イベント名
- ヴォヤージュ201⑨ 傭兵編~『RAVEN』(仮タイトル)
概要-この戦いの向こうに、答えはあるのか。
くびわつきを仲魔にしていて、ニールセンのエンドのどれかをみていると派生するBADルート。
trueも無ければgoodもない、このルートに分岐した時点でプログラムを終了させる事を推奨される。
教授ルートの途中で分岐するルートだがその中でさらに二通りに分岐する。
くびわつきをつれて街を歩いていると臨時ニュースが街頭掲示板に流れ、√突入を知らせる。
発生条件
- くびわつきを仲魔にしている
- ニールセンのエンドを見ている
- ヴォヤージュ201⑨の発生
攻略
分岐条件は現代で交友したAC学園の生徒によって代わるようだが、詳細は不明。
どちらのルートも最初は岡崎教授の目論見どおり東西陣営は協力体制をとるが、反乱者たちがそこで手を緩める事無く侵攻し始める為、岡崎教授のシナリオは破綻する。
場合によってはACを駆る傭兵レイヴンとなって活躍する事も出来るが、「別ゲーでしかない」などの評価が下されている。*1
特徴は異常なまでのトラップと騙し討ちの量。
スタート地点から一歩足を踏み出すと宇宙空間に放り出される敵要塞。
平然と致命的な致命傷を放ってくる僚機。
条件次第ではくびわつきのBADEND『人類種の天敵」』が相乗して全バッドエンド中最高の死傷者数一億五千万人をはじき出す可能性があるため、全√でも最悪の√とされている。
発生条件が厳しい為滅多に発動しないが、万が一派生すると現代に戻ってもくびわつきが『人類種の天敵』になりやすくなるので百害あって一利なし。
くびわつきへの餌付けをきちんと行っていればまず発生しない為、ヴォヤージュ201⑨にくびわつきを連れて行く時は餌付けを忘れないようにしたい。
火星ルート
AC学園のスポンサー団体の一つ『フライトナーズ』が火星の新資源プラント21基を不法に占拠し、地球への送電を完全に取りやめにするとのニュースが全世界同時放送で放映され、エネルギー資源の急激な低迷によって東西陣営は渋々手をとる。
予想外の展開ながらも自身の計画が別の形で補完されたことを喜ぶ岡崎教授だったが、次いで流れる衝撃的なニュースに驚きを隠せなくなる
『火星の衛星フォボスを地球に落とし、全てを最初からやり直す』』
衛星砲から放たれる大出力ビームが地上の新資源プラントを破壊し始め、地上のインフラは尽く後退する。
フォボスに篭城するフライトナーズ傘下のAC部隊と彼らの保有する新資源「コジマ粒子」を使用した衛星砲を無効化することに成功した主人公らだが、時既に時間切れ。
墜落するフォボスで地上の仲間からの通信を聞きながら暗転していく画面。
表示されるMISSION COMPLETEの文字。
しかし、誰がどう見てもバッドエンドでしかなかった
→ENDING No.315「史上最悪の盆周り」
地下世界ルート
火星√と同じく、AC学園のスポンサーの一つ『ユニオン』が地下世界を統括するAI管理者を支配下に納め、地下と地上の交流が断絶したとのニュースで始まる。
鉱物資源の枯渇により東西陣営が手を組む所までは同じだが、『ユニオン』を扇動したのは相手方ではないのか?一時的に弱体化することによってこちらを取り込もうとする策略ではないかと疑心暗鬼に満ちた協定である点から小規模な紛争は継続して発生する。
東西の不和をなくす為尽力する主人公らだったが、火星√同様に衝撃的な宣戦布告が成される
『地上再生計画の一貫として地上人類の排除を開始する』
強大な機動兵器と飛来する特攻兵器が地上を破壊し始め、東西陣営はその脆弱な繋がりから深刻な亀裂を露呈し始める。
地底を統括する二つの管理者「DOVE」「IBIS」を破壊し、地下世界を開放することに成功する主人公らだったが、なおも兵器製造プラントから送り出される特攻兵器により世界は壊れて行く。
学園に降り注ぐ特攻兵器を撃墜しながら暗転していく画面。
空虚に表示されるMISSION COMPLETEの文字。
誰が見てもバッドエンドでしかなかった
→ENDING No.315「降り注ぐ鉄の雨」
報酬/称号
Welcome to the White House!!
傭兵編への移行フラグが立っている時、
- 大統領が関わっているEDをすべて見ている
- 現代編にて、科学部とコン部が作ったロボゲーで大統領と対戦したことがある
- はげが大統領に対し「俺なりのクーデター」を敢行するイベントを見ている
- オカルト研究部にこっそり売店で買ったBL本を仕掛けておく(教授が読む)
- 世界荒廃編において、文を相棒にする
- 主人公のジョブorサポートジョブを忍者にしておく(√突入後はジョブ変更OK)
以上の条件を満たすと、傭兵編へ突入せずに別のルートへ移行する。
大統領ルート
東西の緊張が最高潮になる中、西の国で異変が起こる。
西を実質的に支配し、核武装路線を進めていた時の副大統領に対し、宣戦布告した一機のAC「メタルウルフ」。
主人公と文は、彼の軌跡を追うこととなる。(メタルウルフはNPC扱いでPTには加えられない)
主人公達は、戦場取材用の機材を詰め込んだACに乗り込んで西の国を飛び回ることに。
戦場やメタルウルフ、その他兵器を撮影することで、資金や経験値が増加する他、ベストショットを撮ることでレアアイテムや称号が貰える。
(戦闘用の装備は最低限のものしか積んでいない為、対機動兵器戦では注意すること)
このルートは傭兵編と別ベクトルのノリになり、ブラックジョークの効きまくった台詞回しや変な方向に突き抜けたストーリー展開が満載になっている。
ラストシーンでくびわつきとメタルウルフが壮絶な死闘を繰り広げるシーンが追加。
約5分間の映画級クオリティなフルCGムービーには「力の入れ所が違う」と思いながらも賞賛の意を禁じえないかもしれない。
副大統領との決着をつけ、西の核問題にブレーキをかけたメタルウルフは、そのまま東の国へ「外交」に向かう。
東の各国首脳達との「外交」を済ませると、そのまま世界を脅かす八卦ロボにも「挨拶」しに向かってゆく。
圧倒的な力を持った八卦ロボにも臆さず、立ち向かってゆくメタルウルフ。そして、主人公達も彼を追い続けた。
最終局面、東の果てはアキハバラで繰り広げられるメタルウルフとグレート八卦ロボの撃ちあい。
燃やし尽くされる沢山の同人誌。道路に散らばる無数のディスク。粉々になるアニ○イト。
こんな煩悩に溢れたものばかりあるから世界は堕落する。自分がそうであったからと。だから、こんなものは破壊すると叫ぶ夢美。
好きなものは好きだから仕方が無い。お前はその気持ちを否定して頭がヒットしているだけだと諭すメタルウルフ。
だが、全てが手遅れなのだと説得を振り払い夢美は尚も牙をむく。これはBLを愛してしまったが故の死闘であった。
・・・いつのまにか守るものが摩り替わってたというか鬼なる。
対決はそのまま宇宙に持ち越され、東の国で作られていた戦略衛星兵器をついでに蜂の巣に変えつつ戦いが続く。
四次元ポジトロンミサイルを撃墜しまくり、自分の所へ飛んできたミサイルは掴んでそのまま投げ返すなど、無茶苦茶な動きを「大統領だから」の一言で済ませるメタルウルフは、グレート八卦ロボと互角以上に渡り合う。
というか相手も
「スウィート、スウィート!とってもスウィートだよ、ストロベリーサンデーを一気食いしたくらいになぁ!」
とか口走ってしまうほどハイになってノリノリである。
決着の末、軍杯はメタルウルフに上がり、グレート八卦ロボが吹き飛ばされる。
満身創痍の八卦ロボは地球の引力に引っ張られ、大気圏の摩擦で崩壊を始めた。
壊れかけたそのマニピュレータに、メタルウルフの腕が差し伸べられる。
「お前はやり方を間違えただけだ!BLが好きだという気持ちは変わらん!」
だが、彼女はそれを振り払い、最後の悪態を突く。
「”性義”の力でも消せぬ炎があることを知るがいい!ンフフハハハ!!!」
炎に焼かれながら大地へと消えていく最後の八卦ロボ…
メタルウルフは後悔の念に苛まれながらも大気圏突入体制を取り、地上へと帰還する。
バリュートで摩擦に耐えながら文達が撮影したその光景は、後の世まで語り継がれることとなる・・・
「さあ、帰るぞみんな 明日からまた忙しくなる」
→ENDING No.801「ビリーヴ・ユア・ジャスティス」
尚、その後の同人界でBLモノは今まで以上の繁栄を極めたという・・・