キャラ攻略/秦こころ

Last-modified: 2023-10-08 (日) 22:07:57

ルート概要

能楽を司る付喪神、秦こころの攻略√。
こころの心に希望を与えることが出来るだろうか。

出現条件

  • 陰陽鉄学園1年生として登場するが、この時点では誘うどころか話しかけることも出来ず、名前も分からない。
  • 評判が高い状態で夜のネ実市市街へ出掛けると、こころが登場し戦闘を挑まれる。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • こころを戦闘で倒した後、神子に会って希望の面を作ってもらう。
    続いてマミゾウに会い、感情を身につける方法を教えてもらう。
    これ以降は自由にパーティに誘えるようになる。

ルート攻略

  • まずは出現条件を満たすために、評判を上げる。
    ブロントさん獣様は放っておいても勝手に評判が上がるが、汚い忍者餡刻等は登場させるだけでもかなり苦労する。
    格好良さを上げることで評判が上がりやすくなるため、自分磨きに精を出し、イベントには積極的に参加してガンガン目立とう。
    最速で1年目の秋頃に登場させることが出来るが、これは最初から評判が非常に高い獣様でないと達成できない。
    攻略期間の関係で、3年に突入してからでは登場させてもTRUEENDに出来ない。
    遅くとも2年目の初夏頃には達成しよう。
  • 条件を満たした状態でメインストリートへ行くとイベント発生。
    ネ実市民たちが不気味なお面をつけて徘徊している様子が分かる。
    不思議に思っているとこころが現れ戦いを挑まれるので、戦って倒す必要がある。
    • VS.秦こころ
      レベルは30。
      最短で挑める時期からするとかなり高レベルで、普通に進めていると手も足も出ない可能性が高い。
      レベリングを重視してもやはり相当苦しい相手になる。
      素直に時期をずらすか、条件を満たしても夜にメインストリートに行かないようにしてレベリングに努めよう。
      適正レベルさえあれば、平均的な相手なので特別な苦労はしないはず。
  • こころが言うには、彼女は感情を司る66個のお面を持っていたのだが、この内希望の面を無くしてしまったために、住人たちの希望が失われつつあるのだと言う。
    無くした希望の面というお面を探しているので、一緒にこれを探す。
    神子に会って新しい希望の面を作ってもらうのと、こいしから無くした希望の面を取り返すのと2パターンあるが…。
    • 神子の場合は素材となるアイテムを集めなくてはならない。
    • こいしの場合は一度戦わなくてはならない(こころを倒せるレベルなら問題なく勝てる)。
      しかし、希望の面の行方については神子の情報しか出ずこいしは自力で探し当てる必要がある上、こいしの方を選んだ場合、こころ攻略√に突入できなくなってしまう。
      逆に、こころを攻略しない場合はこいしを探すと良い。
  • ここまででこころ登場イベントは終了。
    √に入るには更にイベントをこなそう。

序盤

  • 希望の面を取り戻したこころは、しかし不安げだった。
    何故なら、神子が作った希望の面は道具として余りに完成度が高かったため、他の65個のお面と干渉し合い…最終的には、こころ諸共66個のただのお面に戻ってしまうという。
    こころはそれを嫌がって、再び希望の面を探していたのだ。
    そんな時マミゾウが会いに来て言う。
    こころが自我を保てないのは、豊かな表情を持つお面に対して、こころ本人が無表情だからだと。
    だから、人間や妖怪の表情を学ぶことで、消滅することなく存在を確立できるようになると。
    こうしてこころの表情を学ぶ旅は始まった。
  • 常に無表情だが、実際は感情表現豊か。
    パーティに誘えるようになったら色んな場所へ連れて行き、色んな人と巡りあわせよう。
    イベントで最初に遭遇することになる一輪の影響で、会う人会う人と戦う羽目になる。
     
    最強の称号を賭けて私と戦え!
     
    とはいえ、イベントの間は全員レベルが統一されているため、こころに勝ったなら問題になる難易度ではないはずなので安心して良い。
    繰り返しているとこころの評判が上がっていき、同時になんだかアホの子っぽくなっていっているような気がするが、まあ気にすることはない

中盤

  • こころの評判が高くなると、こいしが粘着する。また、こいしが本物の希望の面を持っていることが判明する。
    希望の面を手に入れたこいしは、決闘ごっこの中で人気を集め始めていた。
    みんなに注目されることがこいしにとっての希望だった。
    だから色んな人に決闘ごっこを挑んでいたらしい。
    希望を得るために戦うこころと、希望を守るために戦うこいし。
    二人が巡りあうのは必然だったのかもしれない。
     
    「希望の面を返せ!」
    「私には希望があるもん! 負けるもんか!」
    • こころととこいしの決闘
      こころを操作してこいしと一騎打ちする。
      所持品がPCと分かれているため、回復アイテムを使えない。
      踊り子のジョブアビリティであるケアルワルツを使おう。
      回復のタイミングを間違えなければ、負ける難易度ではない。
  • 決闘後、二人は息が合ったらしく、遊び友達になる。

終盤

  • こころの好感度・評判が共に非常に高いとTRUEENDだが、そうするためには凡そ1年間はずっとこころの表情を学ぶ旅に付き合う必要がある。
    こころの人気が低いとBADENDへ。
  • シナリオ/大鯰大祭を並行して進めていると、こころに関連するイベントが発生する。
    イベント/鬼も隠れ見る舞

関連イベント一覧

始業式/入学式

  • 参加はしているが、66個のお面が揃って安定している時期のため、非常におとなしく、人間味がない。
    入学式背景組。

デート

  • デートでは遊園地、特にヒーローショーを好む傾向にある。
    映画観ではヒーローもののジャンルを好むが、感情を学べるなら、恋愛、コメディ、青春なども良い。
    表情を学ぶためには色んな場所に赴く必要が有るため、どの場所でも最初に訪れた時は好感度が上がるが、何度も足を運ぶと逆に下がってしまう。
    ただ、映画館はジャンルを変えれば長く利用できる。

表情ある機械

  • こころが表情の学習を始めた以降にデートで遊園地を訪れると発生するイベント。
    遊園地で観客を楽しませるために作られた感情表現を行う機械「フェイス」が、繰り返される仕様変更と迫り来る納期が重なり、暴走してしまった。
    このままでは楽しいはずの遊園地は、笑顔で侵入者を叩き潰す無慈悲な舞台になってしまう。
    今こそ、全てを暴力で解決しよう!
    • vsフェイス
      喜と怒の2つの表情を持つ顔だけの像。更に左右には喜怒の内どちらかに対応した表情の顔型の機械が配置されている。
      「斉射の号令」という全体攻撃を行うが、これは前衛に「感情:怒」、後衛に「感情:喜」を与える効果がある。
      そして「ニコニコの呪い」では感情:喜状態の、「ムカムカの呪い」では感情:怒状態のキャラが受けるダメージが激増する。
      これを避けるためには前衛後衛を切り替えた状態で「斉射の号令」を受けて感情状態を相殺する必要があるが、こころのスペルカード「喜怒哀楽ポゼッション」を使用すると味方の感情がリセットされるという特殊な効果が発揮されるため、対応が楽になる。
      PCとこころの2人だけで戦うことになるが、感情の対応にだけ気をつければ攻撃力は低く、負ける相手ではないはずだ。
  • PCとこころの活躍により、フェイスは被害を出すことなく動作を停止し、2人は観客たちからヒーローだと讃えられ、遊園地スタッフから謝罪と感謝を受けることになる。
    こころは感情表現を行う機械が暴走することにかつての自身を重ねるも、PCにこころは変わったと元気付けられる。
    この一件でこころの評判が大幅に上昇するため、攻略上必須イベントではないもののTRUEENDを目指す場合はクリアした方が良い。

夏休み

  • 縁日のお面屋台のラインナップに唸る。
    お面をつけたままはしゃぐこころは、不思議だが、お面をつけていない時よりも表情が豊かなように見えた。

文化祭

  • 部活の出し物で能楽を披露する。
    こころの評判が大きく上がるチャンスなので、事前に宣伝活動に貢献しよう。

修学旅行

期末テスト

  • 初期状態では点数は平均的。
    努力家なので、真面目に取り組めばすぐに安定するだろう。

冬休み

クリスマス

  • 「そうか、スマイルブリンガーとは希望を配る者のことなのね」
    合っているようなそうでもないような事を言い出して、PCを引きずってスマイルブリンガーを探しに行く。
    無事会えれば好感度が上がるので良いが、運が悪いといつまでも見つけられず、疲れとストレスが溜まるだけの時もある。

年末年始

バレンタインデー

ホワイトデー

終業式/卒業式

春休み

エンディング一覧

TRUEEND『あふれるこころ』

勝利からは喜びを、敗北からは悔しさを、孤独からは哀しみを学んだ。

 

様々な感情を学習したこころは、お面自体が感情であった頃と比べて格段に安定した。
内なる希望を得、完全な自我に目覚めたこころは、もうお面を無くしても暴走することはない。

 

観客の前で舞を終えたこころが戻ってきた。
丁度、拍手の音が消えた。

 

君がお疲れ様と声を掛けると、こころは返事の代わりに、ふわっと笑った。

 

花の三分咲きのような、柔らかく小さな笑みではあったが、確かに笑ったのだ。

 

それを見た君は、見惚れて動けなくなってしまった。

 

「どうしたの?」

 

心配して覗き込む顔を見て、尚更動揺してしまう。
対してこころは不思議そうに訊いてきた。

 

「それは…どんな時にする表情?」

 

君には、恋した時にする表情だよ、などとは言えないのであった。

GOODEND『恋する人形焼き』

こころは新作の能楽演目『恋する人形焼き』を披露していた。
人間に変身したお面たちが、それぞれ人間としての生活を満喫し、そして恋に目覚める。
初めての感情に戸惑い、恥ずかしさに頰を赤く染めるお面たち。
だが、恥ずかしさに燃え上がる心はお面をこんがり焼いてしまい、人間としての姿を保てなくなってしまう。
正体が割れ、恋人たちは破局する……。
だが、お面に恋した男性たちは、人形焼きを見るたびに、お面たちのことを思い出す……。
そんな筋書きの、悲恋の話である。
こころがこの演目を作ったのには訳があった。
本人しか知らない理由が。
こころは観客席にいる一人の男性を見つけ、心の中で祈った。
この演目のような、悲しい別れが訪れることのないようにと。

NORMALEND『元通りの日常』

こころは豊かな表情を身につけることは出来なかった。
こころはただのお面に戻ることはなかったが、本体の安定した、人間味のない状態に戻ってしまった。
今でも友人として付き合いはあるが、二人で共にあらゆることを経験したあの時が嘘かのような静かな日常だ。
今日もいつもどおり、帰路に着くこころを見送る。
きっとこれからも変わらないのだろう。
どこかもどかしい思いを抱いたまま、変わらぬ日々を過ごすのだ……。

BADEND『絶望という名のゴール』

こころは豊かな表情を身につけることはできなかった。
それどころか、一度は取り戻したはずの希望すら失いつつあった。
数多ある感情は、その全てが良いものであるとは限らない。
むしろ、感情こそが争いの源なのではないかと、こころはそう考えるようになっていた。
怒りも、悲しみも、憎しみも、感情が乱れた時、争いは生まれるのだと。

 

ある時、最初にこころと出会った時と同じ、白い無表情のお面を付けた人々がネ実市を埋め尽くしていた。
それは、こころによって感情を奪われた者たちの姿だった。
感情こそが争いの原因だと考えたこころは、人々から感情を奪うという暴挙に出たのだ。
感情がなくなった人々は、確かに争うことをしなくなった。
だが……。
喜びがなければ、努力する目的がない。
怒りがなければ、行動する理由がない。
哀しみがなければ、他者に寄り添うことができない。
楽しみがなければ、生きようと思うことができない。
感情を持たないということは、希望を持たないということだ。
それはもはや、生きていても死んでいても変わりがないということに他ならない。
こころが起こしたこの異変は、やがて彼女の学友たちの手によって解決される。
後に残ったのはたった1つ、真っ二つに砕けた希望の面だけ。
その面を抱いて慟哭する少年を、学友たちは沈痛な面持ちで見ていることしかできなかった……。

コメント

  • 作成乙です -- 2014-11-04 (火) 01:47:40