アメリカ/Northampton

Last-modified: 2017-06-01 (木) 15:01:59
ページ内リンク画像スペック解説史実

Lv.VI アメリカ 重巡洋艦 Northampton

Northampton.jpg

艦性能諸元

船体

性能詳細
NorthamptonCA Lv.VI最高速度(knot)31.94航空機搭載数3
購入価格1100000水上索敵距離(m)4280発進準備時間(s)110
開発必要経験値50700無線通信距離(m)3405
耐久値4305水中索敵距離(m)4048
排水量(ton)9200索敵間隔(f/min)5.26
船体装甲厚(mm)甲板41主砲3x 3
舷側114副砲8x 1
バルジ152魚雷-
転舵速度(deg/sec)11.38対空砲4x
回復力4223機銃4x

パーツ全容画像
Northampton2.jpg


ソナー

名称Lv索敵距離(m)索敵間隔(f/min)
ASDIC-51 CAVI40485.26
ASDIC-70 CAVIII42115.58

無線

名称Lv通信距離(m)
G.E Radio-63 CAVI3405
G.E Radio-130 CAVIII3683

レーダー

名称Lv索敵距離(m)
CXAM-51 CAVI4280
FM-73 CAVIII4809

エンジン

名称Lv装甲厚(mm)最高速度(knots)出力(hp)
Parson s GearedVI4131.942372

主砲

名称Lv装甲(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)精度照準時間(s)弾種威力貫通力(mm)最大射程(m)総弾数弾薬費
203mm/55 MK9N-2.3xVI1253.5217.2545.287.41AP
HE
SPAP
213
277
234
202
54
219
505123024$
22$
1G
200mm/55 MK9N-2VII13216.9144.4AP
HE
SPAP
282
365
309
213
57
229
520235$
31$
1G

副砲

名称Lv装甲(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)精度照準時間(s)弾種威力貫通力(mm)最大射程(m)総弾数弾薬費
130mm/25 MK13C-1VI1036.2923.3197.084.53AP
HE
SPAP
117
151
129
94
25
101
347425515$
14$
1G
130mm/25 MK13C-2VII1086.2922.8594.25AP
HE
SPAP
154
200
169
102
27
111
358022$
21$
1G

対空砲

名称Lv装甲厚(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)威力最大搭載弾数弾薬費
40mm/60 BoforsVI3726.3991.567800-
40mm/60 BoforsVII4187-

対空機銃

名称Lv命中率(%)威力発射速度(rpm)最大搭載弾数
20mm/70 OerlikonVI66.227333000
20mm/70 OerlikonVII68.2110

航空機

名称Lv最大耐久値速力(knots)操縦性飛行時間(min)偵察距離(m)回避率(%)最大搭載機数
SOC-3VI4886.8561.83.87112333

開発ツリー

クリックで表示
ソナ|ASDIC-51 CAASDIC-70CA
(-$/-Exp)
無線G.E Radio-63 CAG.E Radio-130 CA
(-$/-Exp)
レ|ダ|CXAM-51 CAFM-73 CA
(-$/-Exp)
エンジンParson s Geared
主砲203mm/55 MK9N-2.3x200mm/55 MK9N-2
(-$/-Exp)
CA VII
New Orleans
(1530000$/70300Exp)
副砲130mm/25 MK13C-1130mm/25 MK13C-2
(-$/-Exp)
CA VII
Brooklyn
(1850000$/86300Exp)
対空砲40mm/60 Bofors40mm/60 Bofors
(-$/-Exp)
機銃20mm/70 Oerlikon20mm/70 Oerlikon
(-$/-Exp)
航空機SOC-3
 

派生艦艇

派生元Pensacola
派生先New Orleans
 

解説

アメリカツリーLv.6の重巡洋艦。
前LvのPensacolaは8インチ主砲4基10門(連装2基、3連装2基)だったが、
本級は同インチ主砲3連装3基と、1門減ってしまったものの威力は上がった。
しかしながら、対空砲は2門減らされ、4基となってしまった。
偵察機の搭載機数は1機増加し、3機となっている。
同ランク帯の重巡洋艦に妙高が存在し、火力面ではどうしても劣ってしまう。
単独での行動は非常に危険で、駆逐艦と共に行動することを意識し、敵駆逐艦、軽・重巡洋艦の汁払いをしよう。
但し、マッチングの関係上、戦艦のみと組まされることもあるため、
視界を提供しつつ同格または倒せきれなかった敵艦に止めを刺そう。
しかしながら、格下の相手ならば戦艦でも高火力を叩き出せるため、恐れる事はないだろう。
慢心はダメ絶対、ではあるが。

史実

本級はペンサコーラ級の重量増と予算超過に対応する形で設計された艦である。
前級で10門あった主砲は1門減らされる代わりに全ての主砲塔を8インチ三連装砲塔に統一し、
これを3基9門として火力の低下を抑えつつ軽量化された一方で、防御面において装甲範囲と装甲厚が強化された。
前級よりも装甲は強化されたが、砲塔数が減ったため防御重量は軽くなり、
その結果ワシントン条約による制限排水量よりも1,000トン近く軽量であった。
また、前級で問題であった凌波性も喫水から艦首まで高い船首楼型甲板を採用することで凌波性が改善された。
後期に建造された3隻は旗艦として使用するため後部の乾舷が拡張された。
本級は艦載機の格納庫を設置し、寝具をハンモックの代わりにベッドを使用した最初のアメリカ軍艦艇であった。

 

本級のネームシップ、ノーザンプトンは1930年5月17日に就役すると偵察艦隊に編入され、
1930年の夏の間は地中海で慣熟航海をおこなった。1932年からは母港をサンペドロ、後に真珠湾と設定され、
主として太平洋で活動した。
太平洋戦争が勃発する真珠湾攻撃時にはハルゼー中将座乗の空母エンタープライズの護衛を行っていた。
その後も空母と共に活動することが多く、B-25を搭載したホーネットの護衛やヨークタウンと共に
ミッドウェイ海戦にも参加した。しかし、南太平洋海戦では、ホーネットが日本側の猛攻により大破し、
ノーザンプトンは乗員を救助後に海域を離脱する。
放棄されたホーネットは日本艦隊の駆逐艦秋雲と巻雲の魚雷で撃沈された。

 

南太平洋海戦後のルンガ沖夜戦(タサファロング沖海戦)では、日本海軍が駆逐艦による「鼠輸送」、
アメリカ側はこれを「東京急行」と呼んだ艦隊を阻止すべく、
カールトン・H・ライト少将率いる第67任務部隊に参加する。ノーザンプトンは部隊の主力の一角を担った。
だがルンガ沖夜戦が勃発すると、第67任務部隊の巡洋艦隊は第二水雷戦隊の魚雷攻撃に遭ってしまう。
しかもノーザンプトンは最悪の結果となった。
魚雷2本が左舷後部に命中したが、命中穴は大きく同一箇所に命中したようだった。
ノーザンプトンは左に大きく倒れ、火災が発生して如何ともし難くなった。
乗組員はノーザンプトンを放棄し、駆逐艦フレッチャーとドレイトンに救助されたが、戦死者は58名と少なかった。
3時間後、ノーザンプトンは傾斜して燃えながら沈没していった。
ノーザンプトンは第二次世界大戦の戦功で6つの従軍星章を受章した。


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