キャラ攻略/河城にとり

Last-modified: 2011-05-20 (金) 01:57:40


ルート概要

  • 機械弄りが好きな河童系女子。通常では光学迷彩をまとっている為に会う事が難しい。
    パラよりもひたすら「複数フラグを維持する」のがキーで、多くの女性キャラの好感度を一定にし、
    その上でにとりと会話をすると「●●から話を聞いたよ~」と、にとりの好感度が上がる。

出現条件

  • 校内にいるマトンに粘着することで、怒りが有頂天になったにとりがPOPし、その後科学室で会えるようになる。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

重度のエロガッパである彼女は好奇心から着替えや男子トイレをステルスで覗いていることがある。いやらしい・・・
勘の数値が高ければ発見することができ、「このことを言われたくなければ・・・」と叱っておくことにより以後PTに誘えるようになる。

ルート攻略

序盤

人懐っこいのに人見知りという矛盾した性格の持ち主。まずはにとりに心を許してもらうことに専念しよう。
何かにつけて気遣う言葉をかけてあげると、少しずつ心を開いてくれる。
まちがってもどこかのぬくみず人のように崖下妄想を口走ってはいけない。好感度がダダ下がりする上に、あっという間に光学迷彩でどこかに逃げられてしまう。

中盤

ぬくみずのように崖下妄想を垂れ流すとアウトなのは当然。
しかし順調に好感度が上がってきているなら、彼女の議論好きという一面を見ることができるくらいになっているはず。
彼女はしっかりと自分の意見を持っていて、正しいと思ったことは我を通したがる部分がある。彼女の考えと別の選択肢を選ぶときは、意見を頭ごなしに否定しないことが大事。まず彼女の意見を十分に尊重してあげること。それからPCの意見を言ってあげよう。

終盤

崖下妄想はそろそろ解禁…と思いきややっぱり下手を打てば逃げられる。
後述するが、状況によっては戦闘で一回死ぬだけでDEADまっしぐらだったり、一途な選択肢を選びすぎたばっかりにSAD行き決定といった状況になりかねない。行動には一層慎重さが求められるようになる。

関連イベント一覧

始業式/入学式

始業式の日にいきなり遅刻すると、なぜか式の最中なのに教室にいる。
人ごみが好きではないため光学迷彩でこっそり抜け出してきたらしい。
ちなみに、声をかけるとすぐに姿を消してしまう。逆に声をかけないと式が終わるまでにとりを視姦観察できる。

デート

恥ずかしがってあまり外に出たがらない。家でのんびりしたり一緒に機械いじりをするといいだろう。
唯一博物館はお気に入りの場所らしい。科学博物館に連れていくと、子どものような目の輝きをしたにとりを見ることができる。
水泳が得意なので、仲良くなるとプールと海に行けるようになる。ぬくみず昇天モノなにとりの水着姿のCGはここと臨海学校の時にしか取得できない。

夏休み

基本的にはからくり部や科学部の活動で学園に出てきている。
それ以外は夏は暑いし人が多いということで、ますます外に出たがらない。
しかし好感度を頑張ってあげておけば、海に行ったり花火見物に興じたりと結構アクティブになる。

学園祭(文化祭)

割といろいろなところで活躍している。
まず、科学部名義で自作の発明品を展示している。発明品の暴走イベントが起こる可能性があり、その場合は暴走マトンとの戦闘になる。
次に、栽培している完全無農薬有機栽培きゅうりを料理研究会に卸している。食堂に向かえば、手塩にかけたきゅうりを味わっている様子をうかがうことができる。この時お空との好感度も高いと、核エネルギーに関する話題で盛り上がったりする。
さらに、からくり部でマトンの展示をしている。ここではアリスを交えた会話イベントが発生。一般客の前で議論を始めるちょっと大人げない2人にブレーキをかけてあげよう。
おまけに、演劇の大道具も担当している。前日までに演劇の様子を見に行くと、背景などの制作に汗を流すシーンを見ることができる。力仕事なら男として率先してやってあげよう。

修学旅行

仲良くなっていれば自由行動の時に向こうからくっついてくる。
人ごみが苦手なのは相変わらずなので、人の多いところは避けてあげよう。
行く場所としては、「工房」を選ぶといいだろう。伝統工芸に興味津々のにとりを見ることができる。

期末テスト

流石に理系科目はパーフェクトで、意外と国語も成績優秀。その代わりに地歴公民は苦手。
こちらは文系科目を伸ばしておけば、勉強会の効率を上げられる。

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

機械仕掛けの箱に包まれたチョコをくれる。一段目がびっくり箱で、その底を外すと手作りチョコが出てくる仕掛け。冷蔵機能が付いていて絶対に溶けないとか。
チョコは作るのに3時間かかったが、箱は1日かけて作った自信作だと胸を張る。かわいらしい。

ホワイトデー

お返しを期待しているので、一日中そわそわしている。
会ったらすぐ渡すか、放課後まで焦らすかはプレイヤー次第。

終業式/卒業式

エンディング一覧

TRUEEND 『人間が大好きな恋われた妖怪の唄』

  • 極めて緻密なフラグ構築によってのみ達成できるトゥルーエンド。非常に好感度が高く。GOODENDを見たことがあり、「汎魔マトンに花束を」を発生させ「人間と妖怪の壁」についてにとりに問いかけている場合に分岐する。
    フラグ成立後、一度盛大にフラグをぶち壊し(実際はただ、デートの約束に大幅に遅れればいいだけなのだが)、人間に「良い所もあれば悪い所もある」ということを学ばせなければならない。
    その後、にとりが自分の心の闇(人間に対して抱く都合のいい幻想)と戦うイベントがある。この時に出る『ねえ○○……君は私にどうして欲しい……?』の対する選択肢は、『ずっと俺の隣で笑っていて欲しい』ではなく、『それでも俺は、人間の輪の中でも笑うにとりが見たい』を選ぶこと。
  • 河城にとりは学校を卒業後、小さな工場を経営する。規模こそ小さいが、社長自ら設計する数々の精密機器は世界的な価値を持っていた。いくつもの特許を取れるのに、それを惜しみなく投げ出して次の開発を始める彼女は、社会の荒波に揉まれながらも毎日を楽しそうに過ごしている。
    ――だって私の隣には、いつも彼がいてくれるんだから!
    仕事帰り。いつものように迎えに来たPCに、抱き付くにとり。オイルで汚れた満面の笑みに、PCはお帰りのキスを落とす。二人の手には、おそろいの指輪が嵌まっている――

GOODEND 『想いの光学迷彩』

好感度が高く、「汎魔マトンに花束を」を発生させず、イベントで「人間と妖怪の壁」についてにとりに問いかけ続けると分岐する。

河城にとりの日記帳より抜粋――

―○月×日(水)妖怪の山・きゅうりの日―
 
 あの楽しい学園を卒業してから、もう数年。
・・・超妖怪弾頭のこの私に壊せないものなんてないっ!・・・とは思いたいけれど、
「人間と妖怪の壁」を乗り越えるはっきりした答えは、まだ出ていない。
それが歯がゆく、そして悔しくもあるけれど、今はまだ焦らなくてもいいんじゃないかと思っている。
今は唯、あの日から常に隣で微笑みかけてくれる彼がいるのなら・・・。
私は、きっと彼に恋しているのだろう。そういうのって良く判らないけど、大好物のきゅうりよりも、大好きな機械の事よりも彼の事を考えている方が楽しいから間違いないよっ!
・・・多分。

何れ、彼は私よりも先にこの世を去るだろう、それは仕方が無い事だと思う。
「人間と妖怪の壁」
どんなに願っても決して否定できない現実。もしかしたら、乗り越える手段なんて、本当は無いのかもしれない。
その答えを求める事は、とても意味のない事なのかもしれない…。
けれど、一緒に考えてくれると言う彼と今を笑いあう事ができるのなら、私は、この「今」を大切にしたいと思う。
どうしても否定できないのだから、この刹那の一時がとても眩しく、ずっとずっと残るように、私は彼と笑いあおう。
この想いが、暗い暗い水の底にとり残されないように。
どうしても壁が壊せないのなら、私はその壁の上から、この手を精一杯伸ばし続けよう。
届かないのなら、もっと長く、もっともっと何処までも、この想いが届くように。
届く限り、その手を繋ぎ続けよう。あの日、握り返してくれた彼の温かな手のひらのように力強く。

もし、もしもこの想いが彼にも届くのなら、私は彼にこう伝えよう。

「…―――だよ、○○(PCの名前)。」

NORMALEND『1×1=∞』

好感度がGOOD以上TRUE未満の状態で、「汎魔マトンに花束を」を発生させていた場合に分岐する。

からくり部で苦楽を共にした2人。
いつしか彼女たちには目標ができた。それは人間とマトンたちが共生する、そんな世界の実現。
2人はその夢の実現のため同じ大学に進み、ともに勉学に励んだ。

そして、数年後。
同じ大学の講師となった彼女たちは共同研究を続け…
2人は夢の第一段階として科学理論と魔法理論に裏打ちされた、汎用型多目的オートマトンの完成にこぎつけた。
研究成果の発表会見を控え、にとりはPCに微笑みかける。
「まだまだこれからなんだから!よろしくね!盟友さん!!」

BADEND『人間が大好きな壊れた妖怪の唄』

  • 「汎魔マトンに花束を」を発生させず、イベントで『人間と妖怪の種族の違いなんて関係無い』という選択肢を選び続けると分岐する。

 人間と妖怪という種族など関係なく、PCとにとりは互いに引き寄せられ恋し恋われていた。
しかし、その種族の違いにより二人はお互いにすれ違い、傷つきあい、壊れあう。
PCはにとりに近づきすぎてしまったのだ、人間と妖怪の間には決して超えるてはいけない一線がある、それを無視して近づいたPCの心はやがて壊れていった。
にとりは願っていた、大好きな人間を、PCの存在を。しかし願えば願う程に二人の心は壊れ離れていく。

 こんなにも恋しいのに、こんなにも恋われているのに、何故こうなってしまったのだろう…。
時が経つほど、恋しあう程に歪に壊れていく彼の心。にとりは苦悩し、自分自身に問いかける。
人間と妖怪が恋しあう事は許されないのだろうか…?そしてにとりは人間と妖怪という、絶対的な違いに気づいてしまう。
PCとにとりは種族の違い、人間と妖怪との壁を乗り越える事ができなかったのだ。
そしてにとりはある日忽然とPCの前から姿を消す、これ以上彼が壊れてしまう前に。自分が壊れてしまう前に。
しかしそれは、人間にとって気がつくのが余りにも遅すぎたのだ。
既に、にとりとPCは共に生活し数十年の月日が経っていた。そしてにとりがPCの元を去った事で、PCの心は完全に壊れてしまった…。

 白い壁に囲まれた永遠亭の精神病棟。その一室でPCは瞳を虚ろに空に彷徨わせる。
彼は大切そうに一枚の真っ白い紙切れを持っていた。それは思い出の「シャシン」なのだと、彼は言う。
そして、時折何かを追うように…もう二度と繋がれることの無い両腕を虚空に伸ばし続けていた。
心にとり残された何かを求めるように…。

そして…彼女は何時までも想い続けるのだろう。光も届かない、暗い暗い水の底から…大好きな人間達の事を…。

SADEND 『機械仕掛けの恋』

  • TRUEルートからの分岐。選択肢で『ずっと俺の隣で笑っていて欲しい』を選択する。
    にこにこ
     あれから彼女はずっと笑っている。
    にこにこ
     話しかければ応えてくれるし、会話もちゃんと成立している。
    にこにこ
     この前、にとりとの待ち合わせをしてすっぽかしてしまった。
    にこにこ
     その間、彼女はずっと待っていた、雨が降る中、約束の時間から何時間も経っていたのに。
    にこにこ
     待ち合わせ場所に向かい、慌てて声をかけた -すまなかった- と。
    にこにこ
     すると、彼女は笑顔で答えた。   
      -○○が『約束』を破るはずないよ、ちゃんと『時間通り』来たじゃないか-
     にこにこ
     彼女は、にとりはどうしてしまったんだろう。最近は彼女の顔を、笑顔を見るのが怖い・・・。
      にこにこ
     働いている時、食事をする時、風呂に入っている時、トイレに入っている時、道を歩いている時、寝ている時
        にこにこ 
     そして今、家を出て行こうとしているこの時も、何処かで、彼女がワラいナがラ、見ている気がする・・・。
          にこにこ
     深夜、雨が降る暗い道を、頼りない街灯が点滅しながら照らしている。
            にこにこ
     さっき、足音がふたつ重なって聞こえたのも
              にこにこ
     いま、街灯の灯りを浴びる『そこ』に、雨の中、透明な何かが浮かんで見えるのも
                にこにこ
                   きっと、気の・・・
                          
     
     
                「ねぇ、どこにいくの?」

DEADEND『機々械々』

  • 好感度がTRUE分岐の必要値を満たしており、かつ『汎魔マトンに花束を』を発生させた状態で、それ以降一度でもPCが戦闘で倒されると分岐する。

    卒業式が終わった日の夜。にとりは眠れなかった。
    これからもずっと一緒だと彼は言ってくれた。けれど、人間と妖怪の種族の壁は乗り越え難い。
    どうしたって寿命が違いすぎる。確実に私より先に彼はいなくなってしまう。
    彼のことを想うほどその不安が大きくなる。
    あの時みたいに彼が倒れてしまって、二度と戻ってこなかったら?
    そんなのは嫌だ。絶対に嫌。
    どうしたらいつまでも彼と一緒にいられるの?変わらないまま愛してくれるの?

     

    そこまで考えて、彼女はふっと思い立った。
    「私の得意分野」が役に立つと。
    思い立ったら即行動が身上の彼女は薬品棚から麻酔薬を取りだし、相棒の工具をポケットに入れて走りだした。
    大好きな彼の家へ。

     
     

    …それから数カ月後、にとりの家で一体のマトンが完成した。
    それは、大好きな彼に生き写しの、等身大のマトン。
    彼自身を機械化し、不死の体に精神を宿らせたにとりの自信作。
    「これでいつまでも一緒だよっ!」
    満面の笑みでマトンに話しかける彼女が、自らの罪の重さに気づくのは
    まだ、先の話だ。

    • ちなみに妖夢をPTに入れられるようにしておくと、PCを永遠に自分のものにするため刀の錆にしに来た妖夢とにとりが鉢合わせする展開になり、二人が相討ちしてPCの命は助かる。
      代わりに、相討ちした2人は家の前で血まみれになって絶命しているというスプラッタな展開に変化する。
      PCが汚い忍者で、人間味のある飛竜かデス・アダーをPTに入れられるようにしておいても同じような展開になる。
      その他にもまだあるので、色々探してみるといいだろう。

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