緑の星よ、再び

Last-modified: 2011-04-24 (日) 21:53:22

シナリオ/世界移動シナリオ-倫理崩壊編のイベント。

緑の星よ、再び

シンジュクで地球再生プロジェクトのデータメモリ入手

 

荒涼としたシンジュクの街を探索していると、混乱の際に死んだ人間の遺骸からデータメモリを入手できる。
自分の機器で試すも高度に暗号化されているので、解析可能な人物・組織にデコードを依頼しよう。
解析したデータからは地球再生計画の詳細なデータを入手できる。混乱末期の地球規模の激変した自然を再生するという物で、シンジュクの都庁の地下に有るバイオ環境再生装置の『世界樹』を都庁の天辺からゲッター線を集めて、進化を促進させると言うものだった。
しかし実験は途中まで成功したものの、急速な進化は手に負えぬほど進み都庁の中を別世界と化し外部とは違う生態系にしてしまったのだ。
元の計画をそのまま実行すれば取り返しの付かない事になるのは明白で、環境の再生存在を良しとしない勢力もあるのも確かだ。
本来の目的を達成するならば四散した研究データを集め、この世界に残された智恵や頭脳をあらん限りに集めなければならないが、この状況で夢物語のような計画に乗る者はそう簡単に居ないだろう。

自棄になってオリジナルの計画をそのまま実行する。

貴方は最早この世界に絶望していた。計画の改良に同意者を集めようとも思う様に進まず必要なものも集まらない。
幾ら自分が奔走しても、周囲の人間は不幸になり全てが徒労に終わる、或いはどんなに目の前の道を血に染めようと心は全く満たされない。
これがもしかしたら辿るかも知れない自分の世界の未来と言うのなら……
突如シンジュクに巨大な森が出現した。緑は再生した。だがそれは楽園とは程遠いものだった。
樹海からは凶暴な生物があふれ出し爆発的に成長する植物はあらゆる物を緑の奔流に飲み込み樹海を作りあげる。
事態の危険性を察知した者達や緑の波にテリトリーを侵された勢力は広がり続ける樹海を抑えようとしたが無駄だった。
毒を使ってもあっという間に抵抗性持ち、焼き払おうにも地深くに巡らされた根から一夜にして植物が生えてきてしまうのだから。
人々はテリトリーを徐々に失ってゆき、最早水際にまで追い詰められる。
その中で一部の人間は樹海と共生する森人(モリビト)として生きること選び深い緑の中に消えた。
ある者は残された技術を結集し、何時か帰還すること願い星海の彼方に旅立つ。
残されたものは僅かに残された地域に身を寄せ合い原始的な生活を始めた。
永い時を経て人々は過去の事を忘れ、樹海に立ち居るようになった。
あの世界樹を目指して・・・

再生計画に必要な人材を揃えて準備を完了させると第2段階へと移行する。
在野や友好勢力のブレーンを集め貴重な資材を集めた上で世界樹の起動に必要な下地は整った。
だが、唯一足りないものが有る。それは世界樹を制御するモノ・・・。前回の計画失敗は暴走が原因だった。
最後の段階として世界樹のコアになるモノを探すことになるのだが・・・

もしヒロインが死んでいた場合

あなたは悲しみにくれていた。
自分がこの世界にヒロインを連れてきたせいでこんな事になってしまった事を後悔してもしきれなかった。
だが…世界樹を研究する過程で、世界樹に自己再生の理論が組み込まれていた事を知ったあなたは、協力者にも内緒でその可能性に掛ける事にした。世界樹のコアにヒロインを捧げるあなた。
突如世界樹は急激に変異を起こし醜悪な姿へと形を変えてゆく。ヒロインを蘇らす為に変異を起こしたのだ。
都庁に巨大な大輪の花が咲く。
「お帰り―――」
その日永遠の命を持つ麗しき乙女 ビオランテ が産声を上げた。

元の理論を最大限に発展させる

世界樹のコアになる物が幾ら検討を重ねても一向にそれにあたるような物は見つからない。
そこで世界樹に組み込まれた、自己再生・自己増殖の理論に自己進化をを加えることを思いつく。
だが、あなたの考えに周囲の協力者の大半はそれを危険視し反発して彼の元から去ってゆく。
研究が完成し世界樹のコアにバイオコンピューター据えるも、予想通りというべきか再び暴走を始める。
ただ違ったのは今度は人を敵と見なして地球上の生物を同化し始め排除を開始した事だった。
人々はそれを畏怖の名を込めて呼ぶ、デビルガンダムと