キャラ攻略/冴月麟

Last-modified: 2014-04-28 (月) 15:49:15

ルート概要

出会いはデータの世界で、協力は機械の姿で。
通常であればデータ上、現実ではマトンとしての姿でしか会えない麟に生身の身体を手に入れるためPCは奔走する。
そして、麟が生身の身体を手に入れたいと願うのは、ある目的があって…?

出現条件

シナリオ/電脳戦争 ‐Bug's Life?!‐をクリアすれば麟がマップに出現

フレリスト登録条件(戦闘参加)

マップに出現、この時点でPT入りさせることが可能。

ルート攻略

序盤

マトンに宿ったデータの魂、冴月麟。
口には出さないが、彼女はいつしか生身の身体を手に入れることを願っていた。

 

始まりは胡散臭いを軽く飛び越えた人物、ダールだった。
「生身の身体を手に入れるオススメの方法があるんだが…(チラッ)」
うわぁ信用ならねぇ。しかし麟は言う。
「ダールさんは私の善意の協力者なのです。貴方も、私に力を貸してくれませんか…?」
ダールは信用できないが、マトンの麟に生身を与える方法があるのなら試したいのはPCとて同じことだった。

 

ダールの提案はHNM「キリン」だった。
その強大な存在に会えば良い方法が思いつくんじゃないかしらー。
おいィ!?それは心当たりがあるとも言わないんじゃないですかねぇ!?
「キリンに会うには『四聖の戦士』を連れてくる必要があるそうです。ダールさんが調べてくれました」
「んで、その四聖の戦士を探すのに山脈の広いお前さんの力を借りたいってわけよ」

 

そんなわけでまずで四聖の戦士とやらを探すことに。
この正解はリューサン、寅丸星、藤原妹紅、玄爺の4り。
彼らを連れて来ると、次に魔理沙に会い八卦炉を借りることに。そのままでは貸してくれないので霖之助にも話を通しておく必要があり。
さらに今度は霊夢から陰陽玉を借りることにまで。玄爺を連れてくる際についでに借りておこう。
とてもとても長いお使い道程だったが、ようやくキリンと会う準備が出来た。
麟、ダールと共に紫の元に行くと、陰陽玉の霊力と八卦炉の火力を掛け合わせることでキリンの元へ向かうスキマを開く。

 

四聖の戦士たちが四聖に対応した扉を開き、その奥に、遂にキリンの姿を見ることが出来た。
「本当に…本当に長い道程だったねぇ。ご苦労さんと言わせてくれよ。今だけは心の底から同情するよ」
うるさい気が散る一瞬の油断が命取り。
キリンはマトンの麟を見て、その体躯からは想像できないほど穏やかな声で話しかけてきた。
「命ならざる存在よ、朕に何用か…?」
「…聖獣キリンよ。貴方は四聖…すなわち陰陽道を究めた存在。貴方ほどのお方ならば、この身に命を吹き込むことが可能なのではないですか…?」
「なるほどな。その機械仕掛けの身体に宿る魂には、確かに相応の『器』が必要にもなろう。よかろう、微力ながら朕の力を貸そう」
マジで!あ、ありがとうございまうs!!
「しかし…命に関わる術はこの世で最も尊いもの。朕の微力では貴公に実体を与えることは叶わぬ」
…えっ!?
「貴公に与えられる肉体は、わずか一年しか保たぬ」
「一年…」
「一年の間に『陰陽』を完成させよ」
…陰陽を完成?何それ?外人?歌?ポエム?
PCにはキリンが言った言葉の意味が計りかねたが…麟やダールには理解できたようで、ダールはニヤニヤ笑い初め、何故か麟は真っ赤になっていた。
「えぇぇ!?い、いきなりそんなこと言われたって!?だって私はこんななのに…!」
「それが叶わなければ、二度と貴公に実体を与えることは不可能だ…良いな?麟…」
「え、あ、その…はぃ…///」

 

何だって麟が真っ赤になったのか、キリンの言った『陰陽を完成させる』という言葉の意味も分からないまま、戻ってきてしまった。
説明が足りない不具合…おいダール、お前なら何か知ってるんじゃにいのか?
「おれ様は便利屋でもメアリ・スーでも無いのよん」
やっぱダールが役に立つと思った俺が馬鹿だったな今回でそれがよく分かったよ>>ダール感謝。やはりここはヒロインに頼るべきだな麟は何か………。
そこで、しばらくPCの動きが止まった。
マトンの麟がいるはずだった場所に…美少女が立っていた。
それは、いつの日か、あのデータの世界で会った麟そのものだったのだ。
「あ…私…」
「おー良かったじゃーん麟。マトンも愛嬌あるけど、その方が何倍もチュッチュしたくなるな」
「ちょ、変なこと言わないで下さいよ!そもそも貴方は…あれ?どうしました、固まって」
麟…おもえ、生身の身体が…?
「…hai。おかげ様で。一年の期限付きですが、ね」

 

これで麟は生身の人間となり、マトンではなく正式なPTメンバーとして誘えるようになる。ついでにダールも勝手にフレリス入りする。地味に拒否権ない。

中盤

麟は生身の肉体を手に入れたことをしきりに喜んだ後、しばらくは身体を動かすのに慣れるため数日は連れて行けない。
「大体の事情は分かったのである^^」
「私たちに協力できることがあれば、いつでも言って下さいね」
「ま、大体は暇してるしな」
「もちろん、爺も。…御主人様が構ってくれませんので」
「…ウチの余りもので良ければ奢るのである;」
リューサンたちは快く協力を申し出てくれた。
ひとまず、度々話題に出てきた陰陽道について学ぼうと博麗神社の霊夢…は教師としては頼りにならないので玄爺に教わることに。

 

自然界の万物は陰と陽の二気、さらに木・火・土・金・水の五行からなる。
木は、木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。喜びと怒りを示す。五獣の青竜。
火は、光りく炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。 楽と喜び・笑いを示す。五獣の朱雀。
土は、植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。怨みと思慮を示す。五獣の麒麟。
金は、土中に光りく鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。 怒りと悲しみを示す。五獣の白虎。
水は、泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。 哀しみと驚きを示す。五獣の玄武。
(以上、wikipediaより抜粋・一部改変)

なるほどなー。やはり亀の甲より年の功より年取った亀の功が高確率で一番だと思ったよ。
日も暮れかけ、そろそろお暇しようとしたところ、最後に玄爺が気になることを言ってきた。
「四聖獣は4つの方角を表し、その中心に立つとされるのが麒麟じゃ。そんな存在だから、麟殿に肉体を与えることが出来たのでしょう。しかし、麟殿の肉体は、キリン殿が言っていたように不完全なもの。人間もまた自然に生きる以上、本来は五行のバランスによって成り立つ。麟殿は土行が優れている反面、それ以外の要素が極端に少ないのです」
つまり…どういうことだってばよ?おいィ、それって嫌な報告ではにいのか;
「逆ですよ」
hai?
「実体を手に入れるための方法、などと大仰な言い方だからつい身構えてしまっているかもしれんが…実際は、もっと簡単なものなのでは、と。そう言いたかったのです」
玄爺の口調そのものは丁寧なものだったが、詳しい意味を問おうとしても「当事者たちの問題ですので」と、自力での解決を求められてしまった。

 

麟を自由に連れまわせるようになったら、常にPTに入れて色々な場所を回ってみよう。多種多様のサブイベントをこなした数によって彼女の命運が左右さるることぬなる。

終盤

麟が肉体を得ていられる期限…一年間。
結局のところ具体的に何をすればいいのか分からないまま、期限の日が近づいてきた。
卒業式も間近に控えているある日、麟に呼び出されたのは真夜中の誰もいない陰陽鉄学園。
並んだ桜の木がぽつりぽつりと咲きかけている道を、2りで歩いていく。

 

おいィ…いい加減教えてくださいませんか?『陰陽を完成』ってどういうことなんだよまるで意味が分からんぞ!
その問いに、麟は控えた声で言った。
男女においては男を陽に女を陰とする。天地万物の陰陽が調和して万物が生成されるのと同様に、男女の交わりが陰陽の規律にのっとることは、自然の理にかなうと考えられた。
陰陽は両義、すなわち切っても離せない繋がりであり、平衡を欠けば衰え、秩序なれば栄える。
「それは、つまり…その、男女の交わりは、端的に陰陽の理念を示す行為なのです。それが最も自然であり秩序の取れた姿である。不安定な存在である私は、対となる男性と交わることで秩序を取り戻す…これが『陰陽を完成させる』ことの意味です。…要するに【コリブリ】なのです。『陰陽の完成』は五行と二気の成立…有り体に言えば、『友達』と『恋人』を作ること、なんです」
そ、それじゃあ何か?陰陽がどうの五行がどうの言っていたのは、全部無意味!?
「強いて言うなら…『その時』をスムーズに迎えられるようにするため…でしょうか?」
なん…だと…!?
今になってようやく分かった。玄爺やダールが言っていた「実は簡単なのではないか」「詳しく知らないでもいいんじゃないか」という言葉の意味が。
あー…つまり…麟は、もう目的を果たして…恋人は出来たのか…?
「……我ながら、それなりに好感触だと思うのです。あともう一押しかと…」
そ、そうか。そりは…良かった。じゃあ麟は消えずに済むのか?
「相手の方次第ですね…と、いうわけで」
そこで麟はくるりと振り返り、こちらを真っ直ぐに見据えた。
そして、すぅーっと大きく息を吸ったかと思うと…。

 

「私と、付き合って下さい…!」

関連イベント一覧

始業式/入学式

出現条件の都合上、この時点で会うことはできない。

デート

麟√においてはデートは重要なウェイトを占める。
基本的にどんな場所に連れて行っても喜んでくれるが、自然の多いところが良い。
ただし、TUREENDのためには以下の場所には必ず寄る必要がある。

居酒屋ガリ

リューサンの実家でもある飲食店。とても学生がデートで来る場所とは思えない
「いらっしゃい!…おお、君たちか」
キリンに会う際に協力してもらった礼がしたいと麟が言うと、
「気にする必要は無いよ。困ったときはお互い様さ。こんな可愛い女の子のお役に立てたのなら嬉しいのである^^」
「あ、ありがとうございます…。注文いいですか?」
「もちろんだよ。何にする?」

 

「ガリで」

 

「……一度言って見たかったんでうs…」

夜のネ実市

「今は何だかドキドキします。マトンの時は夜更かしなんてしたことなくて…」
そこは喧嘩チーム~DRAK~を始め、多数の不良たちが日夜喧嘩に明け暮れている…と噂の場所であった。
肉体を手に入れても根本が優等生たいぽな麟にとっては珍しい場面に出くわすかもしれない。それが良い経験になるとは思えなかったが…。

 

「…珍しい場所で会うな。お前はもっと、優等生なタイプだと思ってたんだが」
キリンに会いに行く際に協力してもらった内の一人、妹紅だった。
あの時の礼をしたいと麟が言うと、妹紅は少したじろいだようだった。
「礼…お礼、ね。いや、お礼を言われるなんて何年ぶりだろうなとね」
「どういう意味でしょう?」
「文字通り以上の意味なんて込めてないよ。まぁ、不良の花道って奴かな。お礼言われて悪い気はしないよね」
「それなら良かったのです」
「…やっぱり、あんたにはこんな時間に出歩くような真似はお勧めしないけど」

夏休み

ゆうかりんランドに興味を持った麟は幽香の手伝いをしてみることに。
肌を焼き容赦なく降り注ぐ夏の日差し、自分で拭う汗、植物たちの爽やかな匂い。
どれもこれもマトンの身体では決して味わえない経験だった。

 

「あれ、幽香さん。この玉ねぎみたいな手足の生えた植物が一人歩きしてますよ」
「それはマンドラゴラちゃんよ。れっきとした植物なの」
「畑で栽培された自立歩行するサボテンなんて珍しいですね」
「それはサボテンダー。確かに珍しいけどウチで栽培したわけではないわよ」
「触手がうねうね…それになんだか酷く臭います」
「モルボルね。近寄ると危ないわ」
「この木の模様…だんだん顔に見えてきました」
「トレントだからね…。もう貴方わざとやってるでしょう?」
「ばれちゃいました?」

文化祭

キリンに会いに行く際に協力してもらった星へお礼したいと麟が言うと、星は学園祭に出直すよう言うのだった。
「それで、何をすればいいのでしょうか?」
「ええ…100ギルほど頂けるとありがたいです」
なんとも軽い礼ではあったが、現金という即物的なものを星が要求するのは意外だった。
「99ギルでいい」
「それだとくじが引けないじゃないですか…」
麟も少々戸惑いながらも手渡した。
星はその100ギルを持って職員が経営するくじ引き屋へ赴くと、戻ってきたその手に握られていたのは…。
「2等賞、学食一週間分無料券です」
「おお!素晴らしいくじ運ですね」
「どんなチャンスがあったって、それを実行する手段が無いと意味の無いものです。今回の場合は、麟さん。貴方が100ギルくれたのでくじを引き当てることが出来たのです。…しかし困りましたね。私は学食はあまり利用しないので、せっかくの券が有効活用できそうにありません。どこかに受け取ってくれる人がいるといいんですけれど…(チラッ)」
わざとらしい星の態度を見ても、麟はボケッとして気付いていないらしい。
「…いえ、回りくどい言い方をした私が悪いのです。麟さん、良ければこの券は貴方に受け取って欲しいんですけれど…」
「わ、私ですか?いえ、それは星さんが引き当てたものなのですし…」
「引くための資金を提供して下さったのは誰でしたっけ?」
有無を言わさず星は麟の手に券を押し付けて、生徒会の仕事があるからと踵を返してしまう。
「えっ星さん…!」
「ここの学食、美味しいんですよ!麟さんも是非とも味わって見て下さいね!」
そう言い残し、さっさと行ってしまった。
「…学食はあまり利用しないって言ったじゃないですか…」
いいんじゃにいか?麟はまだ学食は利用したことが無かった感。好意は素直に受け取るべき無下にしたくなければ受け取るべき。
「…そう、ですね」

 

「おいすー^^あ、ダールたんINしたお!」
自分で言うなよ馬鹿に見えるぞ馬鹿。…ダール、おもえには前も聞いた気がすっけどよ…結局『陰陽の完成』ってどういう意味なんですかねぇ?
「んー…まぁ、詳しく知らないままでもいいんじゃねーかなー」
おいィ何いきなり無責任なこと言ってるわけ?
「何度も言われてる『陰陽の完成』は、実は麟ちゃんの目的とほぼ=なんじゃねーかなってことだよ言わせんな恥ずかしい」
…マジで?
「マジでマジで」
嘘だったら前歯ロストさせるからな覚悟しとけよ。
「じゃあこっちも予約ってことで…ひとごろしー」
…予約ってそれ、暗に嘘だって認めたようなものじゃ…。
「あれ、ダールさんいつからそこに…神出鬼没はいつものことでしたね」

修学旅行

期末テスト

麟は真面目だし物覚えは良い方だから心配要らないだろう。
問題はむしろ自分だ…。
そう思い図書館へ来たPCは、そこで見知った人物と遭遇した。
パチュリーか。おもえもテスト勉強なわけ?
「毎日ちゃーんと授業を受けていれば、臨時の勉強なんて必要ないでしょう」
おっととグーの音も出ないほど論破されてしまった感。やはり本の虫は格が違った!
「それは褒め言葉と受け取っていいのかしら…。本音を言えばテストの制度自体不要なものだと思うのだけれど、貴方みたいなのがいると私までテスト受けなくちゃならなくていい迷惑だわ」
論理が飛躍しすぐる…;勉強で無いなら読んでるその本は…『陰陽道』?
「意外?私が西洋人だから」
いあ、そういうわけではにいが…。
パチュリーは本を読むのを止めないまま、語ってくれた。
「私も陰陽道には通じているわ。まぁ、正確には自然にあるべきそれを『魔法』に変換して便利に使っているのだけれど。だから五行は同じでも陰陽ではなく月と日で表し、これは七曜と呼ぶわ。例えばこの『賢者の石』は、そのまま五行に干渉する力を持っているのだし」
パチュリーは陰陽師だったのかと驚きが鬼なった。
「そんなに変なことじゃないでしょう。魔理沙が西洋魔法を使うのと同じよ」
なるほどなー。
「ところで、テスト勉強はいいのかしら」
…おおう!?

冬休み

クリスマス

年末年始

玄爺の他、陰陽玉と八卦炉を貸してくれた霊夢と魔理沙にも会おうと初詣は博麗神社に赴くことに。
「お礼なら賽銭にね。ほんの気持ちでいいのよ?(チラチラッ)」
「そうそう、気持ちが大事だぞ、うんうん。というわけで私は何を貰おうかな」
「魔理沙殿のやったことなんて八卦炉を貸すのを渋っただけでは…」
「あれーそうだっけ?HNM相手に私の魔法が炸裂した記憶があるんだが」
それは夢英語で言うとドリームではないか?そもももキリンとは別に戦ってないしな。
「いいんですよ、八卦炉、ひいては魔理沙さんのおかげでキリンに会えたのは間違いないんですから…」

 

ところで…麟は初詣で何をお願いするんですかねぇ…?(チラッ)
「乙女の秘密という奴です」

バレンタインデー

ホワイトデー

終業式/卒業式

エンディング一覧

TRUEEND 『麒麟の祝辞』

しかしまぁ…随分と盛大なパーティじゃないの

 

レミリアと山脈があるといいもんだな。霊夢も早くいい相手を見つけたらどうだ?こんな風に祝ってもらえるぜ

 

私にはちょっと落ち着かないな…。特に洋風だと

 

でも妹紅さん、ちゃんと来てくれて良かったですよ。私も仏門に帰依した身ですが、精一杯楽しませて頂きましょう

 

ガリで…いい。おおお落ち着きたまえ^^;

 

まず自分が落ち着いたらどうじゃ…それより爺は御主人様が粗相しないか心配で…

 

やぁやぁ諸君!楽しんでいるようだね今日はわざわざ俺様の結婚式へ良く来てくれた!

 

ネタキャラは黙ってろ

 

ひとごろしー

 
 

…本日はお集まりいただき、真に感謝の言葉に尽きる
此度の式は一組の夫婦の誕生を共に祝福するためのものである
この場に立ち合わせておれば既知かと存じるが、新郎は新婦が世に生を得た時より寄り添い連れ立って歩んできた
まさに両義、陰と陽、今日は陰陽の完成を祝福する日でもあるのだ
今となっては恥ずべきことだが…朕はこの日が来ることを祈りつつも、夢の内に水泡となって消えていく運命だと…そう予想していたのだ
なれど二人は朕の愚考など意にも介さず、今日という日を迎えることが出来た
ここに心身共に堅強なる夫婦が結ばれることを、朕はとても嬉しく思う
…詰まらぬ時間を取らせてしまったな
朕の話はこれまでだ、そして――…素晴らしい夫婦が結ばれるこの日に!

 

乾杯!

 
 

見えます、楽しそうな皆さんが
感じます、貴方の体温を、吐息を
私は…こんな日が本当に来るんだと、今でも信じられないんです
だって、そうでしょう?
データで生まれた存在が、こうして貴方の妻になるんです
そして、世界はそれを自然なことだと認めてしまっているんですよ?
こんなにもおかしくて、嬉しいことがありますか…?

GOODEND

NORMALEND

BADEND

コメント

  • いい出来だな 麒麟が出てるのは名前繋がり?  -- 2011-06-13 (月) 01:41:02
  • 我ながら単純な発想ではあったが、陰陽玉や八卦炉とも親和性があると判断した(キリッ) -- 2011-06-13 (月) 21:50:43
  • ここにもFF要素が混じっていて面白い -- 485系? 2014-03-27 (木) 12:18:52