グループダンジョン/Wayrest Sewers I

Last-modified: 2020-12-20 (日) 16:35:14

概要

Wayrest Sewers I(ウェイレスト地下道1)

ウェイレストは当然のこととして、街の汚水をイリアック湾に流す、広い現代的な下水道を誇っている。しかし、通りの地下の曲がりくねった水道管には、日の光の中で地上を歩く者が疑いもしない暗い秘密がある。

Wayrest Sewers I(ウェイレスト地下道1)は、ダンジョン検索機能による自動パーティー編成で、レベル16から参加できる。ノーマル難易度でもベテラン難易度でも、特別難しい点はなく、気軽に参加できるダンジョンになっている。

地図

ウェイレスト地下道1 マップ

攻略

第一ボス Slimecraw(スライムクロー)

一般的なクロコダイルと同じ行動パターンのボス。タンクがボスを挑発している間は、DPSやヒーラーがボスの背中側に居れば攻撃を受けない。

攻撃

  • しっぽ振り回し
    • ヘイトを取っているプレイヤーに向けて、ボスが体をくの字に曲げて力をためると円錐状の攻撃予兆マーカーが伸びていく。マーカーが見えてから約1秒後にしっぽ振り回し攻撃が行われる。食らうと吹き飛んで転ぶ。

      マーカーを見てから避けるのは難しい速度なので、狙われたら防御しよう。

第二ボス Investigator Garron(捜査官ガロン)

このダンジョンのボスとしては少し複雑な仕掛けのボス。増援をタンクがボスの近くに引っ張ってくれると格段に戦いやすくなる。

攻撃

  • 追跡する死の霧(ダメージ床)
    • ボスが両腕を上げてから一気に横に広げると、死の霧(円形ダメージ床)が出現してプレイヤーの1人を15秒ほど追いかけてから爆発する。爆発部分を食らうと吹き飛ばされて転ぶ。追いかける対象のプレイヤーは途中で変わる可能性がある。

      タンクとヒーラーの能力によっては、ベテラン難易度でもタンクが引き受けてダメージ床を踏み続けても問題なく耐えられる。
  • 祭壇から亡霊召喚
    • ボスが詠唱を始めると、ボス部屋に三つ配置されている祭壇すべてに霊魂のようなものが飛ぶ。詠唱を始めてから約5秒後に、それぞれの祭壇から亡霊 Retless Soul(安息なき魂)が1体ずつ出現する。

      亡霊は遠距離攻撃型なので、自分からは接近してこない。タンクが引き寄せスキルでボスの近くまで移動させると、範囲攻撃で一掃しやすくなる。

      亡霊は妨害可能な詠唱後に、複数のプレイヤーを巻き込む可能性のある小さな氷の竜巻を放つ。食らうと下半身が凍り付いて移動できなくなる。この状態は打破では抜けられず、ロール回避で脱出する必要がある。

      なお、亡霊が存在している状態でもボスは召喚技を使って亡霊を増やしてくる。亡霊を放置していると数が増えて面倒になってくる。
  • 魔法弾の直射
    • ランダムなプレイヤーの方向をボスが向いて、左腕を引いて2秒ほど力をためてから魔法弾を直射する。防御するかロール回避で対応しよう。食らうと吹き飛ばされて転ぶ。

      ボスがよく使うこの種類の攻撃としては、撃ってくるまでの時間が長くて防御もできるので対処しやすい。

      戦闘中にボスがいきなり自分の方向を向いたらロール回避の準備をするのは、ESOのダンジョンのボス戦ではとても重要になる。

第三ボス The Rat Whisperer(ラット・ウィスパラー)

戦闘が始まるまで踊っているのが印象的なボス。特に苦戦する要素は無い。

地理的に特に行く必要が無いので、ベテラン難易度では無視されることも多い。

攻撃

  • ネズミの群れ
    • Skeever(スキーヴァー)を召喚する。召喚直後に約6体、少し遅れて少数が登場する。範囲攻撃で片付けたい。
  • 妨害可能な2種類の範囲攻撃
    • ヘイトを取っているプレイヤーに向けて、妨害可能な詠唱後に範囲攻撃をやろうとする。バッシュで妨害しよう。

第四ボス Uulgarg the Hungry(空腹のウールガルグ)

階段の上で待ち構えている。階段の下の雑魚敵はボスとリンクしていないので、ボス戦前に片付けられる。

攻撃

  • 恐慌
    • ボスが打破のような動作で叫ぶと、パーティーメンバー全員が恐怖状態になってランダムな方向に勝手に移動してしまう。打破で正常な状態に戻そう。
  • 強撃
    • ヘイトを取っているプレイヤーに向けての強撃。普段なら問題なく防御できる攻撃だが、恐怖状態とコンボになると対処が難しくなる。ボスの強撃に対処するためにも、恐怖状態になったら短時間で打破したい。
  • 武器振り回し
    • 両手斧を右手でぐるぐる振り回して、ボスを中心に半径約2メートルを4秒ほど攻撃し続ける。

      見た目はワールウィンドと同じだが、これは攻撃しながら追いかけてこないタイプなので、攻撃範囲から出れば安全。

第五ボス Varaine Pellingare(ヴァレイン・ペリンゲール)

両手剣を装備した戦士タイプのボス。技が格好いい。

強撃以外の攻撃の動作がコンパクトで、範囲や威力は強くないが、予兆マーカーが見てから1~2秒で攻撃が発生する。

攻撃

  • 強撃
    • ヘイトを取っているプレイヤーに向けて、武器を思い切り振りかぶって頭上から振り落とす。狙われたら防御しよう。
  • 小ジャンプ全周なぎ払い
    • ボスがしゃがんで力をためると、ボスを中心に円形の予兆マーカーが広がる。ボスが小ジャンプして、空中で時計回りに一回転しながら剣を振る。射程は半径2メートルほどで狭いので、少し離れていれば無視できる。食らうとその場で転んでしまう。
  • 剣の振りによる水しぶき
    • ランダムなプレイヤーを狙って、ボスがその場で小さくジャンプして両手で剣を振り下ろす。剣の勢いで地面の水が跳ね、円錐状のマーカーが表示される。食らうと最大で6メートルほど吹き飛ばされて転んでしまう。

      マーカーも表示されるが、水しぶきのエフェクトに合わせて攻撃が来る。有効な角度は狭いので、横方向に避けやすい。

第六最終ボス Allene Pellingare(エリーン・ペリンゲール)

両手にダガーを装備したアサシンタイプのボス。技が格好いい。

ボスの攻撃能力は高いけれど基本的に単体攻撃なので、タンクが挑発を切らさずに、落ち着いて攻撃をさばいている間はあまり問題にならない。しかし、いったん崩されると速攻で全滅する危険性がある。

ベテランハードモード:
ボスの右(ボス部屋の南西)にあるキャンプのたき火のそばに置かれているスクロールを読む。
ボスの体力: ノーマル 1.7m、ベテラン 5.7m、ベテランハード 6.6m

攻撃

  • 強撃
    • ヘイトを取っているプレイヤーに向けて、ダガーを斜め後ろに引いて力をためてから斬りつける。狙われたら防御しよう。

      強斬りの直後に高い確率で回転斬りをやってくる。それも防御しよう。
  • 回転斬り
    • 小ジャンプして時計回りに素早く一回転しながらダガーで切りつける範囲攻撃。強撃やバックスタブの直後に使ってくることが多い。
  • バックスタブ
    • ランダムなプレイヤーの背後に瞬間移動した直後に小ジャンプしてダガーを振り下ろす。攻撃を受けると鈍足効果(10秒間)が付く。

      バックスタブ → 回転斬りを連続して使ってくることがあり、両方とも食らうと、CPが1000を超えるようなDPS/ヒーラーも死ぬことがある。バックスタブの後も数秒間は防御し続けた方がよい。

      ウェイレスト地下道1で死ぬとしたらこの攻撃なので、対策について少し詳しく説明する。

      技のクールダウン
      ボスの使ってくる強力な技はクールダウンが設定されているようで、連発されることはない。
      召喚フェイズ以外で、バックスタブとバックスタブの間隔を17回測定したところ、次のようになった。

      16秒、15秒、17秒、17秒、17秒、17秒、16秒、17秒、17秒、16秒、15秒、17秒、17秒、17秒、16秒、15秒、15秒。

      クールダウンはおそらく15秒で、前回のバックスタブから15~17秒後に次のバックスタブがくる。つまり、だれかがバックスタブで即死したとしても、すぐに蘇生を開始すれば、蘇生中に次のバックスタブを食らうことはないことが分かる。

      ベテランハードモードで、一般的な攻撃力のパーティーの場合、バックスタブ2回 → 召喚フェイズ → バックスタブ2回 → 召喚フェイズ → バックスタブ2回 → 召喚フェイズ → という流れになる。

      バックスタブの直前の行動
      バックスタブは予備動作がほとんどない。バックスタブの直前のボスの行動が分かれば、バックスタブを防御でき、即死を回避できる。
      バックスタブの直前の行動について43回測定したところ、次のようになった。

      22回: 強撃 → バックスタブ
      10回: 強撃 → 回転斬り → バックスタブ
      03回: 強撃 → 軽攻撃 → バックスタブ
      03回: 強撃 → 衝撃波(最終フェイズ) → バックスタブ
      02回: 回転斬り → 軽攻撃 → バックスタブ
      01回: 軽攻撃 → 回転斬り → バックスタブ
      01回: 強撃 → 回転斬り → 衝撃波(最終フェイズ) → バックスタブ
      01回: 召喚フェイズの終了直後 → バックスタブ

      ほとんどの場合、強撃の後の1~4秒後にバックスタブがくることが分かる。
      強撃のモーションが見えた瞬間にパーティー全体にダメージシールドを付与 → キャンセル防御で対応するなど、防御バフを使うタイミングを工夫すると、死者が出る確率を大幅に下げられると思われる。
  • 幻影コウモリ召喚
    • ボスの体力が25%減るごとに画面が暗転して、ボスが姿を消してFiendish Hallucination(獣の幻影)が複数体登場する。

      1回目(ボス体力75%): 3体登場
      2回目(ボス体力50%): 4体登場
      3回目(ボス体力25%): 7体登場

      タンクがまとめたところを範囲攻撃で焼けると対処が楽。

      獣の幻影をすべて倒すとボスが姿を現す。姿を現すときに、すでに攻撃の動作を開始していることもある。ボスが姿を現すタイミングで2秒ほど防御しておくのが比較的安全。
  • 漆黒の姿
    • ボスの残り体力が25%になって3回目の幻影コウモリ召喚が終わって姿を現したときに、目だけが赤く光る漆黒の姿にボスが変身している。この状態ではボスの攻撃力が上がっている。
  • 垂直ジャンプして黒い衝撃波を放つ(漆黒の姿状態)
    • 垂直ジャンプして空中で黒い衝撃波を放つ。どう見ても範囲攻撃という技だが、ヘイトを取っているプレイヤーに向けての単体攻撃のようだ。狙われていないプレイヤーがボスの真横に居てもダメージを受けない。

このダンジョンで入手できるセットアイテム

このダンジョンで達成できる実績

  • Wayrest Sewers I Vanquisher(ウェイレスト下水道1の勝者)
    • ウェイレスト下水道1で捜査官ガロン、ヴァレイン・ペリンゲール、エリーン・ペリンゲールを倒す。
      • 10 実績ポイント
  • Wayrest Sewers I Conqueror(ウェイレスト下水道1の征服者)
    • ウェイレスト下水道1(ベテラン)でスライムクロー、捜査官ガロン、ラット・ウィスパラー、空腹のウールガルグ、ヴァレイン・ペリンゲール、エリーン・ペリンゲールを倒す。
      • 10 実績ポイント
  • Down the Gutter(どぶさらい)
    • 輝かしき戦いの巻物を発動してから、ウェイレスト下水道1(ベテラン)でエリーン・ペリンゲールを倒す。
      • 50 実績ポイント
  • Veteran Mercenary Slayer(ベテランの傭兵スレイヤー)
    • ウェイレスト下水道1(ベテラン)でペリンゲールの傭兵を500体倒す。
      • 10 実績ポイント
  • Veteran Skeever Slayer(ベテランのスキーヴァースレイヤー)
    • ウェイレスト下水道1(べテラン)でスキーヴァーを800体倒す。
      • 10 実績ポイント
  • Wayrest Sewers I Survivor(ウェイレスト下水道1の生存者)
    • ウェイレスト下水道1(べテラン)で、グループメンバーを1人も死なせずに、スライムクロー、捜査官ガロン、ラット・ウィスパラー、空腹のウールガルグ、ヴァレイン・ペリンゲール、エリーン・ペリンゲールを倒す。
      • 50 実績ポイント
  • Wayrest Sewers I Assassin(ウェイレスト下水道1のアサシン)
    • ウェイレスト下水道1(べテラン)でスライムクロー、捜査官ガロン、ラット・ウィスパラー、空腹のウールガルグ、ヴァレイン・ペリンゲール、エリーン・ペリンゲールをダンジョン攻略開始後15分以内に倒す。タイマーはプレイヤーが入口の右手にある最初のトンネルに入ってからカウントされる。
      • 50 実績ポイント

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