概要
空に浮かぶ大地。仙果という桃のような果物が実っている果樹園がある。
神仏や天人が暮らしている有り難い場所。
天人は神仏に功績を認められ天に上がった人たちで、天人は全員が名家である。
この世界では単に高いところに浮いているだけの土地なので、一応生きている人間でも足を踏み入れることも出来る。
とはいえ許されているわけではないので、天人たちには近寄ってはいけない。
…のだが、逆に天人が地上に下ることもあり、この場合地上人に非はない。
降りた先でたまたま逢った地上人に影響される天人も少数ながらいるようだ。
天子の生まれ故郷。
天子が言うように、基本的には何にもない場所。
ただ、たまに暇を持て余した神仏が試合を挑んでくることがあるようだ。
出没人物
挑める相手
- 孫悟空
天下無双の石猿。
逆立った赤毛の身体を持ち、如意棒を手に携えている。
現在は仏だが、強者との戦いには常に喜んで応える。
勝つと如意金箍棒を始めとする彼の装備品をくれる。 - アマツミカボシ
天にまつろわぬ星の神。
見た目は真っ黒な人型から、細い触手のようなものがうねっているという不気味なもの。タタリ神みたいな
プロマシアにシンパシーを感じている。
戦闘では種族テラーを除いてプロマシアと同じ技を使用する。
勝つと必ずアンブラルマロウを1つくれる。 - スサノオ
荒ぶる海の神。祇園様とも呼ぶ。
本来両手で持つ刀剣を片手で振り回す巨漢。また、風雨を操る程度の能力の持ち主。
過去のアレコレは黒歴史なので触れないであげよう。
最近の趣味はビデオレター制作。
彼の持つ剣、天の叢雲はまたの名を草薙神剣と言い、下記の熱田大神を始めレリックの天の村雲や慧音の天叢雲剣と、なぜか同時に何振りも存在しているが、それは天の叢雲自体が信仰を持つ神と化しているからであり、全ての天の叢雲が本物である。
勝つとスサノオの小手の他、装備できない天の叢雲をくれるが、これは魔理沙、もしくは霖之助にあげると後に霧雨の剣になる。 - 熱田大神
草薙神剣を御神体とする神宮の祭神。
草薙剣の神霊だが、その正体は天照大神だとも日本武尊だとも言われている。
本人は詮索されるのを面倒くさがって教えてくれない。
文字通りの「剣神」であり、剣の扱いに関してはトップクラスの実力者。 - 鹿島神
葦原中国を平定した天津神最強の軍神。タケミナカタ、或いはタケミカヅチとも。
雷と剣術を操る程度の能力を持つ。
神奈子様とは知り合いらしいが、どういう関係はお互い微妙にはぐらかしている。……まあ、秘密という事で。 - アマテラス
太陽神であり、日本神話の主神。スサノオのお姉さん。
巨大な大剣を背中に何本も浮かべた姿は後光のようにも映る。
穏やかな口調で責任感は強いが、割と遊び好きな一面もある。
勝つと天照大御神の神衣、龍神様の冠、伊豆能売の袴、天宇受売命の舞靴のどれか一つをくれる。 - ツクヨミ
月の神。アマテラスとスサノオのきょうだいの真ん中。
性別も特定の姿も持たず、活動する時は人間に憑依する。
現在は女性に憑依しているため、女性の姿で現れる。
見た目は顔の半分が白く、もう半分が黒い。これは月の満ち欠けを表しているらしい。うさ耳も生えている。
黒と紫の着物を纏い、背中に大きな三日月を背負う。
長いキセルを手にしているが、これは憑依元の女性の影響のようだ。戦闘時には槍にも銃にもなる武器でもある。
妖艶でありながら退廃的で、全てを諦めながら全てを憎んでいる。
自分が幸せになれるなどとは思っておらず、可能な限り他者を不幸に追いやろうと考えている。
これは憑依元の女性の影響が強く出ているが、そのまま破滅にまっしぐらだった彼女を、ツクヨミ本来の神格が哀れんで、自ら憑依することで食い止めているのである。
時折、憑依元の女性をなだめるために、試合相手を探して発散させている。
月読命と関係あるのかは不明。