キャラ攻略/魅魔

Last-modified: 2014-04-30 (水) 18:52:39


ルート概要

  • 現在の魔理沙の保護者にしてさばさばしたお姉さん悪霊、魅魔の攻略。
    尚、攻略は二週目以降から可能。もし彼女を攻略したいならば、まずは先に一週目をクリアしよう。
  • 全体的にまったりとしたふいんき(何故かry)な√であるが、悪霊として過去に抱いていたどす黒い感情の断片に触れるなど、シリアスな要素もあることにはある。
  • √の難易度自体はどのPCでも変化はないが、魅魔の初期好感度は霊夢と魔理沙のPCへの評価に依るところが多い故、彼女らと相性が良くない内藤や汚い忍者だと√に入るまで少し苦労するかもしれない。
  • 魔理沙は勘当されて魅魔の家に居候しているので、魔理沙の家と書かれていたら、それは魅魔の家ということである。魔理沙の実家の霧雨邸とは別であることに注意。

出現条件

博麗神社、もしくは魔理沙の家に遊びに行けばたまに魅魔が姿を見せる事がある。
以降、博麗神社や魔理沙の家にて会えるように。(週末は博麗神社、それ以外は魔理沙の家で会えやすい。)

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • 好感度が1以上(嫌われていない状態)で、魅魔の元へ遊びに行った回数が10回以上を越えるとフレリス登録できるように。
    ちなみに彼女の初期好感度は魔理沙と霊夢のPCへの好感度のアベレージとなる。

ルート攻略

  • ENDを迎えるには
    ENDを迎えるためには魅魔の好感度を一定値まで上げ、その状態で来年の4月を迎えればよい。
    ただし好感度を上げただけだと、NOMALENDしか迎えられない。
    GOOD以上を狙うには好感度に加えて、一定の条件を満たす必要がある。
     
    • ENDの条件
      TUREEND:好感度MAX+特定の条件を満たす
      GOODEND:好感度60~99+特定の条件を満たす
      NOMALEND:好感度60~ (条件を満たさない場合はこちらに固定)
       
  • 好感度とか攻略に当って必要なステとか
    豪放磊落な性格なのでこまけぇことは気にしない。
    ただステのどれか一つ以上高めだと好感度が上がりやすくなる。
     
    また、よほどの下衆かヘタレでない限りは嫌ってくることはない。
    好感度を上げようと無暗に策を弄するよりは普通に接する方がいいだろう。素直な態度で臨めば自然と魅魔に気に入られる筈。
    ただ、魔理沙や霊夢をdisったり傷つけるような行動と>>301につながる様な行動は絶対にNG。ボコボコにされた挙句、前者の場合はフラグが確実にへし折れる。

序盤

まずは魔理沙の家を訪れるなりして、魅魔様と積極的に会おう。
最初は魔理沙が目当てかと思ったりするが、魅魔様に会いに来たと知るとそっけないながらも対応してくれる。
実は最近相手してくれる人が居ないので内心では喜んでいたり。
学校での魔理沙の様子などを聞いてくるので自身が知っている事を教えよう。内容によっては顔を綻ばせたり、難しげな表情を浮かべるが、どちらでもPCへの好感度はあがる。
学校生活について魔理沙に聞いたが、それが本当かどうか不安だった模様。

『悪霊様の憂鬱?』

何回も遊びに行くうちに、心情をポロリと漏らす。
どうやら最近は魔理沙や霊夢が構ってくれないので寂しがっている様子。

 

「子離れっていうのは、こんな気持ちなのかねぇ」
そう呟き、アンニュイに溜息をつく魅魔様。
ここは軽く肩を叩く程度に慰めてあげよう。あまり踏み入ったことをするとドゴォされる。

 

これ以降、たまに魅魔様がPCを話し相手に誘いにくるようになる。ここまで行けば序盤の流れは一段落つく。

中盤

話し相手に誘われるようになると、魅魔様の方から色々話をしてくれるようになる。お茶や和菓子を手土産に持っていくと喜ばれるので、是非持っていこう。
話の中にはヴォヤージュシナリオでも知り得ない話を聞ける特殊会話もあるので、じっくり耳を傾けてみよう。卓袱台を囲んでまったりとしたふいんきでの会話は、見聞きしててかなり和む。
ただし、「昔の博麗神社」や「霊夢の出会い」について聞くと、一瞬無表情になった後、「すまないねぇ、ちょっと話せない。」と笑いながら濁される。
この時にあまり詮索すると好感度が下がるのでここで一歩引くのが大人の醍醐味。

『魔理沙の過去』

ここで魔理沙の好感度も高いと、後日魔理沙から自身の視点から見た昔の話について聞けるようになる。
そして詳細には語られないが、その話の中で今こそ愉快な関係ではあるものの、昔、魅魔と霊夢の間で何かがあったという事がそれとなく窺える。

 

この何かを魅魔の口から直接聞くことがGOOD・TUREENDへの条件の一つである。

終盤

『魅魔の過去』

  1. 中盤で「博麗神社」「霊夢との出会い」など、茶を濁す発言をした。
  2. 『魔理沙の過去』を聞いている。
  3. 魅魔の好感度が70以上。
    で茶飲み話中に出現する選択肢「魅魔の過去を知りたい」を選ぶと発生。
    TRUE・GOODENDへのフラグの一つ
     
    あたしの過去を知りたい?
    以前にも似たような事を言ってなかったか?
     
    まぁ、いいだろう。あんたには特別世話になっている。
    そろそろのんびりした昔話だけじゃ新鮮さも薄れてきているだろうしねぇ。
    でも聞いてていい気分になるような話しではない。それだけは先に前置きさせてもらおうか。
     
    あたしは悪霊だ。それは知っているだろう?
    で、悪霊がいったいどんな輩なのかも。
    そ、字面通り、友好的な存在ではないね。並々ならぬ未練を元に現世に留まっている訳だ。実質どす黒い無念の塊だよ。それはあたしも例外ではない。
    今はこうしてのほほんとしている訳だが、昔は真っ黒い恨みを抱えながらあちこち彷徨ってたわけだ。
     
    ん?どんな奴に恨みを持っていたかって?
     
     
    人類全て。
     
     
    生きとし生ける人間全てに対して、だよ。
     
     
    どうしてそうなってしまったとか、そういう経緯については省くよ。
    こればかりは例え成仏されようがあんたや魔理沙にも言えない。
    ただ、あの頃は全てに復讐することばかりを考えていたねぇ。
     
    全ての人間に復讐を。生かさず殺さず、終わらない苦しみの中で永遠に足掻き続けさせてやるって。
    そのために力を欲した。
    そして長い年月をかけてようやく見つけた。
     
    博麗。そしてその博麗の至宝である陰陽玉。
    復讐を果たす為の力がそれだった。
     
    まぁ、でもそこで困った事が一つ。
    長ーく彷徨い続けたせいで、毒気が大分抜かれてねぇ。
    ……復讐しようって気が半ば薄れちゃった。
    不思議な話だよ。あんなに恨んでたのに。
    あの頃は 「あんたなんかに幽霊の気持ちがわかってたまるもんですか!」って恨み節を零すくらいに丸くなっちゃってさ。
    で、そんな頃だった。
     
    霊夢と出会ったのは。

関連イベント一覧

始業式/入学式

デート

夏休み

文化祭

修学旅行

期末テスト

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

ホワイトデー

終業式/卒業式

エンディング一覧

TRUEEND

GOODEND

NORMALEND 『悪霊さんの最近の日常』

ふと、回想に浸ることがある。
昔のことだ。自分が魔理沙や霊夢と出会い、それから二人の姿を真近から見ていた時の事。
神社に行っては霊夢をからかい、家では魔理沙に魔法についてそれとなく教えたり。
異変とやらに興味半分で横やりを入れたり、気付いたらへんな連中と交友を持つようになったり。
思えばあの頃が一番楽しかったのかもしれない。

 

でも、二人が成長して高校に上がった時から、二昔に比べて疎遠になった時から自分はどことなく寂しさを抱えていた。
このまま、二人が大人になったら自分は忘れ去られてしまうのではないかと、早急すぎる想像も浮かべてしまった。

 

実のところ、仮にそうなってしまったとしても自分は構わなかった。二人が幸せならば、自分もまた嬉しいから。

 

あたしゃここにいる。二人の傍にいる。例え、二人があたしを忘れ去ったとしても・・・

 

二人を、見守り続ける……。

 
 

「魅魔様?」

 

魔理沙の声に意識を現実に移す。どうやら転寝をしていたようだ。(悪霊が転寝と言うのもおかしな話だけど)
体を起こし、眠気が取れないまま、寝ぼけ眼で魔理沙を見上げる。

 

「魔理沙か。今日は随分と早いじゃないか」

 

「何言っているんだぜ? 今日は休みじゃないか」

 

「あ……そうだった」

 

「それより、そろそろ行こうぜ」

 

「行く? どこへだい?」

 

「なんだ、忘れちゃったのかよー。
 この間、博麗神社でお花見に行こうって(PC名)が言ったじゃないか」

 

「……」

 

眠気が吹っ飛んだ。

 

「外で(PC名)が待ってるんだ。早く行こう?お酒とかは霊夢が用意してるからさ。」

 

なんだ。

 

全く変わってないじゃないか。あの頃と同じ……

 

「……よっこいせっと」

 

「仕方がない。久々に霊夢のところに顔を出すかねぇ」

 
 

全てが楽しくて仕方がない、毎日。

 
 

さ、急ごうか。家の外には、あいつが待っている。
私にとって、一番の話し相手が。

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