ルート概要
『陰陽鉄学園 Girl's Side』導入後に出現する、いわゆる拡張ディスク枠。
彼女は新聞部にもかかわらず、取材に出るのはおっくうという不思議なポリシーを持つ少女。
新聞を作るのに自ら外に出る必要なんてない、だけど発行部数が伸び悩んでいるのもまた事実…。
出現条件
『陰陽鉄学園 Girl's Side』を導入すると、学園高等部に転校してきた転校生として登場。
なお、彼女を攻略可能状態にするには、最低一周してエンディングを見ていること(対象、内容は問わない)、かつプレイ中に新聞部員(対象を問わない)との好感度を一定以上にすること。
新聞部の部室に一緒に行くとランダムでエンカウントするので、その時の選択肢を【興味があります。】に。
フレリスト登録条件(戦闘参加)
インドア派を気取るだけあって、パーティに誘っても基本的には外に出てくれない。
好感度を一定以上まで上げて、かつ誘ったことがある回数が5回以上ならば、イベントが発生。
以降は、エンカウントに成功した時に限りパーティに加入させることができる。
ルート攻略
- 1年目はとにかく準備期間。最初は新聞部員と仲良くして好感度を上げておくこと。順調に仲良くなると7月頃にはエンカウントできる。一度会ってからの彼女は部室か教室、地下図書館のいずれかにいることが多く、狙って遭遇しやすい方、かも。適度にちょっかいを出しながら好感度を上げ、落ち着いてステータス上昇とのバランスを取ろう。本格的な攻略は2年目以降に備えるのが良い。
- はたて自身が誰に対しても苦手意識を持たないため、良くも悪くも強く興味を引く人物と相性が良い。
ブロントさんやリューサンら比較的良い印象の強い相手でも、汚い忍者や内藤、痛風に墨樽ら悪い印象が強い相手でも全く怖気づかない。だが、自己主張の弱い獣様やそもそも気付いてもらえない餡刻はさすがに辛い。 - はたて攻略に大きく響くのが、重要イベントの存在である。
主に季節モノや外出のチャンスなどに関わるイベントだが、ここでの好感度変化は通常イベントより大きい(むろん、減少も)。
イベント終了時に「成功」「普通」「失敗」の3段階で好感度がカウントされるので、攻略の目安に。
序盤
- 1年目のこの時期は会うまでが勝負となる。文とは出会いが良くないので、ここは懐き易い椛に当たってみるのが吉。
ただしはたてとのイベントの関係上、文の好感度も上げておく必要がある。
なので椛>>文>>その他の順で好感度を稼ぎたい。
中盤
- 遅い登場のため各キャラとの友好度が軒並み低い。
しかし持ち前の明るい性格で誰とでも仲良くなれる。PTメンバーはかなり自由に組めるので、PT戦闘による好感度上げ、という常套手段は有効。
終盤
- はたてのエンディングは、好感度と同時に「イベント記憶」によって結末が左右される。
世間知らずの彼女に、これまでいかに外でいい思い出を作ってあげたかが行く先に響くのだ。
関連イベント一覧
始業式/入学式
- √フラグを立てるまでは、話しかけても無愛想で相手にしてくれない。1年目のイベントは諦めて下さい。
- 2年目以降は好感度を一定以上に上げていると、エンカウント時に会話イベントが発生。終了すると一枚絵(乱れたスカーフを緊張した顔で巻き直す)がもらえる。
なお、若干打ち解けた態度でクラスに馴染もうとしている様子を見られるので、前年度の態度と比べてみると面白いかも?
デート
- 世間知らずの影響で、どこに連れて行っても印象のブレが小さい。ただし、「何をするか?」を聞かれたときに激しい運動を伴う行動(「走って競争しよう」「トレーニングをしよう」など)は避けよう。
- 好感度が十分上がってくると、軽い運動くらいなら付き合ってくれる。ただし、最後まで激しい運動は好まず、付き合ってくれない。運動をするようになると、選択肢が広がりさじ加減が難しいので、細心の注意を払ってあげてください。
- 意外と食い意地の張った部分があり、B級グルメから下町風情溢れる和食までなんでもござれ。美味しいものを食べ歩こう。
新聞記者の職種柄、珍しいものを好む傾向にあるが、文とは違って感じたことそのままに対象の評価を口に出す。大抵は良い評価だが、悪い評価だと周りとの温度差が大分気まずい。
夏休み
- 重要イベント。イベント会話の結果で好感度が大きく変化する。
文化祭
- 午前中に新聞部の展覧会に行くと、写真部の受付でふてくされている。会話の中で「都合の良い時間」が聞けるので、【一緒にやりませんか?】あるいは【ついていきます。】の選択肢を選んでおくと、該当の時間±15分以内に新聞部に迎えに行くことで一緒に行動できるようになる。誘っておいてすっぽかすと、好感度が大幅に下がる。
修学旅行
期末テスト
好感度が十分に高く、テストまで一週間を切った状態で話しかけることで会話イベントを起こせる。
はたて自身はテストに何の心配も抱えていないので、「一緒に勉強しない?」系の選択肢はハズレ。「勉強を教えてほしい」系の選択肢を選ぶと、気をよくして勉強を教えてくれる。
冬休み
- 重要イベント。イベント会話の結果で好感度が大きく変化する。
クリスマス
- 重要イベント。イベント会話の結果で好感度が大きく変化する。
年末年始
- 重要イベント。イベント会話の結果で好感度が大きく変化する。
バレンタインデー
- 好感度が一定以上なら、「おごってあげるからお菓子でも食べに行こう」と誘われる。
「マズい手作り食べさせるより、一緒においしいのを食べたほうが楽しいハズ」とは彼女の談。
ホワイトデー
- バレンタインデーにイベントを起こした状態でここをスルーすると、好感度が大きく下がる。
もしもイベントを起こしていた場合は、必ずお返ししてあげましょう。
終業式/卒業式
- 重要イベント。イベント会話の結果で好感度が大きく変化する。
エンディング一覧
TRUEEND “人気ジャーナリスト”姫海棠はたて
- 好感度が一定以上、かつ重要イベントで8割以上会話に成功している
GOODEND “未来の超敏腕新聞記者”
- 好感度が一定以上、かつ重要イベントで5割以上会話に成功している
NORMALEND “シナリオライターの新たな道”
- 好感度が一定以上、かつ重要イベント達成率が5割未満
案山子念報は、一部の根強い評価はあったものの思うように部数を伸ばしきれぬまま、発行者の卒業を迎えてしまう。
又聞きの情報と想像で書かれた記事は、確かに臨場感に欠けたものだった。しかし、卒業まで彼女の新聞を支えてきた根強い人気の秘密…それは、記事ではなくコラムにあったのだ。
彼女の豊かな想像力と情熱的な文章力は読むものを惹きつけ、十分に面白いと思わせる実力を秘めている。そう考えたPCは、このまま彼女に筆を置かせるのは勿体ないとアドバイスをする。
「…私が?シナリオライターに?」
その日、PCは意気消沈するはたてに提案をした。
人前に出るのは苦手だとしても、彼女の書く文章が魅力的であることに変わりはない。新聞記者としての自信を失ったというのなら、せめてはたて自身の文章を書き続けてほしい…それを自分は心から応援する、と。
「…あんたっていつもそうよね、勢いだけは人一倍で…あきれちゃうよ。でも、ありがとう。私のこと、心配してくれたんでしょう?」
彼女は朗らかに笑うと、いきなりPCの肩を捕まえて言う。
「なんだかんだ言って、あんたはいつも私の背中押してくれてたね。不器用だったけど、嫌いじゃなかったよ。
見てなさい、最初の夢とはちょっと違ったけど…私の文章で、世界中をきっと揺るがしてみせるわ!」
そう言って彼女は学園を去った。新しい目標を胸に秘め、大きな第一歩を踏み出すために。
BADEND “スランプとジレンマの行く先”
- 好感度が一定以下、または重要イベント達成率が1割未満