イベント/真実

Last-modified: 2011-05-01 (日) 19:05:29

シナリオ/世界移動シナリオ-銀河大戦争編のイベント。
マザーに到達すると発生、第五章最終イベント。


荒れ果て荒野と化したマザー…ここに住まう命はなく、生きることの出来る命もない。
そんな中平然と立ちすくむ1組の男女を確認した、と思ったら次の瞬間二人は目の前に現れた。
主人公たちは驚愕した、ジョナサンの隣に居たのは、昔の外見をした八雲紫であったのだ。
しかし、自分たちの知る紫とは、纏う雰囲気が、威圧感のレベルが違いすぎる。まるでコズミック・ビーイングと相対しているかのようだ。
「初めまして、私は八雲紫と申します、と言ってもこの世界のでは無いのだけれどね」
紫曰く、彼女は「幻想郷」と言う場所の管理者であり、ネ実市にいるのとは別人。
なぜここ居るのかというと、暇つぶしに世界ウォッチングをしていたら興味を持ったらしい。ジョナサンとは、この世界を昔見ていたときに見つけてからの知り合いだそうだ。
「さて、ジョンから聞いたと思うけど原因を教えようと思いますけどその前に…」
そう言った後、外を指さした、そこには可能性空間移動船の残骸があった
「ここから先は、この宇宙に生きるものだけが知り、抗う権利を持つ異変」
「この宇宙に骨を埋める覚悟が無いのであれば、私が送り返してあげます」
ここで、覚悟がない選択をすると元の世界に強制送還、銀河大戦争編は終了となる。
ただし、虚空の使者の場合は展開が変わり、必ず残留ルートになる。

  • 虚空の使者の場合
    主人公は紫に答えた。
    骨を埋めるも何も、自分は全ての並行世界を守る宿命を背負う者なのだ。
    骨を埋める事は出来ないが、この世界を守る義務がある。そして、既に多くの並行世界を見た自分は、紫が話そうとしている事も把握しつつある、と。その言葉を聞いた紫は観念して話を始める。
    この場合、なんと主人公も紫と共に解説役となり、本来主人公が驚く台詞を言うのは全てPTのメンバーになってしまう。

覚悟があると答えると。
「…よろしい、ならば教えてあげましょう」
紫の語る真実は要訳すればこのようなもの。
まず前提としてこの宇宙は2009年から2012年の間をループしているハズだった。
しかしそれは終わったのだ、紫が語るところによると平行世界の主人公が終わらせたらしい。
しかし、それによって問題も発生した。
この世界を形作る三つの層、物理、心理、そして世界。
強引なループにより留められた記憶が、世界の記憶に溜まり続けていた。
しかし、ループは終わり解き放たれた。
その時、失われ続けた無限の記憶が開放され、それ自体が巨大な思念体へと変貌したのだ。
その思念体の名は…「イデ」無限なる力そのもの。
イデの目的はこの世界の終焉、それによるループの再開である。
現在の状況は、戦乱により世界を終わらそうとするイデが誘導していたのだ。
そんなもん相手にどないすりゃいいんだと悲観する主人公たちだったが、紫は言う。
「大丈夫ですわ、問題有りません、手はあります」
イデは確かに無限の力を持つが、それを自在に振るえる訳ではない。
実際に主人公達は幾つかの問題を解決している。
そもそもイデが全能であるならば、戦乱を起こす必要もないのだ。
「つまり、あなた達はこれまでどおりに銀河に平穏をもたらすために動けばいいのです」
そうして、イデの干渉を乗り越えて銀河が平和になりつつあれば、業を煮やしたイデは物理的な形を持って具現、銀河を終わらせようとする、その時に具現化したイデを倒せば原因は消え去る。
しかし、勝ち目は…
「有ります、どんな形を持って現れるかは解りませんが、形を持って現れます。要は無限の燃料を持つだけ」
「イデの対極たる進化の力、秘宝、そして宇宙的存在」
「これらの力を使うことが出来れば十分に有ります」
あとは、あなた達の努力次第、そう言ってスキマに消え、ジョナサンもどっかに跳んでった。
道は困難だ、だが希望も、倒すべきものも見えた。
胸を闘志に満たしながら主人公達はマザーを離れ、自らの銀河へ帰っていった。
主人公が虚空の使者で、この時点までディス・アストラナガンが力を取り戻していない場合、ここで紫が力を貸してディス・アストラナガンの力が解放される。