シナリオ/紳士学園の復讐

Last-modified: 2021-12-17 (金) 12:42:02

イベント名

紳士学園の復讐

概要

主人公に幾度となく粘着してくる紳士学園の不良達。
しかしその全ては返り討ちにあい、彼らの主人公への鬱憤は日に日に溜まっていった。
そしてついに彼らは紳士の名を捨てんばかりの暴挙に出ることになる。
主人公と最も親しい少女を誘拐してしまうのだ。このままではいろんな意味で非常に不味い事になる。
主人公は紳士学園の不良が集る廃工場に乗り込むのだった・・・

発生条件

紳士学園生徒との戦闘に10回連続で勝利する。
もしくは紳士学園生徒との戦闘を10回連続で回避(煙幕などで逃走)する。
その後、一定期間の後に発生

  • 隠しイベント追加発生条件1
    御前良恵の暴走を無視せず関わったり、彼女と2,3度戦闘していること。
  • 隠しイベント追加発生条件2
    主人公PTに汚い忍者がいる。
    プレイヤーキャラであっても構わない
  • 隠しイベント追加発生条件3
    好感度が80以上のAC学園のキャラ7名。
  • 隠しイベント追加発生条件4
    累計プレイでレベル上限解放イベント「限界への挑戦」をクリアし、イベント戦闘を5ターン以内に勝利する
  • 隠しイベント追加発生条件5
    戦闘で主人公のHPが0になる

攻略

いつも通り登校すると謎の封筒が下駄箱に入っている。無視しても問題なく進行するが報酬が下がるのでよそう。ちなみに無視すると主人公の携帯に紳士学園生徒から誘拐した旨の連絡が入る。
『○○を攫った。町外れの廃工場に来い』
リアル犯罪行為に主人公の怒りが有頂天。すぐさまソロで駆け出すか、助けを呼ぶかの選択肢が出るが素直に助けを呼ぼう。ソロで向ってもランダムで仲間が駆けつけてくれるが、恵ちゃんと関わって隠しイベントのフラグを立てていると場合によっては無理ゲーとなる。助けを求める相手は信頼できるPTメンにしよう。すぐに賛同して仲間に加わってくれる。
 
廃工場に着くと当然の如く彼らは人質作戦に出る。
汚い忍者がプレイヤーキャラ、もしくはPTメンの場合先手を打って取り返すが、他のキャラだと最初は大人しく殴られる羽目になる。見ていられないとヒロインは泣き叫ぶが、主人公は無言でジッと堪え続ける。
しかし紳士学園生徒が今度は彼の前でこの少女を痛めつけてやろうと暴挙に出た瞬間、怒りに燃えた主人公は取り巻きの生徒をなぎ倒し、少女を捕まえていた生徒もぶん殴る(その怒りの力を最初から発揮しろ、というのは禁句)。本来の作戦なら主人公が囮になっている隙にPTメンが救い出す手はずだったのだが、結局自力で救い出した主人公。
人質は取り返したが、こんな外道の輩を許す気はもちろんない。
そのまま総勢20名の紳士学園一級廃人生徒と戦闘となる(画面上は4人で一人倒れるごとに追加されていく)。
 
戦闘時、主人公の体力は半分になっているのですぐに回復させよう。外道ではあるが決して油断は出来ない相手だ。最もこのイベント発生が終盤だったりすると圧倒的Pスキルの主人公PTによるひどい虐めが展開されることになるのだが。しかし所詮はモブキャラ、烏合の衆である。

戦いが終わり、床に転がった似非紳士達を一瞥すると主人公はヒロインを抱きしめ、無事であることに心から安堵する。少女によって若干違いは出るものの真っ赤になったヒロインにそれを冷やかすPTメン。
なにはともあれ、愚か者の復讐劇はこうして幕を閉じるのだった・・・。

隠しイベント

隠しボス:紳士学園裏スケ番

紳士学園の不良を倒すと「あの人がいれば・・・」などと捨て台詞を吐く事がある。
条件1を満たしていると、そのあの人との戦闘することになるのだ。
不良達を全員倒し、抱擁も冷やかしも終わった後、廃工場に一人の女子生徒が現れる。途端に倒れて呻いていた不良達が元気を取り戻し、倒れた状態のまま少女に敬語で話しかけた。
フルフェイスで顔を隠した少女は陰陽鉄学園の制服を着ており、展開に戸惑うプレイヤーキャラだが、少女は『非があるのはこちらの様だが部下がやられて無視はできない、なによりそのカップリングは皆の為にならない』と両手剣を構えて粘着してくる。
戦闘は彼女一人だが分身を使って連携まで狙ってくるので相当手強い。攻撃力も相当高く、不良メンバーとの戦闘で体力が少ない場合すぐに回復しないと一撃で沈められることになる。その戦い方はまるでザイドを思わせるものがあり、彼女が暗黒騎士タイプである事が窺い知れる。
戦闘に勝利すると、フルフェイスの兜が破壊され、まさかの恵ちゃんである事が判明。
普段粘着してくる時はかなり弱かったはずの彼女が何故?と疑問に思う中、恵ちゃんは何も説明せず泣きながら走り去ってしまい、ミステリーを残す雰囲気のままこのイベントは終了する(恵ちゃんを攻略するとこの謎が明かされる)。
それ以後、恵ちゃんがプレイヤーキャラに粘着する事はなくなるのだが・・・もし攻略を狙っているのならこの時点で彼女のフラグは折れている。素直に諦めよう。

隠しボス:紳士学園の暴走族

隠しイベント追加発生条件4を満たすと発生。
ただし、紳士学園裏スケ番のイベント条件を満たした場合は裏スケ番戦が優先されるためこの戦闘は発生しない。

 

不良達を完 全 撃 破し余韻に浸ろうとしたその時、
「オラオラどうしたどうした?」
「お前ら何ズタボロにやられてるわけ?」
バイクに乗った紳士学園の不良がぞろぞろと集まってきた。その数は、ざっと見積もって10人はいるようだ……
「き、貴様らは… 紳士学園の暴走族!!」
床に転がった不良達は紳士学園の暴走族の登場に驚く。
「そのザマは、派手にやられたようだな」「お前達は紳士学園一級廃人生徒達の中でも最弱……」「あの程度の奴にやられるとは、紳士学園の面汚しだな!」
「うるせぇ! そんなこと俺達に言っても、アイツが強すぎるんだよ!」「大体お前達が最初から来てくれれば…… あがッ!?」
「雑魚は黙ってろ!」
暴走族は倒れていた不良達を気絶させる。その後、主人公達をとり囲んで睨む。
「これ以上紳士学園をなめンじゃねぇよ……」
「いつまでもヤラレ役でいると思うな!」
「イチャついているのを見せつけてリア充アッピルしてんのか!ゴルァ!!」
「拷問だ! とにかく拷問にかけろ!」
先程の戦いこそ余裕だったが、ここに来るまでの疲労、ついげきの先程の戦闘で主人公達は疲弊している。そして、今度の相手は一筋縄ではいかない強敵だろう……
覚悟を決めて主人公達は再び武器を取り、紳士学園の暴走族に対峙する。

 
  • VS紳士学園の暴走族
    紳士学園の暴走族は総勢10名だが、画面上は2人で一人倒れるごとに追加されていく。
    紳士学園一級廃人生徒よりも一回り強く、出血や暗闇などといった状態異常を用いた搦め手を使ってくる強敵である。
    更に主人公の限界突破の進捗に応じてより強力な「疾風隊」や「特攻隊」が現れる。
    まずは先程の戦闘のダメージを回復して状態を立て直し、2人ずつまとめて撃退していこう。
     
    いきり立つ外道紳士共を完 全 撃 破すると、黄色い外套を身にまとった紳士学園風紀委員「イエロージャケット」が現れた。
    「そこまでですわ!」
    タルタル族と思われる少女が率いる、ガルカ族の屈強な風紀委員達に驚く外道紳士共。
    「げぇ! 風紀委員(イエロージャケット)!!」
    「しかも風紀委員の精鋭達じゃねぇか! もうここがバレちまったのかよ!?」
    「もうダメだァ…… オシマイだァ……」
    「くそっ、いくら風紀委員といえど数はこっちの方が上だ! 構うこたぁねぇ! やっちまえ!!」
    外道紳士共はリーダーであろうと思われる男の号令で若干やけっぱちになって突撃する。しかし、満身創痍な外道紳士共が紳士学園風紀委員に敵うはずもなく、あっさりとやられたのだった。
     
    紳士学園風紀委員を率いていた少女ミリララは、外道と化した生徒の非礼を詫びると共に主人公に迷惑料としてアイテムをくれた。
    その後、数十人はいたであろう似非紳士共は1り残らず紳士学園風紀委員の皆さんによって連行され、天狗ポリスに引き渡されたらしい。
    なにはともあれ、愚か者の復讐劇は今度こそ幕を閉じるのだった……。
お前の後ろに(ショッキング注意)

イベント発生時に、主人公が病気で戦闘不可能の状態になっていると派生
連絡を病院で受け取った主人公は、熱に浮かされた頭では助けを呼ぶという選択肢も思い浮かばず、
止める看護師を振り切り、窓から飛び出てパジャマと裸足のままで廃工場へ向かっていった。
余談だが、主人公が入院していたのは4階の部屋だった。


6時間後……なんとか道に迷いながらも足を引きずって廃工場に到着した主人公。
ちなみに、紳士たちはいつまで経っても主人公が来なかったので、
主人公が逃亡したと見なし、1時間前にすでに人質のヒロインに手を出そうとしていた。


中に入った主人公は、例え病気でなかったとしても目の前の光景を理解することはできなかっただろう。
そこには、ナタで頭を………、全身の骨を粉々に……、鎖で手足を巻かれたうえにガソリンをかけられ……、電撃を浴びせ続けられ……、
手を封じてから鼻と口にガムテープを……、アツアツの油の中に顔を……、カミソリを喉に………、ミニマムにしてから金庫に閉じ込めて………などの死因で惨殺された20人前後の紳士と、
飛んできた血や肉片、自身から漏れ出た体液などが混じり合ったスライム状の汚い物体にまみれて何が何だか分からなくなっているヒロインがいた。
ヒロインの姿を確認した主人公が気力を使い果たして気を失うのと、病院からの連絡で主人公を探しに来た天狗ポリスが廃工場に入ってきたのは同時だった。


一週間後……病院から退院した主人公とヒロインは、事件の一切の記憶を失っていた。
猟奇大量殺人事件に巻き込まれたショックだと説明されたが実感はなく、周りの人間も事件のあまりの残虐さにより、
「憶えていないならそのまま忘れ去った方がいい」と判断し、なぜそこに居たのかなどの追及は全くされなかった。
事件は多くの謎を残したまま進展しなかったが、一番謎に思っていたのは当事者にして生き残りの主人公とヒロインだったろう。
この少し不思議な経験を気に、二人の仲はなんとなく深まっていった。
また、この件で陰陽鉄学園と紳士学園に公安の調査の手が入ることになり、それによって学校主体による人身売買や生徒の売春斡旋などの事実が白日の元となり、一部の教員が秘密裏に逮捕されることになり、獅子身中の虫が一掃される事となるのだった。



そういえば、学校の用務員のロールシャッハさんの臭いが最近薄くなったような…
服を洗濯して風呂にでも入ったのだろうか?

隠しボス撃破&別のイベントでロリコン大魔王撃退

???「おのれ、陰陽鉄学園の(主人公名)め!我ら紳士帝国の最強の刺客を送り込んでやるッ!!」 新たなる陰謀の幕が切って落とされる!?

・・・だまして悪いが

イベント発生時に、隠しイベント追加発生条件3を満たしていると派生。
主人公と親しいAC学園の生徒が紳士学園の生徒を逆に罠に嵌めるイベント。

戦闘で主人公のHPが0になった場合

怒りも露わに戦う主人公だったが、痛む体を引きずりながら多勢に無勢、力及ばず倒れてしまう。
このままこんな奴らにやられ、ヒロインも救えないのか……そう覚悟した時。
突然、煙玉が投げ込まれ、廃工場内が濃霧で包まれる。その中で主人公は何者かに運ばれ、ポーションをかけられる。
「生きてるな? お姫様も助けたぞ」
そう声をかけるのは、緑色のバンダナを頭に巻いた青年。その傍らには、主人公を心配そうに見つめるヒロインの姿もあった。
「ケホッケホッ……一体何が……き、貴様、エーデルワイス部のジャック・スワロー?」
「なんでお前が……まさか、あの噂は本当なのか?」
煙幕が晴れ、ジャックと呼ばれた青年を見た紳士達は狼狽える。
「俺たちを知ってるようだな。噂は本当だぜ。お前らはやりすぎたんだよ」
「紳士学園の暗部……! 「掟」を破り、度を越した不良行為を行った者は、他ならぬ紳士学園からの刺客によって秘密裏に粛清され、天狗ポリスに突きつけられるという!」
「その「掟」の番人! 不良行為には不良行為を以て報復する刺客、エーデルワイス部……いや、シーフ部!」
エーデルワイス部、いやシーフ部のジャックは、双剣を取り出して構える。
「おい、お前。傷は治してやったんだ。まだやれるだろ?」
ジャックは主人公にそう声をかける。主人公の返事は、当然のものだった。

 

VS紳士学園生徒
ヒロインとジャックがPTに加わった状態での再戦。
ジャックはシーフ系のキャラで、ただ攻撃するだけでなく毒を与えたり回避率を上げたりといった行動が可能。
主人公のHPが回復している上、味方も加わっているので、負けるようなことはまずない。

 

ジャックと共に紳士達を打ちのめした主人公とヒロイン。
ジャックは主人公に声をかける。
「実はあいつらの行動はずっと見ててな……。本当なら紳士学園の罪は俺たちが粛清するべきだったんだが、お前がかっこよく決めたんで、様子を伺ってたんだ。ピンチになったから助けに入った、って次第さ」
話をしていると、廃工場に騒がしく入ってくる者たちがいた。
タルタル族と思われる少女と、彼女が率いるガルカ族だ。全員揃いの黄色い外套を着ている。
「そこまでですわ! 紳士学園生徒として恥ずべき行為は、わたくし達風紀委員(イエロージャケット)が……あら?」
「遅かったな、風紀委員(イエロージャケット)
「エーデルワイス部! 先を越されましたのね……!」
「どっちが先とか、どうでもいいことだろ? それより、こいつらの後始末は任せたぞ」
「ふんっ! 当然ですわ! 彼らはわたくし達が責任を持って天狗ポリスに連行します!」
話を終えると、イエロージャケットと呼ばれた者たちは手早く紳士達を捕らえ、連れ出していった。
「とんだ災難だったが、これで一件落着だな。俺は紳士学園のジャック。さっき風紀委員(イエロージャケット)を率いていたのはミリララだ。俺たちはまあ、表と裏から紳士学園の風紀を守っているのさ。内の連中が迷惑をかけたな……。だが、もう二度とこんなことは起こらない、いや、起こさせない。約束するよ」
そう言い残し、ジャックは去っていった。

報酬/称号

  • 助け出した女性キャラ、PTメンの好感度が大幅に上昇する。
    このイベントのおかげで好感度があがりづらい相手も結構あげることができるので中々嬉しい。
    ただし、誘拐される少女は元々好感度が一番高い少女なのであまりありがたみは少なく、他のもPTメンと限定されている為、PTに加入できないキャラの好感度を上げることは出来ない。
    所詮は雑魚キャラとの連続戦闘なので目立ったアイテムは手に入らないが、隠しイベントを発生させていると裏スケ番から『バリンソード』を入手することができる。暗黒騎士タイプの仲間がいるなら装備させてあげよう。暗黒しか装備できない上に強い武器なのに売ってもあまり高値で売れないという事実に目を瞑れば嬉しいアイテムである。
    また、紳士学園の暴走族との戦闘をクリアした場合は追加の報酬として紳士学園風紀委員からランダムでステータスアイテムを貰える。
    得られるステータスアイテムの数は隠しボスの強さに応じて最大3つとなる。
  • 似非紳士共が天狗ポリスのお世話になり、出現しなくなるのも報酬といえば報酬ではある。
    ちなみにこいつら、留置場内で姿を見れる。殴り足りないなら自分も天狗ポリスのお世話になろう。
    留置場内で戦える人間が増えれば、レアなエンディング「街を救い女を救っても、自分の心は救えない」を見るのに便利だろう。