Greymoor

Last-modified: 2022-11-06 (日) 08:25:14

概要

Greymoor(グレイムーア)は 2020/05/18 2020/05/26 導入のChapterカテゴリとなる大型拡張。
戦闘で使える新スキルラインや新Classの追加は無いが、TES5経験者には馴染み深いSolitude含むSkyrim西部と、地下世界であるBlackreachが実装される。
2020年のテーマは「Dark Heart of Skyrim(スカイリムの闇の中心)」。
その言葉通りにこのChapterではSkyrimを脅かす吸血鬼等の闇の勢力との対峙が描かれる。

 

Greymoorは”Chapter”と呼ばれるDLCとは異なる有償の拡張パックとして提供さていたが、
2021/06/1のblackwood解禁と同時にDLC化された。
この変更に伴い、ESO Plus加入者は自動的にDLC:Graymoorが有効になる。

 

公式サイト案内ページ
https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/57529
日本語版
http://eso.dmm.com/news/detail/6216

 

パッチノート
https://forums.elderscrollsonline.com/en/discussion/528633/pc-mac-patch-notes-v6-0-5-greymoor-update-26
日本語版パッチノート
http://eso.dmm.com/news/detail/6780
http://eso.dmm.com/news/detail/6781
http://eso.dmm.com/news/detail/6782
http://eso.dmm.com/news/detail/6783

プロローグクエスト

プロローグクエストとは大型拡張の前日譚が描かれる全プレイヤー向けのクエスト。
拡張本体には含まれないため、拡張を買ってないプレイヤーもプレイ可能。
拡張発売の少し前に提供される、場を温めるための前座。

 

Greymoor prologue quest
https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/57853

各陣営第一マップの最初の街の戦士ギルドにLyris TitanbornというNPCが居り、
話しかけることでこの拡張のプロローグクエストが開始される。
同じく第一マップの最初の街の辺りに居る使者のScout Guntheに話しかけても開始出来る。

また探すのが面倒な人向けに、ショートカットがクラウンストアのQuest Starters項に無償で提供されている。

Greymoorへの支払いでアクセス可能になる要素

Western Skyrim(西スカイリム)

章タイトルにも含まれるmoorの言葉通りな湿原・沼地を中心にした、ノルドの故郷Skyrim…の、西部地域。
Solitude(ソリチュード)含むHaafingar(ハーフィンガル)地域とMorthal(モーサル)含むHjaalmarch(ハイヤルマーチ)地域が該当する。
所々にBlackreach(ブラックリーチ)との行き来が可能なDwemerのリフトも点在している。
 
追加されたマップは既に実装済みのマップとは何処とも隣接していないので、導入後に訪れるには、

  • Greymoorアンロックと同時に有効になったWestern Skyrim内のWayshrine(旅の祠)へFTする
  • 各同盟の首都にある荷車に乗る
  • 既にWestern Skyrim内に居るフレンドへ直接FTする

のいずれかを行う必要がある。
 
4つのワールドボスに、パブリックダンジョンと12人用Trialが1つずつ。
それに加えて、下記ワールドイベント「Harrowstorms(喪心の嵐)」発生地点となる場所(Ritual Site[儀式の場所])が6つある。

Blackreach(ブラックリーチ)

Skyrimの地中に広がる広大な地下空間。Greymoorで追加されるエリア全体の実に40%程を占める規模。
太陽光は差さない代わりに発光するキノコ等が主な光源となっている。
 
Blackreachへは、

  • Karthald Giant Camp(カーサルドの巨人の野営地)近くの鉱山を下っていく
  • Western Skyrim各地にあるDwemerのリフトを使う

等で行くことが出来る。
 
2つのワールドボスに1つのパブリックダンジョン、Ritual Site4つを有する。

Antiquities System(古遺物)

タムリエル中に眠る、失われた考古学的な価値のある骨董品や歴史や宗教遺物を発見収集するという新要素。
遺物の捜索・発掘にミニゲーム要素がある。

設定が★超★分厚いTESシリーズだから可能なフィーチャーとも言え、解説テキスト周りは結構なリソースを突っ込んだガチのもの。
発掘に成功した遺物は、換金用のTreasure、に設置する用の家具、Mythic Items(秘術)といったアイテムとして手に入る。

 

概要
https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/58051
https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/58113

日本語版概要
http://eso.dmm.com/news/detail/6628
http://eso.dmm.com/news/detail/6636

 
  • 導入
    この要素に触れるには、初めにAntiquarian Cirleを尋ねて、導入クエストを完了する必要がある。
    Antiquarian CirleAntiquarianCirle.pngは考古学者集団で、拡張Greymoor内のマップのWestern Skyrimにある街Solitude拠点を構える。
    • このクエストの完了で、遺物の捜索と発掘に必要なスキルラインScrying(占い)Excavation(発掘)がアンロックされる。
      このスキルを実際使う時のチュートリアルを兼ねる。
    • この導入クエスト完了状況の管理はキャラ単位。
    • 一応課金要素だが、ESO Plus無料TrialでSolitudeを訪れた際でも、導入クエストさえ完了すれば上記スキルは獲得可能。
      ただしLeadsの入手や発掘作業(後述)で拡張ゾーンに出向かなくてはならない物もあり、完全無課金だと制限がかかる。
  • Leads(手掛かり)の入手
    上記チュートリアルでも説明されるが、収集したいのは失われた遺物であり、在り処は当然失伝している。
    そのため、これらの痕跡を冒険を通じてLeads(手掛かり)という形式で見つけて、初めて捜索に移れるという演出になっている。
    • Leadsの入手は公式の案内でもゲーム内の様々なアクティビティの通じて入手とフワッとした表現がされている。
      実プレイ的にも、Mobを倒した時、ボスを倒した時、宝箱の回収時、素材の採集時等と入手方法は多岐にわたる。案内自体は正しい。
      • ただし、何かしらのLeadならしばしば手に入るが、特定の遺物のLeadは特定の入手方法でしか得られないため、
        ぶっちゃけ欲しい遺物のLeadを自力で集めろと言われると困難。助けてGoogleさん!
    • 入手済みのLeadsはメニューのJournal内Antiquitiesタブに一覧表示される。
      入手状態はアカウント内共通で、別キャラが発見したLeadの発掘作業を別キャラで行うことも出来る。
    • 冒険を通じて発見したLeadsにはリアル時間で1ヶ月の有効期限があり、期限内にScrying(占い)に移る必要がある。
      期限が切れてしまうと未発見状態に戻り、発見作業からやり直し。入手機会が永遠に失われる訳ではない。
    • Mythic Items(秘術)など上位の遺物はバラバラに分解されており、破片のLeadとその発掘という形式になる。
      アイテムとして使用可能にするには破片を全て発掘し終える必要がある。
    • 各マップ毎に1つは常時Lead入手済みになっている遺物があり、気の済むまで換金用Treasureの発掘を堪能出来る。
  • Scrying(占い)
    魔法のレーダーAntiquarian's Eyeを用いる捜索ミニゲームパート。ミニゲーム自体は非常に簡単。
    スタート地点から目的地のマス目までを自分のコントロール下に置いて繋げるというもの。失敗するほうが難しい。
    • 敢えて失敗したとしてもペナルティと言えるペナルティは無い作り。
      上記目的地のマス目に到達出来なかったとして、マップ内の発掘候補地点の絞り込みが出来ないだけ。
      全部回れば何処かに目当ての遺物は埋まっている。なおハズレの地点には換金価値の低めのTreasureが埋まっている。
      • 要するにファインダーの待ち時間にでも気軽にプレイして、
        マッチ成立時には気軽にAntiquarian's Eyeは放り投げてくださいねという仕様。
    • Antiquarian Cirleの導入クエストで説明があるが、Antiquarian's Eyeは彼らの切り札的アイテム。
      サークルの初期メンの残したスペシャルで原理不明だが「何か価値のあるもの」を探し出す魔法のレーダー。
      そういう超ガバぃ概念を具現化する魔法らしい魔法で凄まじいのだが、小銭の入った巾着袋も探知してしまうポンコツチャーミングパーフェクトシング。
      • 上記ハズレ地点に考古学的遺物でないものが埋まってるのはこの設定のため。
      • ちょっとしたLeads(手掛かり)から目的の遺物に到達するのに不可欠。その際にノイズを避ける魔法的な集中をミニゲームとして描いている。
      • 下記発掘作業中の遺物の位置の絞り込みにもこのアイテムを使用している。
      • 導入クエスト時にAntiquarian's Eyeの使用において主人公に特別のポテンシャルがあることが示唆されている。
        多分実プレイ的な流れ作業で発掘が出来るのは主人公だけ。
  • Excavation(発掘)
    Scrying(占い)完了時点でマップのこの範囲に遺物があるという表示になる。
    その範囲内にてTool欄に登録されているAntiquarian's Eyeを使用することで、発掘ポイントの方向がを光の帯で指し示される。
    発掘ポイントは地面が光っており、アクティベートすると遺物をスコップとハケで傷つけないように掘り起こすミニゲームとなる。
    • 敢えて失敗したとしてもペナルティと言えるペナルティは無い作り。
      制限時間内に発掘出来なかったり、シャベルを遺物に深々とぶっ刺したり間欠泉を掘り当てて遺物を破壊(!?)してしまったとしても、
      マップの別の場所にまた埋まっている。WHY!!
      • テレビゲームなので考えたら負け。ファインダーの待ち時間にでも気軽にプレイしてマッチ成立時には放り投げてくださいね。
        たぶんきっとメリディア様の加護だよ!
    • めでたく遺物が形を保ったまま発掘されるとクリア。
      Antiquarian Cirleに発掘成功が報告され、所属している考古学者がその遺物についての解説文を添えてくれる。
      TESの歴史や民俗学的にガッツリ監修された文章であるため、好きな人は好きであろうと思われる。

Kyne’s Aegis(カイネズ・アイギス)

12人用Trial

ワールドイベント「Harrowstorms(喪心の嵐)」

Dark AnchorやAbyssal Geysers、Dragon Huntsのようなワールドイベント。

BASE-GAME PATCH(追加料金と関係無い変更部分) ― Update 26

吸血鬼のスキルラインの修正が予定されている。

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