キャラ攻略/????

Last-modified: 2017-02-03 (金) 09:33:10


ルート概要

?????の正体はえーりん謎の薬によって性転換したブロントさんである。
このルートはPCがブロントさん攻略されるルートでもある。流石ナイトは格が違った。

出現条件

  1. 事前にブロントさんの好感度と永琳の好感度を上げておく。
  2. 何らかの方法で「ブロントさんとバトル」を発生させる。(汚い忍者ならば粘着を続けていれば比較的簡単に発生する。)
  3. 上記戦闘時、ブロントさんにオーバーキルダメージ(最大HPの3割以上ダメージ)でトドメを刺すこと。防御力の高いブロントさんを相手に行うのは至難の技。攻略前の最難所といえる。)
  4. 戦闘終了後イベントが発生するので、「ヤゴコロ先生のところへ連れていく」を選択。(「にとりのところへ連れていく」とギャグED「メカブロントさん誕生!」が発生してゲーム終了。)
    すると、「謎の元気ドリンコ」イベントが発生しブロントさん(♀)が攻略可能となる。
  • ただし、戦闘スキル+学業スキルの値が一定以上になっていると追加で「その場で治療する」が出現。選択すると追加イベントが発生せず、戦闘後のセリフが若干変わったものになる。誤ってオーバーキルしてしまったときの救済処置なので、イベントを発生させたくなければこれを選択すればいい。

ルート攻略

  • リューサン等初めからブロントさんと相性の良いキャラの場合、初めの「ブロントさんとバトル」が発生し難く地味に辛いが、その後の攻略はスムーズに進む。汚忍等相性が悪いキャラの場合は、その後の攻略が前者よりも少々辛くなっている、広大さを意識して上げよう。
  • プレイヤーキャラは初めブロントさんを男性と認識しているが、次第に女性版ブロントさんの魅力に骨ヌニにされていく。ブロントさん可愛いよブロントさん
  • 義妹の天子が、クラエア姉が、カイ使いの弟までもひたすらPOPして絡んでくるため、ブロントさんの周辺をメインに好感度を上げよう。他は基本的に男性の時のブロントさんと同じ接し方で問題ない。ただしできる限り夜遊びには同行しよう。でなければ翌日、アワレにも天狗ポリスに補導されるナイトがいたというか鬼なる。
  • このルートにおける見所は、なんと言っても中盤以降のブロントさんへの感情に悩まされるプレイヤーキャラの心境だろう。男だと判っていても惹かれていく展開となっている。
    • ブロントさんルートに入れば、最終的に体育館裏で各操作キャラごとのイベントが発生し、この時の分岐で【通常END】【TrueEND】・【真・TrueEND】に分岐する。
      分岐が発生しなければ、残念ながら【通常END】のみとなってしまう。
      【TrueEND】は体育館裏でブロントさんを『洗脳』し男性に戻そうとする白き家のエージェントと二りで戦う事になる。大統領が信用してるだけあってかなり強く、心してかかろう。
      負けると【BADEND】(【大統領END】)となり、プレイヤーは保健室で目を覚ましブロントさんは『いくえ不明』になる。勝利すればねんがんの【TureEND】になる。
      【真・TrueEND】は【TrueEND】を一度見た後、次の周で選択肢が追加され分岐する事ができ、ブロントさんが可愛くて生きているのが辛い。
  • さらに全てのEDと主要となるイベントをクリアし、かつ天子と仲が良い場合、EDの天子のセリフが変化し、学園卒業後から結婚までの期間のオマケシナリオが発生する

ゲーム序盤

 まず「謎の元気ドリンコ」を発生させる事に専念しよう。「謎の元気ドリンコ」が他のイベントの発生条件になっているため、早ければ早い程イベントが発生させやすく、攻略が有利になる。
とは言っても、1週目での攻略はほぼ不可能。なので1~3週目は「ブロントさんとのバトル」に勝利するための条件を満たそう。上手くパラメータを上げれば3週目以降でおおよそ攻略が可能となる。

「ブロントさんとのバトル」攻略法

  • 装備は強ければ強いほど良いが、店で購入可能な最高装備程度が望ましい。残りは回復アイテムに費やそう。
    必要パラメータは各キャラ毎に異なるが、STRが150~200、VITが100~150、AGIが120前後、DEXを80前後を目安にすると良い。
  • ブロントさん (HP900(謙虚))
    名称効果備考
    鉄拳「メガトンパンチ」物理倍率*1.2/命中倍率*0.9受けるとバランスを崩し被ダメ補正*2.0
    強斬「ハイスラ」物理倍率*1.6/命中倍率*1.2無し
    高速剣「グラットンスウィフト」攻撃倍率*0.9×3/命中倍率*1.01Hit事に命中倍率*0.1づつ低下
    追撃「ついげきのグランドヴァイパ」攻撃倍率*2.0/命中倍率*1.0グラットンスウィフト3Hit目命中で必中化
    激怒「俺の怒りが有頂天」物理・魔法攻撃力*2.0HP2割以下で使用
  • 戦闘パターン
    1ターン目は必ずプロテスを唱えてくるため、自分も強化をかけよう。防御力ダウンやアイテムを使うのもよい。「グラットンスウィフト」の後は必ず「グランドヴァイパ」が来る。「グランドヴァイパ」の命中倍率は特殊で、「グラットンスウィフト」の3Hit目が命中していると必中になるためHPに注意して戦おう。
    ホーリーは必中の魔法だが、使用頻度は高くない。しかし「有頂天」と重なると即死もありえるので甘く見ないこと。HPが残り2割を切ると使ってくる「俺の怒りが有頂天」は、ブロントさんの全攻撃が2倍になる強烈な技。オーバーキルには3割あれば足りるので、この技を見ずに倒すことが望ましい。有頂天状態になることが回避出来ないようならダメージ計算が間違っているか、攻撃力が不足している。後者の場合は素直にパラメータを底上げしよう。
  • 汚忍:恐らく最も戦いやすい。空蝉を切らさないようにしながら、防御力を下げよう。その後は通常攻撃でTPを溜めながら迅で削り、ホーリーを食らったら「ストームブリンガー」かハイポで回復しよう。HPが減ってきたら有頂天になる前に「天元突破」でとどめを刺そう。(イベントで鬼哭を入手している場合、「生者必滅」でかなり余裕を持ってオーバーキルが出来る。)
  • リューサン:可も無く不可も無く器用に戦える。通常攻撃でTPを溜めながらペンタスラストで削り、Mikanが居るなら安定度が増す。「グラットンスウィフト」を受けたらスーパージャンプで「グランドヴァイパ」を回避しよう。ただしmikanがスウィフトを受けた場合、ほぼ確実に死ぬ。汚忍と違って被弾しやすく、HP管理が勝敗の鍵となるだろう。ただし魔法防御力は汚忍より高いのでホーリーはあまり警戒しなくとも良い。上手く立ち回り「ライトニングスピア」で勝利を掴もう。
  • 内藤:両手剣を扱っているため攻撃力は高い。しかし後手に回りやすいために回復が遅れてしまうのが難点。ただ後手に回るため1ターン目のプロテスをほぼ確実に解除できる。後は攻撃特化の特性を生かしてゴリ押しできる。防御力を下げればホーリーIIよりもパワースラッシュの方がダメージが通るため有効。唯一最序盤の店売りの装備で「俺様のパワースラッシュ」を使いオーバーキルを取れるため、与ダメ計算をしっかりすればかなり楽に勝つ事ができるだろう。

イベント発生後に出来る事

  • イベントを起こすと、それ以降永琳に会ったときにブロントさんの体を元に戻すための薬を開発しているという話を聞ける。その後、会う度にブロントさんの薬に関わる選択肢「新薬の開発」が追加され、それを選ぶことで薬の開発が進む。しかし選択肢を選んで会話を進めればOKというものではなく、特定のアイテムを渡したり調合を手伝ったりというクエスト扱いである。
  • アイテムの場合は会話後1週間以内に渡せば良い。調合の場合はその日の放課後から下校時間までが完全に潰れる。当然生徒会や部活には顔を出せないが、永琳が予め顧問の先生に話を通してくれているため、名声が下がることはない。アイテム譲渡か調合の手伝いかはランダムで決まるが、学業関係の数値が高いほど調合が選ばれることが多くなる。当然手伝いをすれば永琳の好感度が上がるが、永琳自身に関する選択肢を選ばなければ、永琳にフラグが立つことはない。(調合は手伝ってさえいれば無条件で好感度上昇。アイテム譲渡は期間内に間に合えば上昇。間に合わずとも特に変化はない。ゲーム上では永琳が自力+弟子に手伝いをさせてクリアしたことになる。)
  • クエスト初回に永琳から「あまり長い間あの姿で居ると薬を使っても戻らなくなるかもしれない」と知らされる。永琳の見立てでは、卒業式の日が限界らしい。しかし、実際には3年目のホワイトデーまでに薬の精製成功フラグを立てなくてはならない。ホワイトデーイベント当日までに一定回数以上こなすとフラグが立つ。(クエストに回数制限はなく、イベント当日までであれば何回でも発生する。これを利用し永琳の好感度をあっさりMAXにすることも可能。でもフラグは立たない。)
  • 永琳の秘術を持ってしても開発が難しいこの新薬は、卒業式(ゲーム終了直前)になってようやく永琳から完成したという報告を受けられる。そのため成功フラグが立っているかどうかは自分が今まで何回クエストをクリアしたか覚えておくしかない。ただし、トゥルーENDを迎えるためには絶対に必要なアイテムなので、ブロントさんと幸せになりたいと望むなら、何を置いても真っ先に目標を達成しておく必要がある。

ゲーム中盤

この頃になるとブロントさん関連のイベントが多く発生するようになり、一気に好感度を上げられるようになる。しかしブロントさんは顔が広く、うっかりすると別のキャラとフラグを立ててしまいがちで、【BADEND】に突入してしまう可能性が高い。
そしてこの頃から段々とPCがブロントさんに惹かれ始め、心の葛藤が端々に現れてくる。

ゲーム終盤

X'masイベントで「1st kissは黄金の…」を発生させていればルート確定。あとは比較的フラグも意識しなくても済むだろう。そして1月の冬休み明けの始業式以降、ブロントさんの周囲に怪しい人物がうろついているという噂が立ち始める・・・。一抹の不安を覚えるが、1月から3月までの間は年始イベント、バレンタイン、ホワイトデーと多くのイベントが揃っている。ここで残りの学園生活を存分に楽しむと良いだろう。

関連イベント一覧

デートイベント

  • デート関係
    好感度が一定以上になっていると謙虚にも9月以降の土日・祝日にデートに行けるようになる。予めブロントさんと約束している必要があるのでスケジュールをチェックしよう。当然の事ながら、特殊イベントが発生する期間はデートには誘えない。(ただし特殊イベントの中でデートに行く場合はある。)
  • 行ける場所は好感度が増す度に増える。1つの目安にすると良いだろう、また天気や季節でも行動範囲が変化するため充実したデートが許可される。ある程度親しくなると、今度はブロントさんの方から積極的にデートに誘いにきてくれるので土日は空けておくべき(しきたり
  • デート先には連鎖イベントが用意されている場所もあり、また行く時間帯によっても発生するイベントが異なる。全てを見るには何度も同じ場所にデートに行かなくてはならないだろう。注意すべきは、何日も連続して同じ場所にデートにいくと流石に心が豊かなブロントさんでも飽きているのがオーラになって見えてきてイベントが発生しなくなってしまう、デート先は計画的に決めよう。
    一日の時間で「朝~昼」「昼~夕方」「夜」毎に何処に行くか選ぶ事が出来る。しかし「夜」は好感度が一定に満ちていなければ出現せずにそのままお帰りコースとなってしまう。

臨海学校

  • ゲーム序盤(4月~6月)までの間に謎の元気ドリンコを発生させると、夏休み中に起こるイベント「我々の臨海学校」でブロントさんの水着姿を拝むことが出来る(ちゃんと立ち絵が変更され、イベントCGも数枚ある)。この「我々の臨海学校」はイベントというよりイベント期間と言った方がいい。1週目の序盤で元気ドリンコイベントを発生させるのは至難の業なので、引き継ぎが発生する2週目以降でのチャレンジを推奨する。
  • なお、元気ドリンコイベントを発生させたあと、ブロントさんに一定回数以上会う必要がある。好感度は関係なく、ただ会って話をするだけで良い。薬の効果でDNAごと変異してしまっているため、身体だけでなく心も変化していくことに戸惑っているブロントさんの相談に乗ってあげよう。そのうち臨海学校の話題になるので、その会話を見ればブロントさんが臨海学校に参加するようになる。
  • ただし、臨海学校に参加するか否かの申請は7月31日中に締め切られる(イベント期間は8月10~15日)ため、それまでに会う回数を重ねておく必要がある。6月であれば例えイベントを起こしたのが30日でも問題はないが、7月になってからだとアウト。ブロントさんが自身の体や心の変化になれておらず、例え上記の会話回数を満たしていても問答無用で不参加になる。
  • そして8月10日当日になると朝に臨海学校現地へ赴くことになる。
    企画者が「あの」理事長ということもあり、学校行事ではあるが参加者はとても自由に振る舞える。
  • 臨海学校中は移動時に表示されるマップが専用の海辺マップとなるが、通常時と同じように行き先を決定、そこで何を行うかはプレイヤーに委ねられる。また、この期間内は好感度の上下に倍率がかかる。つまり好感度を上げやすい半面、下がりやすくもあるので注意すること。
  • 教師陣が初日から最終日までイベントを用意しており、生徒達はそれに自由参加する形になる。イベントは時間帯ごとに区切られており、午前中に1つ、昼から夜になるまでに2つ、夜に1つ行われる。イベントの時間帯が被ることはないため、体力の多い前衛系キャラであればその気になれば全てのイベントに参加可能。
  • 1日のイベント参加回数は下限が1、上限はそのキャラのHPと運動のパラメータに依存する。そのため、パチュリーなどの低HPかつ運動パラが絶望的なキャラは必然的に1回、よくて2回しか参加できない。
  • また、部活に参加しているキャラはその部の顧問が用意したイベントに必ず参加することになる。PCも例外ではない。また、PC以外のキャラがどのイベントに参加するかは8月10日になった時点での各キャラのステータス、および主人公への好感度に依存する。前衛タイプであれば運動系イベントに参加しやすいし、後衛タイプであれば作業系・物作り系イベントに参加しやすい。PCへの好感度が高いと、ステータスを無視してPCが参加したイベントに参加してきてくれることがある。
     
     イベントは大きく分けて 運動系 物作り系 お楽しみ系 の3つがある。
     
  • 運動系イベントはスポーツやタイマン・チーム戦トーナメントなどがある。
    • スポーツイベントでは運動パラメータが大幅に上昇。タイマントーナメントではランダムで決定されたキャラと1対1の試合(ガチ戦闘)を行っていく。戦闘に勝利した場合、金やアイテムは入手出来ないが通常時に粘着されたときの2倍の経験値が入手でき、好感度が上昇する。負けてしまった場合デメリットはないが、以後の試合に参加できずイベントはスキップ扱いになり、日程終了まで何もできず終わる(時間もきっちり消費)。
    • チーム戦では実際にPTを組んでトーナメント戦を行う。戦闘による報酬等は基本的にタイマントーナメントと同じだが、戦闘に勝利すると対戦相手ではなくPTメンバーの好感度が上昇する。
    • どちらのトーナメントも、優勝すると全てのキャラの好感度が上昇し、賞品としてPCのジョブに有用な装備品が貰える(ジョブ専用装備ではなくそれなりに使いまわしがきく)。性能もその時点での店売り装備より遥かに強力。
       
  • 物作り系は所謂「特産品を実際に作ってみよう」というノリで行われる。用意されている材料を使って指示に従い小物(好感度上昇用アイテム。それ以外使い道がない)を作るという簡単なイベントから、使用するアイテムから自分で選び、さらに試行錯誤しながら作らなければならないイベントまである。(その分作成するアイテムはアクセサリーだったり頭装備だったりと使えるものが多い)後者の場合、アイテムの出来が良いと顧問に気に入られ好感度が上昇、また人によってはご褒美として店売りの高価な消耗品を貰えたりする。
  • お楽しみ系は報酬も特になく、戦闘も無ければ作業もない。文字通りただプレイヤーが「楽しむ」ためのイベントである。紫、永琳、神奈子に諏訪子と、かなりの面子である。碌なことにならないのは生徒達もわかっているものの、それでも「悪いことにはならない」「なんだかんだで楽しめる」というある種の信頼と言える考えもあるため、かなりの人数が参加している。
    • キャンプファイヤーや肝試しなど、定番所をガッチリ固めているので、思う存分ニヤニヤ出来るだろう。
      妖怪や悪魔が認知されている世界ではあるが、それはあくまで一生物としてちゃんと物理的に存在しているからである。担当者が紫なだけあって、所々にマジでビビるトラップを仕掛けて下さっている。心臓の弱い方は本気でご注意ください。
    • また、好感度によっては教師陣と一緒に参加することも出来る。その際、紫と一緒に参加すると、最初はおもいっきりからかわれるが中間地点を過ぎると突如彼女が首を傾げる。そのまま進もうとすると再びトラップがあるが、この頃にはプレイヤーも主人公も慣れてしまっている。しかし横から押し殺した悲鳴のような声が聴こえ振り向いてみると、顔が真っ青になり震えている紫が居た。後にわかるが、この場所は「ホンモノの」幽霊スポットの一つであるらしい……。
  • 15日の午後1回目のイベント時間終了をもってこのイベントは終了。紫からの挨拶が終わると「誰かと帰る」「さっさと帰る」という選択肢が出てくる。
    「誰かと帰る」を選択するとその時点で一番好感度が高いキャラを誘って一緒に帰宅する。ただし、好感度がかなり高い場合でないとほぼ確実に他キャラが粘着してくる。せっかくの二人きりの雰囲気を邪魔されたくないのなら注意するべし。また、誰と帰るかに関わらず、以後15日中は行動出来ない。「さっさと帰る」を選択すると当然会話イベントは見れなくなるが代わりに15日の夜は自由行動が出来るようになる。
    どちらを選択しても「誰かと帰る」を選択した際に二人きりで帰れる状態の場合、強制的にそのキャラと二人きりで帰ることになる。前者の場合は主人公から誘い、後者の場合は向こうから誘ってくれる(というよりついてくる)。
    汚い忍者で相手がブロントさんの場合、「さっさと帰る」を選択しよう。汚忍のツンデレとブロントさんの可愛さで思い切り2828出来るはずだ。

学園祭イベント

  • 女性になってもブロントさんの人気は相変わらず鬼の力、むしろ加速しているので、なかなか捕まえるのが辛い。なので基本的に演劇部になってブロントさんと一緒に学園祭の手伝いに回ると良いだろう。
  • ブロントさんの器用さが一定に達していない場合、ランダムでクラスの出し物の備品を後ろから破壊してしまう。責任感が強い系のブロントさんは1りで修理すると言い張るが、ここはクラスの皆と説得して全員で一緒に修理しよう。
  • しばらく手伝いにまわっていると、ブロントさんが疲労でバタン牛ンするイベント『だ、誰が無理してるって証拠だよ!』が発生する。倒れたブロントさんを保健室に運ぶ系の仕事をしよう。永琳から、女性になって体力が著しく低下しているのに何時もの調子で働いた結果がこれ、お前調子ぶっこきすぎた結果だよ?との説明をうけ、暫く休む事に。この時優しさが一定数値に達していると、ブロントさんにジュースを奢ってやるイベントが起きる。難しくもないイベントで、かつブロントさんの好感度も上がるので是非狙っていこう。休憩が終わるとブロントさんが立とうとして転びそうになる。この時選択肢で「きょうきょ支える」「俺のログには何もないな」という選択肢が出るが、ここは「俺のログには~」を選ぼう。するとブロントさんがプレイヤーに倒れこみ、もみもみイベントが発生する。(一枚絵CG)気にはしてないと言うが、あからさまに恥ずかしがっている様子なので素直に謝ろう。(これが攻略の秘訣かも)
  • 上記のイベントを一通りこなしておけば、学園祭前の下校時にブロントさんから一緒に学園祭に行かないかと誘われるのでOKしよう。それにより充実した学園祭を楽しむことが約束される。

学園祭当日イベント

  • ブロントさんは演劇部なので残念ながら自由に出歩く時間は限られている。
    しかし代わりにブロントさんと一緒に特定の人物を尋ねると発生するイベントは用意されているので、ゆっくり楽しんでみよう。一定回数学園祭を回ると自動でイベントが進行し、学園祭終了~放課後~下校にメイン盾のターンがまわってくる。
  • 放課後にブロントさんに今日の学園祭はどうだったか?と聞かれる。
    「楽しかった」「それほどでもない」という選択肢で「楽しかった」を選ぶとジュースを奢ってもらえ、「それほどでもない」を選んでも「考え直す気はないのか;;」と言われ「楽しかった」のみが表示されるので好みで良いだろう。そして一緒に下校する最中も、一緒に学園祭を準備した時の事を話したり「誰が無理してるって~」を思い出して赤面したりと2828する会話を繰り広げ帰宅する。(1枚絵)。

お泊りイベント

  • 学園祭準備期間中、ブロントさんと一緒に幽々子と妖夢に会っており「世にもきみょんな喫茶店」を発生させ、かつ幽々子と妖夢の好感度が一定に達していると、学園祭の時のお礼として「温泉宿・白玉楼」へ二泊三日で招待される。もちろん義妹である天子も鬼の形相で同行してくるので妨害に注意。予め友好度をあげておくと良いだろう。白玉楼は幽々子と妖夢の実家であり、ここで彼女らと再会する事になる。従業員スタイルな妖夢、女将な幽々子の魅力はまさに鬼の力、必見である。
  • 旅館での過ごし方は、「温泉に入る」「観光する」「部屋で過ごす」の中から選択する事になる。一日目は「部屋で過ごす」でストレスを回復しよう。そして深夜になったら「温泉に入る」を選択する。
  • どの温泉に入るかも選択肢があり「男湯」「女湯」「混浴」がある。「女湯」を選ぶと臼姫がいる。死ぬほどではないが入院沙汰になるのでその日から5日間病院のベッドで幕を閉じることになる。当然イベントは台無しになるが、補助イベントとして「お見舞いイベント」が発生する。「男湯」を選ぶと内藤と出くわす(内藤の場合痛風&墨樽)。面白い話しがきけるので見てみるのも良いだろう。
  • 「混浴」を選ぶと、後からバスタオル1枚のブロントさんがやってくる。見つかると雷属性の左でかなぐり捨てられるので、ブロントさんが温泉につかるまで隠れよう(約束)そして頃合を見て話しかけるとイベントが発生する。このイベントは翌日の深夜に再び「混浴」を選択すると連鎖するので是非発生させよう。
  • 他にも意外なキャラと遭遇するイベントや天子関係のイベントも用意されているので、充実した二泊三日を過ごす事ができる。

お見舞いイベント

  • 上記お泊りイベントで「女湯」を選択すると発生。臼姫に天誅を下され哀れにも骨になりかけ入院した主人公にPTメンがお見舞いに来てくれる。
  • お見舞いに参加するキャラは好感度が一定以上に高いキャラのうち、高い順から選ばれていく。上限は謙虚にも9人。同率などであぶれた場合、より早く出会ったことのあるキャラが優先される。(汚忍ならパルスィやメディスン、リューサンならミスティアや衣玖さんが優先されやすい)。また、好感度1位のキャラは好感度が非常に高い場合に限り毎日お見舞いに来てくれる。地味に説教くさい話をしながらも手際よくかつ献身的にお世話してくれるブロントさんに心奪われた人も居るとか。
  • 特に汚忍が主人公の場合、ある意味息のあった幼馴染らしい微笑ましい光景になる。
  • これはブロントさん固有のイベントではない。お泊りイベントの所にあるように、お泊りの補助イベントとして存在する。つまりメインであるお泊りイベントを台無しにした場合、こちらがメインイベントとして機能するのだ。
  • ただしこれがブロントさんのメインイベント扱いになるには、毎日お見舞いに来てくれるのがブロントさんでなければならない。真・トゥルーENDを見るにはメインイベント全てを網羅しなければならないので、真・トゥルーを目指すのであれば何がなんでもお泊りイベントの時点で、ブロントさんの好感度を1位にしておこう。それが無理なら素直に「混浴」を選択すること。なお、このイベントがメイン扱いになった場合、真・トゥルーENDのブロントさんの一人語りの部分が変化する。
     

クリスマスイベント

  • 紅魔館組の内の誰かとの好感度が一定以上だと、12月の1週目~2週目に紅魔館で行うクリスマス会に招かれるイベントが発生する。主催はレミリア。プレゼントを用意して当日に備えよう。
  • 好感度が高いキャラクター誘うと、一緒にクリスマス会に参加ができる。攻略対象がブロントさんなら、是非ブロントさんを誘おう。
  • プレゼントは「香霖堂」「世界樹の洞」などで購入できる。特定イベントで入手できるものもあるのでブロントさんが喜びそうなものを用意すると良いだろう。おすすめは闇系のアイテム。中でも「世界樹の洞」で「さとりん生写真9セット」と交換する事で手に入るシルバーアクセサリー「特製陰陽鉄リング(Ver.グラットン)」が良いだろう。元々ブロントさんは光属性なので、そこに闇が備わる事によって最強に見える。
  • 当日の夕方に「とんずらを使ってカカッっとかけつける」「丁度良い時間に行く」「ヒーローとは常に遅れて…」の選択肢が出る。
    「とんずら使って」ではブロントさんと手を繋ぎ、「丁度良い時間に」ではジュースを奢ってもらえ、「常に遅れて」ではじと目で拗ねるブロントさんが見られる。好感度には影響しないので好みで良いだろう。
  • クリスマスイヴの夜、クリスマス会は盛大に始まる。用意していたクリスマスプレゼントを渡そう。お返しに相手キャラからプレゼントを貰える。当日は他にも多くのキャラとの会話イベントが用意され、一定人数と会話することで次のイベントへと進む。ここまででブロントさんのルートフラグが立っていると「1st kissは黄金の…」イベントが始まる。
  • 萃香がシャンパンの中に他の酒を混ぜていて、それをブロントさんが飲んでしまう。アワレにもブロントさんはグロッキーになるので、ブロントさんを介抱しよう。
    ブロントさんを客間のベットで休ませると「会場へ戻る」「このままここに残る」という選択肢が発生する。
    • 「会場へ戻る」を選択すると、会場でのどんちゃん騒ぎを見ることができる。特にお笑いコンビ「ウィッチドール」は必見(宣伝)「ぱちゅみりん」「てゐこーりん」の他「八雲紫のすべらない話」''等小ネタは盛り沢山。ただしブロントさんのルートフラグは折れてしまう。
    • 「ここに残る」を選ぶと、眠るブロントさんの顔を見ながら、プレイヤーキャラはこの1年間の思い出を振り返る。そして自分がブロントさんに惹かれている事を受け入れていく。暫くするとブロントさんが目を覚まして、起き上がったブロントさんとの会話が始まる。呂律が回っていないブロントさんはとても可愛いのでセーブデータを分けるべきそうすべき。
    • 窓の外には白い雪が舞い始め、会話が進み「…ブロント。」「休むように言う」という2つの選択肢が出現する。ここで雰囲気を出して「…ブロント。」を選ぶ浅はかさは愚かしい。魔理沙に「さんをつけろよデコ助野郎!」と罵られたあげく、ブロントさんに魔理沙ごとメガトンパンチで前歯を、ついでにフラグもロストされる。
    • 「休むように言う」が正解。ブロントさんを休ませようと近づくとほんの僅かに事故的にキスをする事となる。(1枚絵CG)顔を赤らめたブロントさんは可愛い。クリスマス会イベントは終了し、ブロントさんのルートは確定する。残りの期間はトゥルーに向けて永琳のクエスト回数を満たし、トゥルーENDを 完 全 論 破 しよう。
  • 翌日、ブロントさんは酒を飲んだ後の事を一切覚えていないのでがっかりしないように。(約束

バレンタイン~ホワイトデー

  • バレンタイン
  • ここまでしっかりとフラグを立てているなら、バレンタインの一週間前に教室でバレンタインについて話をしているブロントさんと女子生徒を目撃できる。その日にブロントさんと一緒に下校するとブロントさんから「甘いものは好きか?」と聞かれる。
    選択肢で「好きだ」「男がスィーツ(笑)とか邪道」の選択肢が出るので、素直に「好きだ」を選ぼう。そうするとブロントさんは安心して全力を出しているのがバレバレでフラグが立つ(ここでバレンタインの話題を振らないのが男の醍醐味)
  • その日からバレンタインまでの日は放課後にブロントさんを誘っても「用事系の仕事が今からあるからこれで」とカカッっととんずらしてしまう。まぁ、手作りチョコの資料集めをしているのはバレバレで、ここで書店にいくとばったり顔を合わせ、イベントが発生する。特にフラグには影響せず、必死に弁解するブロントさんはとても可愛いので見ておくと良いだろう。
  • 当日、プレイヤーは放課後に近所の公園に呼び出される。時間通りに到着するが、既にブロントさんは到着しているあるさま。「何か用かな?」とブロントさんに尋ねると、緊張した面持ちでリボンに包まれた小さな箱を渡される。開けてみると「ほう・・」てなる見事なチョコレートが入っていた。毎日早苗の家で練習をしていたのを知っていたが、ここでそれを言わずに素直に感心する(これがモテる男の秘訣かも)ブロントさんは「この一年迷惑かけた、感謝の気持ち」系のことを言っていたが顔が真っ赤だったり、しきりに指で髪をいじっていたりとテレまくっているのはバレバレで、これでブロントさんとの絆は黄金の鉄の塊のように硬いということが証明されてしまった感。
  • ちなみに木の影で汚い天狗と妹と早苗が覗いていたのはこちらから丸見えだったが見逃してやった(大人の余裕)
  • ホワイトデー
  • バレンタインイベントを発生させている場合のみ、ホワイトデーから一週間前に発生する。
    ホワイトデーに何をプレゼントしたら良いか迷うPCは、好感度が高いほかのキャラに相談することにする。ここで気をつけて貰いたいのは、ここまでの時点で好感度が一定以上を満たしていないキャラには相談することが不可能で、相談したキャラによってプレゼントの内容が変化することだろう。
  • 数あるプレゼントの中から、もっともPCらしいプレゼントを贈る事が高評価のポイントだ。評価が高ければ高い程ブロントさんが嬉しがったりテレたりして可愛いブロントさんを存分に愛でられるので、是非頑張って貰いたい所。
  • 評価が高いと、この日ブロントさんと特定イベントが発生してデートにいったりブロントさんの自宅に遊びに行く封印が解けられる。

その他サブイベント

  • 年末年始
    年末年始にかけて特に予定を組んでいないと、なんとブロントさんがサプライズ的に急遽プレイヤーの自宅までやってきて、一緒に初詣に行こうと誘ってくる。
    寒い冬空の下で息を白くさせてやってきた綺麗な振袖姿のブロントさんの頼み、一緒に行こう。
    博麗神社は思ったとおり魔理沙くらいしか来ていないが、霊夢はほんの僅かに儀式の最中なので邪魔をしないようにしよう。(約束)邪魔をするとこの1年ボロ鯖13日戦争みたいな事がそこらじゅうでぽこじゃか発生するはめになる。お賽銭は謙虚にも二人合わせて⑨ギルでいい。
    PCの願い事はキャラクター毎に変わるが、ブロントさんの願い事は…本編で確かめると良い。
    初詣が終わるとこの後どうするか選択肢が発生する。二人で初日の出を見るのも良いし、公園でイチャイチャするのも良いし、自宅に帰るのも良い。
    ちなみに天子はブロントさんが外出している事に気づかずに家に鍵をかけて寝てしまっているという不具合が発生しているため、一人で帰らすとブロントさんはアワレにも冬空の下、公園の土管の中で夜を過ごすはめになる。送っていくと、急遽プレイヤーの自宅にブロントさんが泊まるイベントが発生する。お風呂を温め直して芯まで冷えてしまったブロントさんを入浴させてあげよう(約束)
    ちなみに脱衣所でかち合うとかそういうベタな展開や混浴なんて【ありません】
  • 不良と遭遇
    1り寂しく遊園地にきたブロントさん、アワレにも不良Kingに絡まれてしまう。カカッっと駆けつけて倒そう。
     
  • 校内新聞
    好感度が高い場合、ブロントさんと一緒に行動している時に射命丸に写真を撮られるイベントが発生する。写真を撮られた後はすぐに追いかけてボコさないと翌日には校内新聞でブロントさんの熱愛疑惑が浮上するハメになる。
    疑惑が浮上した場合、学園内の女性陣の好感度が変化し、ブロントさんは上昇、好感度が高いキャラは低下、好感度が低いキャラは上昇する。ブロントさん以外の女性陣との好感度が低い場合、これを利用して初期上げをするのも手段だろう。
    ちなみにボコった場合主人公とブロントさんの運動系パラが上昇し、1度だけランダムで「さとりん生写真9セット」が手に入る。このイベント自体は懲りずに何度も発生する。
  • 昼食イベント
    ブロントさんと2り、もしくは3りで屋上で昼食を取って雑談する系のイベント。
  • 疲労イベント
    ブロントさんの疲労がマッハだと、疲労のあまりうっかり男子トイレにのりこめー^^してしまう。すぐにカカッっと救出にいくが、そこにはアワレにも小指を晒した内藤が石になっていた。

エンディング一覧

ノーマルEND『ヒーローは偶然常に近くにいる』

永琳とPCは最後まで諦めず薬の精製に奔走した。
しかしそんな2人の努力も虚しく、タイムリミットが訪れる…。 
彼女は、一生をこの姿のままで過ごさざるを得なくなってしまった。
残酷な事実を知るも、落胆したような安堵したような微妙な表情を浮かべるブロントさん。
そんなブロントさんを前にPCは自分が責任を取ると言う。
その言葉は彼女にとってもまんざらではなかったようで、それをふてぶてしい笑顔で了承する。
「ほう…責任を取ろうとするやつは本能的に長寿タイプお前全力で私のナイトになっていいぞ」

数ヵ月後、陰陽鉄学園の大学部。
そこには共に大学での学業に励む楽しそうな二人の姿があった。
 

トゥルーEND『ナイトは光属性のリアル♀属性』

※トゥルーENDを迎える条件は
・薬が完成している。
・好感度が最大値。
 
2人の努力の結果、薬は無事完成した。あとは彼女に飲んでもらうだけだ。
しかし、当のブロントさん自身が服用を拒否。
曰く、「一念間もリアル♀属性で過ごした私はもう本能的にリア♀であることは確定的に明らか。無理やり男に戻すとか間接的に殺人罪と同様でしょ?」
この姿が今の「私」だから。だからこれでいいのだと。
それを聞いて、何があろうと生涯隣でブロントさんを支えようと決心する主人公。

数ヵ月後、雪の降るクリスマスイブの夜。
そこには、2人の約束の場所でPCを待つ「彼女」の姿があった。
 
 

真・トゥルーEND 『私たちの幸せが有頂天になったこの感情はしばらくおさまることを知らない』

真・トゥルーEND
 ※真・トゥルーENDを迎える条件は
 ・トゥルーENDを見ている。
 ・薬が完成しており、永琳からそれを受け取っている。
 ・好感度が最大値
 ・ブロントさんのメインイベントを全て見ている。
 
 
 薬が無事完成し、体育館裏でそれをブロントさんに渡す。
 永琳の話では、薬は服用した後の睡眠中に効果を発揮するらしい。
 「この姿で居るのも今日が最後だ」と、清々したという口調で言うブロントさんの顔には
 寂しさが隠れていたように感じる主人公。
 
 翌日、登校してきた主人公は度肝を抜かれる。なんと、ブロントさんの姿が元に戻っていないのだ。
 そんな馬鹿な!
 ただの薬ならともかく、あの八意永琳が完成させた薬なのだ。失敗など有り得るはずがない。
 突然混乱の真っ只中に放り込まれ、その場で固まる主人公。
 そんな主人公にブロントさんが気付き、駆け寄る。
 グルグルと回り続ける思考を必死に抑え、なんとかブロントさんに事情を聞く。
 当然、ブロントさんも自分で薬を開発したわけではなく、詳しいことを知っているはずがない。
 だからとりあえず永琳に話を聞きに来たと。
 自分に出来ることはないと気付いた主人公はブロントさんを連れ保健室へ向かう。
 しかし、主人公は気付かなかった。
 落胆しているはずのブロントさんの顔や声が、明るいものであったことに。
 
 事情を聞き、大慌てでブロントさんの診察を開始する永琳。
 診断結果は「異常なし」。端的にいえば、永琳の薬が効果を示さなかったということだ。
 薬は確かに完成していたはずなのに。

 そんなはずは。私は医学の名門、八意家の娘であり、当代の中で最も優秀だと言われてきた。
 まわりにはそう呼ばれ続けたし、そう呼ばれるに相応しい実績もあり、努力も重ね続けてきたつもりだ。
 その私が、薬の効力を見誤った?今まで、そんなこと唯の一度も無かったのに?
 有り得ない。今までに例がない症状で、知人に飲んでもらうわけにもいかない。
 だからこそ、自分が思い付く限りの実験を行ってきた。
 
 ならば、服用するのが間に合わなかった?
 これも有り得ない。彼に伝えた期限は卒業式当日までだが、
 実際には4月中旬、約1ヶ月の猶予があるはずだ。
 気軽に保健室に通えるのが卒業するまでだからそう伝えただけのこと。
 
 
 あらゆる可能性を模索し、目の前で唸り続けている永琳。
 どんどんと顔が青ざめていく主人公。
 そんな二人の傍でブロントさんは一人考えていた。
 何故自分には薬が効かなかったのか。
 腕を信用していない訳じゃない。伊達に不良という立場ではないから、彼女には幾度となく世話になってきた。
 加えて今回の薬は主人公が協力して完成したと、薬を渡されたときに聞いた。
 そんな薬が効果を示さないはずはないという、確信めいた考えがあった。
 
 ・・・
 ・・
 ・
 
 あ
 
 突然ブロントさんが声をあげた。
 驚いてブロントさんの顔を見る二人。
 そこには一人、納得と言わんばかりの顔をしているブロントさんが居た。
 ブロントさんは主人公に向き直り言葉を放つ。
 
 自分はこの姿が、「このまま」がよかったのだと。
 
 その言葉を聞いて永琳も納得がいった。
 ブロントさんと主人公がお互いに好意を持っている。それは傍から見ていても明らかだった。
 ただその好意は、患者とその友人…あくまで、男女分け隔てのない友情だと思っていた。
 薬が失敗していたわけではない。この薬は女を男にする薬でも、元の性別に戻す薬でもない。
 実際は後者を作りたかったけれど、そもそもDNAが女性のそれになってしまっている。
 つまりブロントさん自身が、自分を「生まれながらの女性」であると思っているのだ。
 元に戻すといっても、その「元」を忘れてしまっていては意味がない。
 無理矢理DNAに介入すれば、身体上は問題なくとも心がどうなるかまではわからない。
 だからこそ、永琳は作ったのだ。
 
 自分が望む姿で居られる薬を。
  
 ブロントさんは語り出す。
 最初は今までと変わらなかった。
 だが、自分の水着姿を主人公に見せたときに、何か違和感を感じた。
 その違和感はどんどん大きくなって、
 クリスマスパーティのときに、プレゼントをもらったときに、
 ついに「今まで」を飲み込んでしまった。
 それ以来、自分は「このまま」であることを望み続けていたと。
 
 そこまで言って、ブロントさんは息をついた。
 これから言うことを確かに伝えるために。
 薬を使っても捨てきれなかったこの想いを、伝えるために。
 
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・・・・
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 ・・
  
 
 数年後・・・
 ある教会でとても盛大な結婚式が行われていた。
 参列者の一部は、一様に驚いたと口走っている。
 どうやら彼らは新郎新婦の同輩であり、自分たちの仲で一番最初にゴールインしたのが
 今日祝福される二人のようだ。
 一部嫉妬をはらんだ顔をしている者も居るが、
 それでも祝福したいという気持ちが一番なのが見てとれる。
  
 
 もうすぐ神前で宣誓が行われる。
 新郎は既に神父の前で目線の先にある扉が開かれるのを今か今かと待ち続けている。
 そのとき、扉が開かれ、そこから現れたのは
 
 純白のドレスとヴェールを纏った
 白銀の長髪の女性だった。

BADEND(ノーマル)『私は喧嘩チームDRAKの頭だべ』

 ※フラグを折る。(選択肢をミスる)

学園卒業後、彼女は天子と共に喧嘩チーム「DRAK」を引き連れて北海道を統一。
その後、義妹の天子の実家である有頂天へと旅立ったという。
彼女らが天界の謙虚な姉妹として世に名を轟かし「天ブロは全人類の有頂天」という名言を残し、10月26日を「天ブロの日」として、お迎えに来る死神を毎度かなぐり捨て覇道を極めたのはまた別のお話。

PCは次第に遠くなっていく彼女を、絶望しひややせかきながら眺めるしかなかったという。

BADEND(大統領)『あまり調子をこくとリアルで痛い目を見る』

 ※トゥルーENDのイベントでエージェントに負ける。

エージェントと死闘を繰り広げるも、大統領の前に倒れるPC。次第に意識は薄れていき…。

気付くとそこは保健室のベッドの上。
生徒が倒れている主人公を保健室へ運んできたという説明を永琳から受ける。
ブロントさんが居ない事に気づき、謎の男たちに襲われてた事を主人公は話す。事を重大とみた彼女はただちに天狗ポリスに連絡。鈴仙、妖怪兎その他動かせる教師・生徒を総動員して学園内を捜索した。
主人公は致命的な致命傷を免れてはいるが怪我で数日安静が必要との診断が下される。この大事に動けない自分を責めるPC。
何日経ってもブロントさんは見つからず、居ても立ってもいられなくなった主人公は永琳の制止を振り切り捜索に加わる。数日後ブロントさんを発見するが…。

「おいィ?お前らは必死にか鬼なってなにしてるわけ?」

時すでに時間切れ、この1年の記憶が真っ白になった謙虚なリア♂の騎士がそこに居た

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