シナリオ/世界移動シナリオ-Shoot the Bullet編

Last-modified: 2014-12-24 (水) 00:26:50

イベント名

しゅーと ざ ばれっと

概要

シナリオ傾向:シリアス[有] コミカル[有] ほのぼの[有] 恋愛[有] 欝、人死に[有] 百合、大統領ネタ[無]
登場人物関係:登場人物の制限[特になし] キーキャラクター[展開による] 敵対キャラクター[バイド、バクテリアン、ベルサー]
攻略関係:イベント発生時期[世界移動シナリオと同一] 総所要日数[] 他シナリオとの平行[無し] 戦闘難易度[EASY~LUNATIC] 攻略中ヒロインの関与[有り]


可能性の壁を越えて、主人公が踏み込んだ世界。
そこでは、星の彼方から現れた侵略者たちと人々が一進後退の戦いを続けていた。


 

その他の世界移動シナリオ

発生条件

ジェイムス・バートンTi2リーガ・プラティカスゥ=スラスターに出会った事があると出現する選択肢「光を追い越し、時を超えて」を選ぶ。

攻略

  • このシナリオではRPG形式の戦闘は基本行われず、本筋となるメインシナリオは全てSTGによる戦闘で進行される。
    基本はグラディウス、ダライアス、R-TYPEで御馴染の横シューティング形式。
  • しかしながら機体の独自カスタムやサブイベントでの戦闘など、RPG要素がないわけではない
  • だが一番大事なのはSTGのリアル実力。コンティニューを続ける限りゲームオーバーにはならないので、ミスを恐れずに根気よく粘ってみよう。

システム

  • スコアコンバート
    STGと言えばスコア。
    アイテム習得や敵の撃墜で加算されていくスコアだが、このシナリオでは最終的に取得したスコアがスキルの熟練度や経験値として加算される。
    高スコアを目指せば目指すほど、めきめきと実力が付いて行くという具合。
    肝心のシナリオではレベルやステータスはSTGに反映されないので、シナリオ中はあまり発揮されないのが問題だが。
  • 僚機
    ステージごとに味方側から最大二名、僚機として同行できる。
    僚機はグラディウスのオプションのように自機に追従して援護攻撃を行う。
    同行した僚機によっては特殊なギミックを行えることがある。
  • リザルト
    ステージクリアまでのクリアタイム、総スコア数、被弾回数 etc…が表示され、それらを総合してD~Sまでのランクで格付けされる。
    この時、僚機を連れているとリザルト結果から評価を聞ける。
    高ランクを沢山取ると、いいことがあるかもしれない。
  • スコアポイント
    ステージをクリアすると、リザルト画面でランクに応じてスコアポイントが貰える。
    溜めたポイントは消費することで機体のカラーリングを変えたり、機体の強化(初期残機の増加、最初からショット強化、オプションやフォース装備……など)することができる。

スコアボーナス

溜めたスコアポイント(以下SP)を消費することで手に入るボーナス。
自機の強化や残機の増強など。

内容

VV…ビックバイパー SH…シルバーホーク R…アールシリーズ

名称説明可能機体出現条件必要SP
カラーリング変更機体のカラーリングを変更できる。全256色VV,SH,R初期10
残機増強初期残機数が1つ増えるVV,SH,R初期250
残機増強2初期残機数が1つ増えるVV,SH,R「残機増強」の取得1000
残機増強3初期残機数が1つ増えるVV,SH,R「残機増強2」の取得5000
イーグルウィンドミサイルの追加武装に「イーグルウィンド」が追加される。追加した武装はオプションで変更可能VV初期900
フローティングマインミサイルの追加武装に「フローティングマイン」が追加される。追加した武装はオプションで変更可能VV天子の僚機回数3回以上1000
テイルガンダブルの追加武装に「テイルガン」が追加されるVV初期300
フリーウェイダブルの追加武装に「フリーウェイ」が追加されるVV天子の僚機回数3回以上1000
リップルレーザーダブルの追加武装に「リップルレーザー」が追加されるVVレミリアの僚機回数3回以上1200
フリーレンジダブルの追加武装に「フリーレンジ」が追加されるVVBYE^2 BYDOクリア後50000
ツインレーザーレーザーの追加武装に「ツインレーザー」が追加されるVV初期1200
ディスラプターレーザーの追加武装に「ディスラプター」が追加されるVVレミリアの僚機回数3回以上1000
ファイヤーブラスターレーザーの追加武装に「ファイヤーブラスター」が追加されるVVフランドールの僚機回数3回以上1250
グラビティバレットレーザーの追加武装に「グラビティバレット」が追加されるVV小悪魔の僚機回数3回以上1500
バースト回復+バーストゲージの上昇量が増加するSH初期500
バースト回復++バーストゲージの上昇量が増加するSH「バースト上昇+」の取得1000
バースト燃費向上バースト/スパークバーストの消費量が減少するSH初期2000
DOSE促進ドースゲージの上昇量が増えるRトレジャー取得250
DOSE BREAK強化ドーズブレイク時のフォースの攻撃力が更に上昇するRトレジャー取得300
フォースレーザー切り替え手動でフォースレーザーを切り替えられるようになるRBYE^2 BYDOクリア後50000
フォース+ビット/オプション自動装備最初からフォースとビット/オプションを装備した状態で出撃する*1VV,R初期10000
パインサラダ付きステーキ次に出撃するステージ限定でスコア倍率が20倍で固定される。ただし残機も0で固定(1ステージ限り)VV,SH,Rノーミスクリア回数10回以上300
 
 

ゲーム難易度がEASY以下の時は最初から取得している。
 また、VERYEASYでは必要SPの量が1/2に、HARDでは1.5倍、Extra以降は2倍となっている。

世界観

時系列は22世紀。21世紀に戦闘機の残骸と思わしき人工物が冥王星外部にて発見された事がきっかけで非常に高度な文明を築いた世界。
人工物は人類をはるかに超越した技術水準で作られていた。人工物は「Vasteel」(Vastian's steel)と呼ばれ、以後そこから得られた成果物はこの世界で活用されるようになる。
それに並行して、外宇宙からの住人が地球に移住し、外宇宙の知的生命体の存在、平行宇宙、それらに関わる技術が確立された、そんな世界。
そうやって、この世界の人々は高水準の技術のもと、平穏な日々を築いていた。
しかし、22世紀に入り、人類は窮地に立たされる。

 

正体不明の軍勢「亜時空星団バクテリアン」
他者の技術を貪欲に欲し、侵略の手を広げる異星人「ベルサー」
26世紀より現れし、未来人の悪夢のなれの果て「バイド」

 

外宇宙より現れた邪悪な生命群。それらは地球に魔手を伸ばそうと迫っていたのだった。
人類はそれに何度も立ち向かい、退けてきた。だが、退ける度に彼らは何度も逆襲してくる。
未知の巨大戦艦を多数投入するベルサー。執念深く人類に襲いかかるバクテリアン。
そして「デモンシード・クライシス」「サタニック・ラプソディー」
ついに地球上で発生した、バイドによる最悪のカタストロフィ。

 

それから十数年程度が経過した。
悲惨な事件が起き、多大な犠牲を払おうとも、人類は抗うことを決して止めない。

補足

デモンシード・クライシス
「サタニック・ラプソディー」と並行して発生した事件。
何らかの原因において地球に落着した「バイドの種子」による大型機械の暴走事件。
現地での混乱は大きく、多数の被害を出したものの、民間運営の武装警察組織所属のパイロットが駆るR戦闘機 R-11B"PEACE MAKER"(ピース・メーカー)の活躍によって鎮圧される。
 
サタニック・ラプソディー
宇宙要塞「アイギス」に搭載されていた局地殲滅兵器モリッツGがアジアのとある都市に突如投下され、暴走したことを発端とするバイドによる二大事件のひとつ。モリッツGの破壊及び原因解決のために、三機(そのうちの一機はテスト機だった)のR戦闘機が駆り出される事態となる。そして、モリッツGが暴走した原因は第一次バイドミッションに参戦した後に、アイギス内部に凍結されていたかつての英雄R-9“ARROW-HEAD”(アロー・ヘッド)がバイドの汚染を受けていたという皮肉なものだった。汚染されたR-9は斃れ、異層次元に潜むバイドコアは撃破されるも、出撃した三機のうち一機は行方不明となる。
後に、第二次バイドミッション、第三次バイドミッション「OPRETION CODE-THIRD LIGHTNING」が発令され、何れも成功という形に終わる。
現在に至るまでにバイドの親玉と言われる存在は何度も倒されたが――しかし、未だにバイド根絶には至っていない。

使用できる自機とか

3つの組織が存在し、どれに所属するかで使用できる自機が変化する。

ビックバイパー・零 (VIC VIPER ZERO)
時空組織「G」が開発した、最新鋭の可変起動兵器。通称「V2」。
遠い昔にバクテリアンと戦いを繰り広げたという伝説の戦闘機をモデルとしている。
人型形態と戦闘機型形態の二つの形態を有するが、急遽試作からロールアウトしたため、運用可能なのは戦闘機型形態のみとなっている。
ZORADIUSですねわかります
 
機体性能:
初期性能こそ貧弱だが、パワーアップカプセルを取得することで機体の強化を任意に行える。
強化できるのは「SPEEDUP」 「MISSILE」 「DOUBLE」 「LASER」 「OPTION」 「?」 の五種類。
パワーアップカプセルを取得すると、左端のゲージに表示された内容のパワーアップを任意で行え、パワーアップカプセルを取得する度にゲージが右に移動。移動した内容のパワーアップを任意で行う。
強化を行うと、ゲージの表示は左端に戻る。
ゲージの並び順は「SPEEDUP」 「MISSILE」 「DOUBLE」 「LASER」 「OPTION」 「?」。
パワーアップの内容
名称説明
SPEEDUP自機のスピードが上昇する。最高5段階まで。最高速度の状態で選択すると初期段階に戻る
MISSILEサブ兵装としてミサイルが追加される
DOUBLEショットの発射数がプラスされ、二方向へショットを撃てるようになる。レーザーとの併用は不可
LASERショットが地形を貫通するレーザーに変化する。ダブルとの併用は不可
OPTION自機に追従し、攻撃を行うオプションを装備する。最大4個まで装備が可能
?(FORCEFIELD)自機全体を包むバリアを装備する。装備中は3回まで攻撃を防げるが、当たり判定が若干大きくなる

一口にダブルやレーザーと言っても、テイルガンやリップルレーザーなど様々なタイプの武装が存在する。
スコアポイントで新しい武装を取得することで、オプション画面で強化内容を変更できる。

ミスした場合は、その場復活と戻り復活とで切り替えられる。
初期設定ではその場復活。切り替えたい場合はオプション画面で切り替える。
ネクスト シルバーホークバースト
ダライアスと呼ばれる星に伝わる、太陽の神に仕える神聖な鳥をモチーフにしたといわれる戦闘機「シルバーホーク」の最新型。
シルバーホークバーストはベルサー軍が用いる「バースト機関」の技術が使用されている。
同様の技術を駆使するベルサー軍に対する有効打であり、ベルサーに対する人類の希望である。
このシルバーホークは二号機であり、通称「ネクスト シルバーホークバースト」と呼称され、パイロットの保護と負担の軽減に念頭を置いた設計コンセプトが為されている。
 
機体性能:
ネクスト シルバーホークバーストはメイン武装にミサイル(レーザー、ウェーブと強化される)、サブ武装に追尾タイプのボム(ツイン、マルチと強化される)を備える。
球体のパワーアップアイテムを取得することで武装が強化されたり、敵弾を一定回数防御するアーム(スーパー、ハイパーと強化)を装備できる。
アイテムの種類はがショット強化、がボム強化、がアーム追加 となる。
そして専用のバーストゲージを消費することで強力な射撃である「バースト」を行う。
バーストには正面発射と設置がある。正面発射は威力が高く、設置はバーストのビームの角度を変えることができる。
バーストのビームは通常弾を無効化する他、ベルサー軍の巨大戦艦が行うバーストのビームを受ける位置でバーストを使うことで「バーストカウンター」が発生する。
ネクストの設置バーストは回転方向が自機を向くため、防御面に優れ、扱いやすい。
ミスしてもその場から復活可能。
Rシリーズ
バイドを滅ぼす為にド腐れ開発チームことTeam R-TYPEが開発した異層次元戦闘機。
非常に強力な波動砲を有し、専用の武装ユニット「フォース」を装備することで、高い戦闘能力を発揮する。
なお、フォースは「バイドの切れ端」にコントロールロッドと呼ばれる装置を取り付け、制御したものである。
 
Rシリーズは全101機+αが存在し、条件を満たすことで新たな機体が開発され、開発された機体は自由に搭乗することができる。数が多いだけあって機体によっては性能に偏りがあるものの、機体開発によるコレクション要素と自分好みの機体を見つけられることがこの自機を選ぶ際の最大の魅力。
機体の解放条件は特定機体を一定回数使用。特定ステージをクリアすることで手に入るトレジャーの取得など。
「R's library」を所持していれば、最初から全ての機体を使用可能。
なお、初期で乗ることになる機体はR-9A“ARROW-HEAD”(アロー・ヘッド)。
GSではへきる機R-9A3“LADYLOVE”(レディ・ラヴ)に搭乗する。性能ならばR-9よりもこちらの方が上。
 
機体性能:
アイテム取得でフォース、ビット、ミサイルを装備する。
R戦闘機最大の武器は「フォース」。これを操作し、敵の攻撃を防ぎながら進むことが基本となる。
またフォースを攻撃に転用することもできる。(フォースシュート)
チャージを行うことで強力な「波動砲」を発射可能。波動砲の種類は機体によって異なる。
火力こそ非常に高いが、全ての防御をフォースとビットに頼り切っており、機体自身の防御力は皆無。
ミスすると、その場復活ではなくチェックポイントからの戻り復活になる。
また、フォースに敵弾を当てたり、接触でダメージを与えることで「ドーズゲージ」が溜まっていく。
此のドーズゲージが最大になると、フォースが活性化する「ドーズブレイク」が発生。
ドーズブレイク中は機体性能が上がる他、従来のSTGのボムに相当する攻撃が発動可能になる。
 

R's MUSEUM (Extra Number)

No.12 Orgin
R-9Ø"RAGNAROK"(ラグナロック)
 

[ハイパードライブシステム搭載機 オリジナル]
第3次バイドミッション「THE THIRD LIGHTNING」に於いて投入されたオリジナルモデル。

 

作戦終了後、その実績から当機の量産化が行われたが、コストの問題で機体のデチューンが図られ、ジェネレーター出力の低下、ハイパードライブシステムの簡易化、一部波動砲のオミットといった汎用化措置が行われた。
そのため、一般パイロットが扱うR-9/0はオリジナルとは程遠い性能となってしまっている。
(汎用化して尚も優秀な機体である事は断っておく)

 

このR-9Øは第3次バイドミッション終了後に帰還したオリジナルモデルを基に、現在の技術を以て改良・復刻したワンオフ機体である。
オリジナルモデルの欠点だったハイパードライブ稼働後のオーバーヒートもその過程で解消されている。

 
R-TYPEⅢ自機のいいとこどり再現機体。
メガ波動砲とハイパー波動砲の切り替え及び、スタンダード・フォース、シャドウ・フォース、サイクロン・フォースの三種類のフォースの選択が可能となっている。
オーバーヒートがない事を除けばⅢそのままの性能とだけあって非常に強力な機体だが、そう簡単には使えない。
 
メガ波動砲/ハイパードライブ
  スタンダード波動砲に改良を加え、貫通力を極限まで磨き上げた「メガ波動砲」
  約10秒間の間、最大出力の波動砲を高速連射する「ハイパードライブ」
  これらをリアルタイムで切り替えて使うことができる。どちらも2ループMAX。
  ちなみに復元に携わった開発者曰くTLシリーズのハイブリッド波動砲システムの開発で培われた
  ノウハウが使われており、当時よりもスムージングな切り替えに実現しているとのこと。
  なお、メガ波動砲発射時にR-9Ø周囲に余剰エネルギーを放出する。
  この余剰エネルギーにもメガ波動砲並の攻撃力があり、更に敵弾をかき消す効果がある。
 
スタンダード・フォース/シャドウ・フォース/サイクロン・フォース
  数多くのR戦闘機乗りから愛着を持たれ、今なお傑作と名高いスタンダード・フォース。
  ビットの開発技術を昇華させ、バイド体を持ち入らずに完成された完全人工のシャドウ・フォース。
  アクティブコントローラーを内蔵し、バイド体をゲル状に加工した当時最新鋭のサイクロン・フォース。
  コンダクターユニットの搭載によって、これらの3つのフォースのうち1つを出撃前に装備可能。
  フォースの性能はR-TYPEⅢに準拠。
 
ストラグル・ビット
  「THE THIRD LIGHTNING」投入時のオリジナルモデルに搭載されていた、
  ハイパードライブシステムと連動し、支援を行う専用ビット。
  ハイパードライブ時にR-9Øの周辺を旋回し、この間は防御力と攻撃力が飛躍的に上昇する。
  そして、旋回時はフォースでも防御できない貫通性能を持った弾もかき消す。
 
エレクトロン・ミサイル
  「THE THIRD LIGHTNING」投入時のオリジナルモデルに搭載されていた光子ミサイル。
  通常の光子ミサイルとは異なり、高い追尾性能を持つ。
 
系統図上ではR-9SとR-9/0の間に位置している。
No.43 Proto TYPE
R-X "ALBATROSS"(アルバトロス)
 

[特殊フォーステスト機 プロトタイプ]
航空機メーカー・マクガイヤー社と軍との共同開発による特殊フォーステスト機。
サタニック・ラプソディー当時に出撃したものと同一の機体である。
正式なロールアウトから既に数年以上を経過しており、
性能に関しては既に後続の機体に譲っている状態であるが、
量産機には搭載されていない「炸裂波動砲」を装備し、波動砲の威力に関しては量産型のそれを遥かに凌ぐ。

 
RX-10をR-TYPE Δ当時の性能で復刻した機体。という設定
 
炸裂波動砲
  2ループMAX。
  異層次元航法推進システムにより敵内部へ波動エネルギーの塊を送り込むことで
  装甲防御等を無視し内部から破壊する、従来のものとは全く異なったタイプの波動砲。
  R-Xが装備する炸裂波動砲はRX-12に搭載されている「圧縮炸裂波動砲」と同等の威力を持ち、
  更に最大ループチャージで非常に威力の高い「高圧縮波動砲」を発射できる。
  ただし範囲に関しては衝撃波動砲や圧縮炸裂波動砲のそれよりもやや狭い。
No.61.5
SM-GRF "GRANBIA(グランビア) F"
 

[万能型潜水艦攻撃機仕様 タイプF]
R戦闘機をフレームに使用し、深海の調査用として開発された潜水艇。
本来は水中での探索及び戦闘を前提とした機体であるが、
ザイオング慣性制御システムの搭載によって水中外や宇宙空間での運用も可能。

 
空飛ぶ万能潜水艦。ぶっ飛び具合ならスーパーXも真っ青である。
元々は深海調査を目的としていた為か、水中ステージでは攻撃の弾速や威力が上昇するといったメリットがある。
 
超音波魚雷
  2ループMAX。
  前方に魚雷を発射する。
  2ループでノズルから波動エネルギーの超音波を
  広範囲に拡散させ、持続的にダメージを与える。
 
サブマリン・フォースF
  グランビアF専用に開発されたフォース。どことなく機雷を思わせる形状を持つ。
  通常のフォースでは深海の水圧によってバイド体を抑えるコントロールロッドが破損するため、
  入念な耐圧加工が施されたコントロールデバイスを装着した専用のフォースを扱う。
 マイクロトーピード
   小型の魚雷を前方に発射する。標準的な性能で、命中時に誘爆が発生する。
 バブルパルスレーザー
   上下斜めに障害物を反射レーザーを発射する。
   水中ではホンモノのバブルパルスを発生させる。こちらは反射しないが連射性と攻撃力が高い。
 ソナーレーザー
   フォースを中心に全方位に広がるリング状のレーザー。
   画面全体に伝播するが、攻撃力が低く、また連射できない。
 
爆雷/弾道弾迎撃ミサイル(選択式)
  爆雷は自機の下に投下し、爆発を発生させる。
  弾道迎撃ミサイルは猛スピードで飛ぶ追尾ミサイル。
 
系統図上ではTP-2Mから派生する。
この機体のベースとなったR戦闘機というのは、どうやらフロッグマンの模様。
TP-2MはR戦闘機というより小型移動コンテナだが……原形をとどめていないところを見ると、フレームの内容を一から見なおしたのだろうか。
No.61.75
SM-GRF "GRANBIA(グランビア) M"
 

[万能型潜水艦攻撃機仕様 タイプM]
SM-GRFの武装仕様変更型。
超音波魚雷の代わりに散弾魚雷が搭載されている。
SM-GRFとの共同を前提に開発されたが肝心の機会に恵まれず、日の目を見る機会は極端に少なかった。
なお、SM-GRF共々100年以上前の電磁推進式の潜水艇のデータを参考に開発が行われたとされる。

 
グランビアFの別タイプ。
散弾魚雷を装備し、グランビアFよりも敵群の一掃に向いている。
 
散弾魚雷
  2ループMAX。
  前方に魚雷を発射する。
  拡散波動砲のように分散して広範囲に攻撃判定が発生する。
  2ループチャージで更に分散する。
 
サブマリン・フォースM
  グランビアM専用に開発されたフォース。構造や運用思想はサブマリン・フォースFと変わりない。
 マイクロトーピード
   小型の魚雷を前方に発射する。標準的な性能で、命中時に誘爆が発生する。
 バブルパルスレーザー
   上下斜めに障害物を反射レーザーを発射する。
   水中ではホンモノのバブルパルスを発生させる。こちらは反射しないが連射性と攻撃力が高い。
 ソナーレーザー
   フォースを中心に全方位に広がるリング状のレーザー。
   画面全体に伝播するが、攻撃力が低く、また連射できない。
 
機雷/弾道弾迎撃ミサイル(選択式)
  機雷は機体上方に浮かびあがり、周囲一帯に爆発を起こす。
  弾道迎撃ミサイルは猛スピードで飛ぶ追尾ミサイル。
 
系統図上ではSM-GRFから派生する。
No.68.5
TL-3N "NARCISSUS"(ナルキッソス)
 

[人型接近戦機]
戦闘機から人型への変形機構を持つTL系列の機体だが、
この機体は変形機構をオミットし、人型形態のみに固定している。
TL系列においてたびたび問題視されるサイズをコンパクトに抑えたうえで、
人型機とは思えない推進力と機動性を実現した唯一の機体である。
また、小型になったことで懸念される火力の低下も、
デコイ波動砲の擬似フォーメーション能力によるカバーで一定の火力維持に成功している。

 

本機の最大の特徴はハイブリッド波動砲システムのノウハウを用いて、デコイ波動砲と連動する形で左腕部に搭載されたビームラッシュ波動砲である。伸縮自在な流線形の金属体を芯に波動エネルギー体を収束させ、鞭のように扱う。単体でも広範囲をカバーし、またデコイとの連携による一点集中で、近-中距離限定ではあるが高い汎用性と攻撃能力を持つ。

 

非常に高い完成度で纏まった本機だが、戦闘機への変形を外しR戦闘機から実質人型兵器になったという点が問題視され、TL-3Nは開発陣の中でも賛否両論の機体となってしまった。
現在ではR戦闘機の系譜から番外という扱いで留まっている。

 
ヒロイックな外観を持つ白い人型兵器の機体。パッと見、その姿はヴィクセンか白いナインボール・セラフ
TL系列の宿命か、当たり判定がやや大きい。
 
ビームラッシュ波動砲
  3ループMAX。
  前方を波動エネルギーの鞭で大きく薙ぎ払う、異色の波動砲。
  横の射程がやや短いが、周囲を広くカバーするため雑魚の一掃に向く。
  そして2ループチャージすると後方にデコイを2体、3ループチャージで4体生成し、
  同時にビームラッシュ波動砲を放つBR必然制裁になる。もうちょっとマシな名前はなかったのか
  こちらは単体に集中し、多段ヒットすることで大ダメージを与える。
 
ミラーシールド・フォース改
  ミラー・シールドフォースの強化型。
  鏡面処理で敵弾を跳ね返す防御性能はそのままに、レーザーの範囲が強化されている。
  自らの姿を映す鏡だけに、ナルキッソスにはピッタリのフォースだろう。
 
4WAY追尾ミサイル
  TLシリーズの象徴である多連装ミサイルポッド。
  通常の追尾ミサイルよりホーミング性能は若干落ちているが、
  4発同時に発射されるこれは高い打撃力と迎撃力が望める優秀な装備である。
 
系統図上ではTL-Tから派生する。
No.9 ex
R-9C2"DREAM BATTLE"(ドリーム・バトル)
 

[亜空間潜航能力機カスタム]
別世界から齎されたデータを元に開発されたR-9Cの後続。
「亜空間潜航能力」を応用した「結界」によって
反則的なポテンシャルを見せつける。

 
霊夢をモチーフとした独自のR戦闘機。
R戦闘機としては極めて珍しく、フォース無しでもある程度の防御機能を備えている。
 
拡散結界波動砲
  3ループMAX。
  「結界」を応用した拡散波動砲。拡散すると同時に軌道が裏返り、牙を剥く。
  視覚的に説明すると、拡散した波動砲がワープして
  一斉に襲いかかると言うもの。
  スティック操作で波動砲を操作することが出来、
  雑魚の一斉掃討からボスへの集中砲火など、様々な用途に使える。
  また波動砲発射時に機体は「結界」の裏側に姿をくらませる。
  即ち、一定時間無敵となる。
 
スタンダード・フォースHR
  どこか陰陽玉の意匠が見られる専用フォース。
  スタンダードの名を冠しているが、これは癖のない汎用性から名づけられたもの。
  出力、機能共々ほぼ別物と言ってよい。
 バイドバスター
   収束性波動弾体。連射性と貫通性の高いレーザーを正面に発射する。
   近距離における総火力が著しく高い。
 エクスターミネーション
   前方に極めて高い追尾性を持ったレーザーを発射する。
   例え敵が後方に逃げたとしても、執拗に追尾する。
  その名通り殲滅能力に長ける。
 フリーレンジレーザー
   範囲は狭いが、射程距離に入った敵を
   自動的に攻撃する全方位レーザーサイトを展開する。
 
アミュレットミサイル
  スタンダードな性能を持った専用ミサイル。
 
系統図上ではR-9Cから派生する。
No.28 ex
R-9D3"BLACK MALISON"(ブラック・マリサン)
 

[長距離精密射撃用ユニット魔改造型]
開発プロジェクトの流れを理由に、
一旦は打ちきられたR-9Dシリーズの独自発展型。
別世界から齎されたデータを元に、冷却機能と威力効率向上に
成功した「圧縮波動砲III」を搭載している。
結果、コンパクトながらR-9DH3を凌駕する火力を
備えたハイエンド機体が完成した。

 
魔理沙をモチーフとした独自のR戦闘機。
R-9Dシリーズをそのまま強化したような性能を持つ。
 
圧縮波動砲III
  4ループMAX。
  冷却機能の問題から最大出力での使用を禁止された圧縮波動砲であったが、
  当波動砲は機能改善によって、このデメリットの解消に成功。
  流石に照射時間は持続式波動砲に劣るが、
  照射範囲、攻撃力はそれらを大きく凌駕している。
  4ループチャージで「マスタースパーク波動砲」に変化。
  チャージ時間と威力の効率が非常に良い。
 
マジカル・フォース
  八卦炉を模したような専用フォース。
  フォースが蓄えた攻撃を魔力に転換し、攻撃に転用する機能を持つ。
 スターダストレヴァリエ
   水平方向に直線レーザーと、レーザーに重なる様に飛ぶ星屑上のレーザーを発射する。
 シュートザムーン
   水平方向に、一旦自機の方へ戻ってから、一斉に炸裂するレーザーを発射する。
 ドラゴンメテオ
   上下ナナメ45度方向に指向性を持った球状のレーザーを発射する。
 
マジック・ミサイル
  8発同時に発射される新型光子ミサイル。
  ひとつの威力は控えめだが、至近距離で放たれた時の累計破壊力は
  侮りがたいものがある。
 
系統図上ではR-9D2から派生する。
No.39 ex
R-9E4"YESTERDAY EVENING"(イエスタデー・イブニング)
 

[索敵・戦闘能力強化型]
別世界から齎されたデータを元に開発された、R-9Eシリーズ最新機。
索敵能力と戦闘能力の両立を視野に入れたR-9E3であったが、
コストの増加によって少数生産に留まってしまった。
当機はコストの増加を割り切り、ワンオフ機体として開発された。
エース部隊専用の支援機・偵察機としての役割を与えられている。

 
咲夜をモチーフとした独自のR戦闘機。
ガチ戦闘ができる偵察機……という、偵察機の言葉の意義がよくわからなくなる機体。
 
タイムストップ波動砲
  3ループMAX。
  ファインダーに補足した対象の生体時間を停止させ、波動エネルギーで粉砕する。
  停止した対象は当たり判定が一定時間の間だけ消え、
  HPが0になった場合、時間経過でそのまま消失する。
  敵の撃つ弾も止められるので、防御手段としても使える。
  ある意味お約束だが、ボスの動きを止めることはできない
 
クロック・フォース
  カメラフォースに懐中時計の意匠を加えたような専用フォース。
 スカルプチュアレーザー
   敵の方向に猛スピードで飛来するレーザーを発射する。
   連射性能に非常に優れる。
 バウンドレーザー
   斜め上下左右に反射するレーザーを切れまなく発射する。
 ダイアルレーザー
   自機の周囲を旋回するレーザーを発射する。
   射程は狭いが、密接して当てた時のダメージが非常に高い。
 
エレクトロン・アキュート
  鋭いナイフを思わせる光子ミサイル。
  初速は遅いが、時間経過で速度が加速する。
 
系統図上ではR-9E3から派生する。

登場人物

人類勢力

当シナリオにおける味方サイド。
人類の英知を武器に、邪悪な侵略者に立ち向かう。

秘密時空組織「G」

いまや宇宙全体までその歯牙を伸ばすバクテリアンに対抗するために設立された組織。
並行宇宙に存在するグラディウスという惑星の住民や技術が関わっているとかいないとか。
戦闘"騎"「ライディングバイパー(RV)」と呼ばれる技術を確立し、「天使」と呼ばれる少女がこれを纏い、バクテリアン達と戦う。グラディウスだと思ったらオトメディウスだったというか鬼なる
RVを駆る「天使」達は一見すれば生身の人間となんら変わらないが、高い実力を以て多くの侵略者を撃退してきた。しかしRVを使用可能なのは女性のみ(例外はあるが非常に希少)であり、戦力が限られてしまうのは否めない。技量さえあれば性別関係なく運用できるビックバイパー・零の開発が進められたのはこの辺りの事情があるのかもしれない。

彼女達を僚機として同行させる場合、サイズがサイズなのでR戦闘機やシルバーホークと比較すると攻撃力が少し低い。その代わりにDバースト(ドラマティックバースト。ボムに相当する)と呼ばれる強力なギミックを有している。これによって撃破した敵は全てパワーアップアイテム(自機がVVならパワーアップカプセル、SHなら赤青緑玉、R戦闘機ならレーザークリスタル)に変化する。
効果は絶大だが、発動するとオプションが外れるため、回収の為に一定時間戦線を離脱してしまう。

  • 比那名居 天子
    陰陽鉄学園に在学する女子高校生。
    「天使」【審議中】として「G」から見染められ、万能型高性能RV「カナメバイパー」の乗り手となった。
    「天使」になってからまだまだ日は浅いが、どちらかというと天才肌で実力はかなりのもの。
    義理の兄がシルバーホーク部隊に所属しており、安否を心配する学生と地球侵略を目論むバクテリアン達を撃破する「天使」の二重生活を慌ただしく駆け巡っている。
    日頃からベルサー相手に凄絶なドッグファイトを展開する兄の安否と「天使」のコスチュームの露出が多い事が悩みの種。
    Dバーストはオプションを敵目掛け飛ばし、ロックオン形式で敵にレーザーの雨あられを何度も降り注がせる『カナメファンネル』。
  • レミリア・スカーレット
    陰陽鉄学園に所属する天子の後輩。学生生活では後輩だが「天使」としてなら先輩。
    財閥の令嬢であり、誇り高いふいんきがあるが実際は非常にノリがいい性格。
    バクテリアンのとの戦いにおいては、超高機動型RV「グングニル」を駆る。
    装備兵装はどれも貫通性能が非常に高く、堅牢な装甲を纏う対コア系兵器戦に於いて高い戦果を挙げる。
    Dバーストは一定時間、前方120°内の敵に対して自騎とオプションから真紅のレーザーを自動的に浴びせる『ハートブレイク』。
  • フランドール・スカーレット
    レミリアの妹で彼女同様に「天使」。……姉にも言えるが、悪魔の妹が天使とはこれ如何に。
    普段は穏やかで可愛らしいが、怒ると手が付けられないほど怖い。
    「天使」としての戦闘では圧倒的な攻撃性能を持つ最終鬼畜広域殲滅型RV「レーヴァテイン」を操る。
    味方サイドにつける種別じゃないよねそれ
    種別に違わず殲滅能力に特化しており、その戦い方はまさに「デストロイゼムオール」の一言に尽きる。
    Dバーストは敵を追尾し続ける爆風をオプション数+2発分発生させる『クランベリー・T』。
  • 小悪魔
    「天使」達のミッションのオペレーションを担当する少女。
    小悪魔と呼ばれているが、本名ではなく愛称。また本名の方は不明。
    普段はオペレーター業に専念しているが彼女自身もまた「天使」であり、有事の際にはバクテリアン兵器「ビッグコア」を鹵獲・魔改造した重装強襲型RV「リトルビッグコア」に搭乗する。リトルなのだかビッグなのだか反応に困るが、性能はとても高い。
    小「悪魔」が「天使」をやっていることについての突っ込み所は本人も色々と自覚している模様。
    Dバーストは自騎前方に魔法陣を展開し、そこから大型のレーザーを発射する『テンプテーション』。
  • リューサン
    陰陽鉄学園に在学している男子高校生。
    男でありながらRVを乗りこなす数少ない男性の「天使」。
    回りがほぼ少女で囲まれた環境でもそれとなく溶け込み、一緒にバクテリアンを相手に戦う。
    下に居る敵への攻撃に特化した竜騎士兵装型RV「ハイウインド」を乗りこなす。
    DバーストはRVごと画面を覆う程巨大な光のドラゴンとなり、飛んできた敵弾を跳ね返しつつ画面を上から下へと横切る『パワーウィング』。

シルバーホーク部隊

地球連邦軍が擁する、伝説の戦闘機「シルバーホーク」の乗り手達。
遠く離れた惑星ダライアスから地球に亡命してきた人々の末裔が多く参加している。
かつてダライアスはベルサー軍の侵攻によって死の星と化し、その住民の一部は太陽系へと移住を決めた。
この時「Vasteel」の発見と相まって、外宇宙からの知的生命体の存在は確かなものと認められることになる。
やがて時は流れ、ベルサー軍の脅威の矛先は地球へと向けられた。だがダライアスの住民が齎した技術とシルバーホークの伝説は、遠く離れた惑星においても確かに息づいている。

  • ブロントさん
    シルバーホーク部隊の隊長を務める人類のメイン盾。
    雷属性の新兵装「スパークバースト」を搭載し、扱いやすさと生還率に秀でた新型機「アサルト シルバーホークバースト」に搭乗する。ちなみにアサルトは最近になって受領したもので、それまではバースト機関搭載型二号機「ネクスト シルバーホークバースト」のパイロットだった。
    PCが自機をシルバーホークに選んだ場合に乗るネクスト シルバーホークバーストは、かつて彼が使っていたものである。
    この銀鷹でベルサーの多くの戦艦を駆逐して来たが、撃墜数よりもこれまでの戦いで同僚のシルバーホーク乗りを喪わせたことが一度もないことを誇りとしている。死亡フラグをこれでもかと積み立てても全てギガトンパンチで吹っ飛ばす勢い。
  • ルーミア
    シルバーホーク部隊の隊員。StB編ではEXルーミアの姿となっている。
    バースト機関が搭載されたシルバーホークの一号機、通称「レジェンド シルバーホーク」搭乗者。
    レジェンドは人間には耐えることのできない高G環境での戦闘機動をコンセプトにしているが、ルーミアは妖怪という種族柄、頑強な肉体を持っているため高G下の戦闘でも耐えられる。怜悧な外見からミステリアスめいた雰囲気があるが、口癖が「そんなことよりおなかがすいたよ」だったりと結構ユニークな面がある。捉えどころがないのは変わりないが。
    ブロントさんとはこれまでに何度か一緒に出撃してはベルサーの戦艦を伸してきており、それなりに長い付き合い。

Team R-TYPE

「バイドをもってバイドを征する」バイド殲滅ミッション「オペレーション・ラストダンス」
それに平行して発動した「R戦闘機開発プロジェクト」の中心であるかくも忌まわしきプロジェクトチーム。
新型R戦闘機を始めとした、あらゆる対バイド兵器開発のプロフェッショナルであり、人類の中でバイドについて最も精通している者達である。が、開発陣の幾人かは己のリビドーやら狂気やらに非常に忠実な連中であり、結果として人道とか安全性だとかを些事と言わんばかりに放り投げている。実際、現在までに開発されている90種類以上のR戦闘機のうち1/3以上がバイド技術を使っていたり、むせかえりそうなほどの変態成分に溢れた機体である。
……一応、まっとうな技術者もいるし、民営用の機体もある。念の為に。
その成果物であるR戦闘機を駆るR-TYPERたちにとっては恐るべき存在であり、馬鹿と冗談が総動員。同時に蛇蝎のごとく嫌われている。

 

彼らは人類の未来を支える存在であり……
我々R-TYPERの最大の支援者であり……
……そんなことよりおなかがすいたよ。
~回収されたテープレコーダーより~

どうでもいい裏設定

Vasteelがもたらし、確立した技術のひとつに「Circulate-Death」と呼ばれるものがある。
これは成体クローンによって死から蘇生する技術であり、R戦闘機乗りやテストパイロットの中にも契約者が存在する。
Team RーTYPEはこれまで様々なR戦闘機を輩出してきたのだが、中には精神力をガリガリ削ったり、波動砲を発射するたびに生命力を消費する機体、挙げ句の果てには生身のパイロットをバイド物質の中にドボンさせる機体なんてものもある。
「死んでも生き返るなら、少しくらい危険でもいいよね☆」なんてあの腐れ開発チームが考えたかは定かではないが…科学の発展が良いことばかりではないという好例だろう。
そして何よりもクローンに魂が存在しないと言う謎の事態に直面している。
記憶も人格も性癖も同一、なのにあるはずの魂が存在しない、別の存在なのだ。
研究者達は研究に躍起になっているが、一般的には「魂は神の領域であり、クローンに宿るものではない」と結論ずづけられている

  • 八意 永琳
    Team R-TYPEに所属する技術者の一人。
    軌道戦闘機ことOF系列、人型機への変形機構を持つTL系列、そして狙撃能力に特化したR-9D系列の開発班の長を担当する。元々医者でもあり、その関係からR-TYPERのカウンセリングやメディカルチェックも担当している。
    パイロットへの対応に思いやりがあり、開発機体も真面目なものが比較的多いことから、バイド殲滅の為なら変態兵器やバイド技術万歳なクサレカイハツチームの中では「まだ」まっとうな人物。
    しかし、浪漫が斜め上に天元突破していることで有名なパイルバンカー搭載機体(R-9DP系)に親指立ててOKサインを出したのがこの人なので、やはり普通ではない。
  • 霍青娥
    Team R-TYPEに所属する技術者の一人。
    元々はR戦闘機を守るための盾となるフォースやビットといったオプション兵器の研究を行っていた。
    そしてフォースとビットを取り付けたR戦闘機がバイドミッションで戦果をあげたことに惹かれ、新たなR戦闘機を作り出すことにも着手し始める。
    三種類のレーザーだけでなく新たに二種類加わえて五種類のレーザーを撃つことが出来るカスタム機や、バイド体を使用しないフォースを作り出す。中には「バイド素子添加プロジェクト」*2にも関わるが、その内容からパイロットなどからの非難が多かった。
    そのようなパイロットの人権を完全無視したかに思われても仕方のないR闘機を開発してきたが、彼女曰く大切なパイロット達を守る為に開発したとのこと。……ただ単に面白半分で実験してみたかっただけとの疑惑も少なくない。
    ちなみにパイロットの中に彼女と深い関わりがある人物が居るがこのこととの関係は不明である。
    その人物が居るそれも含め、アチコチのR戦闘機部隊へと顔を出し、情報を色々とやりとりしたり「おもちゃ」を配りにきたりしてパイロット達と親しく接っしようとしている。
    今も「バイドを以ってバイドを征する」の概念の元、限りなくバイドに近く、今までのそれより強く戦える兵器を開発しようと研究を彼女はひたすら続ける。

リディル隊

自機をR戦闘機にした場合、PCが所属することになるR戦闘機部隊。

 
  • 汚い忍者
    数多く存在するR戦闘機乗りの一人。「Circulate-Death」の契約者であり、何度か戦死の経験を持つ。そのため、自身の命を省みない戦いも多く「微塵隠れ」などと言われる事も。
    中長距離航空機「R-9B "STRIDER"(ストライダー)に搭乗し、R-TYPERから扱いにくいと評判のバリア波動砲を攻撃からかく乱まで幅広く扱う。デコイを扱うR-9AD系の機体の搭乗経験もあるが、こちらはあまり手応えを感じなかったようで早々にR-9Bに乗り換えている。
    なお、彼が搭乗するR-9Bには「オペレーション・ラストダンス」に並行して、ベルサーやバクテリアンといったその他の戦力への打撃として大型水爆ミサイル「バルムンク」が搭載されている。
    彼が凄腕のパイロットかつ「Circulate-Death」という「保険」があるからという理由から試験的に搭載されているのだが……
    困ったことにその性能に味を占めてしまい、何かと使いたがる。流石に市街地といったエリアで使うことはないが。
    そして使う度に作戦終了後に同僚達に烈火の如く怒られる。主に安全の確認を取らない事が理由で。
    Team R-TYPEも「これではバリア波動砲や機体のデータが取れない」と良い顔をせず、「今度B-3C2*3に乗ってみるか?(意訳)」と遠まわしに脅している。
  • 蓬莱山 輝夜
    最高峰の性能を誇るピットデバイス「グリーンポッド」を搭載したOF(ORBITAL FIGHTER オービタル・ファイター。起動戦闘機の意)系列の最終型機体「OF-5 "KAGUYA"(カグヤ)のパイロット。
    R戦闘機乗りの中でも最古参の部類であり、この部隊におけるまとめ役ポジションだが、天真爛漫が入り混じったやや天然な人柄で、たまに周囲を振り回す事も。
    R戦闘機が実戦投入されるだいぶ前に開発された軌道戦闘機にずっと乗り続けており、100年以上前の月のムーンベースに発生した事件「ルナティックウォー」の解決に関わっていたと言われる。真偽の程は疑わしいがパイロット技術はR戦闘機乗りの中でも指折り。同僚曰く「彼女以上にOF系列を乗りこなせる者はいないだろう」とのこと。
    また、知り合いにTeam RーTYPEの技術者がおり、彼女がR戦闘機に関わるようになったのには知り合いが少なからず絡んでいるとか。搭乗機のOF-5についても、OF系列を乗り続けてきた輝夜の為だけに開発されたという噂すらある。
  • 射命丸 文
    機動性を重視した都市警備機R-11系列の最終型「R-11S2 "NO CHASER"(ノーチェイサー)のパイロット。R-11S2の性能とパイロットの技術が合わさり最速に見える。
    いつもは礼儀正しく人当たりも良いが、気分を害したり怒ると口や態度がとても荒々しくなる。
    局地殲滅兵器モリッツGの暴走を発端とする「サタニック・ラプソディー」と並行して起きた、バイドの種子による大型兵器の暴走事件「デモンシード・クライシス」において、民間運営の武装警察組織に所属しており、そこに配備された民間用R戦闘機「R-11B "PEACE MAKER"(ピース・メーカー)に搭乗して事態の解決に駆けまわった経歴を持つ。
    趣味は写真撮影と新聞作成。特に宇宙から見た地球の写真がお気に入り。
  • 不破 刃
    小型移動コンテナ武装強化型「TP-2H "POW ARMOR II"(パウ・アーマー改)のパイロット。
    汎用補給機のパイロットとして、主に部隊の物資補給を担う裏方を務める。
    汚い忍者とは古い付き合いで、バルムンクを発射して絞られた後の忍者の愚痴を聞きながら一杯のスコッチを馳走してもらっている。一緒に酒飲み付き合わされているうちに、いつの間にか様式美になったようだ。
    なお、小惑星探査機警備隊仕様「TP-3 "Mr.HELI"(ミスター・ヘリ)のパイロットも兼任。必要に応じてTP-2Hからこちらに乗り換える。渋いパウ・アーマー改もいいが、師範的にはこちらの方がしっくりくるかもしれない。
 

エリューズニル隊

R戦闘機部隊のひとつ。
一癖ある機体のパイロットばかりが所属していることで有名。

  • 小野塚 小町
    非常に扱いにくい特性を持つ、アンカーフォース装備型最終機「R-13B "CHARON"(カロン)のパイロット。
    R-13Bが運用するアンカー・フォース改はバイド係数を特に向上させたことでフォースの中でも高い性能を有しているのだが、制御を怠ると制御不能に陥り、暴走してしまうという欠点を抱える厄介な代物。彼女自身は凄腕のパイロットなのだが生来のサボリ癖があり、フォース制御をうっかりサボってはフォースを暴走させてしまう為、その度に同僚に怒られたり始末書を書かされている。
    しかし、集団戦であっても暴走したフォースのアワレな犠牲者はバイドのみ。暴走したフォースをまるで犬を手綱で引っ張るかのように扱う辺り、その技量はずば抜けて高い。その点を受けて、周囲からは『(一緒に出撃すると)心臓に悪いが安心はできる』というなんとも矛盾した評価を受けている。
  • 魂魄 妖夢
    同部隊に所属する半人半霊の女性。
    パイルバンカー装備型最終機体「R-9DP3 "KENROKUEN"(ケンロクエン)のパイロットを務める。
    R戦闘機のメイン主力である射撃が苦手であり所謂落ちこぼれであったが、ふとした事情でパイルバンカー装備型機体「R-9DP "HAKUSAN"(ハクサン)を受領する。この機体、戦闘機によりにもよって近接用武器……しかもパイルバンカーを搭載するという、あまりにもぶっ飛んだものであり、開発陣以外からの期待は微妙であった。R-9DPの受領も、面倒なものを体よく押し付けられたような形だったのだが、ここにきて妖夢の才能が開花。
    ――接近戦関連の技能は天才級だったのである。どうしてR戦闘機乗りになろうと思ったんだ
    それから同系統の機体で成果を上げ続け、その活躍は「最強の装備を持つ」として一躍脚光を浴びたR-9DP3の開発まで漕ぎ付けてしまった。落ちこぼれから一転、今ではバイドを前線から切り崩すエースパイロットである。
  • 西行寺 幽々子
    同部隊に所属する亡霊の御嬢様。妖夢とは深い付き合いらしい。
    「R戦闘機のシミュレーターで超高得点を叩き出して気が付いたらR戦闘機乗りになっていた」……と語るがどこまでが事実だか。所属こそしているが、妖夢が出撃するミッション以外ではあまり戦闘に参加することはない。
    朗らかな人柄で、よく親しい間柄の知人を揄っては楽しそうに笑うが、身の上が身の上だからかどこか儚い。
    戦闘では幻影波動砲試験機「R-9WF "SWEET MEMORIES"(スウィートメモリーズ)に搭乗する。
    波動砲を撃つ度に生命力を奪い、パイロットを消耗品の様に使い潰す恐ろしい機体だが、幽々子は「既に死んでいる身には関係ない事」と容易く扱う。
 
 
 
 
 
  • 霊烏路 空
    サタニック・ラプソディーの事態解決に貢献した3機のR戦闘機のひとつ
    特殊フォーステスト機「RX-10*4"ALBATROSS"(アルバトロス)パイロット。
    何度も蘇ったとはいえ、バイドの中枢を滅ぼしたという実績から、R戦闘機乗りにとって伝説的英雄の一人であり、尊敬する者も多いが、その人物像についてはあまり知られていない。
    一般に向けて開示されている情報といえば、元々は航空機メーカー・マクガイヤー社専属のパイロットで後に軍属となり、サタニック・ラプソディー収束から数年後に突然軍を退役し消息を絶った……ということくらいである。
    なお、軍退役時にかつての愛機・プロトタイプRX-10=R-X「ALBATROSS」を餞別として受け取っていたともいう。
    実際、一般にも公開されているR戦闘機の開発歴史を綴る場「R's Museum」には量産型のRX-10が展示されているものの、R-Xは確認されていない。

Guardian

Vasteelの研究・管理のために開発された人工知能。型番は「Satuki Rin-00」。
チューリングテスト(人工知能に人間性があるかを確認するテスト)に21時間13分53秒間耐えた記録を保持する、限りなく人間に近い知性を持ち併せた世界最高峰のAI。開発者をモデルとし、女性的人格が与えられている。

それ自体がVasteelからもたらされた技術から生まれたものであり、様々なVasteelの技術が組み込まれた、Vasteelの集大成とも言うべき存在。
その名の通り、人類の守護……彼らにとって最良となる結果を第一優先として考えるようプログラムされている。

太陽系同盟

地球から発した文明が宇宙に進出し、太陽系全てを支配下に置いている超巨大国家連合体。
即ちTeam R-TYPEやシルバーホーク部隊(Gは微妙)の大親分でスポンサーである。
しかし現状は多数の侵略者との闘争で存亡の様々な危機に貧している。

  • シャントット
    地球圏のトップにして太陽系同盟のトップ、つまり味方陣営一番のお偉いさん。
    人類存在の為に一切の手段を選ばず、倫理的に問題のある法案や部隊をガンガン設立。
    オマケに軍事費確保のための莫大な増税を行なっており、経済の悪化を招いてもいる。
    とはいえ、そうしなければ根こそぎ滅ぼされるのも確かであり、一概に否定はできない人物。
    本人も経済悪化については痛感している。
    エンディングにおいて語られる後の世の歴史においてシャントットはこう表されている。
    「最良の独裁者」と。

地球連邦軍

太陽系同盟発祥の地であり、PCたちがメインで活躍する地球を守護する軍隊。
基本的に全ての命令はここから飛んでくる。
本部はネ実市にあり、PCは本部にある寮で寝泊まりすることになる。

  • ラオグリム
    見た目は闇王、中身はミックス、その名はこの世界のラオグリム。
    後ろから刺されることもなく軍人として出世を続けたラオグリムはなんと地球連邦軍総司令。
    その能力は驚異的な粋にあり、根本的に劣勢でありながらも未だ地球が戦い続けられているのは
    紛れもなくラオグリムの手腕によるもの。
    しかし、休暇を返上し続けて働き続けたストレスのせいか物理的に黒くなって闇王化。
    当人はこれで眠る必要もなくなったと喜んでいるから恐ろしい。
  • 提督
    地球連邦の対バイド特別連隊隊長及び艦隊を指揮する司令官。階級は大佐。
    一応本名はあるのだが、周囲からは専ら「提督」と呼ばれている。本人も慣れ切ってしまい、遂には本名で呼ばれる事に違和感を感じるようになってしまった。
    卓越した指揮能力と戦略眼を持ち、上からの尽きることなき無理難題の嵐をこなし続けながら侵略者との戦いを繰り広げる、地球連邦の名物提督。
    その人物像について解説すると、日誌中毒の気があり、暇があるとよく日誌に所感や出来事をリアルタイムで書き連ねる。ビターチョコレートと淹れ立ての紅茶をこよなく愛し、突拍子もなく部下への愛を叫ぶ。そして三度の飯よりも拷問が好き。……まあ、なんというか変態。

特殊混成宙戦部隊「震天」

バイドテクノロジーの使用、極端な反動がパイロットに起こりうる超兵器。
それらの製造を認可する法案を作った物の、実際に作った物に乗りたがる兵士はごく少数。
命令して載せることはできてもモチベーションは高くはならない。
ならば発送の転換、命や人間でなくなること、それを引き換えにしてでも欲しい「何か」がある連中をパイロットにしてしまえばいい。
その思想のもとに結成された特殊部隊こそが震天である。
この部隊に配備されている兵器は問題があり、パイロットの安全性を軽視した物ばかり
無論、命の保証はない、それどころかいずれ確実に死に至るシロモノすらあるのだ。
しかしながら、この部隊のパイロットは人倫を完全に無視した致命的なリスクと引換に、可能な限りどのような願いでも叶えられるという特典を得ている。

 

そして、未来を売り渡す契約をした人員以外にも無罪と引換に参加した犯罪者や、懲罰の意味を籠めて送られた軍人、頭のネジが外れたマッドサイエンティストなども参加している。

 

その、命や尊厳を売り渡すという思想、それ以外にも問題児しかいない関係で大概の部隊より軽蔑され、この部隊は「データさえ取れればいい」として死地や、通常部隊が送られない戦地にばかり放り込まれている。
参加してる兵士たちも成果を出すことによって得られるボーナス、あるいはそもそも敵を倒すことそのものが目的の兵士もいるため、全員士気は非常に高い。
そして幾度も死地を超えて、奇人変人同士馬が合うのか仲間意識は強固であり
その絆は、例え地獄まで行っても切れることはないであろうと共闘した部隊の指揮官は語っている。

  • 岡崎夢美
    この世界での岡崎夢美は震天に専属で所属している科学者でマッド。
    技官でありながら戦地での功績も高く、震天の最高責任者も務めている。
    入植惑星の一つであるスタンで発生したウイルス大流行を収めるなど、様々な功績を残した天才。
    しかしその手段は「ミクロサイズの戦闘機「X-002」を作って体内のウイルスを退治する」というネジがブチ切れた物であり、それ以外の功績も大概な手段と発想で手に入れた物。
    その為、学会や一部を除く軍関係者から腫れ物扱いされるも何処吹く風で自分を貫き,最終的にほぼ何でもありの震天に所属し、指揮官に就任。
    変態兵器を変態的に整備して変態的な性能を発揮させ、恐ろしく広いコネを存分に利用して人員を引きずり込み。
    過酷な戦地への派遣任務を可能な限り請け負っている。
     
    いきなり鉄火場に放り出されたPCを救出した際、可能性空間移動船を見たことで、PCが過去の異世界から来たことを最初に見抜く人物であり、可能性空間移動船は夢美が研究対象として研究することを条件として、他の研究チームから保護している。
    なので、元の世界に帰る時は夢美のラボにある移動船を使用すれば良い。
  • 北白河ちゆり
    夢美の助手件R戦闘機「RX-12 “CROSS THE RUBICON”」を駆る、震天所属のパイロット。
    元々は夢美の助手として働いていたのだが惑星スタンの事件が発生した際
    「ちょっとコレ(X-002)で体内に潜ってウイルス退治してきてよ」と言われたことで運命が一変する。
    死に物狂いでグロテスクな胎内を生き残り、そのデータを元にウイルスワクチン(ミクロ戦闘機量産型)が開発されたのだが、その才能を夢美に見込まれてしまったちゆりはパイロットとして登録されてしまう。
    それ以降、X-002の性能を再現すべくちょっとバイドテクノロジーも投入したR戦闘機を自分用にと開発させられ、以後は夢美の共に転戦を繰り返し、震天への所属に繋がっている。
  • 藤原妹紅
    震天に所属するパイロットであり、元々は正規部隊にいたR乗りのエースである。
    しかし、ある作戦に参加した際に部隊は壊滅的な打撃を受けてしまい、彼女と隊長である岩傘を除き全員死亡。
    そしてその撤退戦においてただ一人残った仲間である岩傘がバイト汚染されてしまい、妹紅は泣く泣く最後の仲間を撃った。
    それ以降はバイドへの憎悪に憑かれており、回収された汚染機体をのデータを元に作られたB-1Dβ"BYDO SYSTEMβ(バイドシステムベータ)を愛機としてバイドを狩り続けていた。
    そして、しばらく後、妹紅に対する要望として「さらなる対バイド兵器を作るため人体バイド化のデータを取りたい」と要請された。
    バイドを滅ぼすためなら自分の全てを惜しむことは無いと心に誓っていた妹紅は、死後、あるいは完全なバイド化後、莫大な報奨を地球に残っている友人に引き渡す事を条件として人為的なバイド汚染を受けた強化兵士と化した。
    この世界の妹紅は純粋な人間であり、昔は黒い髪の女性だった。
    しかしながらバイド汚染の影響により髪は白髪化、瞳孔は赤と琥珀が入り混じり、全身の約半分が腫瘍に覆われている。
    その代償として超人的な力は手に入れたが、既に「人間」としての寿命は残り僅かである。
     
    このシナリオに於いて妹紅が迎える末路は三種類。
    僚機選択回数10回以上30回以下、好感度80以上でエンディングを生存して迎えた場合は戦闘機乗りを引退。
    辛うじてではあるが人間を保つことが出来た妹紅は、厳重な監視下の元ではあるが生存を許され莫大な報奨を手に友人のもとに帰還する。
    僚機選択回数10回以上30回以下、好感度80以下でエンディングを生存して迎えた場合は戦闘機乗りを続行。
    後に起こった新たな戦乱において完全なバイド化を果たし、討伐されたと語られる。
    僚機選択回数が30を超えるとバイド化、討伐クエストが発生する。
  • 博麗霊夢Type-2
    かつて地球において数多の偉業を成し遂げた伝説の英雄。
    東京に出現した「城」の破壊、超能力結社「夜叉」の撃滅、邪神「ぐわんげ」の討伐。
    対オカルトに対して最強の存在であり、豪華絢爛なる光の舞踏、人類の決戦存在とも謳われた英雄。
    博麗霊夢Type-2はその保存された遺体より採取したDNA情報を元に「造られた」クローン人間である。
    彼女以外にもクローンは存在するが、完全なる博麗霊夢の模倣に成功したのはType-2のみであり、それ以外は欠陥があったせいか人間としての形を保って生まれて来なかった。
    しかしながら、完璧であろうが使うために作った人間兵器なため「死んだら困るは困るけどでもデータ採取よろしこ!」データ採取の為に震天に放り込まれた。
    Type-2のメンタル面はオリジナルとほぼ同一であり「舐めんじゃないわよ蘇らせて使い捨てとかふざくんな!」と怒り気味。
    なので、一応決まりとして与えられた権利を行使し、Type-2が叶えた願いは「クローンである自分の人権と戸籍の保証」であり、死を前提とした願いが多い仲間が多い中で、生きて勝ち抜いた後の事を考えた珍しいものである。
    その為、戦後のよりよい生活のために大金をや名誉を求めており、それが得られそうな任務にはより積極的に参戦する。
    愛機はオカルトパワーを前提として起動するワンオフの戦闘機「斑鳩
    ただ一機の中に陰と陽が合わさり最強に見える、逆に制御できないと死ぬシロモノである。
    ちなみにこの機体、とある条件を満たせばPCが使用できるとの未確認情報もある。

ネ実市

当シナリオに置けるホームタウン。
平行宇宙のネ実市であり、陰陽鉄学園などもこの街に存在する。
22世紀ということもあり雰囲気は全体的にSFチック。
連邦軍の軍事基地や研究施設、オマケに非常防衛用の兵装を都市全体に施しているため、都市の形をした巨大な軍事要塞としての側面もある。

陰陽鉄学園

比那名居天子などが通っている相変わらずのマンモス校。
本編と同じどころか異星人や異世界人も公的に増え、本当に様々な種族が通っている。
秘密時空組織「G」の地球出身の「天使」はここから輩出・所属されている。
一応「秘密」なので公にはなってないが。
自機をビックバイパーに選択している場合、秘密時空組織「G」に所属しているということで転入することにぬる。逆に、シルバーホークやRシリーズを選択している場合は、プレイヤーとの接点があまりない施設。

  • 八雲紫
    このシナリオでも陰陽鉄学園の学園長。
    秘密時空組織「G」の協力者件この宇宙における総責任者の一人で、毎年「天使」候補を見染めてはスカウトしている。
    彼女自身も「天使」じゃないかと噂されてるが、実際のところはよくわかっていない。
    天子も彼女に誘われて「天使」を志すことになった。

練り物屋「練・笠松」

元の世界では笠松のおやっさんが経営していた練り物屋。
この世界でも当然あるのだが、何やら様子が違うようで……。

  • 笠松ノブオ
    この世界の汚い忍者……の幽霊。
    汚い忍者の最初の戦死時、残した家族への未練で幽霊と化し、エーテルの海を超えて地球に帰還。
    当然クローンとして復活した汚い忍者と再開した際ちょっとしたトラブルが起こったが
    直ぐに折り合いを付け、クローンとして蘇った笠松ノブオは軍人として戦い、幽霊として帰って来た笠松ノブオは現世に飽きるまで取り敢えず店主として現世に残ると結論を出しあった。
     
    分岐世界とは言え、平然と幽霊や死霊が存在する学園モノ世界なので、ノブオの様なケースは決して珍しい訳では無く
    自分が帰還する可能性があるのに自分がいる、自分が複数いる、自分ではない自分が自分として生きるとなどと言う事態を嫌うパイロットは多くCirculate-Deathの契約者がごく少数である理由である。
    ……自分が複数いる事態を「効率が良い」と言うそれだけの理由で許容した汚い忍者は、紛れもなくTeam R-TYPEの申し子である。
  • 笠松のおやっさん
    汚い忍者の父親。
    戦争によって幽霊とそのクローンと毒妖怪を子供に持つ事になったが、何も気にしていない。
    それどころかクローンのほうも息子の一人と断じて、偶の帰郷時には変わらぬ愛を注ぐ。
    傍から見れば狂っているが、案外、元の世界と何も変わっていないのかもしれない。

主要敵対勢力

当シナリオにおけるメイン敵勢力、通称3B。彼らの殲滅・撃退がこのシナリオの最終目標となる。
卑猥だったり、磯臭かったり、ヴァーだったり。
人類に敵対行動を行っているのはどれも同じだが、徹底して自分本位だったり攻撃本能の塊だったリするため、三者ともに敵対関係にある。

亜時空星団バクテリアン

全宇宙領域で侵略行為を繰り広げる戦闘集団。
「人間の悪意が生み出した存在」などと言われているが、その正体は不明かつ謎が多い。
コアと呼ばれる機関を備えた兵器(通称コア系兵器)から、どこかバイドを思わせる有機的な生体兵器など、豊富な兵器を取り扱う。
なお、コア系兵器の戦闘に於いて、三次元的軌道からの攻撃……側面に回り込んでコアを直接狙い撃つことは禁忌とされる。

  • ビッグコア
    バクテリアンが運用するコア系兵器のひとつにして、最も代表的なもの。
    「巨大戦艦 ビッグコア」とも呼称される場合がある。
    その名の通り強固な装甲に守られた巨大なコアのような外観を持つ。その装甲は通常火器の類を一切無効化するが、機体正面の隔壁は薄く、そこを破壊することで弱点部位であるコアへの攻撃が可能となる。間違ってでもも側面部位から直接コアを狙い撃ちなんてしてはいけない
    また、このビッグコアの改良型・派生種と思われる機体も多く確認されている。バクテリアンとの戦いにおいてこのビッグコアの存在を避けて通ることはできないだろう。
  • ゼロスフォース
    巨大な真紅の眼球のような生体兵器。
    兵装などは組み込まれていないが、惑星を生物兵器に変える究極生命システマイザー(惑星改変生体)とされる。量産可能なようであり、ゼロスフォースの大群が雪崩のように迫ってきたという情報もある。
    物質を蝕み、自身と近しいものに変化させるという点はバイドに似通ったものがあるが、それらの関連性は不明。
    余談だが攻撃を加え、破壊する直前非常に気の抜けた断末魔の叫びを上げるため、人類側からはたびたび「ヴァー」などと揶揄されることがある。
    またフォース繋がりでかのTeam R-TYPEがゼロスフォースに対して興味を持っているという話がどこからか噂されている。しかし軍はこれについて明確な回答を避けている。

ベルサー

非常に攻撃的な異星人の集団。生態に謎が多いが、人類が生活可能な環境を襲うことから、人間に近い生命体ではないかと言われている。海洋生物型のマシンによる物量作戦を得意とし、中でも大型戦艦にカテゴライズされるものは惑星一つを滅ぼすほどの戦力を有する。
その本質は根っからの侵略者であり、他文明に対して積極的に侵攻を行い、そうやって破壊してきた文明から貪欲に技術を吸収し、これまで発展を繰り返してきた。彼らの戦力である兵器も、彼ら自身が一から開発したものではなく、何らかの技術を基に作られたものと言われている。
ベルサーは部族のような社会システムをグループ単位で構築しており、グループ同士が互いに干渉することはない。長い宇宙の歴史の中で伝説の戦闘機シルバーホークによって何度も壊滅の憂き目を受けたが、ベルサーを滅ぼしても、それは単にベルサー軍の中の一グループを滅ぼしたにすぎない。
前述の通り他文明の技術奪取に非常に貪欲であり、その為にバクテリアン、バイド相手に攻撃を仕掛けることもある。

 

ベルサーの巨大戦艦は、接敵時にBBF(ビッグバトルフィールド)と呼ばれる次元気流を発生させ、戦場とする。この空間内ではベルサー戦艦の性能が通常よりも強化される。つまりマクー空間。

  • アイアンフォスル Iron Fossil
    「鉄の化石」のコードネームを持つシーラカンス型戦艦。
    惑星ダライアスを初めとする過去のベルサー軍との戦いで同型の戦艦が多数確認されている。
    機体の表面をチョバムアーマー(複合装甲)で覆っており、防御の他に鱗のように剥離させて撒き散らすなど、チャフのような使い方も可能。
    また、亜種としてベルサーにおけるFossilシリーズの原型である「キングフォスル」やシリーズ最新型と思われる「ナイトフォスル」がある。
  • マッドホイール Mud Wheel
    「泥の車輪」のコードネームを持つオウムガイ型戦艦。
    伸縮自在な作業アームを持ち、アームを甲殻型の装甲内部を収納することで車輪のような円形に変形できる。
    円形状態では回転しながらの移動が出来、この事から侵攻惑星制圧などに運用されているのでは、と予測される。
    甲殻型の重装甲表面はレーザー兵装が搭載されており、中央部分にはバースト砲が格納されている。
    なお、レーザーの代わりにミサイル主体の装備がされた「ハードホイール」、攻撃性能を高めた「ソーンホイール」の存在が亜種として確認されている。
  • ライトニングフランベルジュ Lighitning Flamberge
    「光の剣」のコードネームを持つノコギリエイ型巨大戦艦。
    レーザー武装に特化した戦艦で、特に艦首先端に大口径レーザー砲から発射されるチェーンソー型レーザーはコードネームの由来にもなっている。
    大気内では主力であるレーザーが減衰するためか、宇宙空間でのみ接敵及び交戦が確認されている。
    亜種には背鰭型のスタビライザーに大口径レーザーを翼のように装備した「ライトニングクロウ」と大口径レーザーを機体前方に多数装備し、対艦戦に特化した「ライトニングプリズン」がある。
  • ミラージュキャッスル Mirage Castle
    「蜃気楼の城」のコードネームを持つハリセンボン型巨大戦艦。
    本体であるハリセンボン型小型艦「スチールスピン」に大型の武装装甲ユニットを装備したもの。
    小型艦とはいえ本体も戦艦クラスの火力を有しており、装甲が大破すると装甲を即時にパージし、戦闘を続行する。
    亜種に強力なレーザー武装を多数備えた「ファントムキャッスル」がある。
    また、ファントムキャッスル本体の小型艦とペアを組み、挟撃を基本とした高い連携を誇る個体も存在し、これら一組は「デュアルスピン」と呼称されている。
  • ハイパージョー Hyper Jaw
    「超越的な顎」のコードネームを持つミツクリザメ型巨大戦艦。
    機動力を重視し、素の火力は目を見張るものではないが、敵対勢力を脅威と看做すと亜空間から強力な兵装ユニットを戦闘中に呼び出し、装着することによって装甲性と火力の増強、燃料、弾薬の補充を図る。
    他の巨大戦艦に比べて亜種が非常に多く、現状で追加装甲のバリエーションが異なる機体が4種類確認がされている。
    一様に前方への攻撃に特化しており正面からの戦闘は熾烈なものを強いられるが、反面後方攻撃に対する対策が全くなされておらず、完全な死角となっている。
  • マッシブウィップ Massive Whip
    「重厚な鞭」のコードネームを持つゴマフイカ型巨大戦艦。
    闇討ち戦法や触腕による格闘攻撃などを得意とする、ベルサーには珍しいタイプの巨大戦艦。
    有する攻撃も独特かつ多彩で、交戦するシルバーホーク乗りを戸惑わせる。
    派生艦にはレーザー武装の追加と撹乱能力が強化された、青色の「ブレイズウィップ」がいる。
    また、赤色の警戒色と他の戦艦の追随を許さない殲滅能力を有した同型戦艦の目撃情報があるが情報量が少ない為、詳細は不明。
  • バイオレントルーラー Violent Ruler
    頑強な紫色の甲殻に身を包んだ、「暴君」のコードネームを持つダイオウグソクムシ型巨大戦艦。
    外殻に由来する防御力と鈍重な外見に見合わぬ高い機動力、そしてコードネーム通りの凶暴性と攻撃力を備える。ベルサーの戦艦の中でも単独侵攻に徹底しており、侵攻エリア内に存在する対象全てを敵味方問わずに徹底的に破壊するまで活動を停止しない。
    巨体をフルに活用した攻撃方法や重厚な甲殻など、その特徴は地球を侵略してきたベルサーとは異なるグループが運用していたとされる巨大戦艦「クラスティハンマー」をどこか連想させる。
    金色の複合装甲を持ち、全体的に強化された「ゴールデンルーラー」、そしてそれをベースに徹底的な強化が施された「蛮君」と呼ばれる亜種が存在する。
  • サウザンドナイブズ Thousand Knives
    「千の刃」のコードネームを持つミノカサゴ型巨大戦艦。
    全身に備えた鋭い鰭は、盾、固定砲台など様々な用途とオールレンジ攻撃に優れた分離ユニットであり、攻守に隙がないバランスがとれた機体といえる。
    派生艦には実弾に特化した「サウザンドバレッツ」、分離ユニットから実弾と誘導レーザーを発射する「サウザンドエッジ」が存在する。なお、Thousandシリーズに共通して、全ての分離ユニットを破壊すると分離ユニットの全接合部分から翼の様な光の鰭を展開するという特徴がある。この状態になると攻撃活動が非常に活発なものになる模様。
  • ハングリーグラトンズ Hungry Gluttons
    「飢えしもの達」のコードネームを持つピラニア型巨大戦艦。
    本機の最大の特徴は同型の小型艦を多数従えていることにある。大型艦を中心とし、小型艦による様々なフォーメーションを取ることで、あらゆる連携を実現している。基本的にベルサーの大型戦艦は単騎による戦闘が主であり、これまでになかった巨大戦艦による数の暴力は脅威である。
    小型艦を各個撃破しても、亜空間技術により、内部の格納庫から戦場へ逐次追加配備することが可能。
    派生艦に小型艦の制御に特化した「ブルートグラトンズ」、小型艦に強化を施した「ヘビーグラトンズ」がいる。
  • ダークヘリオス Dark Helios
    「暗黒の太陽神」のコードネームを持つリュウグウノツカイ型巨大戦艦。
    複数のユニットに別れた多関節構造によって構成された特殊高速機動艦。関節のユニットには武装が格納されており、戦闘では戦場を回遊しながら変則的な攻撃を自在に行う。
    その正体はベルサーが鹵獲したとある戦闘艦を戦艦内に偽装したものである。その為、拡張幅の問題からDarkシリーズ本来の武装は装備されていない。偽装した装甲が限界を迎えると、鹵獲した戦闘艦の正体を晒した状態で戦闘を続行する。
    亜種に、内部偽装を行わないことで本来の武装を装備した「ダークフレイム」とその初期生産型である「ダークフレア」が存在する。
  • グレートシング Great Thing
    「デカブツ」のコードネームを持つマッコウクジラ型巨大戦艦。
    ベルサー軍の戦艦の中でもとりわけ巨大な様相を持ち、ベルサーの全艦隊を指揮するいわば旗艦に属する。
    他の戦艦とは比べ物にならないほど圧倒的な火力と耐久力を誇り、ベルサーの兵器の中でとりわけ代表的なものと言える。事実、人類側から見ればベルサー軍最強の戦艦という扱いであり、この戦艦の全撃破は対ベルサー戦における最大目標である。
    他の戦艦同様、グレートシングにも最新型・強化形態が存在するとの噂があるが目撃情報が極端に少なく、真偽のほどは不明。
    なお、ベルサーが使用している艦隊の名称は人類側が付けたコードネームであり、ベルサー内での正式名称は不明である。
     
     
  • オーディアストライデント Odious Trident
    「憎らしい三叉戟」のコードネームを持つマンボウ型巨大戦艦。
    本来は地球に侵攻したベルサーとは異なるグループのベルサーが運用した戦艦である。
    ダライアスの民の交戦記録にその存在が確認されており、それによればこの戦艦を運用していたベルサーのグループは遥か昔に二機のシルバーホークによって既に壊滅している。
    これは漂流したものをベルサーが改修したか、何らかの理由で地球付近まで流れ着いたものをそのまま運用したと予測される。バースト機関を搭載していないことを考えると、後者と思われるが……。

バイド

正式名称は「BYDO」。バイド帝国と呼称される事もあるが、別に国家形態から成り立っている訳ではない。
22世紀の人類が宇宙に進出した際に遭遇した悪意の生命体群。強大な排他的攻撃衝動を有し、あらゆる存在に対し、敵対行為を行う。
人と同様の二重螺旋の塩基配列を構造とした生命書式に依ってたち、自己複製及び増殖を行う粒子によって構成された超集束高エネルギー生命体であり、質量を持つ存在にも関わらず、有機物・無機物、挙句の果ては空間・精神すら浸食し、融合捕食と同化を果たす。その正体は、現在より遥か未来、26世紀の人類が生体物理学・遺伝子工学・魔導力学といったあらゆる科学を以て生み出した惑星級の星系内生態系破壊兵器のなれの果てが22世紀に出現したモノである。
彼らの中枢は異相次元の最奥に潜むとされており、次元の壁を超え、あらゆる世界に存在可能と考えられる。
波動としての性質も併せ持ち、その存在と影響はあらゆるものに伝播する。前述の通り非常に攻撃的であり、その対象は当然人類だけに留まらず――バクテリアンやベルサーの兵器にもその汚染の影響を受けた個体が人類側で確認・報告されている。

 

……Team R-TYPEの存在意義と命題は、この人工の悪魔の殲滅にある。

 

なお、バイドは個体の能力ごとにバイド係数としてE~Aの五段階に分類され、ボスとして登場する個体は主にA級バイドにあたる。

 
  • メルトクラフト
    全身が液体金属兵器で構成されたバイド。
    擬態能力を持つとされており、交戦による情報ではR-9に酷似した姿が確認されている。
    バイド汚染を受けた事故機を回収したものであるB-3B“METALLIC DAWN”(メタリック・ドーン)はこれと非常に酷似しているが、関連性は不明。
  • Xelf-16
    極小液体金属状バイドの集合体をまとったA級バイド。液体金属兵器に種別される。
    全身が自由自在に変形可能な流体金属で構成されており、武器状に変形することで攻撃に転用可能。
    金属内部にあるコアが弱点だが、このコアは高出力のレーザー兵器の発射口の役割も兼ねている。
    コアの露出は攻撃のチャンスであるが、同時にXelf-16が放出するレーザーに注意する必要がある。
  • バラカス
    バイド溶液内に生息する水棲生命体。
    天に向かっていきり立つ塔のような首を持ち、生理的嫌悪を覚える醜悪な様相のバイド。
    首の頂きでぬらぬらと光るコアが弱点。常に露出しているので、保護の為にしばしば液体に付けて潤いを保っている。
    肩部から体内エネルギーを電流として放出する他、体内で生成した圧縮ドライアイスを高速で撃ち出す。
    その荒ぶる益荒男が如き猛々しい外観から、女性パイロットからの心証は最悪と言われている。
  • ゴマンダー
    あらゆる物質を養分として吸収する程度の能力を持つバイド。A級バイドに相当する。
    養分を元に際限なく成長し、一説によれば惑星級のサイズにもなると言う。
    巨大サイズになると身体を維持することが難しくなり、死滅してしまう。しかしゴマンダー自身は自らの成長をコントロールすることはできず、インスルーアウトスルーと呼ばれる蛇のようなバイドを複数ある口を通して体内に飼わせ、エネルギーを分け与えることで適度なサイズに保っている。なお、口から分泌される液体は強力な酸である。
    頭頂部に覗かせる眼球のようなクリスタル状のコアが弱点。食い込むように接近するとインスルーやアウトスルーの攻撃がちょうど良く回避出来るため、安全地帯と言われている。
    非常に奇怪かつグロテスクな姿とそのインパクトから、R戦闘機乗り達の間ではドプケラドプス以上の知名度を持っている有名なバイド。
    ちなみに外見やインスルーらとの連携から目撃した者はとあるナニカを連想するそうだが、交戦した者は気不味そうな、あるいは淫蕩に浮かれたような表情で一切口にしようとしない。……それについて深く追求しようとするR戦闘機乗りは決まってTeam R-TYPEに連行されるか、一様に謎の失踪を遂げている。
    • インスルー
      ゴマンダーに寄生する多間接の機械化生命体。脊索動物に近い姿を持つ。
      ゴマンダーとは共生関係にあり、宿主の防衛機能としての役割を持っている。
      超硬質金属にバイド体が付着することで活動しており、破壊は最大出力の波動砲を以てしても非常に困難。
      胴体部分に付着しているバイド体を破壊することはできるが、ゴマンダーの体内に入ることで再生してしまう。
      ただしゴマンダーがいなくてはインスルーも生存できないため、ゴマンダーを倒すことで間接的に撃破可能。
      亜種に形状がますますアウトになったアウトスルーが存在する。
  • ボルドボルドゲルド
    スクラップとバイドが強く結び付いて生まれた複合武装体ボルドが大きな進化を遂げたもの。
    際限なく進化を続けた結果、宇宙戦艦に匹敵するサイズと計り知れない火力を手にした。
    その巨体に見合った耐久性能と装甲性を持ち、通常火力での殲滅は非常に困難を極める。バイド全体に損耗させる以外に中枢と思われる部位を破壊することでその機能を停止させることができるが、集中攻撃に晒される為リスクが伴う。
    特に艦首の様な部位から発射されるカラドボルグ砲の威力と範囲はひたすら脅威。
  • ドブケラドプス
    電子機器と生物が結びついて誕生した、A級バイドに分類される巨大なバイドの複合生命体。生命要塞に種別される。
    ドブケラドプスはアルビノ種、水棲種、残骸のような状態で活動する種類など亜種・変種が多数確認されておりバイドの中でも特に多様性に富んでいる。個体によってその特徴も大きく変わる為、交戦の度に注意が必要となる。
    過去のバイドとの交戦で幾度も確認されており、その醜い姿はバイドの象徴的存在として多くのR-TYPER達に強い印象を残す。バイドといえばと聞かれて、このドブケラドプスを挙げる者も多い。腹部の内部には該当部位を構成する生命体の頭部が内包されており、口内からドブケルンMAXと呼称される強力な光学兵器を吐きだすが、同時にこの腹部の生命体はドブケラドプスの弱点でもある。
  • グリーン・インフェルノ
    異層次元に通じる跳躍空間を漂う、全長1kmにも及ぶ超巨大戦艦。
    あまりにも巨大である為、搭載されている兵装はおろか、そのサイズに搭載されるメインエンジンや補助エンジンから放射される噴射炎すら壊滅的な攻撃力を持つ。
    本来は宇宙のどこかの文明(バクテリアンの説がある)が持てる技術を注ぎ込んで建造したものだが、バイド体に取り憑かれ、現在では跳躍空間を彷徨っては接近するもの全てを破壊する危険な存在となってしまった。
    現時点でグリーン・インフェルノと遭遇して生還した者は居らず、その存在は犠牲者が遺した画像データや音声記録から確認されているのみである。
  • 投下型局地殲滅ユニット モリッツG
    惑星規模のバイド生態系破壊を目的に地球軍が開発・運用していた大型機動兵器。
    第一次バイドミッションを完了したR-9A"ARROW-HEAD"が凍結されていた宇宙要塞アイギスに格納されていたが、各地の都市で発生した電子制御兵器の暴走と平行し、突如地球のとある都市に投下。自己防衛システムに従って暴走する。
    鎮圧のために出動した地球軍やパトロールスピナーを寄せ付けず破壊の限りを尽くしたが、出撃した3機の新型R戦闘機によって撃破され、活動を停止した。
    後に何らかの原因でモリッツGにバイド体が付着し、これがモリッツGの暴走を招いた事がわかった。このモリッツGの暴走が後にサタニック・ラプソディーと呼ばれる事件の始まりとなる。
    運用目的に違わず「惑星破壊プログラム」を搭載する。幸いにもサタニックラプソディー当時にこのシステムは作動していなかった。
  • 暗黒の森の番犬
    最近になり、とあるR戦闘機乗りが遺したテープレコーダーから存在が確認された。
    声明によれば、それは異層次元にて存在が確認されたバイドで、その外見はR-13A“CERBERUS”(ケルベロス)に非常に酷似していたという。
    「サタニック・ラプソディー」において、事件究明に向かった3機のR戦闘機のうちR-13AだけがM.I.A.(行方不明)扱いとなっている。(ただし地球連邦はこれらの事実を隠匿している)
    行方不明になったR-13Aと何らかの関係があるのではないかと思われるが、現状では不明な点が多い。
    早期段階での異層次元への調査が待たれる。

その他

単純な敵ではない、しかし味方とイコールでもない。
三大敵勢力とのドンパチが主であるメインシナリオでは影が薄い。
メインシナリオを進めるだけでは未登場が多く、中には名前すら出ないところもある。

シーマ

人類よりも高度かつ、異質な方面へと進化した知性体とされる存在。
人類とバクテリアン、ベルサー、バイドとの戦いの渦中、突如としてその姿を現し、彼らに対し攻撃を行う。
その名前はある惑星の言語で“死を司る者” THIIMA(シーマ)を意味する。
非人間型の機械知性体で、ネットワークのような通信網で情報と意識の共有を行い、固体としての知性は存在しない。一説では文明の監視者・宇宙の秩序を守る存在とされる。
彼らの姿はベルサーの戦艦同様に海洋生物を模したものであり、そのデザインはベルサー軍との関わりを窺わせる。
むしろベルサーの性質を考えると、彼らの戦力はシーマの技術を盗用し製造した可能性が非常に高い。

 

シーマの大型戦艦は何れも金属生命体故の再生能力とβビームという膨大な出力のエネルギー兵器を備えており、ベルサー軍のバースト機関搭載戦艦をも圧倒する機能を持つ。

  • クイーンフォスル Queen Fossil
    シーラカンス型の金属生命体。「化石の女王」のコードネームを持つ超々級大型母艦。
    形状やモチーフ共々ベルサー軍が運用するフォスルシリーズに似通っているが、ベルサーが運用するタイプとは比べものにならないほど巨大な外観を持つ。
    その巨体を生かして全身に様々な兵装を、体内には多くの機動兵器を搭載しており、サイズと相まって凄まじいインパクトとプレッシャーを与える。耐久力も極めて高く、通常武装による攻撃では小破すら至難を極める。
    また、姉妹艦として武装を変更し、火炎放射器を装備した「ファイアーフォスル」が存在。
    武装内容もプロミネンス発生砲台など変更によって全体的な火力も大幅向上しており、実質強化型といえる。
  • ディメンションダイバー Dimension Diver
    ギンザメ型の金属生命体。「次元の潜航者」のコードネームを持つ攻撃艦。
    亜空間航行ユニットを搭載しており、それによって次元跳躍を可能とする。
    亜空間を潜行しながら移動し、連続ワープや空間と空間を繋げることで変則的な攻撃を仕掛ける。
    金と銀の二種類の個体が存在するが、兵装に多少の変更がある以外には差異はない。
  • G.T.
    マッコウクジラ型の金属生命体。シーマにおける最強の戦力と予想される大型戦闘指令艦。
    戦闘統制における中枢であり、シーマの巨大戦艦の中でも最大級の耐久力を誇る鉄壁の怪物。
    ベルサー軍が運用するグレートシングと酷似しており、G.T.はそのオリジナルと思われる。しかしその外見はグレートシングに比べると非常に凶暴な様相である。
    G.Tはβビームの他にニュークリア弾に次元砲といった固有の武装を備えており、圧倒的な火力で敵対勢力を粉砕する。また黒と紫の個体が存在し、個体によって装備兵装が異なる。
  • ジ・エンブリオン The Embryon
    生命を生み出す程度の能力と「聖なる母胎」のコードネームを持つ金属生命体。
    自律進化型機動生命体生成ユニットに分類される、シーマを総括する中核にしてそれらを生み出すシーマの母胎。
    機械とコアのような物体をクリオネに酷似した半透明の物質で内包したような姿を持つ。半透明の物質はクリオネ以外の形にも変形可能。
    戦闘では内部からシーマを生成し攻撃に転用するトリッキーな戦法とシーマ共通のβビームによる高い火力で敵を殲滅する。

衛星モリヤ

当シナリオに置ける外宇宙における舞台の一つ。
正式名称は「モリヤ星系第二惑星ミシャクジの第二衛星であるモリヤ」であり、星系と惑星の名前が一緒で少しばかりややこしい事になっている。
この世界では地球外に置ける地球人(妖怪や神も含む)の外宇宙への植民が行われており、モリヤはその中で最も居住に適した星の一つで、多数の移民が生活と開拓を行なっている。
やはりと言うべきか此方も侵略者達の攻撃を受けており、その関係で地球圏外では最大規模の軍隊が常駐し、移民たちを守っている。

 

スワ市

モリヤにおけるホームタウン。
ネ実市以上にまさにSFって感じで車とか空飛んでるし、反重力で出前に来る屋台とかもある。
けどPC達は資源や補給が安定している地球圏の軍人なので最初は風当たりが強い。

  • 洩矢諏訪子
    この世界では神で政治家、役職はモリヤ植民地議会議長。
    しかし近年は物資や兵器の補給が途絶えがちであり、大いに不満を抱いている。
    その為、こっそりその思想に同調してくれた軍司令官の神奈子と繋がり「タタリ機関」という極秘組織を立ち上げ、モリヤにて発見したオーバーテクノロジー、コードネーム「LAY」を研究。
    新テクノロジーを使用して無断での兵器開発など、バレたらタダでは済まないのだが、その時はその時と腹を括っている。
  • 八坂神奈子
    この世界では神で軍人、役職としてはモリヤ星系派遣軍総司令、階級は大将。
    モリヤに対して負担を強いており、敵勢力から守りきれるか危険視される現状を憂い、上層部に直訴。
    モリヤへと派遣された後、諏訪子と共に独自の兵器開発に勤しんでいる。
  • 東風谷早苗
    モリヤ派遣軍のエースパイロット。階級は少佐
    その年齢からは信じられないほどに多数の勲章を授与された紛れもない英雄。
    しかし、その内面は良くも悪くも内面は本来の世界と変わらない。
    その操縦技術とスコアマークは同年代のパイロットでは紛れもなくトップクラスに入り、奇跡的とすら称される。
    現在の愛機は「R-KERO・0」現在タタリ機関が開発している独自戦闘機のプロトタイプとも言うべき機体。
    エースの証として蛇とカエルを彩ったエンブレムを付けている
     
    この機体はどうしても人員と軍備が足りないモリヤでの運用を念頭において開発された
    そのため多数の敵を可能な限り高速に、同時に殲滅することを念頭に置いて開発されている
    現在は派遣軍最高のエースである早苗を乗せることによってデータ取りの真っ最中。
    特筆すべき兵装は多数の敵をホーミングする「ロックオンレーザー」
    これは僚機選択時、敵が大量に沸くエリアや多段部位のボス殲滅に超役立つ。

イベント

メインシナリオ

 

サブイベント

会話パートなど、STG要素以外のイベント

 

エクストライベント

条件を満たすと出現する特殊なイベント。

 

報酬/称号

  • 初めてステージをクリアした。
    今までクリアしたステージを遊べる「フリーミッション」が解放される。

コメント欄

  • コメ欄出来たので建て主に質問なんだが学園モノ掲示板の201の質問に答えてくりゃれ。完全に好き勝手やっていいのか自重しないとアカンのかわからないとネタの書き込みようが無いんですわ。 -- 2012-09-22 (土) 17:37:44
  • 建主ですが
    一応のメイン敵は3B。建てた人間としてはこれ以上風呂敷広げる予定はありません。
    ネタに関してはヤバすぎるものでない限りは特にNGはないです。むしろ大歓迎。
    gdgd書いたけど概要のシナリオ傾向に沿っていれば問題ないですよー -- 2012-09-22 (土) 18:40:56
  • あーレイシリーズネタ書いてる人ー。釘を刺すようで悪いけど人類VS人類の流れは勘弁してほしいんだが 「敵対キャラは3B勢力」って概要にも設定してるし -- 2012-10-07 (日) 03:19:27

*1 ミスした場合は装備は初期化される
*2 フォースの研究に培ったバイド技術とバイド素子をR戦闘機自体に組み込むことによって主に耐久力などの性能を向上させたり再生能力などを付けたりする……が結局の所、他の自機同様の耐久力になってしまったが
*3 セクシーダイナマイトII。前述したバイド溶液に生身でドボンする機体
*4 当時の型番はR-X