シナリオ/世界移動シナリオ-ダブルクロス編

Last-modified: 2023-06-10 (土) 14:41:34

イベント名

ダブルクロス編

概要

シナリオ傾向:シリアス[有] コミカル[有] ほのぼの[有] 恋愛[有] 欝、人死に[有] 百合、大統領ネタ[有]

登場人物関係:登場人物の制限[なし] キーキャラクター[PC] メイン敵対キャラクター[UGN、FH]

攻略関係:イベント発生時期[世界移動シナリオと同一] 総所要日数[不定] 他シナリオとの平行[無] 戦闘難易度[普~有頂天] 攻略中ヒロインの関与[無]




昨日と同じ今日、今日と同じ明日。このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが――、世界に、知られざる場所からの来訪者が訪れた。
きっかけは、空から墜ちてきた巨大な冷蔵庫――タイムマシン。
カレに巻き込まれたキミは、秘められた力に覚醒し、秘められた真実を目にすることになる。
それは、ずっと続くと思われていた日常が幻想のような日々に塗り替わった日。


世界移動シナリオ。ダブルクロス:陰陽鉄ステージ。


ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。

発生条件

1.なんらかの状態異常に罹患した状態でタイムマシンを起動する。
2.ヒロインが同乗していない。

攻略

基本的には本編ステージ同様のRPG形式だが、いくつかの独自システムが追加されている。
キャラクターの戦闘での役割が大幅に変わっているキャラクターも存在するため、スキルやスペルカードの確認は忘れないように。


シナリオの目的は本来の世界への帰還。
そのためには賢者の石と呼ばれるアイテムを複数集める必要があるが、手段を選ぶ必要はない。
日常の守護者の手を借りることも、悪の結社に組して力を乞うことも出来る。
キミが後述するロイスを誰と結んで、誰の助けで元の世界に帰るかは、完全に自由だ。
このシナリオの元ネタとなっているのはダブルクロスTRPG
内容を要約すると
世界に人間を超人に変えるウイルス、レネゲイドウイルスが拡散した。
そのウイルスに感染した超人をオーヴァードと称し、日常の守護者であるUGNと欲望の肯定者であるFHは戦い続けている。
その中で人間のために戦うオーヴァードはダブルクロスと呼ばれている。
と、言った感じである。詳しくは買おう。

独自システム

侵蝕率

ダブルクロスステージのキャラクターはTPとMPが存在せず、リソース管理の全てを『侵蝕率』という要素で行う。
これは後述するレネゲイドの活性値であり、個人差はあるがおおよそ30~40程度がUGNキャラの基本値で、100前後がFHの基本値。
そして、戦闘においてスペルカード……このステージではエフェクトと称されるコマンドを使うと、侵蝕率は消耗するのではなく上昇し、一定値を超える毎にステータスボーナスとエフェクト性能の上昇という利点が発生し、一定以上の侵食値に行かないと使用不可なエフェクトも多い。


具体的な段階は、60%、80%……20%上昇毎にステータスとエフェクトの威力が上昇し、しかもこの上昇値に制限はない。低レベル帯のキャラクターでも、高度侵食状態までいけばボスとすら張り合えるようになる。
この侵蝕率は戦闘毎にリセットされるが、イベント中には何らかの要因で侵蝕率の最低値が上がることもある

リザレクト&ワーティング

このステージでオーヴァードであるキャラクターは、SCに『リザレクト』と『ワーティング』という二枚のカードが自動、そして強制配布される。
リザレクトの効果は『戦闘不能時にリレイズするか選択可能』であり、リザレクトを行うと、侵蝕率が1から10の間で上昇する。
つまり、このステージには事実上戦闘敗北という要素が存在しない。ただし……


ワーティングは、非オーヴァードのキャラクターを一切の問答無用で戦闘不能に出来るというチートスキル。
少なくとも、レネゲイドいう要素が満ちるこのステージでは一切の例外なくワーティングによって常人常妖は無力化される。例外は一人だけだ。

ジャーム化

侵食を上げすぎることへのリスク。
具体的には、キャラクターの侵蝕率が333%を超えた時、そのキャラクターはジャームと化す


破壊のために暴走する怪物。衝動のために動く人の形をした怪物。つまるところ、オーヴァードの成れの果てである厄災こそがジャームだ。ジャーム化したキャラクターはフレリスから消失し、討伐可能なモンスターとして扱われるようになる。
理性なき化け物、欲望の奴隷になった怪人。どう成り果てるにしても碌なものではないので、悲劇的な末路を見たいプレイヤー以外は仲間がジャームに墜ちないように調整を行うべきだろう。
そして、戦闘敗北こそ存在しないが、特定キャラクターのジャーム化がゲームオーバー、イベント失敗の条件になっていることも多いので、本当に気をつけるべきそうすべき

ロイス

ジャーム化を防ぐ人間性の錨。絆、と言い換えてもいいかも知れない。
ジャームではない全てのキャラクターは、このロイスを2~6程度有しており、この残存ロイスの数だけ、ジャーム化の条件を満たしてもジャーム化を防ぐことが出来る。
ただし、ジャーム化を防いだ時、ロイスは消費されてしまい……全てのロイスを消失したキャラクターがジャーム化の条件を満たすと、ジャーム化を回避することは出来なくなる。
イベントによって増減するが、最低値と最高値が増えることはない。

オーヴァード

オーヴァードとは?

原作においてはレネゲイドウイルスに感染し、超能力を身につけた生物。
このシナリオにおいては妖怪、神、魔物、獣人、その他バラエティ豊かな色々も感染可能ということにする。


オーヴァードは一切の例外なく衝動に囚われ、能力使用に伴うジャーム化のリスクを有している。オーヴァードが人間のフリをしたいのならば、ロイスと言う名の絆を守り続けなければいけない。絆を失えば怪物になる

衝動

オーヴァードの心に染み付いた衝動。全てのオーヴァードはこれを懐き、あるものは戦い、あるものは委ねている。
「解放」「吸血」「飢餓」「殺戮」「破壊」「加虐」「嫌悪」「闘争」「妄想」「自傷」「恐怖」「憎悪」の十二種類の衝動が存在している。
一つ肝心なのは、この衝動を文字通りに捉える必要は無いということだ。例えば解放も、単に束縛を嫌う自由人であったり露出狂であったりと様々な解釈ができる。
殺戮にして、何に対する殺戮衝動かは設定を作る人次第なのだ。

シンドローム

症候群の名の通り、レネゲイドが発露する形態。わかりやすく言うと超能力の種類だ。
こちらは13種類存在し、たった一つを発現しているオーヴァードをピュアブリード、二種類をクロスブリード、三種類をトライブリードと称する。
基本的に、発現しているシンドロームが少なければ少ないほど強力な能力を発揮するが、汎用性は落ちていく。多ければ逆。どちらかが一方的に優れているということはない。

  • エンジェルハイロウ
    • 光を操るシンドローム。レーザー攻撃、屈折率を使った幻覚幻惑透明化……援護役にもアタッカーにもなれる。
  • バロール
    • 魔眼と呼ばれるユニット(なくてもいい)、重力を操るシンドローム。重力による攻防に優れたシンドローム。また、重力操作に伴う時流制御も可能とする。
  • ブラックドッグ
    • 発電細胞を宿すシンドローム。電流、電圧による攻撃も可能だが、肉体の機械化に強い適正を有する、攻撃主体のシンドローム。サイボーグなどの多くはブラックドッグである
  • ブラム・ストーカー
    • 血液を操るシンドローム。吸血鬼に出来そうなことは大抵出来る。血液の加工や凝固かもお手のもので、血の刃を作って飛ばすなども可能。
  • キュマイラ
    • 体を獣に変えるシンドローム。小細工抜きの純粋な破壊力なら、間違いなく最強の力を持つ。動物系は迫撃最強!
  • エグザイル
    • キュマイラが剛ならエグザイルは柔。肉体の軟化、硬化、髪や爪の伸縮。ぶっちゃければゴム人間だが、硬質化した指の一部を伸ばして単分子ワイヤーのように扱う戦い方も出来る。
  • ハヌマーン
    • 振動と加速を司るシンドローム。超高速移動と振動操作。攻防一体ならぬ攻速一体のシンドロームである。
  • モルフェウス
    • 物質の想像と変異を操るシンドローム。錬金術師を想像したなら間違っていない。無から有を生み出し、想像の副産物である砂の操作にも長ける。
  • ノイマン
    • 思考能力に特化したシンドローム、超人化した思考はオーヴァードを天才に変える、あらゆる意味で。超人の思考と速度が合わされば、素人でも達人だ。
  • オルクス
    • 領域と呼ばれる空間を操るシンドローム。範囲は限定されるが運命、確率、因果律の操作に長け、動物を操ることも可能とする。
  • サラマンダー
    • 熱を操るシンドローム。火も氷も自由自在。熱の操作に伴う運動能力の向上も可能で、結構な多芸である。
  • ソラリス
    • 化学物質を生み出すシンドローム。毒や薬を生み出す兵器工場に持ち主を変える。色々と悪いことも出来るが、基本的に味方の支援に向いている。興奮剤を打ち込んだりして……
  • ウロボロス
    • レネゲイドを食らうシンドローム。能力のコピー、吸収、レネゲイドの捕食に伴う弱体化と、対オーヴァードの天敵のようなシンドローム。

物語の舞台

N実市と呼ばれる都市を舞台とする。名前が変わってるだけで、実質的にネ実市。
出張などで他都市他国他地方に行くことはあるが、基本の舞台は変わらない。

登場人物

主要登場人物

  • 主人公
    キミは陰陽鉄学園からこの世界に訪れた異世界人であり、オーヴァードではない常人としてはただ一人、ワーティングに対する完全抵抗力を有している。
    元の世界で培った戦闘能力も合わさって、キミはこの世界ではオーヴァードと並び立つ超人だ。
    そして、タイムマシンを治すためには賢者の石と呼ばれるアイテムが必要であると聞かされる。
    キミは、キミの世界に帰るために、どこに属しようとも賢者の石を集めなければならない。


    上記の通りである。
    異世界から訪れたPCは、UGN,あるいはFHに所属して、タイムマシン修復のための賢者の石を集める必要がある。
    どちらに所属するかは導入イベントの行動で決定する。
    PCは常人なので侵蝕率ボーナスなどが得られないので、火力で押し負けることは多いだろうが、その分カバーでやることは多い。味方を死なせないことが重要なダブルクロス編では、文字通りに盾役がゲームの命運を決めるのだ。
  • 宇佐見菫子
    衝動:妄想
    シンドローム:ウロボロス/ノイマン
    初期ロイス:3(両親、主人公)
    初期侵食値:32


    キミはタイムマシン墜落の巻き添えを食って死亡し、オーヴァードとして復活した。
    キミの日常は永遠に失われたが、待ち望んでいた非日常へとキミは足を踏み入れた。
    UGN、FH,あるいはそれ以外。キミは、超人としてキミが生きる道を探さなければならない


    この世界の宇佐見菫子。ただし、死ぬ前までは本当に非日常へと憧れる一般人だった。
    主人公の巻き添えでオーヴァードとなり、巻き添えのような形でUGNかFHに入ることになる現地ヒロインであり、もう一人の主人公。


    天才になった知性とコピーしたエフェクトで戦うタイプで、PCの育成方針によって全く成長が変わってくる。ゴリラにも盾にも蝉盾にもなるのだ。

UGN

UGN。ユニバーサルガーディアンズネットワーク。
レネゲイドとオーヴァードを隠匿し、人々の日常を守ることを目的とする組織。
最終目標はレネゲイドの治療、あるいはオーヴァードと常人の共生。
基本的には善玉組織だが、決して正義の味方ではない。非日常を隠す手は血に塗れている。
しかし、冷酷にはなれても残虐ではない。そこは注意するべきだろう。

N実支部。

UGNのN実支部。カオスな街にふさわしいカオスで優秀な人材が揃っている。

  • 博麗霊夢
    衝動:解放
    シンドローム:バロール
    初期ロイス:4(霧雨魔理沙、森近霖之助、八雲紫、ブロントさん)
    初期侵食値:63


    キミはネ実支部に所属するUGNエージェントだ。
    キミがいつものようにライバルで腐れ縁で悪友のマスター・スパークと戦っていたら、空から落ちてきた冷蔵庫が墜落し、民間人が巻き込まれて死亡した。そして、彼女はオーヴァードとして覚醒した。おまけに変なのが冷蔵庫から出てきた。
    キミはエージェントとして彼と彼女を保護してUGNの監督下に置かなければならない。
    それが叶わなかったのなら、彼らは敵だ。


    自由で無重力なUGNエージェント。巫女さんで女子高生なのは変わらず、日常の守護者として巫女エージェントをやっている。
    PC達が最初に出会うエージェントで、彼女についていけばUGNに入れる。
    本編では回復型アタッカーな霊夢だが、ダブルクロス編の霊夢はデバフ型アタッカー。敵ステータスを下げながら白黒の魔眼を叩きつけてぶん殴る。同一エンゲージ不可?これは陰陽鉄学園ですが?


    UGNルートの場合はPC達の姉貴分として先輩風を吹かせる頼れる味方であり、固有イベントも多い。場合によっては、PC達のためにUGNに喧嘩を売ってもくれさえする。
    特に、FHにいる魔理沙とのイベントはダブルクロス編の霊夢のメインイベントであり、いろいろと必見。
  • ブロントさん
    衝動:嫌悪
    シンドローム:モルフェウス/ブラックドッグ
    初期ロイス:5(両親、妹、霊夢、汚い忍者)
    初期侵食値:73


    キミはN実支部に所属するUGNエージェントだ、ひと呼んでN実のメイン盾だ。
    家族、友人、愛する町。部下、キミが守るものは多い。
    そんなキミは、ある日、この街に複数の賢者の石が持ち込まれていることを知る。
    レネゲイドクリスタル――強大な力を有する賢者の石と呼ばれる危険なアイテム。
    キミは、この町を中心に存在する7つの賢者の石を回収するようにと指令を受けた。


    白夜の騎士、UGNのメイン盾。
    UGNルートにおける二人目の味方であり、UGN側から賢者の石争奪戦イベントを起こすためのトリガーキャラ。
    味方になれば頼れる盾、敵なら超えるべき恐るべき壁。
    家族や友人と絡むコミカルなものから盾、エージェントとしての矜持を見せるもまでイベントは豊富。
    また、ジャーム後イベントを持つキャラクターの一人なので、見たい人はブロントさんを徹底して酷使するといい。


    ダブルクロス編のブロントさんは庇うに特化した超ガード、カバーリングタイプ。
    ヘイトを集めて攻撃を受けて、全体攻撃を一人で受けて、ダメージを肩代わりして…ひたすらに耐えて耐えて耐え抜くタイプ。
    反面、攻撃能力は本編より明確に劣っており、アタッカー運用は少し厳しい。
    殴れない訳では無いが…本領は盾と認識するべきだろう。

FH

FH。ファルスハーツ。
レネゲイドとオーヴァードを思うがままに使い、自らの欲望に忠実たらんとする組織。
わりとややこしい組織ではあるが、組織理念はシンプル。基本的に構成員は自らの欲望の奴隷であり、欲望を満たすためならどんな非道も躊躇なく行う。
言い訳できないレベルで悪の秘密結社であり、善人はいない。善人であったものや、狂った善人はいるかもしれないが、真っ当な意味で善であろうとするものは、いない

キリサメ:セル。

FHのN実支部。
カオスな街にふさわしいカオスで優秀な人材が揃っている。

  • 霧雨魔理沙
    衝動:解放
    シンドローム:エンジェルハイロウ/モルフェウス/サラマンダー
    初期ロイス:3(博麗霊夢、森近霖之助、ブロントさん)
    初期侵食値:93


    キミはN実市に存在するFHセルのリーダーで、完全で無敵で究極のライバルと今日も命を削って戦っていた。
    そんな時空から落ちてきた冷蔵庫が墜落し、民間人が巻き込まれて死亡した。そして、彼女はオーヴァードとして覚醒した。
    面白い拾い物だ。キミは冷蔵庫から出てきた彼と彼女に興味を持ち、FHへと引き込むために声を掛けた。
    それが叶わなかったのなら、彼らは敵だ。


    色々あって悪堕ち、あるいは自分に素直になりすぎてFH堕ちした霧雨魔理沙は、選ばれたエージェントの証であるマスターの称号を持つ、マスター・スパークの称号を持つ超火力の代名詞なオーヴァードであり、散歩ついでに他市の支部を壊滅させるほどの戦闘能力を持っている。
    霊夢とは色々とややこしい因縁があるようで、イベントが進む毎に明かされるらしい。


    セルリーダーなのでFHイベント以外では簡単に同行してくれないが、同行したら無体な火力で暴れてくれる。初期侵食値も高いので、高火力のエフェクトを早めにぶっ放すことも可能で、範囲も全体も思うがまま。
    反面、侵食値管理が難しいという欠点もある。FHキャラの大半は初期侵食値が高い分、ジャーム化しやすいリスクを負っているのだ。
  • 汚い忍者
    衝動:加虐
    シンドローム:ウロボロス
    初期ロイス:2(ブロントさん ???)
    初期侵食値:102


    キミはマスター・キタナイの称号を持つFHのマスターエージェントであり、FHの大幹部から、N実市を中心に所在地が割れた7つの賢者の石を回収するように命令を受けた。
    N実市は古巣で故郷で、いけ好かないキミの宿敵がいる。
    帰りたくない場所だが、いい加減決着を付けてもいいころだし、手柄も欲しい。それに、面白いオーヴァードが増えたという話もある。
    キミは、棒のようなサングラスを掛け直すと、懐かしい町に向かった。


    色々あってFH堕ちした汚い忍者は、マスターの称号を得るほどの実力者として成り上がっている。しかし、古巣には帰っていない。ブロントさんとの戦いもN実市の外で行われた、会いたくない誰かがいたのだろうか?見せる顔もない誰かが?
    それはともかく、ピュアウロボロスとして数多くのエフェクトを捕食した汚い忍者は技のデパートであり、器用万能の一歩前、器用貧乏の半歩先の領域に達している。


    賢者の石争奪戦の導線キャラで、FHで二人目の味方。
    マスターエージェントなのでめっちゃめちゃ強いのだが、賢者の石イベント以外では個人イベントぐらいでしか同行しない人付き合いの悪さを誇る。
    個人イベントを完遂すればロイスを結べ、常時同行も可能となるが、序盤から当てにするのは危険だろう。

紅魔館

紅魔館は当主住居の通称で、正式名称はスカーレット財閥。しかし組織名として紅魔館と呼ぶキャラクターも多い。
レミリア・スカーレットが盟主を務める財閥勢力であり、UGNやFHには当然劣るも、一組織としては破格な質のオーヴァード戦力を有している。
社としてもレネゲイドを極秘に扱っており、治療、兵器運用…UGNとFHの間をコウモリのように立ち回りながら、狡猾に利益を得ている死の商人。

重要人物。

  • レミリア・スカーレット
    衝動:吸血
    シンドローム:オルクス/ブラム・ストーカー
    初期ロイス:3(フランドール・スカーレット、友人等)
    初期侵食値:64


    キミはスカーレット財閥の現当主であり、とある秘密を抱えている。
    それは、ジャームとなった妹が紅魔館の地下で幽閉されていること。
    そして、UGNとFHが狙う賢者の石の一つを、妹の治療のために入手しているということだ。
    キミは、愛する妹を救うためにさらなる賢者の石を手にして可能性を探るか、2大組織のどちらかに加入して力を請わねばならない


    先天性のオーヴァード姉妹として生まれ落ちたレミリアとフランは仲良く育ったが、ある戦いの後にフランドールがジャーム化し、レミリアはフランドールを守るために妹を地下に幽閉した。
    以後、レミリアはフランドールのジャーム化の治療研究を秘密裏に行っており、UGNとFHが狙う希少アイテム、賢者の石を手にしたのもそのためである。
    UGNルート、FHルートの何れでも奪取ルートと協力ルートが存在。後味がいいのは協力ルートだが、奪取ルートでしか見れない側面もある。


    ダブルクロス編のレミリアは明確な支援特化型。ブラム・ストーカーで自己回復を行いな、オルクスの力で強力なバフを撒き散らす。
    シンプルな支援型としてはトップランカーの一人なので、入れて損をするということはない。
  • フランドール・スカーレット
    衝動:破壊
    シンドローム: キュマイラ/ブラム・ストーカー
    初期ロイス:0
    初期侵食値:666


    キミはジャームだ。全てが手遅れで狂っていて何もかも壊したくて仕方がない。
    キミが助かるか、引導を渡されるか、解き放たれるか、それは来訪者の選択が決めるだろう。


    完全にジャーム化しているキャラクターの一人であり、初期段階では理性を失った破壊中毒者以外の何者でもない。
    目に映る全てに破壊衝動を抱いており、子供の癇癪めいて爆発した直後に収まることはあっても決して消え去ることはない。彼女の世話係は、相当な実力者に限られるだろう。
    プレイヤーの選択で運命が激変する。初期侵食が大幅に下がって味方になるルートもあるし、ジャームとして解き放たれて共闘するルートもある。


    レミリアとは真逆の白兵特化タイプ。
    デフォルト状態で全ての白兵攻撃に防御力無視とHP割合吸収が備わっており、単に相手を殴っているだけでも死なないという化け物じみた性能を持つ。
    ただし、少なくないエフェクトにHP消費効果が存在するため、リソース計算を誤るとすぐにリザレクトしてしまう。

コメント欄