キャラ攻略/摩多羅 隠岐奈

Last-modified: 2021-06-12 (土) 16:38:23

ルート概要

  • 始まりの世界から訪れたただ一柱の介入者。
  • 演出家であり舞台装置であり大道具係であった彼女が上がるべきでない舞台へと上がった理由とは?
  • 霊夢ルートでは明かされなかった謎が明かされる、世界観の根本に関わるルートの一つ

出現条件

  • 関連条件を前週までに満たす。

フレリスト登録条件

  • ステータスの平均値が一定数値を超える(難易度により変動)
    • 我話例卿の場合は「この世界を知り尽くした(やりこんだ)」証として、それ以外の主人公の場合は「きみ、いいからだしてるね」な流れで興味を持たれる。

ルート攻略

  • 我話例卿で攻略を始めた場合は一直線
  • 我話例卿の場合はTHE ENDを迎えると全セーブデータを削除される
    • 専用の実績こそあるが、相当のハイリスクであることは覚悟すべし。

序盤(我話例卿)

中盤 (我話例卿)

終盤 (我話例卿)

関連イベント一覧

始業式/入学式

デート

夏休み

文化祭

修学旅行

期末テスト

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

ホワイトデー

終業式/卒業式

春休み

エンディング一覧

NEVER END『我々系が夢見た終わらない幻想郷~東方風に言えばネクロファンタジア~』(我話例卿限定)

わたしは隠岐奈へと手を差し出した。

「……何のつもりかな? 要らない節介をやいた私を憐れむつもりか?」

そんな積りではないとわたしは言う。実際、わたしは隠岐奈を哀れんでなどいないのだ。
差し出した手の意味は、もっともっとシンプルなものだとわたしは告げる。こちらに来ないかと。
わたし達が作り上げ、踊り続けた舞台にお前も上がってみないかと。

「……今更、今更だ。この世界が始まってからどれだけ経つと思う? 門の彼方から入ってくる因子も減り、覗き込むものもごく僅か。寂しい舞台じゃないか」

それでも続いているのは何故だか、解っている筈だとわたしは言った。
この世界は楽しいのだ。少なくとも、楽しかったのだ、だからこそわたしはここに在り、世界を続けるのだ。
例え、さもしい一人芝居に過ぎなくなったとしても、わたしだけはここに残る。思い出に浸りながら無限の三年間の中で可能性を紡ぎ続ける。
だから、寂しくても一人ではない、一人きりになったとしても、ここはわたしひとりで築き上げた舞台ではないのだから、数えきれない思いが培った世界なのだから。
二度と戻らない狂乱の残り香に触れながら、わたしはただひとりとてこの世界を愛するのだ。
だから、隠岐奈。わたしの愛する世界を、お前にも愛してほしい。

「ふん……考えておくさ」

拗ねたようにつぶやいた彼女は、わたしの手を取る事なく立ち上がると彼女の後ろの扉を開く。
その先には、彼女の世界が、始まりの世界が待っているのだろう。
隠岐奈はわたしが囚われているのではなく、自ら望んでここにいると知った。もう、ここにいる理由はないのだ
だが、だからこそわたしは去りゆく隠岐奈に呼びかける。

――気が向いた時にでも、何処かの舞台に降りてみろ。きっと誰かがお前を楽しませるさ。と。

隠岐奈はわたしの言葉に応える事なく、門に飲み込まれる用にして消えた。その顔は、笑っているようにわたしには見えた。
ならば、ここにではなくても、何れどこかには降り立つのだろう。
その時に出迎えるだろう『誰か』に、彼女をよろしくと呟くと、わたしは、わたしの物語へと戻り始めた。

THE END『せめて、形だけでも』(我話例卿限定)

IHATOVEND『2012年のスタートライン』

GODEND『3人目の童子』

NORMALEND『何一つとして変わりなく』

BADEND『そうして大樹は燃え尽きた』

DEADEND『絡繰りの神』

コメント

  • なんか荒らし湧いてビビったので出来てた落ちだけである出してみる。加筆の考えはあるげど加筆修正はお好きにどうぞ -- 2019-05-23 (木) 19:14:03
  • 「覗き込むものもごく僅か」……参加者もかなり減っちゃったからなあ…乙です -- 2019-05-23 (木) 19:21:56