イベント/Einh醇Bnder

Last-modified: 2011-05-01 (日) 18:50:14

シナリオ/世界移動シナリオ-銀河大戦争編のイベント。
月面への窒素供給遮断から一定期間が経過すると発生。


窒素供給不足による国民生命維持の限界などが近づいていたセレーネは、
地球圏が混乱状態にあると見て取ると即座に宣戦布告、攻撃を開始した。
といっても、技術力で勝るとはいえ、セレーネと地球連邦では国力にかなりの隔たりがある。
そこでセレーネ軍は特別機動隊による決死の降下奇襲作戦を敢行。
なかでも腕を持った異形の戦術戦斗機による必死の攻勢は、DC、そしてαナンバーズをして震撼せしめるものであった。
…αナンバーズ旧メンバーは「オーガスかよ」とあまり驚かなかったかもしれないが。
この危機に召集された主人公は、スペクターとして事態解決に乗り出すことになる。
セレーネと地球で和平を結ばせるも良し、セレーネを滅ぼすも良し、逆に地球を敗北に追い込むのも手だろう。
しかし月面でもなにやら陰謀が蠢いており……どうも一筋縄ではいかないようだ。
尚、このイベントを上手く解決するとより上位のスペクタートレーニングが解禁され専用ジョブへのチェンジが可能になる。

  • INFORMATION HIGH
    アインハンダーを一定機数撃墜するか、セレーネと地球が和平を結ぶと引き続き発生。
    セレーネへの降下作戦、或いは和平調印式典の為に月近海へ主人公が搭乗する艦が近づく。
    そこに現れたのは夥しい数の無人戦術戦斗機「EOS(エーオース)」だった。最初から和平を反故にするつもりだったのか? 誰もが疑問に思う中、有無を言わさずエーオースは主人公達へと牙を剥く。無人機ならではの変態機動を繰り出してくるエーオースに苦戦する主人公。対電子戦仕様が徹底されているのか、無人機へ有効と思われるECMの類もまるで効く様子が無い。あわや撤退かと思ったその時、エーオースが一斉に動きを止め、それと同時にあらゆる回線を通じて一つの音声が流れた。
    「助けて」、と。それはか細い女の声だった。
    続けて主人公達の前に現れたのはセレーネ軍全ての指揮を担っている無人指揮衛星「HYPERION(ハイペリオン)」。
    更に繰り返される「助けて」の音声。その声に主人公は聞き覚えがあるかもしれないし、ないかもしれない。音声は次第に小さくなって行き、その声で静まっていたかのようにエーオースが再び戦闘機動に入る。加えてハイペリオンも戦闘に参加してきた。
    一体何がどうなっているのか……唯一つ確かなのは、降りかかる火の粉は払わねばならないと言う事だ。
  • 「その声を戦場で聞いたことがある」
    その音声の正体は、主人公と幾度と無く戦ったアインハンダーのパイロットである。
    彼女は地球人が「月から略奪して肥え太った豚」だと教えられて育ってきた月面人だったが、
    地球で見たのは、月面と同じく、過酷な状況でも精一杯に生きようと足掻いている人々の姿だった。
    それでも迷いを振り払って、地球連邦の数々の機動兵器を撃破した彼女を待ち受けていたのは、
    ハイペリオンからの無機質な通信であった。
     
    [貴官ノ功績ニヨッテ我ガ軍ノ脅威ハ消エ去ッタ。
     マタ貴官ノ戦闘記録ヲ元ニシ、
     最新鋭無人戦闘機EOSノ戦闘データモ完成デキタ。
     ソノ功績ニヨリ 名誉ナコトニ
     貴官ハEOS最終テストノ標的トシテ選抜サレタ。
     オメデトウ。
     マタ、戦死ノ際ニハ2階級特進ノ上、シリウス勲章ガ授与サレル。
     月ニ栄光アレ、地球ニ慈悲アレ]
     
    彼女はEOSの大群に単身戦いを挑んだ末に、撃破された。
    その死体から脳髄を摘出され、現在はEOSの管制装置の一部として生かされているのみ。
    彼女を救うにせよ、見殺しにして殺すにせよ、その権限はスペクターたる主人公に委ねられている。
    己の良心に従って行動するのだ。
     
    このルートでクリアした場合、如何なる結末にせよ最強のアインハンダー、次世代型戦術戦斗機アストライアーMk2(Astraea FGA MK.II: Einhander TYP5)が解禁される。
  • 本編である人物と共に学園祭でライブをしていると
    陰陽鉄学園が未だ健在であった頃、学園に巡音ルカと言う生徒が居た。彼女の歌声には「フォールド波」と呼ばれる未知の波動が含まれいた事をとある変態企業が発見し、それを分析し兵器開発へ応用しようとしていた。しかし世界は混沌の時代へと向かっており、彼らは研究を断念、その成果はブラックボックス化され研究施設と共に忘れ去られていった。そして時は進み、研究施設とその中身が発掘された。それらは他の過去の遺物と共に月へと持ち去られ、セレーネが地球に対抗出来る兵器を作り出す礎とされた。
    そしてセレーネは「フォールド波」の特性を応用し、どんな電磁妨害をも撥ね退け親機と安定したリンクを保つ事が出来る無人戦術戦闘機の開発に着手した。開発が進み、「フォールド波」を完全に再現するには回収したブラックボックス内の巡音ルカの人格そのものを擬似的に再現するしか手は無いと結論が出た。彼らはそれを実行し、エーオースを指揮するハイペリオンの中枢へと何重にも封印を施し、再現した巡音ルカの人格を移植した。結果は期待通りに成功した。ハイペリオンと対峙した時の戦闘BGMがルカルカ★ナイトフィーバーなのは、AIとなった彼女の精一杯の抵抗なのかもしれない。
    尚、撃破に成功するとセレーネからフォールド波関係の技術を接収する事が出来、主人公陣営が使う通信機器の性能が飛躍的にアップする。