作品集79

Last-modified: 2011-07-07 (木) 19:52:55
天才八意の名言 神々も見捨てた妄想狂氏

【作品集】79
【作品】天才八意の名言
【作者】神々も見捨てた妄想狂氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245164760&log=79

【あらすじ】
天才はかつて無いスランプに陥っていた。

【感想】
のどかな幻想郷の一日。一人煩悩全開の人が居ます。
キャラがキャラだけに最後はちょっと期待したのですが……!?
普通に良いお話でした。

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★☆☆
お薬★★★★☆
総合評価★★★☆☆

屋台マックス 翔鶴氏
さあ!よみがえるのだ!この電撃でーっ!

【作品集】79
【作品】屋台マックス
【作者】翔鶴氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245168781&log=79

【あらすじ】
さあ!よみがえるのだ!この電撃でーっ!

【感想】
硝煙と鉄クズの世界が帰って来た。主に、幻想郷に。
思い出補正がやばいお話です。
ガガガガー! ゲームをプレイしたことのある人なら是非読んでおくべき!

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★☆☆
戦車★★★★★
総合評価★★★☆☆

あるとき、ミスティアは酔客同士の喧嘩に巻き込まれ、屋台を壊されてしまう。

【作品集79】

【タイトル】屋台マックス
【書いた人】翔鶴 氏
【サイズ】123.03KB
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245168781&log=79

【あらすじ】
 「屋台」が流行し、多くの人妖が屋台を活用する幻想郷。
 あるとき、ミスティアは酔客同士の喧嘩に巻き込まれ、屋台を壊されてしまう。にとりの工場まで修理してもらいに行くが、中古の屋台を買うのと同じ程の値段がすると告げられる。途方にくれるミスティアを見かねて、にとりはミスティアにある噂を話す。
 それによると、ある洞窟に「伝説の屋台」があるという……

【感想】
 いや、面白かったです。クロスオーバーに特有の違和感、疎外感を感じさせない親切な構成に、随所に仕込まれた小ネタ。ヤマらしいヤマもオチらしいオチも無いといえば無いですが、続きが気になる構成力が素晴らしい。ぜひ続きも読みたいものです。

【五段階評価】
★★★★☆

手を取り合って アステルパーム氏

【作品集】79
【作品】手を取り合って
【作者】アステルパーム氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245248378&log=79
【あらすじ】
「お邪魔するぜ」
魔理沙はアリスの家にやってきた。
【感想】
タグ通り、マリアリです。ニヤニヤが止まりません。
魔理沙とアリスのほんわかとした空気が頬を緩ませっぱなしです。
最後の描写が微妙にエロティック。雰囲気が素敵なお話でした。
【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★★☆
火傷★★★☆☆
総合評価★★★★☆

スタンド・バイ・レミィ 沙月氏

【作品集】79
【タイトル】スタンド・バイ・レミィ
【書いた人】沙月氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245236723&log=79
【あらすじ】
あの子が家出した。
【感想】
氏の作品は最近泣きが多かったからか、珍しく感じるコメディ系。
自然配置された不思議な言葉とかりすまちっくなお嬢様。
落ちは絶対、誰も見破れないと思われる。
【五段階評価】
★★★☆☆

青空交響曲 岩山更夜氏
フランドールは夢を見た。フランドールは、夢を見ている。

【作品集】79
【タイトル】青空交響曲
【書いた人】岩山更夜氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245477388&log=79
【あらすじ】
フランドールは夢を見た。フランドールは、夢を見ている。
【感想】
スレで度々話題になる岩山更夜氏の傑作。
点数を見るに、皆なんとなくスルーしているのではないだろうか。
ならば是非、この作品を読んで欲しい。
紅魔館タグに偽り無し、全ての紅魔館メンバーがいきいきと描かれた傑作である。
一人一人の動きや、場面場面の情景が自然に頭の中に浮かんでくるような地の文も好印象だ。
氏曰く、これが最長作品とのことだが、起承転結のメリハリもきいていて、実に読みやすい。
あれよあれよという間に読み終えてしまうことだろう。
氏の作品が好きな方は勿論、紅魔館メンバーが大好きな人には是非読んで頂きたい作品である。
【五段階評価】
★★★★★(五段階評価で満点というのは安っぽい気がして好きではないが、傑作故致し方無し)

ノベライズ小説のように、生き生きとした描写の作品。

【作品集】79
【タイトル】青空交響曲
【書いた人】ふじいつき(岩山更夜) 氏
【ポイント】9000
【レート】13.18
(2010/05/19時点)
【あらすじ】
 ある日フランドールは夢を見た。青空の下、姉と共に花畑で無邪気に遊ぶ夢。
不可能に思える、だからこそ輝いて見えて欲しくなる。
でも、不可能は行動次第で可能になるかもしれない。そう思い、フランは動き出す。
【感想】
 ノベライズ小説のように、生き生きとした描写の作品。
綺麗な情景描写、アクティブに動き回る紅魔館の住人達、
そして起承転結のしっかりしたストーリーにより、長さを忘れて一気に読んでしまう。
優しく温かな紅魔館で、遥かな夢に向けて大きな一歩を踏み出す話。
読んでいて元気になる。
【総合評価】★★★★★(ちなみに自分は未クリア……)

鉄分 司馬漬け氏

【作品集】79
【作品】鉄分
【作者】司馬漬け氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245343219&log=79

【あらすじ】
幽々子さまを嗜めるのももう慣れた。
そんな夜、妖夢が見た光景。

【感想】
ホラー? ギャグ? やっぱりホラー?
妖怪が鍛えた桜観剣の秘密が明かされます。
冥界組のセリフ回しが無理なく物語を紡いでいるお話でした。

【5段階評価】
文章★★★★☆
構成★★★☆☆
飢餓★★★★☆
総合評価★★★★☆

下着談義in永遠亭 らすぼす氏

【作品集】79
【作品】下着談義in永遠亭
【作者】らすぼす氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245419937&log=79

【あらすじ】
えーりーん、ちゃんと下着つけてる?

【感想】
甘い! そして甘い!
永琳と輝夜ののんびりまったりした会話が気持ちいいお話です。
うどんげのタイミングの悪さもなかなか……。
良い姫さまでした。

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★☆☆
琳永★★★★☆
総合評価★★★★☆

『おはよう』 道標氏

【作品集】79
【作品】『おはよう』
【作者】道標氏

【あらすじ&感想】
 「おねえちゃんおねえちゃん、今日ね……」

 紡がれるのは、なんでもない、ただの一日のおはなし。
 さとりの一言一言に隠された姉としての思いが、ぐっと心に届いて、響く
 お昼寝前か、就寝前にどうぞ。

紅魔館桃色大異変 楼閣氏

【作品集】79
【作品】紅魔館桃色大異変
【作者】楼閣氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245575782&log=79

【あらすじ】
美鈴モテモテ王国。

【感想】
美鈴が【何故か】モテまくるというコメディものです。
セリフ回しの応酬と畳み掛けるような展開が面白かったです。
いい感じのグダグダ感が素敵なお話でした。

【5段階評価】
文章★★★★☆
構成★★★☆☆
婚約★★★☆☆
総合評価★★★☆☆

キスメ譚 百ノ夢氏

【作品集】79
【作品】キスメ譚
【作者】百ノ夢氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245775917&log=79

【あらすじ】
霊夢とおくうがキスメの下半身に興味を持つ話(タグより)

【感想】
タグのままです。謎の少女の謎の部分こそが魅力なのです。
霊夢と空のコンビが新鮮で違和感が無いのです。
可愛いよキスメなお話でした。

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★☆☆
釣瓶★★★★☆
総合評価★★★☆☆

全裸ごっこ 智弘氏

【作品集】79
【作品】全裸ごっこ
【作者】智弘氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245733688&log=79

【あらすじ】
全裸。

【感想】
全裸作家の智弘氏の最新作です。例に漏れず全裸。
いやいや、凄く中身は真面目っぽいのだけれど。
圧倒的な語彙が余すところ無く裸について語ります。
あとがきは反則だなぁといつも思う。

【5段階評価】
文章★★★★★
構成★★★★☆
セリヌンティウス★★★★☆
総合評価★★★★☆

ソラミミラブ 監督氏

【作品集】79
【作品】ソラミミラブ
【作者】監督氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245855353&log=79

【あらすじ】
些細な聞き違いから始まったラブストーリー

【感想】
仕事オフモードの映姫サマがめちゃくちゃ可愛いお話です。
コメディなのでどこかにオチがあると思いきや映姫サマが可愛い。
なんだかんだ言って押しに弱い映姫サマが可愛かったです。はい。
頬が緩んでしまう幸せなお話でした。

【5段階評価】
文章★★★★★
構成★★★★☆
身銭☆☆☆☆☆
総合評価★★★★☆

毒の適切な使い方 デン氏

【作品集】79
【タイトル】毒の適切な使い方
【書いた人】デン氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245913102&log=79
【あらすじ&感想】
ゆうかりんお母さん
おまぬけなメディ
いじめっこ魔理沙

このキーワードにピンときたらどうぞ。

母性  ★★★★☆
弾幕表現★★★☆☆
オチ  ★★★☆☆

こいしとうつほでパルパル ちゃいな氏

【作品集】79
【作品】こいしとうつほでパルパル
【作者】ちゃいな氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1246006822&log=79

【あらすじ】
さとりが出かけた。お燐を連れて。

【感想】
パルスィが出てくると大体お話は嫉妬。そんなお話。
ギャグというよりはほのかなコメディでしょうか。
鼻を鳴らすパルスィの表情が頭の中に浮かんできそうなお話でした。

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★★☆
嫉妬★★☆☆☆
総合評価★★★☆☆

待ち合わせの時間、夜明けの時間 ほたるゆき氏

【作品集】79
【作品】待ち合わせの時間、夜明けの時間
【作者】ほたるゆき氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1246020556&log=79

【あらすじ】
妹紅は、終わることの無い夜を生きる。

【感想】
静かに淡々と進むお話。
妹紅の一人称がどことなく寂しげで切ない。
再び始まる物語に心が温かくなるお話でした。

【5段階評価】
文章★★★☆☆
構成★★★★☆
再会★★★★★
総合評価★★★★☆

赤い館の領主様 東雲一葉氏

【作品集】79
【タイトル】赤い館の領主様
【書いた人】東雲一葉氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1246102911&log=79
【あらすじ】
 紅魔館当主の暴君じみた振る舞いに、一人ひそかに立腹しているしがない門番妖精。
 そんな彼女の日常は、一瞬にして変容した。
 たった一人の、紅白の人間の襲撃によって。
【感想】
 『東方紅魔郷』を紅魔館サイドから描いた作品。
 オリキャラ視点だが、全く違和感を覚えることなく読み進めることができる。
 言葉の選び方や、台詞回しに抜群のセンスを感じた。
 ちょうど前作品集の終わり頃なので、見逃している方もおられるのではないか。
 そんな方は是非一読を。
 最初の数行から、瞬く間に世界観に引き込まれること必至の快作である。
【5段階評価】
 文章★★★★☆
 構成★★★★☆
 反骨★★★★★
 総合評価★★★★★

私の名を呼びなさい-fragment- 猫井はかまさん

【作品集】79
【作品】私の名を呼びなさい-fragment-
【作者】猫井はかまさん
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245555478&log=79

【感想】
幽香×パルスィ。幽香様、怖いです。
完全に一方通行の幽香→パル。幽香が笑顔でいらっしゃりながら狂気に満ちています。幽香の一人称で語られ、
短いモノローグが次々と書かれる様子に幽香の本気を感じます。まだこれは序章です。

蒼い巨塔 反魂さん

【作品集】79
【作品】蒼い巨塔 「お勧め!」
【作者】反魂さん
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1246108610&log=79

【感想】
チルノが⑨じゃない……!?
とりあえず、チルノの脳内はかなり高尚なことが判明しました。しかし……。とりあえず、短いし、最後まで読みましょう。
ひょっとしたら最初の方を読んで「戻る」を押した人がいるかもしれませんが、最後まで読まないとこの作品は意味がありません。これ以上はネタばれになるので書けませんが。やられた! と思いました。

時と境界の交わる時・前 Shaleさん

【作品集】79
【作品】時と境界の交わる時・前
【作者】Shaleさん
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245771474&log=79

【感想】
間違って幻想郷に神隠しされた外の人間。戻されると時代が100年進んだタイムスリップ状態に……。
秘封倶楽部の話は、簡単なキャラの設定しか知らない身としては難しいのがちょっとつらい所。逆に言うと、だからこそ行動が読みづらいので新鮮な気持ちで読めます。これは前編なので、ここで広がった話をどう畳むかが勝負でしょうか。
※後は作品集80

ふわんどーるのきもち 無在氏

【作品集】79
【作品】ふわんどーるのきもち
【作者】無在氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245860036&log=79

【あらすじ】
フランドールに、犬耳生える。

【感想】
犬耳というよりは狼耳だけど。
冒頭からしばらくはギャグとしか思えないような展開で、軽やかにさっくりと進んでいく。
レミリアとフランの掛け合い、しぐさ。吸血鬼姉妹は可愛いなぁ、もう。
だが、その実ところどころに配置された知識のかけら、伏線。これが後々効いてきて。
終盤である。フランが元に戻るシーンはやや強引かもしれないが、それでもそのあとの姉との会話は思わずうるっとしてしまった。
この作品で、一番好きな言葉。ネタバレになるので書くことはしないけど、もう、本当に、涙腺がやばかったです。
これからも期待できる作家さんの一人としても、お勧めとして。

★★★★☆

ベタクラッシュ!  Ninja氏
ベタを憎む魔理沙と、半ば呆れながらもそれに付き合う霊夢のやり取りを中心に物語は進む。

【作品集】79
【作品】ベタクラッシュ!
【作者】Ninja氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245392184&log=79

【あらすじ】
ベタは憎むべきものだと思う。

【感想】
最新作品集(84)で万点越えを果たしたNinja氏。そのデビュー作。
ベタを憎む魔理沙と、半ば呆れながらもそれに付き合う霊夢のやり取りを中心に物語は進む。
構成は上手く、また文章も非常に読みやすい上、テンポも良い。
オチはここではあえて伏せるが、ほのぼのとしたハートフルストーリーに心打たれること必至。

【5段階評価】
文章★★★★★
構成★★★★★
ベタ☆☆☆☆☆
総合評価★★★★★

ちなみに作品内容とは関係ないが、コメント欄の日付を見れば分かるように、上述の最新作から遡ってこの作品を読んだ人が相当数いる模様。
逆に言えば、投稿当時は読んでいなかった人が結構いるのではないか。
それは勿体無い、これは是非読まれるべき作品だ、との思いから、今回レビューをしてみました。
仮に今投稿されてたら、5000~6000点くらいはいくんじゃなかろうか。
当たり前のことだけど、やはり得点は読者数に比例するのだなと実感しました。

なんなんだろうこのセンスのよさは。

Ninja氏の『ベタクラッシュ!』はもうね、名文。名文だよ。傑作とかじゃないの。残るのよ、後世に
ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245392184&log=79

前レビュー作品と併せて読むと、あぁこいつにだけは絶対敵わんと思わされる
なんなんだろうこのセンスのよさは。着眼点もいい、キャラもいい、ストーリィもいい、文章もいい
作品自体には瑕疵もあろうが、なんというかこの作者自体には攻撃すべきところが少なくとも私自身には見つからない

いやいい作品……というより、いい作者に巡り合うたものだ。これだから創想話はやめらんねぇ
この作品だけで明日一日は幸福に暮らしていけるだろう。人と人との友情を信じられるだろう

ギャストリ・ラブ・シアター  ロディー氏

【作品集】79
【タイトル】ギャストリ・ラブ・シアター
【書いた人】ロディー氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245338386&log=79
【あらすじ】
幽々子をめぐる笑いあり、涙目あり、バトルありの妖忌と紫のお話

【感想】
幽霊が太るわけない、そう思っていた時期が私にもありました。
幽々子様が可愛すぎるせいで妖忌と紫があつい!
というかこの二人なんでこんなにマジなのか。
楽しく読めて、最後はさわやかで素敵な話でした。

妖精チルノのお絵かき教室  ネコん氏

【作品集】79
【タイトル】妖精チルノのお絵かき教室
【書いた人】ネコん氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245295293&log=79
【あらすじ】
一枚の絵を拾ったチルノは「あたいもお絵かきする!」と言い、共に描いてくれる仲間を探し始めた。
そして、湖全てを使った壮大なお絵かきが始まる。
【感想】
全体的にほのぼのとしており、安心して読める作品。
自分はこれを読んでチルノに惚れ直した次第。
オチも意外性があって良い。

濡れ濡れ蓬莱人   aho さん

【作品集】79
【作品】濡れ濡れ蓬莱人
【作者】 aho さん
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245779222&log=79
【本文容量】 9KB
【あらすじ】
雨が降ってきたから殺し合いは延期にしよう
しかし雨の中を歩くのが嫌な輝夜は妹紅の家におしかけて来た
【感想】
蓬莱人2人のやりとりを見るお話
小物や風景の描写が丁寧で読んでて心地よく、雰囲気や会話もとても妹紅と輝夜らしいです
この2人のダンスをずっと眺めてみたくなりました
とても綺麗な作品だと思います

アルバイト輝夜7  久我拓人氏

【作品集】79
【タイトル】アルバイト輝夜7
【書いた人】久我拓人氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245160020&log=79
【あらすじ】
梅雨の合間の、晴れた夜。霖之助は屋台へと向かう。
今回のゲストは冥界組。

【感想】
見所と言えば、毎回ミスティアの歌っている歌。元を知っているとクスリと出来る、こういう小ネタの使い方は好きです。
今回は若干シモい要素がありますが、コメント欄の100点の多さがそそわ住人の紳士っぷりを表していますね。
とりあえず、妖夢に飲ませ過ぎてはいけません。

テロリストの唐傘  烏丸 蒼一 氏

【作品集】79
【タイトル】テロリストの唐傘
【書いた人】烏丸 蒼一 氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245773319&log=79
【あらすじ&感想】
ある雨の日。早苗さんは捨ててきた世界の事を思います。大切な友達だった、今はもう名前も
思い出せないあの子の事を…

メランコリーな早苗さんと、天然元気な小傘ちゃんのお話。
こがさなものの早苗さんは、大概常識も自制心も宇宙空間に投げ捨てている事が多いのですが、
このSSではめずらしく思春期の娘さんしてます。思いつめてしまいそうになるところを、
フリーダムな諏訪子さまや霊夢、そしてなにより一生懸命な小傘ちゃんに励まされる早苗さんが
いとおしい。そしてもちろん小傘ちゃんは可愛い。
少女の心理描写が好物な方はぜひ。
【五段階評価】★★★★☆

紅い体験版  冬扇氏
地霊異変に紅魔館勢が乗り込む。

【作品集】79
【タイトル】紅い体験版
【書いた人】冬扇氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245846045&log=79
【あらすじ&感想】
地霊異変に紅魔館勢が乗り込む。フランちゃんむにむにー。
自機:美鈴 支援レミ・咲・フラン

コメディ作品です。
ネタがぎっしりと書き込まれていて、退屈になる隙を与えてくれません。
ボリュームはありますが、一気に読ませてくれます。
レミリアを中心にいろいろアレな紅魔館勢の仲の良い雰囲気が好きです。

今回も笑うこと必至の冬扇ワールドに読者を誘ってくれる。

【作品集】79
【ポイント】12620
【レート】12.97
(2010/03/21時点)
【タイトル】紅い体験版
【書いた人】冬扇 氏
【あらすじ】
 お嬢様の気まぐれで、地霊殿に紅魔館勢が乗り込むことに。
美鈴を自機として、何かがおかしい紅魔館勢による地霊殿3面までのストーリー。
【感想】
 金切り声にアバ茶にガレー船、稗田共有フォルダに肉体美にソマリア横断ウルトラクイズ、
破壊力の塊である言葉のセンス、読者の想定の斜め上をデーモンロードアローしていく文章は健在。
今回も笑うこと必至の冬扇ワールドに読者を誘ってくれる。
 なお、存在感だけは抜群なパチュリーは次作「安楽椅子のバイオレット (作品集98)」で大活躍する。
地霊殿4面以降を扱った、本作と実質繋がっている作品なのでそちらも是非読んでほしい。

氏の作品はパンチ力が凄い

【作品集】98・79
【タイトル】紅い体験版|安楽椅子のバイオレット
【書いた人】冬扇氏
【容量】約199kb 
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245846045&log=79
    ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1264175505&log=98
【あらすじ&感想】
神社に間欠泉が沸いた。原因究明のため潜った霊夢と魔理沙にサポートとしてパチュリーを
連れていかれたレミリアは当然暇を持て余し、人間2人に先んじて美鈴にサポートとして自分、咲夜、フランドールを付けて
地下へ潜らせる。トンデモ性能のサポートやボムを駆使しつつ地下の妖怪と接敵していくのだが…
(紅い体験版)
地下に潜った魔理沙だが何者かに先を越されていた。聞く所によると吸血鬼が潜って来たらしいのだが。

大筋を纏めるとこのような短い文章になりますが、その中身は濃厚なギャグ作品です。
あらゆる部分に笑いを仕込みテンションを持続させ最後には何故か良い話で纏まる、
そんな冬扇氏の真骨頂を見せつける一作です。
一部元ネタが分からない部分も人によりあるでしょうが、
置いてけぼりになってもスラスラ読める物語を書けるのは凄いの一言です。
弾幕描写も緻密な流石とも言える出来でした。
★★★★★(氏の作品はパンチ力が凄い)

ねえ紫、それってもしかして単にアンタが  アルサ 氏

【作品集79】

【タイトル】ねえ紫、それってもしかして単にアンタが
【書いた人】アルサ 氏
【サイズ】151.09KB
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245884618&log=79

【あらすじ】
 八雲紫はスキマにつまっていた。

【感想】
 霊夢と、神社を訪れた魔理沙、下半身がいつまでたっても出掛けないのを不審に思った藍の三人で、紫を助け出そうとします。難航する救出作業の中であぶりだされる、大妖怪の意外な脆さ。自分に解けない事などあるはずがなかったが為の恐怖は、紫を攻撃的にし、その矛先はついに魔理沙に向いて……

 場の流れ、空気というものを弁えている(としか思えない)四人が織り成すコントは抱腹絶倒物です。しかしそれだけでなく、魔理沙の人間であるが為の、力を持つ妖怪に対するコンプレックスなど考えさせる要素も十分あり、楽しめる作品です。

【五段階評価】
★★★★☆(4.0。ギャグが好きなら+1.0)

雪月花によせて(前後半構成)  ヰ氏

【作品集】79
【タイトル】雪月花によせて(前後半構成)
【書いた人】ヰ氏
【容量】約148kb 
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245875041&log=79
    ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245875911&log=79
【あらすじ&感想】
琴をたしなんでいた輝夜は切れてしまった弦のついでに張り替えに行こうとした矢先に妹紅と出くわしてしまう。
人の天下の真昼間から殺し合いを始めたことに紫が割り込みそれを諫め、
琴を携えていた輝夜に自らも雅楽をたしなむと白玉楼での演奏会へと誘う。
演奏会に混ぜるべく三味線を練習させられる鈴仙、尺八の上達を目指す妖夢。
それぞれの主、友人、あるいは従者に対する想いが語られていく。
また妹紅も恨みを忘れるように合奏や祭りに参加し、輝夜との距離を近付けて行く。
そして年末の演奏会では永遠亭を会場としてイナバ達へと公開することとなり、
トリの「信濃路」を奏するのは妖夢と鈴仙であった。

物語を楽しむというより話を通じて流れる「和」とそれに包まれる
キャラの絡みの雰囲気を楽しむ話と評したい作品。キャラの気質の表現も上手い。
和楽器の説明はなされているので初心者でも安心、数々の日本ものが話を引き立てるのに一役かっています。
キャラの絡みが本当に微笑ましく、雅で、可愛くて、
それで終わるのが惜しくなるような感想を初見では持ちました。
鈴仙と話した後波長が変わる妖夢や変わりようがない派手な幽々子の舞と比較される無骨な妖夢の舞とか
ああニヤニヤが止まらないポイントが多数仕込んであるので飽きも来ません。
和の心も多分に忘れ廃れている現代、その片鱗は幻想郷にある。かな?
★★★★★(「雪月花によせて」という楽曲からのタイトルのようです)

妹紅と輝夜のお話  ネコマタ氏

【作品集】79
【タイトル】妹紅と輝夜のお話【書いた人】ネコマタ氏
【容量】約87kb
【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1245226996&log=79
【あらすじ&感想】
夜の竹林を歩いていた妹紅は輝夜と遭遇する。普段なら即座に弾幕に突入している筈なのだが、
今夜の輝夜は様子がおかしい。月の民に居場所を察知され、連れ戻しに来てしまうので匿って欲しいというのだ。
勿論疑って掛かる妹紅だが、輝夜はどう見ても深刻な態度で、家に匿うことになった。
寝床で自らの感情について自問自答する妹紅。今抱いているのは本当の憎しみなのか?どんな理由で最近は殺し合いをしてきたのか?
翌朝を迎えまだ平気だと一息ついたのもつかの間、竹林を掻き分け月の使者がやって来た。

ネコマタ氏の作品の魅力の一つとしてその文章がある…と個人的には思うのですが、
どうも上手い表現が思いつかないので詳しく伝えられません。
評価のコメントから抽出させてもらうと翻訳調の文章なのでしょうか。比喩表現ははっきりと、
妹紅の動作、心情ががっしりと描かれています。心の叫びというやつが聞こえるようです。
★★★★★(文章に対して『特定の作家名』のようなとか言える人には関心しますね)