SS得点診断テスト

Last-modified: 2013-05-03 (金) 05:01:38
リグルがえんやこらさっさする話  小松菜の煮物氏

【SS得点診断テスト】1
【タイトル】リグルがえんやこらさっさする話
【書いた人】小松菜の煮物氏
【URL】ttp://coolier.sytes.net/sosowa/2013ssw/1/1364765768
【あらすじ】
力弱き蟲の王として、今日も苦労を重ねて同族の弱小妖蟲を守りながらも、リグルは戦いを避ける日々を送る。
人間が妖怪に向ける偏見や恐怖、強い妖怪たちからの迫害にも負けず、リグルは自分にできる限りで蟲を守り続ける。
決して一人ではないが、それでもふとした拍子に、寂しさを感じることはあった――決して、自分から言葉にすることは無かったが。
そんな折り、ひょんなことからリグルは不思議な少女に出会う。
蟲や妖怪を怖がらない、独特の感性で世界を捉える、いいところの御嬢さんといった様子の少女。
彼女の名は……

【感想】
没作である。
未完である。
レイニー止めである。
どちくしょうと言いたい。
ここまで素晴らしい世界観、文章、演出、話の運びができるのに、ああそれなのに、と悔しく思ってしまう。
だが同時に、ここまで素晴らしい作品に出会えたことに感謝したいとさえ思う。未完であるにも関わらず。
未完のままで投稿したためか、たまに誤字や改行の多さなど、粗と言える部分も無くは無い。
だが、それを気にさせないくらいに面白い。派手な話では無いのに、この演出、文章表現の上手さは、正直羨ましいとさえ思う。
話自体は、比較的切りのいいところで終わっている。リグルと少女の交流から生まれる、二人の変化、育まれる成長と絆。そういった大切なものは、しっかりと伝わってくる。
最初から未完であることを前提に読めば、そこで話が途切れることには納得できるだろう。でもやっぱり残念だと思う。

あまりに紅魔館的な一日  S.D.氏

【作品集】SS得点診断テスト

【タイトル】あまりに紅魔館的な一日

【書いた人】S.D.氏
【URL】
ttp://coolier.sytes.net/sosowa/2013ssw/1/1364751326
【あらすじ&感想】
話の視点を次々とバトンタッチしながら、紅魔館の日常を描く作品。
特に一発ネタという訳でもなければ、理不尽な展開も唐突で意味不明なオチも無い、何でエイプリルそそわに投稿したのか心底疑問な作品。
話は文句無しに面白いが、斬新さ奇抜さは無いので、紅魔館ネタは飽きた、食傷気味、って人には陳腐に思えるだろう。
【五段階評価】
★★★☆☆ちょい(普通に面白い。紅魔館の日常はもう良いや、って人以外には薦められる出来)