ルート概要
- 最高の華麗臭がする永遠の17才八雲紫の攻略ルート。
- 恋する少女、冷酷無比な妖怪、有能な学園経営者。様々な顔が見れる。どれもが紫の顔であり、どれもが違うと言える
- 攻略難度は誰でも変わらない。ちなみに、彼女との相性が最高なのが霊夢と幽々子、藍の三名。この3りは紫攻略の際に何度か世話になるため、合わせて好感度上げをしておくように。
逆に紫との相性が最悪なのが天子と豊姫。この2りには『ブロント語への適性が極端に高い』という奇妙な共通点がある。といっても紫の攻略に関してブロントさんが特別難易度高いということもなく…不思議である。
出現条件
- 神出鬼没ゆえ、どこで会えるかはランダムという、非常に厄介な特性の持ち主。
霊夢や幽々子、藍を連れていれば会える可能性が増えるが、とにかく早めに会わないと攻略の糸口さえ掴めない。
フレリスト登録条件(戦闘参加)
- 一部のイベントで稀によく手助けしてくれるが、フレリス登録させるには霊夢の好感度が必要になる。
さらに幽々子とも一定以上の好感度があると、校内、不思議のダンジョン、学園生徒の危機のいずれかにだけ姿を現す。ここ限定でPTが組める。
その能力は強力無比、まさに万能の活躍をしてくれるだろう。
ルート攻略
- カルマ値を下げ過ぎない、成績が優秀。この二つが基本となる。
序盤
- ひたすら能力を上げて紫に猛アタック、とにかくアタック。初めの内は邪険にされるがだんだん様子が変わってくる。話しかけるだけで頬を染めるようになり、好感度が一定以上なら告白が成功して(取り敢えず)恋人関係になる。こっからがスタート
- 恋愛処女なゆかりんは普通のデートでもとにかく乙女っぷりを見せてくれるが…あまりやり過ぎないように。
『桃と李』
主人公が紫との好感度が一定以上で、かつ天子・豊姫両名とも友好がある状態で紫とデートする。
ある日の昼下がり。
「……」
「……」
「……」
3りが(PC「俺ェ…」)穏やかでないふいんき(ry)で向き合っていた。
「お久しぶりですね、天子さん、豊姫さん」
「ええ、そうですね学園長」
「お久しぶりですわ紫さん」
主人公は知らない事だったが…紫が各地に学園の援助を求めて奔走していた際、天子と豊姫とはちょっとした因縁があった。
途中経過は長くなるので省くが、とにかくこの3りは仲が悪いのだ。
そうとは知らず…しかし並々ならぬオーラを感じ取って我が身に降り注ぐであろう危機をどう回避したものか悩んでいると…。
「…ふぅ。いつまでもこうしていると立ち疲れますね」
「全くよ。どっか喫茶店とか無い?」
「そこに丁度良さげなのが♪行きましょ」
…あれ?一触即発のふいんき(ry)は…?なんか、底知れぬ因縁とか、あるんじゃなかったの?
「そんなの、面倒臭いだけでしょう?」
「因縁って言ったって昔の話だしねぇ」
「でもあの時は貴方が悪かったのよ。私の桃を食べたりするから!」
ええ!?因縁ってそんな下らないことだったの!?
「食べ物の恨みをディスる奴は心が醜い…」
「お前、森を一瞬で素粒子レベルまで分解する扇子でボコるは…」
マジすいまえんでした;;
「ごめんごめん、何か奢ってあげるから、許して下さいな」
「んー…じゃあ、この李を頂きまうs!」
このイベント以後、最悪だった紫・天子・豊姫の相性が回復し、どうにか一緒にPTを組めるようになる。
『二学期デビューならぬ社交界デビュー』
- カルマ値が0以上ならば夏休み後半にイベントが発生する。
近隣のVIPが集まる船上パーティーのパートナーを務めてくれないかと誘われる。上手く立ち回ると学園への融資が増え、設備等のグレードが上がるので参加しない手はない。
ドレスアップした紫と主人公のダンスシーンのCGの完成度は学園モノ屈指と言われ、後に壁紙用が陰陽鉄学園+に収録された。
イベントが終われば序盤は終了となる。 - √序盤は上記の通りの超2828展開なのだが、あまり調子に乗っていると紫が恋にかまけて仕事が手につかなくなり、学園存亡の危機を招くほどの大失態を招くBADEND「失楽園の因果」が発生してしまう。彼女の事を想うのならば、甘いばかりでは駄目である。
中盤
『桃李の契り』
紫と天子、豊姫の3りの友好度が最高になると発生。
単純なようだが、実は紫にとって天子と豊姫は共に相性同着ワーストなのだ。つまり、そのままでは一緒にPT組んで纏めて仲良く、という常套手段が使えない。
なので前述の「桃と李」を発生させてPTを組める状態にしているのが最低条件。
「ほむ。私たちも中々良い連携が取れるようになってきたんじゃないかしら」
「天人はただでさえ最強に見える力を発揮するというのにスキマと月の超パワーが合わさりもはや無敵」
「こらこら。油断は大敵ですよ?」
「お前頭悪いな。油断は「」確かに【いりません】。すかし余裕は持たないと心が貧弱になって死ぬんだが?」
「これはゆゆうなのであって当然の結果に過ぎない感。お前、全力で肩の力抜いていいぞ」
「やれやれ…」
やけに元気の良い2りのブロンティストの調子には付いていけず、紫は口を挟むのを止めた。
「若い子には付いていけませんわ」
豊姫の方は言うほど若くない気もするけど…。
「おばあちゃんは既に一杯一杯です」
紫はそう言うが、その顔はどことなく楽しげにも見えた。
「まったく、あの調子なら、わざわざ私が出張る必要は無さそうね」
サボるのはほどほどにしてくだしあ;
「手間のかかる生徒だこと。ふふ、あの二人が居れば心配いらないのにねぇ」
このイベントの後、紫・天子・豊姫の合体技「スキマに映る天と月」の封印がとけらるる!
終盤
『疑問に思うところがあるの』
とりあえず霊夢に相談してみたところ、それが彼女の返事だった。
疑問って…どの辺?
「紫が相手するのが疲れるけど優秀な奴なのは否定しないわ。恋…ってよく分かんないけど、それがどういう状態なのかも、歳相応には分かってるつもり」
それじゃあ…。
「度が過ぎてる…ってところよね?」
現れたのは幽々子、そして藍だった。
「紫様の尽力でこの学園が潤っているのは、紛れも無い事実です。我々にあの方と同じ真似は到底出来ないでしょう。しかし…」
「個人で出来る融資の量を遥かに超えている」
それは、未来や平行世界を見て…。
「それよ」
え?
「何よりもそれが胡散臭い」
た、「」確かになと関心はするが、でもなければ説明が…。
「仮に、私に紫と同じ真似が出来たとしましょう。…株でも買うでしょうね」
見も蓋も無いな…。学園を出所の分からない金で経営するのが嫌だったとか…。
「未来の可能性を見せる、なんて脅迫と違わないと思っちゃうなぁ~私」
うぐ…っ。
「お前と恋仲になることで破滅の未来が見えなかったのか、については…この際、恋は盲目ということで片付けよう」
「藍が言うと説得力が違うわ~」
「真面目な話をしているのです、幽々子さまは黙ってて下さい」
「あー、ひっどーい」
「とにかく、だ。本当に未来や平行世界の可能性が分かっていたのなら」
「何故、脅迫の材料にしか使われないのか」
「過去に起きた事件を予見出来なかったのか」
「それが分からない」
う、ううむ…。
「…ひょっとすると、まだ私たちの与り知らぬところで大変なことが起きているのかもしれないわね」
関連イベント一覧
始業式/入学式
デート
夏休み
文化祭
修学旅行
期末テスト
冬休み
クリスマス
年末年始
バレンタインデー
ホワイトデー
終業式/卒業式
エンディング一覧
TRUEEND『未知との遭遇』
PCは新しいやり方で新しいスポンサーを見つけることが出来た。
それは今まで力で異なる可能性を見て、その情報を頼りに進めてきた紫にはできないものだった。
紫は恋に落ちたことで色々なものを失ってしまった。だが手に入れた物もある。
長らく忘れていた、知らざることの喜び、不確実性の素晴らしさ…未来は解らないほうが面白い。
これからも愛しい人と面白楽しく生きるべく、愛しい人に抱きつきに行った紫であった…
PHANTASMEND『幻想郷』
霊夢の真・TUREEND『楽園を繋ぐ不思議な巫女』を経過した場合のみ紫のどのENDの後にでも発生する特殊なED『受け継がれる世界』を見たことがあり、紫TRUEフラグを回収している。
世界はループしていない
それ自体は霊夢の真・TRUEENDで語られていることだ。
同時に、始まりの霊夢が新しい世界を創造しても、元あった世界が消えているわけではない。
だが、これはよく言われるような『平行世界』『パラレルワールド』とは異なるものだ。
本来の平行世界は樹の根が伸びるように無限に枝分かれしていくのだが、始まりの霊夢が行っているのは、いわば新しい樹を植え、新しい根を伸ばす行為だ。
この分かたれた世界は限りなくよく似た、しかし全く別の樹、別の始まりを経験しているのである。
そのため、この根を別とする複数の樹に干渉できるのは、樹を植えた始まりの霊夢だけ、ということになる。
否、彼女以外にも干渉出来る物は、極少数ながら存在した。
始まりの霊夢が居た始まりの世界のループを妨害した『龍神』。
そして、複数の樹を微弱ながら繋げているスキマを生んだ人物。すなわち。
『始まりの八雲紫』
紫は未来なんて見えていない。過去を見ている。
これまで経験してきたことを、始まりの紫が用意したスキマで新しい世界の新しい紫へ既知として送り込んでいる。
紫には新しい世界が生まれるたびに既知が増える。世界から新鮮味が消滅していく。
少しでも結末の変わるよう、様々な助言をして、様々な行動を起こしてみた。
結果として、その大半は上手くいった。
しかし、それはその世界での紫でのこと。
新しい世界の紫は、変えられた結末をも、既知として得てしまう。
既知による退屈が、紫の精神を病んでいくのだ。
元はと言えば始まりの紫が始まりの霊夢の行為を阻止するために仕掛けたものだが、それが他ならぬ紫自身を苦しめているのである。
始まりの霊夢は、もういない。
同じように、始まりの世界にいた始まりの紫もいないはずだ。
では…誰が新しい世界を創り、新しい紫に既知を送り込んでいる?
世界の存続を望む『世界の外の意思』。
有り体に言ってしまえば、つまりはメタ、我々系の意思がこの世界を望んでいる。
よってこれから逃れるため、『外世界の干渉から隠れた世界』…『幻想郷』の創造に挑むEND。
GOODEND
NORMALEND
BADEND「失楽園の因果」
恋人関係になってから中盤までに5回以上休日デートをすると発生。
楽しいデート、恋人との甘い関係にすっかりハマってしまった八雲紫。
藍なども当初は微笑ましくみていたのだが…紫は恋にかまけて仕事を放棄しがちになって来た。
無論苦言を呈する物も居たのだが恋に恋するゆかりんは苦言を言う輩を「恋の邪魔者」として傘でフルボッコにするなどおかしくなっていった。
…やがて紫はある男子生徒を誘拐し失踪、置き手紙には「愛の楽園に行ってきます」とだけ。
その事件は途方も無い問題となり、陰陽鉄学園そのものが全方位からバッシングを受け、挙句資金を引っ張る人間も消えたため…陰陽鉄学園は廃校となった。
その後の紫の所在は不明だが、南のリゾート地で家族と恋人と共に楽園のような生活を送っているとの噂もある。
いずれにしろ仕事だけに生きてきた紫はようやく楽園を見つけ、心の安らぎを手に入れたのだろう。
一つの楽園を生贄として…
――目が覚めた。長い夢を、見ていた気がする。
そう、夢を……
愛しい生徒達がいて。
愛しい世界があって。
自分はそれを精一杯守ろうとして……そんな夢を。
ああ――すべては夢。
隣で眠る愛しい人の髪を撫でる。
あの日、すべてを投げ捨てたことに……後悔はない。
わたしだけのいとしいひと。
それだけが本物。偽物など、いくら捨てても構わない。
偽物に注ぎ込むような愛などない。
愛してる……あなただけいればいい。
あなたと一緒なら何も、何もいらない……
ずっと一緒に……愛し合いましょう……
UNKNOWNEND「受け継がれる世界」
生きていれば未知と出会うこともある。
探究心を持つ生物にとって、これ以上の喜びなどない。
なのに、どうだ?
世界から「未知」が消えていく。
世界から「彩色」が失われていく。
なんで?
どうして?
分からないはずのことを知っている?
初めて見るはずのものを既知している?
これは呪縛。
私から楽園を奪う不可視の縄。
誰がこんなことをした?
私に余計な知識を与えるこの記憶は、誰から受け継いだものだ!?
私は……いつまでこんな地獄に囚われればいい?
コメント
- なんとなくゆかりんバッドエンドの演出?強化 -- 2011-06-14 (火) 00:42:26
- ここのコメントだけ他と違わないか? -- 2011-06-14 (火) 12:13:21
- てすてす。他のページを参考に直してみたが、これで大丈夫かな? -- 2011-06-14 (火) 12:54:18
- おk、大丈夫そうだ。「#pcomment(コメント)」になってたせいでコメントページだけ切り離されてたみたいだね。 -- 2011-06-14 (火) 12:56:22
- ところで始まりの霊夢と紫がいなくなった後に、新しい世界を作って新しい紫に知識を送ってるのが誰(或いは何)なのかが書いて無いように見えるんだが? まだ書いてないのか、それとも俺が理解出来てないアホの子なだけ? -- 2012-02-11 (土) 20:13:11
- まだかかれて無いはず -- 2012-02-11 (土) 21:16:19