ASU-57

Аавиадесантная Самоходная -артиллерийская Установка

第二次大戦前から空挺戦車に興味があったソ連陸軍。
A-40とかアホ奇抜な試作車両などをあーでもないこーでもないとしているうちに、特に空挺戦車の出番もないまま終戦。

2年後、軍は空挺部隊用の戦車の開発を決定。これに対してアストロフ設計局からASU-76、クラウツェフ設計局からK-73試作車が提出された。砲以外性能不足だった後者と全体的に堅実かつ単純だった前者をニコイチしてオブイェクト572が試作、採用された。1951年から生産され、ASU-57として各空挺師団の対戦車大隊に54両ずつ配備された。

当初はTu-4(B-29のパク....コピー)の翼下にパラシュート付アルミコンテナに詰めて搭載された。後にAn-12が開発されると機内に、PP-128という逆噴射ブースター付荷台にセットして搭載された他、輸送ヘリに吊されたりもした。
東ドイツや北朝鮮、キューバやユーゴスラビアなど東側諸国に供与され、またソマリアとの戦争の際にエチオピア軍に供与されたようだ。

後に密閉式の戦闘室に85mm砲を備えたASU-85が開発されると、順次これに置換された。退役/鹵獲された車体はクビンカやアバディーンなど各地の博物館に展示されている。

くうていせんしゃ

当時のソ連の空輸能力はあまり良くなく、これに合わせるため戦闘能力より軽量化が求められた。

構造はSU-76と類似している。軽量化のため装甲は、6mmジェラルミン装甲、またオープントップ式の戦闘室となっている。それで、M2の掃射や戦闘室に手榴弾を投げ込むだけで無力化されてしまったようだ。
エンジンはGAZ ポピェーダのエンジン、主砲は57mm対戦車砲ZIS-2の改良型Ch-51で、1000m先から100mm厚の均質圧延鋼鈑を貫通できた。
同軸機銃などは無いが、DShKやDTM等の機関銃を装備できたらしい。

生産されたうちの幾つかが指揮車に改造された他、水陸両用の試作車オブイェクト574なるものが存在したようだ。