イベント/誰もが、生きるために戦っている

Last-modified: 2012-01-06 (金) 23:13:22

シナリオ/世界移動シナリオ-銀河大戦争編のイベント。
第三章スタートから一定期間経過すると自動発生。


犯罪者の巣窟と化して様々な問題を撒き散らす蟻の巣の存在をついに無視できなくなった政府が蟻の巣殲滅作戦を開始する。
地球のトップが射命丸、シャア、エアハルトの誰でも発生する。
強制イベントだが関わらずにスルーすることも出来る。その場合は一定時間経過後に蟻の巣の住民は大半が死亡し、蟻の巣が政府の管理下に置かれたことがニュースとして伝わってくる。
さらにお空が混乱の中で命を落とした事も知る。これ以降蟻喰いのメンバーをLSに加える事が出来なくなるので注意。
積極的に関わる場合は蟻喰いのメンバーと協力してお空救出とさとりの遺灰奪還を目指して行動する、あるいは政府側の場合は犯罪者の一掃と非労働者の強制収容を目的に行動する事になる。
どちらのルートに進むにせよ、退廃と停滞を維持しようとする積極的なクズ共が激しく抵抗し、さらには既得権益を守ろうと海賊ギルドまでが戦力を派遣して邪魔してくる。
果たして、主人公は地底の太陽をもう一度輝かすことができるのか?

  • 楽園の向こうへ
    蟻の巣殲滅作戦が起こりうる事を予想していたクゼは海賊ギルドと取引、旧世代の核爆弾の入手に成功した「らしい」。蟻の巣を核武装したクゼは連邦政府に対して殲滅作戦の中止と蟻の巣を国家として認定するよう要求する。
    着々と進む殲滅作戦の準備の水面下では宇宙軍海兵隊とTOP10の捜査班、そしてクゼの三つ巴の争いがあった。
    クゼの真の目的は『革命』を起こし難民達を救済する事にあり、核爆弾の入手もその為の過程に過ぎない。クゼは人々が権利を主張せず謙虚に生きる事で個性を失わず世界を維持出来ると言った思想を持っているが、難民達へそれを伝えたところで謙虚に生きれる人はそうそう居ない為つまるところ、革命家にありがちなただの理想論でしかなかった。しかし『上位世界』ならば難民達のゴーストを一つの新しい命として再構築する事により『革命』を成就する事が可能になると確信している。これは失敗すればゴーストは雲散として失われ大量殺戮にしかならないが、その場合は難民達を生んだ連邦政府への施策、ひいては倫理崩壊を引き起こした旧時代への復讐として『革命』と成す。
    それがクゼの目的である。
  • 主人公が虚空の使者の場合
    主人公の素性を知ったクゼは「因果律の番人なら、自分のやろうとしている事は理解出来る筈」と協力を要請する。
    戦い続ける宿命を背負う虚空の使者の役目から解放し、安らぎへ誘う事が出来る、とも。
     
    「くだらんな」
    「俺にとっての安らぎは俺自身が見つけるものだ…。そんなものは、この宇宙でたった一つしかないがな」
    冷笑と共にクゼの要請を一蹴する主人公。そして…
     
    「上位世界へと人々の魂を誘えば、彼らは救われる……本当にそんな都合の良い話が転がっているとでも思っているのか?
  • 魔術師ギルドに協力を要請した場合
    ストレイトボウはこんな案を出した。
    「あんな連中皆殺しにするのも面倒臭いだろう。…勝手に殺し合い喰い合ってもらおうじゃないか」
    まず潜入してお空を拉致、または殺害しその後魔術師ギルドの総力を持って蟻の巣を永久封印する。
    酒どころか、食料生産手段も無くなった蟻の巣は間違いなく内部崩壊する。
    「100年でも200年でもほっときゃいいさ、化け物どももその内くたばるだろ。結界なら安心しろ、俺ひとりならともかくギルドには優秀なのがいくらでも居る、やろうと思えばこの星が滅ぶまで行けるんじゃないか?それに核なんぞで破れるシロモノでもない」
    この案を実行した場合、蟻の巣の土地は使用不可能になるが、中のゴミも永遠に出てこない。
    「そして、きっとアイツは詫び続けるのさ、地獄の底でな。私が悪かった出してくれって。相応しい末路じゃあないか、ハハハハハハ!」
  • ローリングラム王朝の場合
    「……核か、最早一刻の猶予もならんな」
    エアハルトは思考する。
    自分がこの星のトップに立って後、自分は出来うる限りの力を尽くし、この星の膿を取り除いてきたつもりだった。自分の理解の及ぶ範囲では他者の都合も考慮はして来たつもりだったが、今回の相手は流石にそれにも限界がある。
    蟻の巣の完全破壊
    それは一連の報告を聞いた彼の中では既に決定事項、最早あの吹き溜まりを放置する事は出来ない。
    しかし、そこでただ一方的な力を行使するのでは――自分はあの愚かな大統領と変わらない。
    「だが、このまま焼き払うのでは――余は愚かな暴君と変わりはせぬ。
     卿に命ずる、かの地に囚われし太陽を、私の前へと生きたままで連れて来るのだ」
    奴らは成すべき事を成さず、してはならない事をした愚か者。
    絶対に妥協せず、相応の罰を与えるのが道理である。
    しかし一方、非道に苦しむ民衆を救う事も名君には必要なのだ。
    彼は、望んで暗君になろうとする男ではない。
    ……尤もその命令の為、実際に戦う者達にとっての道は険しいが。
  • TOP10と協力体制にあり汚い忍者をサンダーボルツから解放していた場合
    主人公たちは例え救いようの無いクズ達だろうときちんと法律の裁きを受けさせ悪行を償わせるべきだと判断。その為にも蟻の巣内部でだれも殺さずに…少なくとも察知されずに人質のお空の奪還、そしてクゼの核兵器を無効化する必要がある。
    そこで潜入行動に長け相手の裏をかくことに優れた汚い忍者に白羽の矢が立った。
    汚い忍者自身も脅迫されてたとはいえ今までの悪行を償いかつ、その償いが上辺だけでないこと、自身が効率的に世界を助けるための力があり必ずその助けになることをアッピルするために立ち上がる。
    「あんな素人ども相手に俺が汚くなるまでもねぇな。とっとと片付けて忍者が最強だと分からせてやるからよ、まあ見てなw」
    今、汚い忍者の新たな戦いの火蓋が切って落される。
    だが、彼は知らない。地下には、自らを殺すためだけに牙を研いでいる復讐の魔獣が潜んでいることを…
    • 作戦概要
      この話に限り操作キャラが汚い忍者(銀河大戦版)に変更される。まずは乗り込めー^^する前に潜入用LSを作ろう。勿論単騎突入もありだが出来ることが限られてしまい、かなり厳しくなる。それぞれのキャラの特性を上手く活用すれば攻略はかなり楽になる。
  • 仲間一覧
    • トレイス(カザマ・マリナ)
      TOP10の刑事。
      状況が状況のため一時的に迷いを棚上げしてくれる。
      その探知能力は超一流、初期のムーンチャイルドとして組んでいたため、阿吽の呼吸で行動可能。
    • ヘク(八雲藍)
      TOP10の刑事。
      彼女も思うところはあるが協力してくれる。
      後方支援、及び近接戦闘のエキスパート、一部を除き引き篭もり共など音もなく消せるし、式神で偵察も出来る。
      トレイスには及ばないものの、絶妙の連携が可能。
    • オクトオ(瀬田総司)
      コズミック・ビーイング、けど大幅に自分で制限中、ムーンチャイルド時代の力しか無い。
      事情を知ったと言い、手を貸すという。
      しかし、本当の狙いは忍者が自らの罪そのものにどう決着を付けるか、それを見極めに来た。
      彼の能力はLS最高クラスだが、「復讐鬼に出す答え」によっては汚い忍者を裁き、残存メンバーを転移、一人で全てにケリを付ける為注意。
      「答え」とは単純に許すか許されるだけではない、例え許されず殺そうとも「覚悟」を忍者が示せば裁かれない。
    • ストライダー飛竜
      TOP10の刑事にしてストライダートップクラスの実力者。かなり高い能力を誇るのだがこれは忍者自身の事柄であるのであくまで助っ人としての領分は越えない。万が一取り返しの付かない場合の保険でもある。色々と厳しい部分は相変わらずでクゼに対してもあの名台詞をかましてくれる。
    • ナイト・ディテクティブ(多々良小傘)
      アベンジャーズに協力を要請すればLS入り。正直言って元合衆国の汚い忍者は嫌いだが協力してくれる。
      師匠譲りの隠密行動力、エゲツない知能は潜入の役に立つ。
      戦闘能力はパワードスーツを着てくるので問題ない。
      パワードスーツにも幾つか種類があり、強襲型、潜入型、支援型などが存在、彼女に求める役割で変えよう。
    • 仮面ライダーV3(風見志郎)
      小傘と同じくアベンジャーズに協力要請すればLS入りする。
      戦闘能力は言うまでもなく、改造人間としての超感覚は潜入の助けになるはずだ。
      技名はさすがに叫ばないので安心。
    • 蟻喰い
      まず忍者が彼らと接点が薄いため、スカウトできない。
      だが常に蟻の巣を監視している蟻喰いは作戦開始と同時に協力を申し出る。
      隠密行動を重視して同行はしないが、蟻喰いの提供する情報は全て本物かつ重要度の高いもので、こちらが任務遂行中の蟻の巣の動向を随時知らせてくれる。
      また戦闘力も高く、蟻の巣制圧・核武装無力化のどちらにも十分過ぎるほど活躍してくれる。
      ちなみに、蟻喰いも天子も独自の判断で行動する。忍者の意思は無関係なので彼らに指示を下す事は出来ない。といっても、忍者以上に蟻の巣に精通している彼らはヘマなど踏まないし、LSの人数制限にも含まれない。
      見つかりやすくなるのは間違いないが、リスクよりメリットの方が遥かに高いので妥協しよう。
      友人の救出を願う彼らは忍者と同じく、あるいはそれ以上に真剣で本気なのだ。
    • 比那名居天子
      αナンバーズ。
      蟻喰いと同じく、彼女も接点の薄さからスカウト不可。
      だが、やはり蟻喰いと同じく作戦開始と同時に協力を申し出る・・・というか、今回の行動は完全に天子の独断なので、断っても勝手に情報を送りつけてくる。
      蟻喰いが地下で活動するなら天子は外、つまり蟻の巣周辺の監視をしてくれる。
      蟻の巣に近づこうとする海賊たちを察知・威嚇、場合によっては威力を以って撃退する。
      また、無事にお空の救出に成功すれば彼女をMSの掌に乗せて誰よりも早く『空』を見せてくれる。
      残念ながら、αナンバーズの特殊工作部隊は別任務に就いているため、このシナリオでは協力は要請出来ない。そりゃ一つの作戦にこれだけの人員は裂けないよね仕方ないね。
      ・・・実はその別任務というのが、忍者が失敗した時の保険の大規模破壊工作だということを天子は知っていたり。だからこそ忍者の作戦を成功させようと必死なのだが。
    • ピート・ペイン
      元合衆国側だが、接点は薄かったのでスカウト不可。
      だが、蟻喰いや天子同様、作戦開始と同時に協力を申し出る。
      宇宙で活躍しているブロウニング・ファミリーの一員である彼が今回地上にいたのは、輝夜が自分宛に届いた「てゐらしき人物が蟻の巣にいるらしい」との情報の真偽を確かめるべく、ハーケンに調査を依頼。ハーケンの指示で一番当たり障りのないこの手の任務が得意なピートが蟻の巣に潜入する事になった為である。
      コードPTPで宇宙海賊の機動兵器を無力化させる他、核武装の無力化にも力を発揮する。
      ただ、目的が目的なので、潜入メンバーに入れた方がいいかもしれない。というか、彼に限っては目的が目的なので、たとえ協力を断っても勝手に潜入する
      潜入するに当たり、ピートは輝夜から、彼女がてゐに宛てたボイスメッセージを託されている。このボイスメッセージはてゐを救う事が出来る数少ない手段である。
    • デス・アダー
      元サンダーボルツの仲間として参戦。媚薬のせいとはいえ自らの犯した罪を償う一端として、そして汚い忍者の本意が本物かどうかを見極めるつもりである。潜入スキルはそれ程高くないが、万が一敵に見つかった時フラッシュを焚いて目くらましをかましてくれる。また高いパワーはアイアントを追っ払ったりオルステッドのようなボスを相手には役に立つ。女として、人としての尊厳を踏みにじられたてゐの姿を見て・・・。
    • よっちゃん(下級妖怪)
      同じくサンダーボルツ繋がりでスカウト可能。変身能力は言うに及ばず、これまでの経験によって潜入や争いごとを避ける術はかなり優れている。囚われたお空の話を聞き、かつての友人のような悲しい出来事は起こしたくないと思い奮起する。弱者をいたぶり悦に入るクズ共を前に感情を抑え冷静に対処しようと心掛ける。
      倫理崩壊編で『悔悟の涙、赦しの手』を発生させた場合

      大統領時代の射命丸は蟻の巣にクズ達を閉じ込める政策を取っていたものの、そのためにお空を犠牲にしてしまった事は内心では深く気にしていた。
      しかし、今更ほいほいとお空を解放する事は出来ず、苦悩する彼女はジェネラルとよっちゃんに一つの命令を下す。
      もし、蟻の巣からお空を救出出来る機会があり、その時自分がいない場合は独自の判断でお空の救出に尽力する事を。

    • 古明地こいし
      元サンダーボルツとしてもそうだが蟻喰いの面々、なにより自らの姉がのこした蟻の巣に思うところがあるらしく協力してくれる。
      潜入に関するスキルは能力が能力だけにザコ相手にはまず気づかれない。しかしそれ以外が他と比べ心もとないので上手く補う必要がある。今回はいつもより少し真剣に望んでくれるようだ。
    • 虚空の使者
      言うまでもなく主人公。特に条件なくスカウト可能。
      虚空の使者としての立場から、単純にクゼのやろうとする事を危険視しての参加。
      潜入能力については完全にその時点での主人公の能力に左右される。
      宇宙海賊に対してならベルグバウ、あるいはディス・アストラナガンで威力行動を行えるので潜入が厳しそうならそっちに回そう。
      クゼと遭遇すれば、当然上記のイベントが発生。彼の戦意を大幅に下げれる。飛竜と一緒にクゼと遭遇すれば、2人による名台詞のオンパレードでクゼをフルボッコする。
      なお、下記主人公用のイベントはもちろん彼でも発生する。
    • 主人公
      普通の主人公も勿論参戦可能。能力も虚空の使者同様その時点のステータスに左右される。ある意味で最も使い易いのは当然といえば当然かもしれない。汚い忍者への好感度によってはてゐや仲間からの糾弾から庇うような発言を取ることもある。
       
      これ等の仲間達は有能だが流石に全員は連れて行けない。実行部隊は多くても四人、外部のサポートも一度に動かせるのは最初に決めた一人に絞られる。自分の力量やプレイスタイルとよく相談してから決めよう。
  • 基本方針
    基本的な方針は上記にあるとおり隠密活動である。シンボルエンカウントする敵キャラを物陰や「隠れ蓑」などを駆使してやり過ごしたり死なない程度にボコボコにしたりしながら蟻の巣内部を進んでいく。
    また人間以外の生物が襲ってくる場合もあるがそれらをどうするかは汚い忍者の裁量に任されている。
    派手に迎え撃ってもいいが、その分手間取ってしまわないように気をつけるべし。
    酸素が少なく真空地帯まである地下世界では火による攻撃が下手に使えない以上、大量に生息するアイアントを正面から破る手段はない。
    これ等の点に留意しつつ蟻の巣の内部で相対しなければならない三人のキャラクターを見つけ出す必要がある。
    • クゼ
      説明不要の今回の騒動の首謀者でコイツをどうにかして捕まえなくてはならないが当然抵抗してくるので戦闘になる。しかし事件の黒幕の割りに連れている仲間によっては能力が弱体化してしまったりと情けないと思えるが基本蟻の巣に流れ着いた人間だから仕方ないと言えなくもない。
      大ショッカーに改造され脱走して以降、ノーメンテナンスだった為、義体の耐用年数はとっくに超えているが白兵能力はそれなりにある。
    • オルステッド
      クゼを倒すとマップに現れる。(それまではどこを探しても見つからないので注意)汚い忍者がクゼを倒したところを偶然目撃、そして蟻の巣が解体されることを知る。酒と薬で最早正常な判断もままならないオルステッドはその瞬間強い疑問を抱く。
      ココは自分達が力で勝ち取った場所であり何故明け渡す必要があるのか、何故彼らは自分達の平穏を乱すのか、必死に逃げ延びもはや復讐を起こす気力もない自分をやつ等は何処まで追い詰めるのか・・・。(それでいて自分達が弱者から蟻の巣を占領していることは棚に上げているあたり支離滅裂である。)
      それらの思いが頭をよぎった直後、久しく忘れていたドス黒い憎悪とこれまでの行いへの後悔―何故自分は騙されて回り道をしてあいつ等を直ぐに殺せなかったのか―が押し寄せてきた。自制の心がとっくに擦り切れた彼は自らを裏切り苦しめた奴等とその復讐を邪魔した現政府やTOP10達へと今一度諸共復讐しようと動き出す。何故なら今の、この状況の彼にはそれだけの力があるからである。無尽蔵のエネルギーと核兵器―試作型の大型ミサイル―を使い自爆を企てる。オルステッドは最深部、お空のいる場所に居るので直ぐに向かおう。尚接触後はエネルギーが暴走状態になり近づく者を当たり構わず攻撃してくるお空とエネルギー供給装置、及びオルステッドの連戦となるので気は抜かないように。
      オルステッド撃破後、主人公が潜入メンバーの場合

      「な…なぜ勝てぬ…!これが我々の運命なのか!?」
      主人公達に敗れたオルステッドは膝をつき、慟哭した。
      「我々とお前達と 一体何が違うというのだ!!」

      • 主人公が暗黒の騎士の場合
        「……何がお前の人生を狂わせたのか、それは知らない」
        「だが…その時、俺が側にいれば…お前を助ける事が出来たかもしれない」
        「だから、これ以上自分を追い詰めるな。俺達が殺し合う理由などない」
      • 主人公が虚空の使者の場合
        「…その通りだ。特別な力は使い方を誤れば、必ず不幸を生む」
        「所詮、この宇宙で生きる者は皆弱い存在なのだ。そして…己の心の弱さに屈した者は、悪に染まる」
        「戦いは他者とではなく、自分と…自分自身の心とするものだ」
        「俺達の真の敵は…俺達自身の心に潜んでいるのだ」
      • 主人公が『始まりの男』たる戦士の魂を継いでいる
        「確かに俺とお前達で違いはないのかもしれない…人間は汚く、平気で裏切る最低の生き物なのかもしれない」
        「だが、それでも俺は人間を信じる……人間のために闘う」
        「俺は……それだけでもいい」
         
        そんな主人公の言葉に、オルステッドは何かを悟ったかのように降伏するのであった……
    • 因幡てゐ
      力自体は弱いが様々な場所で汚い忍者めがけてピンポイントで致死性のトラップを仕掛けてくる。自慢の敏捷性と幸運で姿を捉えるのにも一苦労する。オマケに捕まえたら捕まえたで汚い忍者を殺そうと最後まで抵抗し続ける。悪いのは汚い忍者の方であるが今ココで殺されては元も子もないので何とかして説得する必要がある。しかし実を言うと彼女は既に死亡したと伝えられているので作戦終了時に警察の捕獲対象になっていないしチェックも入らない。詰まるところ・・・。何にせよ様々な意味で恐らく一番厄介な相手であろう。ただ、ピートが潜入メンバーにいるか、勝手に潜入しているピートが彼女と接触出来れば、輝夜が彼に託したボイスメッセージにより、あっさり説得する事が出来る。
  • エンディング
    オルステッドを倒し辛くも核爆発を止めた汚い忍者一行。人質も無く、頭を失った後に残るのは所詮烏合の衆だけなので、直ぐにでも他のTOP10の部隊が突入し蟻の巣を完全鎮圧するだろう。
    しかしそれで全てが終わったわけではない。捕まえたオルステッドやてゐは当分の間、もしくは一生憎しみの心を晴らすことは無いかもしれないし、汚い忍者もこの事件だけで今までの悪行を償ったつもりではない。まだまだやるべきことは沢山あるのだ。無常にも時は、世界は進み続けるである。過去にとらわれた人々を残して。