Lv.V アメリカ 駆逐艦 Porter
艦性能諸元
船体
性能詳細 | ||||
---|---|---|---|---|
Porter | DD Lv.V | 最高速度(knot) | 32.65 | |
購入価格 | 水上索敵距離(m) | 3800 | ||
開発必要経験値 | 無線通信距離(m) | 2842 | ||
耐久値 | 2548 | 水中索敵距離(m) | 4488 | |
排水量(ton) | 1850 | 索敵間隔(f/min) | 6.32 | |
船体装甲厚(mm) | 甲板 | 14 | 主砲 | 3x2 |
舷側 | 33 | 魚雷 | 2x4 | |
バルジ | 35 | 爆雷 | 2x1 | |
転舵速度(deg/sec) | 13.17 | 対空砲 | 3x1 | |
回復力 | 2958 | 機銃 | 4x |
ソナー
名称 | Lv | 索敵距離(m) | 索敵間隔(f/min) |
---|---|---|---|
QB-16 DD | V | 4725 | 6.96 |
QB-20 DD | VII | 4915 | 7.38 |
無線
名称 | Lv | 通信距離(m) |
---|---|---|
G.E. Radio-5 DD | V | 2992 |
G.E. Radio-9 DD | VII | 3174 |
レーダー
名称 | Lv | 索敵距離(m) |
---|---|---|
XAR-16 DD | V | 4000 |
XAR-25 DD | VII | 4410 |
エンジン
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 最高速度(knots) | 出力(hp) |
---|---|---|---|---|
Geared Turbines 356 | V | 14 | 34.38 | 715 |
Geared Turbines 356M1 | VII | 17 | 36.17 | 758 |
主砲
名称 | Lv | 装甲(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 精度 | 照準時間(s) | 弾種 | 威力 | 貫通力(mm) | 最大射程(m) | 総弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
127mm/38 MK12-1 2x | V | 36 | 6.99 | 23.77 | 100 | 4.53 | AP HE SPAP | 88 115 97 | 87 23 95 | 3379 | 260 | 6$ 5$ 1G |
127mm/38 MK12U 2x | VI | 39 | ↑ | 23.31 | 97.08 | ↑ | AP HE SPAP | 117 151 129 | 94 25 101 | 3474 | ↑ | 13$ 12$ 1G |
127mm/38 MK12-1 Mod.1 2x | VII | 42 | ↑ | 22.85 | 94.25 | ↑ | AP HE SPAP | 154 200 169 | 102 27 111 | 3580 | ↑ | 19$ 17$ 1G |
魚雷
名称 | Lv | 装甲(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 弾種 | 威力 | 安全距離(m) | 爆発範囲(m) | 雷速(knots) | 最大射程(m) | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
533mm MK12 4x | V | 14 | 1 | 108 | Norm SPTP | 825 825 | 314 253 | 18 12.6 | 62.8 69.12 | 3037 3645 | 40 | 46$ 2G |
533mm MK13 4x | VI | 15 | ↑ | 111.24 | Norm SPTP | 1098 1098 | ↑ | ↑ | 63.45 69.83 | 3190 3830 | ↑ | 114$ 2G |
爆雷
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 発射速度(rpm) | 威力 | 爆発範囲(m) | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MK1 K-Gun | V | 13 | 5.5 | 873 | 40 | 40 | 75$ |
MK1 Mod.1 K-Gun | VI | 14 | ↑ | 1196 | ↑ | ↑ | 191$ |
対空砲
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 威力 | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Bofors 40㎜/45 MK1 | V | 13 | 66 | 94 | 43 | 800 | - |
Bofors 40㎜/45 MK1-1 | VI | 14 | ↑ | ↑ | 56 | ↑ | - |
対空機銃
名称 | Lv | 命中率(%) | 威力 | 発射速度(rpm) | 最大搭載弾数 |
---|---|---|---|---|---|
12.7mm M1 BMG | V | 87.51 | 3 | 82.53 | 3000 |
12.7mm M1-1 BMG | V | 89.26 | 4 | ↑ | ↑ |
開発ツリー
ソナ| | QB-16 DD | ━ | QB-20 DD (*$/*Exp) | ||
---|---|---|---|---|---|
無線 | G.E. Radio-5 DD | ━ | G.E. Radio-9 DD (*$/*Exp) | ||
レ|ダ| | XAR-16 DD | ━ | XAR-25 DD (*$/*Exp) | ||
エンジン | Geared Turbines 356 | ━ | Geared Turbines 356M1 (*$/*Exp) | ||
主砲 | 127mm/38 MK12-1 2x | ━ | 127mm/38 MK12U 2x (*$/*Exp) | ━ | 127㎜/38 MK12-1 Mod.1 2x (*$/*Exp) |
魚雷 | 533mm MK12 4x | ━ | MK13 4x (*$/*Exp) | ━ | DD V Benson (*$/*Exp) |
爆雷 | MK1 K-Gun | ━ | MK1 Mod.1 K-Gun (*$/*Exp) | ||
対空砲 | Bofors 40㎜/45 MK1 | ━ | Bofors 40㎜/45 MK1-1 (*$/*Exp) | ||
機銃 | 12.7mm M1 BMG | ━ | 12.7mm M1-1 BMG (*$/*Exp) |
派生艦艇
解説
アメリカツリーLv.Vの駆逐艦。
リロード・照準時間が非常に優秀な連装砲を3基6門装備しており、砲撃戦では圧倒的な強さを誇る。2番砲塔は可動範囲がやや狭く横~後方しか撃てないものの、1段高い所に設置されているため敵に後ろを向けて距離を取りながらでも発砲出来る。日・英の駆逐艦は真後ろには2門しか撃てないため、これも大きな強みと言えるだろう。
ただし、上述の武装配置の関係もあり、シルエットがやや大きく被弾率が高くなりがち。砲撃に夢中になるあまり回避が疎かにならないよう気を付けよう。
雷装は4連装2基8射線と減らされており、射程も100m程度しか伸びていないため主武装として活用する事は難しい。代わりに対空砲が1門から3門へと大幅に増強されている。
前級は高速な船体に貧弱な砲、重雷装とややクセがあったが、本級は他を圧倒する砲撃力・対空攻撃力を手に入れながらも機動力はほぼ据え置き、雷撃力も平均レベルは確保している。全体的にバランスの取れた、非常に扱い易い駆逐艦になっている。
偵察・回避をしつつ敵駆逐艦を処理する練習にはうってつけの艦だ。
史実
ポーター級駆逐艦は、アメリカ海軍の駆逐艦の艦級。8隻が建造された。
本級は当時、日本海軍が建造中の駆逐艦に対抗して建造され、嚮導艦としての機能を有する艦であった。発想自体はクレムソン級駆逐艦が大量建造されていた1917年にまでさかのぼる。1921年に入って、将官会議から嚮導艦に関する5つの案が提出されたが、海軍歴史家のノーマン・フリードマンによれば、その建造費用は大半のウィックス級駆逐艦およびクレムソン級駆逐艦を購入するのに等しい額であると議会から指摘されたという。また、将官会議では新式の高圧力かつ高温度の蒸気タービンを搭載させることにも深い関心を持っていた。1930年に締結されたロンドン海軍軍縮会議や、フランス海軍が就役させていた大型駆逐艦も、ポーター級の建造に大いに影響を与えた。排水量に関しては、これより先の1927年に開かれたジュネーブ海軍軍縮会議の影響で1,850トンとされた。
搭載する兵器に関しても長期間にわたって議論された。主砲の候補の一つであったMk.10 25口径5インチ砲は発射速度が速く、訓練も容易だった。もう一つの候補のMk.7 51口径5インチ砲は強力ではあったが、対空用としては使えなかった。折りしも、これらの議論と平行して、その中間的な性格で、対空用にも対水上戦用にも使える両用砲として、Mk.12 38口径5インチ砲が開発されて実用の域に達していた。38口径5インチ砲は当初検討されていた二種の5インチ砲よりも明らかに優れていたので、上層部の推薦もあってこれを搭載する事とした。ただし、重量過多を避けるため、並行して整備されていたファラガット級で搭載されたMk.21砲架とくらべて、仰角を取れないかわりに軽量な平射砲タイプのMk.22が選択された。次に検討されたのは、その38口径5インチ砲の配置方法であった。最終的には首尾線上に連装砲を前後各2基の計4基装備する事となったが、決定までには単装砲を三段背負いに配備するプランなども出されていた。前後各2基の5インチ砲は、それぞれMk.35 両用方位盤が組み合わされ、2つの別々の目標に対する同時攻撃を可能とした。対空機銃は28ミリ4連装機銃2基が装備された。
船体はファラガット級駆逐艦よりも大型になったが、機関出力の馬力もアップしたためファラガット級と同等の37ノットを維持する事ができた。また、機関室には非常用のディーゼル発電機も装備された。