戦闘ですべき事

Last-modified: 2022-11-21 (月) 03:53:11

周りを見る
当たり前のようで忘れがちな事である。本ゲームは艦戦ゲームである以上、敵を撃つのは当たり前であるが、双眼鏡(スナイパーモード)を覗きっぱなしにしたまま射撃を続けると視野の狭さゆえに障害物(島や味方艦等)に衝突したり、気がついたら孤立していた…など即撃沈に繋がる状態に陥る可能性が高い。覗きっぱなしは避け、適時通常モードに戻して周囲を確認したり、ミニマップを参照することで周囲の状況や敵味方の位置関係は把握しておきたい。

格納

港画面の[三]-[設定]-[操作モード]より[フリールックカメラ]を有効にすることで、操舵ボタンの近くに「見回しエリア」のスクロールを追加することが可能。この機能を有効にしてスクロールを左右に動かすと、主砲の向きを変えずに視点だけを動かして周囲を確認する事ができる。基本操作に慣れてきて、戦場を見回す余裕が出てきたらこの機能を有効にして使用してみよう。

 

占領する
本ゲームでは3つの試合形式(後述)があり、いずれの場合も陣地を占領し確保し続けることで得られる「占領ポイント」を貯めることが勝利への近道となる(占領を放棄して敵の殲滅による勝利を目指す事も可能だが、この場合は敵艦のHPを削り切れなかったり、逃亡され撃沈に至らなかった場合は時間切れで引き分けになったり敗北する可能性もあり得る)。このため自艦で占領を試みたり、占領を試みる味方を支援する行為は勝利へと繋がる確実な一歩と言える。しかし、敵は支援が厚い中味方の支援無しで占領を試みたり、複数の敵に狙われている中で占領を行おうとしても、上手く行かないだろう(逆に敵より数に勝っている場合や、味方が連携して敵を追い払ってくれる場合等には比較的占領し易い)。周囲を良く見て、味方の支援を受けられるか、複数の敵に狙われていないかをよく考えて占領に入りたい。

格納

実は「占領」という行為は得られるEXP的にもクレジット的にも美味しい。本家の場合、単独で1つのエリアを占領した場合、1隻の敵艦のHPを2/3奪ったのと同量のEXP、1/3を奪ったのと同量のクレジットを獲得できる。Blitzにおける詳細は未検証であるものの、状況によっては敵艦と直接戦闘しHPをすり減らす事なく簡単にEXPやクレジットを獲得できるチャンスとも言える。

 

敵との距離と自艦の姿勢に気を配る。
本ゲームは目前に複数の敵艦が見えたからといって、無双系ゲームの如く突っ込んで行くと集中砲火を食らってあっという間に沈没してしまう。これは海戦における砲戦が「敵味方共に展開したうえで、双方の射程距離ギリギリから少しづつHPを削りあって撃沈を目指す」タイプの戦いである事に起因する。このため、砲戦においては自艦の砲射程を把握した上で「敵艦までの距離」と「自艦の姿勢」に注意を払って戦うことになる。

格納

理想を言えば敵の砲弾が届かない距離から、自分の砲弾のみ届かせられれば良いのだが、当然そのような条件となる事は少なく…砲戦が始まれば敵弾もバンバン飛んでくる。目の前に複数の敵が居る場合、複数の敵から狙われる場所に留まることは可能な限り避けるべきである。この様な場合においても「敵艦までの距離」に気をつけつつ自艦の位置を変更することで、その状況から逃れることができる。このような動作を射線を切ると表現する。また、射線切りに成功して1対1に持ち込めたとしても、海の上にはそう都合よく島(遮蔽物)があるとは限らず、敵味方共に艦の姿を晒して射撃する事が多くなる。よって「自艦の姿勢」もまた重要となる。砲戦においては基本的に自艦の艦首を敵の側に向け、被弾面積を少なくしつつ敵の攻撃を凌ぐ。こうすることで敵からの砲弾の命中率を下げつつ、もし被弾した場合でも(船体に角度が付く事で)見かけ上の装甲厚を上げる事で跳弾を誘うことが可能となる。仮に敵に対して自艦を真横に向けてしまった場合、被弾面積は大きくなり砲弾の命中率が高まるだけでなく(船体に角度が付かず)見かけ上の装甲厚を期待する事もできず、弱点である側面(舷側)を露呈させることから、バイタルパートの貫通による大ダメージを受けてしまう可能性が高くなる。したがって、砲戦の最中は勿論のこと、自艦の位置を変更するために転舵する際にもなるべく側面(舷側)を晒さない、もしくは晒しても最小の時間に留める必要がある。この様な動作は、敵の魚雷を回避する際にも有効なので覚えておこう。

 

一歩先を読んだ行動をとる
船は巨大な質量を持ち、急に止まれないうえに急に曲がれない。これは現実でも、本ゲーム内でも同様である。敵の動きを見てからの行動では遅い事もある。敵味方の配置から敵艦が次に何を仕掛けてきそうか、それに対抗するためにどんな行動を取るべきかを常に考えておこう。

 

隠蔽状態を大切に
特に駆逐艦、軽巡洋艦に言える事だが、隠蔽状態は大切である。HPがそこまで無いため、被発見状態で集中攻撃を受けるとすぐに撃沈されてしまうからだ。また、隠蔽状態で魚雷を発射した方が敵の回避が遅れやすい。射撃すると被発見距離が伸びるため、時には射撃せずに隠蔽状態を維持するという判断も大切。自艦の体力と相談して決めよう。

 

スキル、消耗品の使いどころを見極める。
スキルも消耗品も使用後のクールダウン時間が60~75秒近くある。使用する際には戦況を確認し、自艦の状態と相談して決めよう。特に「応急班」の使用タイミングは大切である。発火したからといって慌てて使用したところ、その後に再度の火災や浸水が発生し対応できないというのはよく見かける光景である。

格納

艦種にもよるが、敵航空機の攻撃等で火災が発生した場合は1火災で「応急班」を慌てて使用するのは避けたい。1火災によるダメージは1秒あたり0.5%のダメージとなるが、「修理班」の回復量は14.3%あるので28秒程度の火災であれば「修理班」1個で相殺可能である。これに対して、浸水は1秒あたり1.25%のダメージとなり、12秒程度の浸水でも「修理班」1個を上回るダメージを受けてしまう(浸水ダメージは火災の倍以上と覚えておきたい)。よって、浸水が発生した場合は「応急班」を速やかに使用したいが、火災の場合は1火災であれば様子を見て敵の攻撃が一段落するのを待つのも作戦である。なお「修理班」によるHPの回復は敵の攻撃によって中断されることは無いため、使用タイミングはさほど厳密では無い。

 

弾種を上手く使いこなそう
一部の例外を除き、多くの艦ではHE弾とAP弾を選択可能(HE弾しか使用できないティア1の艦艇や英国軽巡洋艦などを除く)であり、試合開始の段階では、艦ごとに異なる砲弾が装填されている。何も考えずに装填された弾種を撃ち続ければ良いというものではありません。HE弾は砲弾が爆発してダメージを与えるタイプで、あらゆる艦種に有効ですが貫通力や1発あたりの最大ダメージはAP弾に劣ります。AP弾は装甲を貫通してダメージを与えるタイプで、適切に扱えば大ダメージを狙えますが装甲が厚い艦には跳弾され易く、装甲が無さすぎる敵には過貫通といって穴を開けるだけとなってダメージが出せない場合があります。よって、最初は「良い具合に貫通を狙える、自分と同じ艦種にはAP弾を装填」「装甲が厚すぎたり、薄すぎたりして良い具合に貫通できない他艦種にはHE弾を装填」するのが良いでしょう。

格納

選択可能な砲弾の詳細についてはゲーム中の戦闘wikiより戦闘の項目が参考になるでしょう。しかし砲弾の貫通力は自分の砲の能力だけでなく、敵艦との距離や敵艦の姿勢によっても変化することがあり、ケースバイケースによって臨機応変に使い分ける必要があります。また、自分の砲ではどういった場合に貫通できて、どういった場合に貫通できないのかは実際に試合を通じて会得してもらう必要があります。

 

勝利条件を理解しよう
皆さんの主目標は勝利することである。勝利すれば試合で獲得したEXPやシルバーに勝利補正が入り、結果としてより多くを得る事ができる。このゲームでの「勝利条件」は、自チームのポイントが相手より先に1000ポイントになる、または制限時間内に相手より多くのポイントを重ねることである。ポイントは敵艦の撃破、および陣地の占領の維持(占領戦、制圧戦)で入手できる。よって、戦闘により味方艦が撃破されたり、敵に陣地を占領され維持された場合、敵にどんどんポイントが入り、ポイント差で負けてしまう。つまり、味方艦が撃破されないようにダメージコントロールしつつ敵を集中攻撃により撃破し、陣地を維持しつつ占領する必要があるのだが、これには味方との連携が必須である。

格納

連携ってどうすれば良いの?という艦長は、第1段階ではまずは各艦の役割を把握して、艦種ごとの役割を果たせるようになろう。
・駆逐艦:艦隊の眼となり、索敵や哨戒任務を担当する。敵戦艦への攻撃も請け負う。
・巡洋艦:艦隊の何でも屋であり、敵駆逐艦を始末したり味方の支援を行う。
・戦艦:艦隊の盾と矛となり、敵巡洋艦を始末したり敵戦艦と戦う。
これができるようになると、味方と艦隊を組んでチームで敵と戦うことができるようになる。そして、第2段階ではチーム戦においては味方の動きを良く観察することを覚えよう。味方が何を(索敵、攻撃、占領、防衛、退避等)したいのかを考えて、それをサポートしてみよう。索敵なら1隻よりも2隻の方がやり易いし、攻撃や占領も同様である。このように、同一のアクションを複数艦で行う事を一般に「縦の連携」と呼ぶ(単縦陣を組んで実行する事が多いため)。第3段階では味方の動きから技量を推測し、信頼できると判断したら任せてしまって別の仕事を請け負おう。味方が攻撃を行うのであれば自分は防衛を行うといった具合に、異なるアクションを複数艦で行う事を一般に「横の連携」や「役割分担」と呼ぶ。このほかにも、占領しながら攻撃といった具合に自分のアクションをしつつ他の味方を助ける「斜めの連携」や、戦闘中に味方艦と役割をチェンジする「スイッチ」(これは通常ボイスチャット等の意思疎通が必須である)等、連携技は多数あるので自分で色々調べてみよう。

 

ゲームモード(試合形式)を理解しよう
このゲームには「3つ」の試合形式がある。ここでは試合形式の概要を説明するのみに留めるが、それぞれの試合形式やマップの詳細については別項目を参照して欲しい。

・通常戦
マップに自陣と敵陣があり、自陣が占領されていない状態で敵陣を占領することで1000ポイントを獲得できる。しかし、基本的に両陣地間の距離が遠く自陣を守りつつ敵陣を奪うのはなかなか難しい。よって、基本的には戦力を分けて自陣を守りつつ、敵艦の撃破によるポイント優勢で勝つ試合となるが、展開によっては敵艦の壊滅により試合が終わることもある。
・制圧戦
マップに中立陣地が3つもしくは4つあるが、すべての陣地を占領してもそれだけでは勝利したことにはならない。占領の維持や敵艦の撃破によるポイントを重ねて勝つ試合となる。中立陣地が4つあるマップは珍しく、基本的には過半数以上の陣地を占領し続ければポイントで優位に立てるため、いかに過半数の陣地を占領し続けるかが勝敗を分ける。
・中央占領戦
マップ中央に大きめの中立陣地があるが、占領してもそれだけでは勝利したことにはならない。占領の維持や敵艦の撃破によるポイントを重ねて勝つ試合となる。基本的に最初に占領したまま、それを維持し続ければ勝てる試合であり、各艦艇(航空母艦以外)が陣地に入らないことは論外である。
 
 艦種ごとの立ち回り方(参考)

 

参考までに
wowsbの公式YouTubeチャンネルにて"school of ships"という動画を見てみるのも可。
音声は英語だが字幕を付ければ、何とか理解できるだろう。