっと自分に喝を入れる彼女は、ある日のお使いにて……
     ※※※
 どうして妖夢という子はこんなに涙目が似合うのでしょうか?
 それはともかく、実に日本らしいじめじめとした良質のホラー、否「怪談話」です。
 白玉楼にゆゆ様・ゆかりん・藍様の三人が揃えば、そりゃあ怪談以外に何をやれと言いますか。
 ここの妖夢は半人前の怖がりさんですが、主人想いの真っ直ぐないい子です。
 何故永遠亭に○○○があるのかは不明ですが、それを貰いに行こうとして酷い目に遭います。
 でも傍から見れば、血相変えて刀を2本も振り回しながら絶叫してる妖夢の方が怖そうな気ががが
 大団円と見せかけて実は……という手法はよくあるものですが、やっぱり怖いものは怖い。
 今夜寝る前のお供に、ぜひいかがでしょうか?
 あ、でも、夜中にトイレ行けなくなっても当方は責任持てませんので悪しからず。ひひひ。

珈琲片手に彼は今日も往く  爪影 氏

【作品集】28
【タイトル】珈琲片手に彼は今日も往く
【書いた人】爪影 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1147325093&log=28
【あらすじ】
今日も賑やかなミスティアの屋台。その隅に、スーツを着こなした一人の男がいた。

【感想】
いわゆるクロスオーバーもの。発想が素晴らしい。
そしてみすちー可愛いよみすちー。

初めての涙  人比良氏

【作品集】28
【タイトル】初めての涙
【書いた人】人比良氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1146317271&log=28
【あらすじ&感想】
 
 海を見に行きたい――
 一生に一度のお願いとして、紫にそう頼み込んだ。
 紫は、ちょっとだけ意外そうな顔をして、
「それでいいの?」
 と首をかしげた。
『それ』がどういう意味なのか、魔理沙には判らなかったけれど。
 いつものように――こう答えた。

「普通だぜ」(本文より)
 
 
 
 
 たった2人、海に遊びに来た魔理沙とフランドールの物語。
 ストーリー・描写力ともに他に類を見ない美しさ。
 おそらく読み終わった時の感想は最初のコメントの人の一言に集約されていることでしょう。
 

【五段階評価】
 ★★★★★(うん、とりあえず読むべき)