キャラ攻略/二ッ岩マミゾウ

Last-modified: 2012-12-11 (火) 05:14:24

ルート概要

  • ポンポコポン!二ッ岩マミゾウの攻略。
  • 色々と攻略条件が特殊であり、単純にマミゾウさんのお尻を追っかけてるだけではアウト。
  • 果たしてあなたはマミゾウの目的を達成させ、その上で恋人になれるか?
  • ルートの性質上、最速で3年かかる。
  • そして餡刻での攻略難易度は絶望的。

出現条件

  • 入学時から出現、担当授業も普通に出てくる。
  • あとは関連パッチ。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • 演劇部に入った上でマミゾウからの好感度80
  • そしてPCの陰陽鉄学園生のフレンドが20人以上。
  • 二年目に演劇部部長になる。
  • 八雲藍をフレンド登録していない。
  • PCのカルマが+3以下で-5以上。

ルート攻略

序盤

  • まず真っ先にPCを演劇部に入部させる、これが第一になる。
    • 演劇部にはブロントさんが入部しているので汚い忍者がPCだと状況は即座に険悪になるが、部活動を一緒に過ごすと好感度が上がっていくので、夏までにはPT入り可能。
    • 初期値は低くともブロントさんは伸びる子なので、どのPCでも入れる事を検討しても良い、特に墨樽は内藤がマトモな盾をしないので……
  • マミゾウの好感度上げだが、部活には可能な限り出るのは基本。
    そして、マミゾウとの会話において真面目過ぎるのはNG。
    適度なジョークと下ネタ、後は洒落っ気とエンターテイメント性を忘れずに。
    そう言う返答が「面白いヤツ度」として蓄積されていき、フラグとなる。
  • 後はフレンド集め、放課後があまり使えないので休み時間中の交流を大事にしよう。

中盤

  • 二年目突入、この時点で絶対に部長に就任すること。
  • そしてカルマ、「面白いヤツ度」、フレンド数、これらすべての条件を達成していればマミゾウさんが自身の素性と本当の目的を話し、その上での協力を求められる。これに協力した時点でPT入り。
     
    「おぬしは人望もあるし、人柄も良うも悪うも問題ない。何より面白い。だから儂に手を貸してくれんかの」
     
  • マミゾウが全国の学部を渡り歩き何をしてきたか、それは失われつつある伝統技能「化け学」の継承と布教である。
    近年において、妖怪は既に妖怪としての在り方を喪失しつつあるのではないか、と。
     
    「この時代、殆どの妖怪が古い生き方を失っとる。鬼はタルタルを攫わず、河童は水辺でヒュームを引きずり込まず、狐狗狸は夜道でミスラを化かさず、じゃ」
    「時代の流れもある、それが悪いとは言わんが……ちょっと寂しいじゃないか。だから儂は、やる方もやられる方も楽しめる、古いエンターテイメントを伝えて歩いとる。全世界を回ってな」
     
    それこそが化け学、物を変化させ己は異なるものに化ける洗練された伝統技能。
    そしてマミゾウさんを始めとした、数少ない化け狸で有ることを選んだタヌキ達は極秘裏に活動を開始したのだ。
     
    「何も青魔道士になる必要はない。現代の化け学は魔力(MP)さえあれば誰でも出来るようになっとる。それ故に化け『学』。学べば誰でもできるぞい」
    「おぬしにはな、ココにこいつを広める手助けをして欲しいんじゃよ、当然おぬしにもみっちり稽古をつけてやるぞ」
    そしてPCとマミゾウはこの技術、化け学を陰陽鉄学園に広めるべく本格的な行動を開始した。

化け学の伝承法

  • まず伝承可能なのは陰陽鉄学園生のキャラクターである事が絶対条件。
  • そしてそのキャラのカルマが+7以下、-7以上であること、PCへの好感度が65以上であることである。
  • この2つの条件を満たせばそのキャラに対し「化け学を教える」と言う選択肢が出る。
  • そしてこの選択肢を出すことに成功し、かつ了承を手に入れたのなら、週末マミゾウ所有の別宅でイベント「化け学講習」が行われる。一度に参加できる限界人数は10人。
  • 3回参加させればそのキャラは神通力アビリティ「変化」を会得する。
  • この変化を30人以上のキャラクターに伝承した後、後半に移行する。

終盤

  • マミゾウさんが一週間の謹慎処分を受けた!事情を聞けば、原因は藍しゃま。
    • なんでも橙が街でPC、マミゾウの以外の伝承者の変化シーンを見てしまい「かっこいい」と言ってしまったのだ。
    • それで不機嫌になったから、と言うだけではさすがに無いが藍はマミゾウさんに「あれを教えたのはお前か」と聞き、マミゾウは素直にふてぶてしく肯定。
    • 真面目な藍と常におどけるマミゾウは元々折り合い悪かった事もあり、それは一気に「生徒に如何わしい技術を教えた」と問題にまで発展、かくしてマミゾウは一時的謹慎、そしてこの学園の生徒に化け学を教えないと誓約させられた。
  • この件についてマミゾウさんにPCが聞くと、わざと自分だとバラしたと言い出す。
     
    「化け学はなんのかんの言っても悪戯の技、表立って見れば確かに『如何わしい』技じゃろて。立場があるとはいえ、化け狐にそう言われたんは虚しいがの」
    「だがコレで全ての元凶は儂になった、そして今後も目は儂に向くじゃろ。後は……おぬしがやれ」
    「伝承とはそれを伝えるだけでは終わりでは無い、それを更に伝えるものがいてこそ伝承じゃ」
     
    「儂の事なら心配いらん、あくまでも教えるのはおぬしじゃ。例えバレても生徒同士が共同でスキル研磨することまでは誰も口は出せんわ。どんな内容であってもな」
    「なに?教えられるかどうか分からない?バカモノ、今までずっと一緒にやってきて、儂のやり方を見てたじゃろう。その通りにやればいい。伝えたい奴に、伝えたいようにな」
     
    「心配はいらん、自分を信じろ。おぬしは儂の生徒じゃからな。……儂は、おぬしの卒業と同時にこの学園から去る予定じゃ」
    「出来れば、そう、皆で盛大に見送ってくれや」
     
    ……そしてPCはマミゾウの言葉に励まされ、その頼みに答えるべく更なる研鑽と伝承に励むことになる!

更なる化け学の伝承。そして『見送り』の下準備

  • ここからの化け学伝承は別荘を使えず、PC一人でやることになる
    伝承の条件は中盤と変わらないが、別荘を使えないためスキル合同訓練と言う形でやることになる。
    会得に必要な回数は4回にアップしているが、既に変化を会得しているキャラを混ぜると、会得していないキャラの会得速度が一気に上がる。
  • さらにココからは学園外の人物にも伝承が可能になる。
  • 会得人数が50人を超えた後、八雲紫がPCの前に現れて……
     
    「二ッ岩先生から聞いた時は驚きましたが……これだけの数を集めたのであれば、盛大に演れるでしょう」
    「私が許可を出し、責任を取ります。この世から忘れられつつある変化の業、存分に魅せびらかし、恩師を見送って上げなさい」
     
    このセリフを聞けたのならGOOD以上は確定した。
    後はマミゾウさんをデートに誘うなりして男女の関係を深めよう。
    10回以上連続でデートで正解選択肢を選べばTRUEだ!

関連イベント一覧

始業式/入学式

デート

夏休み

文化祭

修学旅行

期末テスト

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

ホワイトデー

終業式/卒業式

GOOD以上確定の場合。

卒業式は粛々と進められるが、そこにPCの姿は無い。そしてPCと共に化け学を学んだ生徒達も……
やがて、異変が起こる、鳴り響く振動、賑やかな音楽。それは外から聞こえてくる。
そこにあるのは何だ、何が起こっている?外に飛び出した教師や生徒達が見たものは。

 

それは、万華鏡の如く見る度に姿を変える百鬼夜行であった。

 

地を這うは、どこかデフォルメされ、コミカルな印象に変わっているモンスターに化けた化け学の学徒。
それ以外にも一部の教師達をモデルとした姿に、それもまたデフォルメ化されていた。
元となった教師達は苦笑いにしろ馬鹿笑いにしろ、皆笑っていた。

 

空を見あげれば光が舞い、踊る。中には楽器すら空を舞って旋律をまき散らしているのが見える。
その絢爛豪華な光景も、また化け学を学んだ者達の織りなす、今日忘れられたエンターテイメント。
幼子は空を見上げて笑い、一部の、古くを生きる者達も、どこか懐かしそうな笑顔を浮かべていた。

 

自分が蘇らせる事を夢見てきた光景、それを見て我慢できるマミゾウではなかった。
「ようやった、おぬし等、ようやったぞ!」
泣きながら、笑いながらその変化祭りに飛び込んで、元祖化け狸の美技を存分に見せつける。

 

そして……
「メガトロン。私にいい考えがある」
「ほう、珍しく気が合うではないか」
鋼鉄の変化者も。

 

「ああ、私の本能に刻まれた何かが言ってるよ。あれは昔の光景だ。どこにでもあった……」
「そして今はない、ね。萃香、私達も混ざろうか。アレは酒より酔えるぞ!」
DNAに刻まれた記憶に血を震わせた者達も。

 

「伊達ワルなレジェンドな(」
「親父!そのイミフな口上はいいから行こうよ。私も何だかんだで親父の子、ああいうのは血が騒ぐんだよね」
父兄だって。

 
藍のマミゾウに対する好感度が一定以上だと……

「ねえ、藍」
「も、申し訳ございません紫様。あの狸め、この卒業式をめちゃくちゃに……」
藍は、口ではこの光景を否定し、非難している。しかし付き合いの長い紫には解るのだ。
「あなたも、本当は混ざりたいんでしょう?あなただって、狐だものね」
「……私が今更」
それを聞いた紫は微笑む。
「見なさいよ、あの光景。あんな物を作れる子達が、それこそ『今更』そんな事気にするもんですか」
「それに二ッ岩先生だってそんなに小さいこと気にしないでしょう。置いてくわよ?」
「紫様………」
そして、笑いながら叫んで藍は走りだす。

 

「たぬきィィィィィイィィィ!いい気になるなぁぁあああぁぁ!ちぇぇぇぇんん見ておけ、これが、これが、これが九尾の狐の変化術だぁぁぁ!!!」

 

学園長も、狐も。

誰も彼もが笑って化けて踊って騒いで……この日の卒業式は、陰陽鉄学園史上に残る物となった。

エンディング一覧

TRUEEND『恋は即ち化かし合い』

ネ実市を特急便で去るマミゾウ、彼女は各地を渡り歩く伝承者。別れは既に日常だった。
駅に来たマミゾウの見送りは多かったが、そこにPCの姿は無い。
(今頃、また新しく誰かに技を教えているんじゃろうな。確かにそれは儂の望む所)
そうは思うものの、やはり寂しさは拭えない。
(いかんのぉ……幾つ下じゃと思うとる。大体、アレは生徒……)
そして、マミゾウの下に車掌が来て、切符を見せるようにと言う。
マミゾウの差し出した切符を見て、車掌は一言。

 

「おかしいなぁ。これは葉っぱじゃないですか」

 

「な……!?」
そんなバカな、しかし確かに切符は葉っぱに、そして次の瞬間、ポンと音を奏でたならば。
「指輪……!?……おぬしか」
気付くの遅いじゃないですか、そう言ってPCも笑い、その指輪をマミゾウに渡す。
そしてPCの手には対の指輪、そしてその指輪もまた切符に変わる、否、戻る。
その切符の示す行き先はマミゾウの、次の赴任先と同じ。

 

苦笑しながらマミゾウは思う。
(こいつは、ヤケに女の扱いが上手かった。それに儂も化かされてしまったかな)
「合格じゃ、付いて来い。言っとくがまだまだ修行は足らんぞ?化け学の奥はまっこと広い。ずっと教えてやる、ずっとな」
そして列車は目的地に向かって走る、次に化け学を伝えるために。
二人を、乗せて。

GOODEND『次の変化に期待して』

「……よう」
卒業式の後、PCの前に姿を表したマミゾウ。
「実に見事、儂はこのネ実市に来てよかったよ。最高の生徒が出来た。もう、ココには何の悔いもない」
PCは問う、本当に?、と
それを受けて彼女は答える。
「実を言えば無いわけじゃない。だが……もうちょっと色男に化けてからかの?」
そのセリフの後マミゾウはPCを抱き寄せ、キスをした。
「もうちょっといい男になったらまた会おう。オナゴを喜ばせる事を覚えてから、の!」
そして、木の葉が吹き荒れて……マミゾウは姿を消した。
だがPCは笑っていた、「また会おうや」。ならばまだ脈はあるだろうさ。
まだまだ自分も学ばなければならないことは山ほどある、そして、より成長したその時は。
きっと、マミゾウの言ういい男になっていることだろう。

NORMALEND

BADEND

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