キャラ攻略/風見幽香

Last-modified: 2015-09-07 (月) 22:34:26


ルート概要

  • 幽香シナリオは基本的に彼女の振る舞いに振り回されることが多い。体力と広大さを重点的に伸ばすといいだろう。日常的には他のキャラとイベントが被ることはあまりないが、学園行事など固定イベントでは独自の展開があるので攻略する際は注意が必要だ。相性の悪いキャラから粘着されない程度に周囲に気を配りつつ、ミステリアスな彼女の素顔に迫っていこう。

出現条件

  • 園芸部の花壇に行くと出現、以後別エリアにも現れるようになる。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

学園モノ屈指のバランスブレイカーといわれるだけあってか登録条件は非常に厳しい。
加えて以前のバージョンではイベントの関係上ブロントさんと汚い忍者しか登録できなかった。
パッチ後はGSを含め全てのキャラが登録できるように調整された。

  1. 戦闘系ステータスがカンスト
    • 周回でステータス上限を上げているとカンストの難易度が桁外れにあがる。
    • 最大状態の場合、幽香が学園に居るのは二年間なので、二年が終わる前にステータスをMAXにしなければならない。
    • その上、ルートに入らなければ幽香が卒業してしまうため、通常のプレイだと共に戦える難易度は最高で数ヶ月に満たないドSっぷり。
      • ただし攻略条件がイベントクリアと好感度である為、攻略だけを望むならステータスを最大に上げる必要はない。
  2. 以下のいずれかの条件を満たす。

ルート攻略

  • どの主人公でも、最初は園芸部の花壇に行って出会うことになる。ブロントさんのような口調が独特なタイプでも動揺しないが、内藤、痛風、墨樽のような台詞に草を生やしてしまう、精神的に破天荒なタイプだとすぐに不機嫌になることに注意しよう。
  • そのドSっぷりから学園内外での友好範囲が狭いが、彼女のことを理解している人物も存在する。
    まず、紫、魅魔、神綺の三人。本気を出しても壊れない(!)らしく、ストレス解消になっている。関連して三人の家族である藍、橙、魔理沙、アリス(上海)、夢子。
    また、ゆうかりんランドの一部を間借りして農作物の栽培をしている穣子とにとり、害虫駆除の手伝いをしているリグル、花好きということで仲のいいメディ。
    彼女に恩義のあるエリーと、何故か仲の良い吸血鬼くるみとはランペール公園でよく会っている。庭師の妖夢や美鈴とも顔見知りであり、気が向けば花関係の雑談に興じていることもある。
    なお、汚忍主人公で進めていると、メディが幽香と仲が良かったことを知らず、驚愕する汚忍が見られる。
    これらのキャラに幽香が愚痴をこぼしていたりするので、話を聞いて回ると幾分か攻略が楽になるかもしれない。穣子とにとりはゆうかりんランドへ行けば会えるので話が聞きやすい。ただし、にとりと上海は出現条件を満たしていないと登場しないので注意。

序盤

  • 園芸部の花壇に行けば大抵どんな時でも会える。あまり素行や容姿は気にしないようだ。序盤は頻繁に顔を出しても好感度が上がりにくく、長期的な鍛錬と調節が不可欠。各種パラメータが上限近くになると主人公を気にかけてくれるようになる。会話では、学園長の八雲紫と似ていることを指摘されたり、その関係を詮索されることを嫌がる。また美乳、巨乳の話題にあからさまに触れると軽蔑され、好感度が大幅に下がってしまうので注意しよう。

中盤

幽香の噂

中盤になると「幽香がドSであるという噂をどう思うか?」という質問を獣様から(獣様の場合はリューサンから)されるが、これにどう答えるかで後々のイベントの演出が少し変わる。スタイリッシュでちょっとスリリングな関係を楽しむもよし、たまに覗く可愛らしい一面に胸打たれるもよし、自由に選択しよう。

  • 幽香ルートが確定するイベントの時期はクリスマスとやや遅め、別キャラとのフラグが立っていると違うルートに進む可能性もあるので別キャラとのフラグはしっかり折っておこう。

大きなお世話

花壇で幽香のいない間に『花の世話をしておく』の選択肢を選ぶと、後から来た幽香に怒られる。植物にはその種類によって土壌、水やりなど育て方が違うからである。さらに、そこに咲いている花は~~で○○で××だから…と話は長くなるが、最後まで聞いてくれたPCに感心して好感度が上昇する。ただし二回目以降になると「その耳は必要ないわね正面から引き千切ってあげましょうか」と笑顔で迫られる。好感度は激減。言われた事は守るように。
ちなみにANOTHERENDのフラグである。狙うならしっかり立てておこう。

お花と果実

花壇で幽香を待っていると「ちょっとそこのあなた!こっちも手伝ってくれない?」と穣子やにとりに農作物の世話の手伝いを頼まれることがある。ただし、こちらから「手伝おうか?」と言わない限り好感度は上がらない。幽香の攻略にまったく関係なさそうなイベントだが、のうかりんENDのフラグ。回数を重ねると、幽香のTRUE、DEAD以外の全ENDがのうかりんに置き換わるので注意。つまりTRUEかDEADを目指す人は気にせずどんどん手伝っていいということである。

終盤

  • 幽香ルート確定後、その詳細を分けるイベントが発生する。

その生を謳歌したであろう花の最後

幽香の育てていた花の一つが枯れてしまった。
その時の選択肢、さらにそれ以前の選択肢によっても内容が変化し、進行ルートが変わる。

  1. いつになく自信なさげでもじもじしている幽香に質問される「激甘ルート」
  2. いつもより真剣に、見方によっては余裕の無い様子で戦闘をしかけられる「仲違いルート」
  3. いつも以上に辛辣な調子で攻められる「USCルート」

    「激甘ルート」ならTRUE・GOODへ、「仲違いルート」ではTRUE・GOOD・SAD、「USCルート」だとNORMAL・BAD・DEADENDになる可能性が出てくる。

  • 激甘ルート詳細
    次の日の放課後、いつものように花壇へ向かうと、先に来ていた幽香はどこか心此処にあらずという様子。PCが声を掛けると、すごく驚いたらしく顔真っ赤にして慌てだすかと思えば、なんだかしているうちにしおれてしまう。
    一体どうした?と問うと幽香は「自分はどんなふうにしていればいいだろうか?」と訊いてくる。圧倒的な実力で周りをものともしなかった幽香。どんな敵でも蹴散らしてきた彼女に、周囲は畏怖し、彼女自身もそれを当然の事と受け入れていた。故に他人との付き合い方など忘れてしまったという。
    「あなたは、どんな私でいて欲しい?」
    選択肢は「それを決めるのは幽香本人」を選ぶのが正解。他はトラップ。選ぶと「調子に乗ってるんじゃないわよ」と踏まれる。
    これ以降は、本当の自分を見つめなおしながら色々と試行錯誤する幽香が見られる。ぎこちないデレ方で逆に怖い時もあるが、今までと違う彼女の姿に悶死寸前になる事請け合いだ。
    更に、ルート専用イベント『季節外れのdent-de-lion』では幽香が自分の気持ちに整理が付いたようで、それ以降は以前のように強気でいながら露骨に甘々な展開を作ってくる。糖分過多なのである意味注意。
  • 仲違いルート詳細
    次の日の放課後、いつものように花壇へ向かうと、真剣な表情の幽香に決闘を申し込まれる。何やら只事でない幽香の様子に断る事も出来ないPCは、若干戸惑いながらも申し出を受ける。
    PCが戦闘不能になるか10ターン経過すると終了。戦闘不能になるとSADENDへの道が開ける。
    幽香の動きが普段よりも苛烈、そしてそれ故に余裕が無いように見える。その様子を疑問に思いながらも攻撃を捌くのに気が抜けず、防戦一方のPCはとにかく状況を打破したかった。
    そんな中、幽香の一撃がPC目掛けて放たれる。当たれば冗談で済まない攻撃に無我夢中で反撃すると、それは幽香にクリーンヒットしてしまう。苦痛の表情を浮かべる幽香。PCは慌てて近寄り声を掛けようとするが、幽香は無視してPCを吹き飛ばしてしまう。
    結局、PCと幽香の二人は保健室に運ばれる。何でムキになって突っかかってくるのか理解不能状態のPCが幽香に理由を訊くと、「『自分は強いから他人の力なんか不要。よって以下レスひ不要です』と証明したかった」系のことを言う。そんな事で本気出されるこっちはたまったものではない、と伝えると、「私は…そういう生き方しか知らないし、それ以外の生き方なんて要らないのよ」と突っぱねられてしまう。
    意固地になってしまった幽香の心を解きほぐすため、辛抱強く付き合おう。頑として拒絶されるが、弱っているせいで拒絶の仕方も異なっており、どんどんしおらしくなっていく。上手くすれば涙目な幽香も見れるのだが、それだとTRUEに行きづらくなる。どちらをとるかは悩みどころだ。

関連イベント一覧

  • ゆうかりんランドの終焉
    ルート突入に失敗した状態で幽香とフレンドでいると、三年目の4月に発生する。
    各部活が連盟し、「OBの私物が学園の敷地を占拠してるって!?こんなの普通じゃ考えられない」とゆうかりんランドの撤去要求を園芸部に行う。
    「学園から特別に」とあるようにゆうかりんランドは園芸部の花壇とは別物。もともと幽香のことが嫌いな他の園芸部員も反対せず其の案を飲んでしまう。紫も「園芸部に育てる意志がないのなら仕方ないわね、2週間後に業者を呼ぶわ」とのこと。勝手にゆうかりんランドの世話をして(幽香の)被害に遭った園芸部員もいるから無理は無い。
    抗議した連中や園芸部もお・ね・が・いは受けたが断固として拒否。「あなたの花なんですから好きにしてくださいよ、学園以外で」と跳ねつけた。各部活はいたって当然の要求をしており、正当な手続きも踏んだため、「現役生徒に直接的手段を用いるようならば焼畑も考える」とまで言ったらしい。
    かくして本気で泣きついてきた幽香のため、主人公はゆうかりんランドの移設先を探すことになった。
    どれだけの花を救えるかで成否が決まる。全体の60%以上で成功。
    ちなみに撤去の時のイベントCGが変わる。8割以上で満面の笑み、6割以上なら悲しげな笑み、5割以下で悲痛な顔、3割切ればレイプ目。
    「話術」がLV8あれば各部活や園芸部を説得することも可能。説得に成功すると、責任をもって世話をするハメになるので放課後や夏休みイベントが軒並み壊滅する。素直に移設先を探そう。
    ちなみに世界移動シナリオ「倫理崩壊編」善ルートをクリアしていれば、移設先の最終手段として「銀河大戦争編」を利用できる。核戦争で絶滅や変異した植物が多い世界なら、旧時代の植物を喜んで保護してくれるだろう。

始業式/入学式

  • 主人公の運ステータスが低いと、ランダムで彼女の胸を触ってしまい指を折られる。
    さらに選択肢次第で首輪を付けられ、これからの奴隷として決めつけられてしまう。学園最狂の称号を持つ幽香に目を付けられてしまった主人公は、もう学校で友達ができることはないだろう。哀れ
    逆に考えるんだ、ゆうかりん攻略にその分時間を使えばいい。などと考える紳士もいるようだが、奴隷化だと攻略不能になる。嫌なら即リセットしよう、始業式のイベントなんで10分掛らない。
    最後まで奴隷でいると引継ぎ有りの専用ENDを迎える。
  • だが奴隷化が決定した後に5回以上粘着して倒すと関係が逆転して幽香が主人公の奴隷と化す。
    首輪に鎖つけて街を練り歩くとんでもイベント等も楽しめるが、幽香の奴隷になるのとは別の意味で友達ができにくくなる。関係逆転を狙って幽香が反逆してくることもある。
    最後まで幽香に勝ち続けて御主人様であり続ければ専用ENDに到達可能。このエンディングは引き継ぎも発生する使用なので、マイナス面ばかりではない。

デート

  • もちろん一番良い選択は花畑・花屋・植物園・公園などの緑の多い場所。
    とはいえ、場所としてはだいたいどこでも喜んでくれるのでそんなに気にしなくてもいい。
    少し好感度を上げれば海やプールでも割と簡単に承諾してくれる。
  • 崖下ではない紳士的振る舞いを心がけよう。うっかり彼女をほっぽって遊ぼうものなら何をされるかわかったものじゃない。彼女の動向に気を配ってあげるのがジェントルマンの務めというものである。

ゆうかりんランドの謎

  • 5月末までに幽香に出会い好感度を一定以上にしておくと発生する。TRUEフラグのひとつ。
    6月に入って最初に掲示板前を通った時に、文々。新聞に目を通すイベントが発生するとシナリオ分岐。
    新聞で園芸部花壇が荒らされていたこと、学園と幽香の関係についての噂を読んだら、屋上花壇の幽香のもとに向かおう。
  • 花壇に向かうと、幽香に追い立てられた文とすれ違い、死ぬほど不機嫌そうなので気をつけろと言われる。幽香は強気一辺倒で攻撃的になっているが内心はとてもショックを受けているので、挑発的な選択肢と気遣う選択肢をバランスよく選んでいかなければならない。手を上げて目を覚まさせる「ショック療法」関連の選択肢を選ぶと立ち直れなくなってしまい、フラグが破綻する。失敗すると涙目のゆうかりんに屋上から叩き出される。チャンスは2回あるので1回失敗しても懲りずにもう一度挑戦だ。2回失敗したらフルボッコにされてイベント失敗。TRUEフラグ破綻。
  • 幽香の調子が戻ったらこれからどうするか聞かれる。ここでも選択肢に注意。「とりあえず花壇の修復」は好感度は上がるがTRUEフラグが立たない。「被害を学園に訴える」は地雷。選択すると幽香は怒ってしまい、フラグ破壊、イベント失敗。正しいのは「犯人にお仕置き」。「わかってるじゃない?」とイキイキした顔で同意してくれる。
  • その後は一時的にPTインした幽香と2人で犯人探し。この時期なら幽香のステータス的に楽勝なので、戦闘に苦労することはない。お願いして情報を集めてから園芸部室に向かうと、脅迫状が届いている。犯人はグラウンドの一部を園芸部に取られたことを恨みに思う運動部員。指定された廃工場に向かい最終決戦…。
  • 廃工場に突入するや、幽香が主犯格らしき人物に指ポキ。そこにしびれる憧れるー!!
    フラストレーションがたまっていたらしく、戦闘になるどころか延々ゆうかりんによる拷問ショーが繰り広げられる。拷問と口止めが完了するや、犯人を放置して帰ってしまう…。
    このイベント以降PCも幽香の恐ろしさを思い知り、彼女のバックグラウンドに興味を持ち始める。

夏休み

積極的にパラメータを上げていれば、夏休みの後半には幽香をデートに誘えるようになるはず。

女王の風格!

誘って一緒にプールに行くと、魅惑のダイナマイトボディで男性客の視線を釘付けにしてしまう。セクシーな水着姿で周囲を魅了し続ける幽香だが、彼女が気にしているのはやはり主人公の評価。惜しみなく褒め称えてあげると、まんざらでもない様子の彼女が見れる。お約束の胸ポロリハプニングも起こるが、興奮しすぎて意地悪な選択肢を選ばないように。好感度が下がってしまう。

雑草は消毒だー!

5日以上幽香の手伝いをし、好感度一定値以上なら、ランダムで発生。
2人でゆうかりんランドの世話をしていると、内藤・墨樽・痛風が通りがかる。(PCが誰かの場合、そのキャラは抜ける)草を生やしながら話す3人に幽香はイライラ、限界ギリギリ。おまけに3人に反応するかのように花壇の雑草が伸びてくるからマジギレ。
「雑草は…消毒よっ!!!!」というセリフの後、ミニゲーム『雑草は消毒だー!』が起こる。
中身はいわゆるモグラたたき。5×5マスの花壇に次々生えてくる雑草を1本1本抜いていこう。
内藤たちは通路を走り回って雑草を生やしていく。それを追いかけてボコりながら雑草を抜く。幽香も同じように雑草を抜いては攻撃して…というのを繰り返すが、彼女は一列にPC含む4人のうち2人以上が並んでいるとマスタースパークを打ち込んでくる。PCが食らえば数秒間動けなくなってしまうので、うまく回避しながら動かなければいけない。
ノルマをクリアすれば、フルボッコにされた三馬鹿にオシオキという展開に。クリアできないと、PCも巻き込まれてしまう。おお、こわいこわい。

学園祭

血のフォークダンス

学園祭の1週間前までにデートを3回以上こなし、好感度が一定以上に達していると、彼女のクラスの出し物の演出で大活躍する姿を見ることができる。周囲との絆が芽生えたかのように見えた彼女だが、とある人物の企みで開催される「血のフォークダンス」で再び恐怖の的になってしまう。
イベントはブロントさん、汚い忍者でのみ参加可能。攻略するためにはひたすら拳を鍛えよう。ブロントさんなら「ギガトンパンチ」、汚い忍者なら「天元突破」を修得すれば打ち勝つことができる。リューサンの場合はとある事情から戦闘どころではなくなっており、一瞬でボコボコにされる演出が見られる。
戦闘が終了しても最後まで気を抜けない。学園祭の締めくくりに、彼女の本気を目の当たりにすることになるだろう。

修学旅行

幽香と紫

修学旅行前に八雲紫と出会っていると、旅行中に学生に扮した紫と幽香が会話している所を盗み聞きできる。
お互いに淡々とした口調だが、その中から2人の意外な関係についてや、幽香が「紫と似ている」と言われるのを気にしていること、学園が認めていると思われていたゆうかりんランドが、実は幽香が園芸部のために守り続けていることなどが明らかになる。特に勝ち負けのない会話だが、2人のことを知る上で貴重な機会になる。

期末テスト

  • 期末テスト間近という事で幽香の家で勉強する事になった主人公。
    二人で勉強するのだが彼女は疲れていたようでいつの間にか寝てしまう。主人公にしか見せない安心しきった寝顔は心が安らぐだろう。
    そして主人公は彼女をベッドに寝かせ帰宅する、翌日彼女に「寝顔も可愛かった」と言うと、照れたような感じで怒られる。

冬休み

あまり外には出たがらない…が、ゆうかりんランドの世話だけは別。年末だろうが正月だろうが必ず1時間は学園に姿を見せる。
寒い中のお仕事なので重労働。手伝ってあげるのが漢というものである。
花壇の世話を一通り終えるとゆうかりんとティータイムを楽しめる。

クリスマス

雪の花

幽香をクリスマスパーティーに誘って参加させると、その後2人っきりになる。成功すると幽香ルートが確定するが、選択肢を誤ると靴下を食べさせられるハメになる。以後は、彼女を戦闘メンバーに加えることが可能になる。卒業まで、主人公にだけ見せてくれるデレモードの彼女を堪能しよう。

君の香り

卒業間近のピクニックイベント。

年末年始

珍しく初詣などには行かない。ゆうかりんランドの世話だけはするが、それ以外はお家に引き籠っている。
神に祈る気なんてさらさら無いわと盛大に神様をディスってくる。謝れ!謝れ!神様に謝れ!
ゆうかりんとお家でまったりするのがいいだろう。運が良ければおねむな顔も見ることができる。

バレンタインデー

好感度や能力的にTRUEかGOOD狙いペースじゃなければチョコなんてもらえない。
その状態で催促すると「なんで下僕にそんな気を回さないといけないのかしら?」と一言。
…ただし、USCルートでは催促すると「そんなに欲しかったら作ってあげるわ。…あなたの顔拓チョコをね!」とチョコレートの中に顔を突っ込まれる。
「固まるまでそのままね♪」と楽しそうに言うゆうかりん…マジ震えてきやがった…怖いです;

ホワイトデー

バレンタインにもらえた場合は、返さなければ寿命がマッハ。
と言っても手作りしておけばどんなものでも喜んでくれるのでその方向で。
うまくいけば、まんざらでもない表情で紅茶を出してくれるCGもゲットできる。
調理スキルが低いと、好感度は上がるがオシオキで体力がゴリゴリ持っていかれる。
横着しないで調理スキルを上げておこうw

終業式/卒業式

寒冷前線急接近!

PCの全能力値が一定値以上でTRUEフラグを全て立て、幽香の好感度を最大値近くまで上げておくと発生する。
条件を満たしていると、卒業式が終わった夜に幽香から電話がかかってくる。卒業式の夜から急激な寒の戻りが発生し、花壇の花を守るために夜の学園内を走り回ることになる。電話で学園に呼ばれたところからタイムがカウントされるので、できるだけ急いで行動しよう。制限時間はゲーム内で5時間。

  • このイベントの目標は、
    (1)学園内で栽培しているプランターを全て屋内に移動させること
    (2)学園内の全ての花壇に防寒シートを設置すること
    のふたつ。どちらも成功しなければイベント失敗となってしまう。
  • プランターを入れる場所はどこでもいいのでできるだけ近場に持っていくこと、マップを活用して花壇のある場所を効率よく回ることがポイント。プランターも防寒シートも一度に持てる量は限られているので、時間的には割とギリギリ。クリアしたらそのままTRUEENDに入るので、ゆうかりんへの愛で至高のエンディング目指して頑張ろう。

エンディング一覧

TRUEEND『見つめるGrande Girasole』

  • PCの全能力値が一定以上、好感度を最大値近くに上げて「寒冷前線急接近!」をクリアする

「あなた…なかなかやるじゃない?流石は私の下僕ね…」
真夜中の重労働の後。幽香とPCは園芸部室で休憩していた。
「よく頑張ったものね、コーヒー淹れてあげるわ。感謝しなさい?」
砂糖とミルクを多めに入れたコーヒーが、疲れた寝不足の体にしみわたる。
「それじゃあ『一緒に休みましょう』?…コーヒーの木の花言葉よ。」
幽香がPCにしなだれかかる。やはり疲れているのだろう。普段は見せない甘え方だ。

 

そういえば…と話を切り出すPC。あのプランターは一体何に使うのか。花壇をあんなに急いで守らなければならなかったのはなぜか。急に呼ばれて考える余裕がなかった。

「…花が苦しむ姿は見たくないのよ。人は傷めつければ抵抗するけど、花は傷めつけても抵抗できない。人は私をドSだとか言うけど、抵抗できないものを痛めつけるような外道な趣味は無いのよ?」
なんとなくごまかされているような気がしたPCは彼女の目を見つめる。
…根負けしたように幽香は話し始めた。

「…あれはね、来年度の入学式に花を間に合わせるように育てていたの。桜は毎年間に合うかどうかわからないし、やっぱり入学式には花が必要じゃない?…あのプランターや花壇にはね、アンジェリケっていうチューリップを植えてたの。花言葉は…『夢』。夢が咲く前に枯れたら縁起でもないじゃない。」
幽香は苦笑いしながらそう言った。

 

静かな時間が流れる。
部屋の中に2人の息の音だけが響く。

急に彼女はPCを抱き寄せた。

「あなたが昨日学園に来てくれた時…嬉しかったわ。私にここまでしてくれる人がいるなんて、1年前の私だったら考えもしなかった。」
「…好きよ。大好き。あなたのことが、大好き。」

 

PCは彼女を力強く抱きしめ、そして…。

 

「ふふっ、ファーストキスはコーヒーの味ね。悪くないわ。」

2人は窓から注ぐ朝日の中で見つめあう。

「ねぇ。私をあなたの向日葵にして。いつまでも『あなたを見つめていたい』の。できることならそんな私を『愛』してほしいの。」

そう言って恥ずかしそうに俯く彼女へ、PCは2度目のキスを落とした…。

 

数年後の夏、咲き乱れる向日葵畑の小さな教会でとある男女の結婚式が営まれた。
そこには指輪と共に大輪の向日葵を交換する、幸せそうな2人の姿があった。

GOODEND『』

NORMALEND『あなたに恋してE.Alatus』

  • USCルート、調教正解率7割以上で分岐
    卒業後…
    幽香とはいい友人の関係を続けられている。
    休日にはお茶にお呼ばれしたり、遊びに行ってみたり…
    それと、学園にいたころみっちり教えられた園芸も2人でやっている。
    最近では少量ながら直売所に野菜や花を卸すようにもなった。

正直なところ、友達以上恋人未満…そんな関係止まりだ。
それでも、彼女とは本当にいい関係を築けたと思う。
…ただ1点を除いては…。

 

「ほら!いい声で鳴きなさいよ!!」
「そんなよさそうな顔して…冗談じゃないわ!」

…なんだか園芸と一緒に「何か」をみっちり仕込まれてしまったようだ…。
これさえ無ければ…
これさえ…(ビクンビクン!)

 

彼女との畑の片隅には、血のように紅い実と綺麗な紅の紅葉を見せる1本の木が植えてある。
名を「矢筈錦木」…その花言葉は『危険な遊び』『あなたの魅力を心に刻む』

彼女の魅力に囚われたPCと躾けることに愉悦を覚える彼女。
親友というにはちょっと危険すぎるこの関係は
…彼女が飽きるまで、もうちょっと続きそうだ…。

BADEND『』

SADEND『愛、交差してImporpori Crocus』

  • 仲違いルート時、幽香とタイマン勝負で三回敗北or幽香の好感度一定以下で分岐

誰の手も借りず、独りで咲き続ける。
あくまで孤高であり続けようとする幽香。
そんな事に縛られる必要はないと語りかけるPC。

話は平行線のまま、二人の静かな戦いが繰り広げられる。

 

矜持を捨てられない彼女。
そんな彼女を救いたいPC。
だが、彼女はそんな事を望まなかった。
それでも、彼女に手を差し伸べようとした。
しつこいほどに、何度も何度も。

 

変わる事は、怖い事じゃない。
頼ることは、弱い事じゃない。
そう伝えたいだけなのに…
つい語気が荒くなる。
一言一言が彼女を意固地にさせてしまう。
つい彼女を傷つけてしまう。

 

「あなたに私の何がわかると言うの!!」

 

一喝する幽香のその腕から、彼女の激情の如き光の奔流が放たれる。
身構えるPC。
止めなければ。
受け止めてあげなくては。
己の全身を以って、その攻撃に立ち向かう。

 

…しかし、踏みしめた筈の足は崩れ、
受け止めたと思った体は激しい光条に呑まれ、
そのまま壁に激突した。

 

もうもうと立ちこめる砂塵が取り払われる頃、
あたりには既に野次馬が集まっていた。
PCに攻撃を放ったままの格好で、惚けたような表情の幽香。
途端、ざわざわと騒ぎ立つ人の群れ。
幽香の表情に、何か理解したような色が見え始めて…
うまく聞き取れなくても、その内容は理解出来てしまった。

 

『違う…彼女は…』

 

声を出す事も叶わず、そのまま闇の中へと落ちていった。

 

それから、何日かして…
ようやく体が全快したPCは、迷う心を振り切って花壇に向かう。
そこにいた彼女の背中は、どうしようもなく頼りなさげで…
声を掛けて、振り向いた幽香の顔は、

 

喜びでも、怒りでも、悲しみでもなく…
何の色も見えなかった。

 

「何かしら…用が無いなら帰って下さる?」
そう言うと幽香は背を向けて花の世話を始める。
あなたにはもう興味が無いと言わんばかりに。
ただそこに立ち、ひたすら花を愛でる彼女。

 

新しくそこに植えられた花は、紫色のクロッカス。
花言葉は、『愛した事を後悔する』
ただそれだけが、彼女の心を表していた。

DEADEND『情愛の果てのCipresso』

幽香ルート確定でUSCルート分岐

  • USCルートのEND確定条件
    USCルートでは、「調教」というイベントが毎日発生する。
    植物の気持ちがわからないPCにゆうかりんが植物クイズで再教育を施す。
    授業終了30分以内に園芸部室へ行き、全10問のクイズを受ける。
    合格ラインは7点と高めな上、少しでも遅刻すれば「ペナルティ」として合計得点から-3点…つまり全問正解しなければならないという恐ろしいノルマを課されるドM向きの内容となっている。
    クイズも花言葉・育て方・高校レベルの生物の基礎とかなりむずかしめな内容。
    ノルマを下回ると、ゆうかりんからオ・シ・オ・キを受ける羽目になる。虐めてくれるんですか?やったー!
    オシオキ後はなんと次の日の朝…3日も続けば体力が尽きてそのまま骨になること請け合いだ。
    END確定条件はこのクイズの正解率による。
    7割以上でNORMAL
    4割以上7割未満でBAD
    4割未満ならDEAD
    というマゾゲー極まりない難度。
    ガチでクイズに挑むと、TRUEよりもNORMALを出すのが難しいと専らの評判だ。
  • 世にも恐ろしいDEADENDの実態
    卒業後のある日、PCは幽香の家へと呼ばれた。
    ここのところ「調教」のせいでゆっくりできなかった。
    電話で聞く限り、声の調子もいつも通りだった。
    今日は変なことをされることもなさそうだ。
    …そこがそもそもおかしかったと気付くべきだった…
    家に着くなり、PCは意識を失った。
    柔らかな花の香りに包まれて…。
     
    そこは、薄暗いジメジメした場所だった。
    ―ここはどこだ…!―
    状況が分からない囚われのPCの元に聞きなれた、鞭の音と冷たい声が降ってきた。
     
    あなたは結局植物のことを何もわかってくれなかったわね。
    つまり、私のこともわかってくれてないってことよね?
    そんなこと関係ない…ですって?私と植物とは別物って言いたいの?
    …減らず口が!戯言なら聞きたくないわ!!
    そういうことを言うのがっ!わかっていない証拠よっ!!
    ほら、頭を下げなさい!いつまで経っても覚えが悪くて申し訳ありませんと謝罪なさい!!
    そんな簡単なことも満足にできないのかしら?あなた、オジギソウより聞きわけがないのね!?
    植物だって叩かれたら頭を下げるというのに…あなたときたら!その頭で何考えてるのよっ!!!
    どうせ何も入ってないんでしょ!こんなに覚えの悪い頭ですものねっ!!
     
    なによ?醜い顔して!!
    涎と涙と鼻水でグチャグチャじゃない…汚らわしい!あまり近寄らないでもらえる?
    そんなものつけたら花の生育に影響が出るわ!
    あなたは堆肥以下、肥料にもならぬ生ゴミ以下・糞尿以下の存在なのよ!!!
    あら?何か言いたいの?仕方ないから一度だけ聞いてあげるわ!
    ありがたく思いなさい!
     
    PCは声にならない声で伝える。
    ―好きなのに…どうしてこんな…―
     
    あら?あなた、わたしのことが好きなの?
    私もね、あなたのことは好き「だった」わ。
    でも、私のことをわかってくれない下僕を愛したくなんてないの。
    あんなに教えてあげたのにね?残念だったわね。
    へぇ…諦めきれないの?しつこいわね…。
     
    そんなに私に愛してほしかったら…
     
    いっそあなたが植物になってみる!?
     
    PCの口へ堅いものが押し込まれる。
    その「何か」を喉を傷つけながら嚥下していく。
    あまりの苦しさに血を吐き、悶えるPC。
     
    私は「花を操る程度の能力」を持ってるのよ?知ってた?
    植物に負荷をかけるからあまりやらないけど、私にかかれば自由自在なの。
    今飲ませたのは何かですって?
    今のはね、糸杉の種子…松ぼっくりよ。
     
    もう何がしたいか、さすがにあなたみたいな下等生物でもわかるわよね?
    何怯えてるのかしら?それともわからないの?
    じゃあとっておきのヒントを教えてあげるわ。
     
    糸杉の花言葉はね…『絶望』と『死』なのよっ!!!!
     
     
    次の日、幽香の家の前に1本の糸杉の木が植えられた。
    苗木と言うには大きすぎるその木に、幽香はすり寄った。
     
    「植物のキモチ、わかったかしら?」
    「これから毎日、あなたの面倒見てあげるわ。嬉しいでしょう?」
    幽香は嬉しそうに微笑みながら、語りかけた。
    …愛した人を糧としながら、成長し続けるであろう、その木に向かって…。

MASTEREND『私だけのご主人様』

奴隷から逆襲して幽香を奴隷にし、それを幽香の卒業まで続けるとこのENDとなる。

しばらくは幽香が一人称で奴隷の喜びを語り続け、その後は卒業後も主人公の奴隷となって奉仕していることが明かされる。
ラストは主人公の足を恍惚の表情で舐めている幽香の一枚絵で締め。

SLAVEEND『私だけの女王様』

幽香の卒業するまで幽香の奴隷で居続けるとこのEND。

まずは身も心も調教されつくした主人公が奴隷の幸せをノンストップで語り続ける。
当然書くキャラクターごとに内容に差異があり、内藤などは狂気(綺麗な)状態で語り継がれるので普通にコワイ。
最後は幽香の椅子になっている主人公の満面の笑みで締め。

ANOTHEREND『深い慈愛のUna Patata』

  • ただし、このENDのフラグよりTRUE、DEADのフラグの方が優先される。
    のうかりんEND。条件は割と細かいが、GOODあたりとは競合しやすかったりするので狙う場合注意。
  1. 幽香の好感度をGOODEND基準値以上に上げている他、穣子・にとりの好感度が彼女らのGOODENDの基準以上
  2. 上記3人の農作業の手伝いが一定回数以上
  3. PCの所属部活が園芸部
  4. ANOTHERフラグを全て立てている

以上の条件をEND確定時に満たしているとANOTHERENDに分岐する。

  • ANOTHEREND
    朝4時。
    朝日が昇っているかも怪しい時間帯である。
    学園にいた頃ならこんな時間になど絶対に起きなかっただろう。
    あれほど辛かった早起きも、慣れればどうということはない。
    まったく慣れとは恐ろしい。
     
    「…あら?私より早起きとは感心ね…」
    横で眠っていた彼女が起きたようだ。
    寝起きがいいのはいいことだ。これで悪かったら寝起きとドSが合わさり朝から骨になるところだ。

「いい朝ね!さぁ、仕事といきましょうか。」
まだ薄暗い外へと2人で出ていく。
向かう場所はもちろん…

 

「あなた!そっちのトマト収穫しといてもらえる?」

「1つでも潰したらあなたの頭が潰れるから覚悟しなさいよー!」

「私先にじゃがいもの方見てくるから!終わったらこっち来てね!」

 

…卒業後、PCは幽香の家へ婿入りした。
そして、農家としての新しい人生に踏み出したのだった。
やはり彼女は植物と語らい、土を触っている姿が一番似合う。
共に過ごすうち、ますますそんな思いが強くなった。

 

「遅かったじゃない?まったく、肝心な時にトロイのは変わらないんだから…」
この罵声がなんとも彼女らしい。

「ほら!じゃがいも掘るの手伝いなさいよ!…きゃっ!」
茎を引いた勢いで転んでいる。
可愛い。

「…な、何よ!早く起こしなさいよっ!」
顔を真っ赤にした彼女に手を貸す。
そのまま…

 

「早く離しなさいよ…恥ずかしいじゃない…」
強く抱きしめる。
まったく、素直じゃないな。
そんなこと言って、まんざらでもなさそうな顔しちゃって。

 

「ねぇ…野菜もいいんだけど…」

 

「赤ちゃんは…いつ作ろうかしら…?」

 

その後やってきた秋姉妹とにとりに
死ぬほど冷やかされたのは
また別のお話。

コメント

  • ふと奴隷化の文字が目に止まったので逆襲するENDを加筆 -- 2011-06-28 (火) 19:42:52