作品集38

Last-modified: 2011-01-29 (土) 00:21:58
『香霖の一日』 カプチーノ氏

【作品集】38

【タイトル】『香霖の一日』   【書いた人】カプチーノ氏

【あらすじ&感想】
タイトル通り、ある日の森近霖之助の起床から就寝までを克明に記した一人称ドキュメンタリー・
ギャグ。
投稿された当時、紅魔郷以降のゲームに出演していた東方キャラが(約一名を除いて)全員
登場しているのが、さりげなく凄い。
内容をぶっちゃけて言うと、香霖が不幸の連続に遭う話なんだけど、後書きで救われます。
お試しがてら、ネタバレにならない程度に本文から一行抜粋してみましょう。

橙が僕の乳首のスイッチを面白がって押しまくった。

こんな感じ。
人生に疲れている人には是非読んでいただきたい作品です。
きっと香霖から明日を生きる元気を貰えることでしょう。
生きているって素晴らしい!

【五段階評価】
文章力  ★★★☆☆
文笑力  ★★★★★
総合評価 ★★★★☆

十全な月を食べる獅子  ヒャロ式 氏

作品集38, 十全な月を食べる獅子 (ヒャロ式 氏)
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1173011964&log=38
内面を語ったような物語っぽいけど、なんだかよくわからない作品。
特別どこがどう盛り上がるわけでもなかったし。
最後も取ってつけた感がちょっと。

香霖のとある不幸な朝  つくね 氏

作品集38, 香霖のとある不幸な朝 (つくね 氏)
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1173490370&log=38
魔理沙とこーりんもの。朝のワンシーン。起承転結の起すら危うい作品。
短いにも程があるし話自体何なのかよくわからない。
まぁ、初投稿じゃ仕方ないなって感じ。

おにのはなし1  暮夜満足 氏

作品集38, おにのはなし1 (暮夜満足 氏)
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1175546807&log=38
誰かが語る鬼のお話。連作ものの一作目。
演出とはいえひらがなばっかで非常に読みづらい。
しかも内容が面白くないから本当に困る。
人に負担をかける演出方法を取るくせにつまらないって最悪の作品だと思う。

夏の夜の宴の後で   御伽瀬 聖氏

【作品集】38
【タイトル】夏の夜の宴の後で
【書いた人】御伽瀬 聖氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1174264082&log=38
【あらすじ】
萃夢想の異変から数週間後。宴会を前にした博麗神社に巫女と子鬼の姿があった。

【感想】
霊×萃な作品。しんみりとした甘さが味わえます。
雰囲気は上手く書けているのですが、文章のテンポがちょっと悪いかも。

蓮子とメリーの不思議な旅(前)(中)(後)  アッザム・de・ロイヤル氏

【作品集】38
【タイトル】蓮子とメリーの不思議な旅(前)(中)(後)
【書いた人】アッザム・de・ロイヤル氏
【URL】前編 ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1174692885&log=38
【あらすじ】
 春休み。蓮子とメリーは遠野へ旅行に出かけるはずだった。
 だが二人は凡ミスを積み重ねてまったく見知らぬ土地へ降り立ってしまい、
 あげくの果てには遭難しかける羽目に……。

【感想】
 ひたすらボケ倒すメリーに、それら全てに律儀にツッコミを入れる蓮子。
 どんな状況下でも漫才を繰り広げる二人はまさに芸人の鑑。
 こう書くとギャグにしか見えませんが、本作品は秘封倶楽部による幻想郷でのホームステイ(?)を描いています。
 昔ながらの日本の生活に悪戦苦闘する現代っ子二人の姿は見ていて微笑ましい。
 滞在先の夫婦(オリキャラ)との交流も心温まり、最後はホロリとなるようなならないような。
 ことあるごとに繰り広げられる漫才はややクドイという印象も持ちましたが、
 二人が楽しそうにしているならそれでいいと思います。

【五段階評価】
 ★★★★☆

姫が子育てをする話  乳脂固形分 氏

【作品集】38  【タイトル】姫が子育てをする話  【書いた人】乳脂固形分 氏
【長さ】   短■□□□□長 (18KB 気軽に読める短編)
【あらすじ】
 永琳の強烈下剤の効果により、なんと赤ちゃんになってしまった妹紅。
成り行き上仕方なく、元の姿になる一か月の間、輝夜が妹紅を育てる事に。
【感想】
 読みやすい短編。子育てにハマって親バカ、いや妹紅バカになってしまう輝夜の描写や、
所々に古語が入る輝夜の発言はなかなか新鮮。
 文章が軽くテンポが良いので、実際の分量以上にサクサク読む事が出来た。
逆に言ってしまうと、結構あっさりと子育て期間が終わってしまうので、
長編が好きな人が読むと物足りなさを覚えるかもしれない。
とは言うものの、この長さでこの展開の速さだからこそ、
テンポの良い作品に仕上がってるとも言えるので、この位が丁度良いのかもしれない。
【構成】     ★★★★☆
【文章】     ★★★☆☆
【総合評価】 ★★★☆☆ (ちょっと時間が出来た時に読める手ごろな作品)